W.A.モーツァルト(1756〜 1791)は、世界中の誰もが知るオーストリア生まれの天才作曲家。35年というその生涯の前半をザルツブルク、25歳からはウィーンに生活拠点を置き、膨大な数の名曲を次々と作曲しました。
今回はオーストリアにある"モーツァルトゆかりの地"をご紹介!ミステリアスな彼の生涯をたどりながら、見どころも詳しくお伝えします。
「モーツァルトの生家」は、モーツアルトが生まれ育った家。市街地のゲトライデ通りに、当時の姿のまま遺されています。
モーツァルトが出生した部屋や彼が愛用した楽器をはじめ、貴重な自筆譜の数々や家族とやり取りした手紙など、彼の息遣いを感じられる品々が数多く展示されています。併設のショップでは自筆譜のコピーも買うことができますよ。
※7・8月は最終入場が18時30分、それ以外の月は最終入場が17時と早い時間になっています。ご注意ください。
<基本情報>
住所:Getreidegasse 9, 5020 Salzburg
電話番号:+43-662-844313
アクセス:ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)からバス「ハヌーシュ広場(Hanuschplatz)」下車
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「モーツァルトの住居」は、モーツァルト一家が1773年から1787年まで住んでいた家。モーツァルト自身は1781年にウィーンへ活動拠点を移しています。
この家では主にモーツァルトの家族にスポットを当てた展示がされており、モーツァルト愛用のピアノや映像資料を見ることができます。ゆったりとモーツァルトの日常に触れられるスポットです。
<基本情報>
住所:Makartplatz 8, 5020 Salzburg
電話番号:+43-662-87422740
アクセス:ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)からバス「マカルト広場(Makartplatz)」下車
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「モーツァルト広場」は、ザルツァッハ川西岸の旧市街にある、モーツァルト像がシンボルの広場。映画『サウンド・オブ・ミュージック』にも登場した"モーツァルト小橋"も入り口にあります。
広場内には観光案内所があり、モーツァルトゆかりの場所へのアクセスにも便利。周辺にはカフェやレストランが軒を連ねていて、モーツァルト気分に浸りながら街歩きするのにぴったりのロケーションですよ。
<基本情報>
住所:Mozartpl., 5020 Salzburg
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「ザルツブルグ大聖堂」は、ザルツブルク旧市街のシンボルとして市民に愛されている大聖堂。モーツァルトが洗礼を受けたことで知られており、入口付近には彼が使った洗礼盤も遺されています。
モーツァルトは1779〜1781年にかけて、この大聖堂でオルガン奏者を務めていました。彼が音楽家として技術や知識を吸収し、作曲のインスピレーションも得た大聖堂を直に目にしてみませんか。
<基本情報>
住所:Domzplatz 1A, Salzburg 5020
電話番号:+43 662 80477950
アクセス:ザルツブルク中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)からバス「モーツアルト橋(Mozartsteg)」下車
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「シェーンブルン宮殿の鏡の間」は、1762年に6歳のモーツァルトが女帝マリア・テレジアの御前演奏に臨んだ場所。床で滑って転んだモーツァルトを当時7歳だったマリー・アントワネットが助け起こしたという可愛らしいエピソードがあります。
演奏の後、モーツァルトはマリア・テレジアの首に抱きつきキスをしたともいわれており、歴史的な人物たちが生き生きと音楽を楽しんだ平和な時代が偲ばれます。
<基本情報>
住所:Schonbrunner Schlos strabe 47, 1130 Wien
電話番号:+43-1-81113239
アクセス:地下鉄(U4) シェーンブルン(Schoenbrunn)駅から徒歩6分
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1781年、25歳のモーツァルトは父のそばを離れてウィーンに移り住み、本格的に音楽活動を開始します。
「ブルク庭園(王宮庭園)」のモーツァルト像はウィーンで最も有名な彫刻の一つ。台座には楽器や彼が作曲したオペラの一場面、家族と演奏する様子などの彫刻も掘られており、当時の様子を垣間見ることができます。
庭園の景色も色彩のコントラストが美しく、インスタ映えもバッチリの撮影スポットです。
<基本情報>
住所:Josefsplatz 1, 1010 Wien
電話番号:+43-1-5339083
アクセス:地下鉄Karlsplatz駅から徒歩約5分
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1782年、モーツァルトは父レオポルトの大反対を押し切ってコンスタンツェ・ウェーバー(1762-1842)と結婚します。
「モーツァルト・ハウス・ウィーン」は、彼がコンスタンツェとウィーンで実際に住んでいた家のひとつ。現在は一家の暮らしを再現した部屋などがあるミュージアムとして公開されています。
この家でモーツァルトは数多くの室内楽やピアノ協奏曲のほか、オペラの名作『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『魔笛』などを次々と精力的に作曲していきました。子供にも恵まれ充実した生活を送るモーツァルトの様子に思いを馳せてみませんか。
<基本情報>
住所:Mozarthaus, Domgasse 5, 1010
電話番号:+43-1-5121791
アクセス:地下鉄Stubentor駅から徒歩5分
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「シュテファン大聖堂」は、ウィーンの街のほぼ中心にあるゴシック建築の大聖堂。1782年の結婚式はこの教会で挙げられました。そして1791年に彼の葬儀が行われたのもこの教会です。
モーツアルトの遺骸はウィーン郊外の共同墓地に埋葬されましたが、埋葬地まで付き添った者はいないとされており、華やかな天才作曲家のミステリアスな最期が偲ばれる場所になっています。
<基本情報>
住所:Stephansplatz 3, 1010 Wien,
電話番号:+43 1 515523530
アクセス:地下鉄Stephansplatz駅から徒歩すぐ
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「カールス教会」は、ウィーン旧市街の南側にある大きな教会。見事なバロック建築のこの教会では夜の時間帯にコンサートが行われており、モーツァルトの『レクイエム』とヴィヴァルディの『四季』が日替わりで演奏されます。
教会に響くレクイエムは特別!演奏される日にぜひ訪れて、映画『アマデウス』終盤のシーンを彷彿とさせるオーケストラと合唱の本場の生演奏を直に聴いてみませんか。
<基本情報>
住所:Kreuzherrengasse 1,1040 Wien
電話:+43-1-504-61-87
アクセス:地下鉄Karlsplatz駅から徒歩約5分
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モーツァルトの足跡をたどれば、天才モーツァルトがきっともっと身近に感じられるはず!天才だけど苦労したエピソードも多い、人間味あふれる"モーツァルト"に出会いに、オーストリアへ旅に出てみませんか。
オーストリア観光では、公共交通機関の運賃や観光名所への入場料が含まれるザルツブルク・カードやウィーン・パスを購入すれば、お値打ちなだけでなくキャッシュレスで安心の街歩きができます。詳しくは公式サイトでご確認ください。
※2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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