輝く太陽と青空が印象的なオレンジと陶器の街「バレンシア」。マドリード、バルセロナに次ぐスペイン第3の都市です。世界遺産をはじめとした歴史的建造物群や、ヨーロッパ随一を誇る博物館・美術館を満喫することができます。 中央市場などでグルメを楽しむのも楽しいですよ。
今回は、LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材したバレンシアのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ヨーロッパ最大の生鮮食品の市場「中央市場」。中央口から入ると、その広大なスペースに約300ものお店が所狭しと軒を連ね、活気溢れる光景が圧巻です。市場内や正面口の階段下にはバルがいくつかあり、市場直結の新鮮で質のよい食材を使った料理を試せますよ。
オリーブオイル、香り高いパプリカやサフラン等のスパイスの品揃えも素晴らしく、お土産にも最適。帰国後も、旅の余韻を味わえますよ。
<基本情報>
住所:Placa de la Ciutat de Bruges, s/n, 46001 Valencia
電話番号:+34-963-82-91-00
アクセス:路線バス「Mercat Central - Llotja」下車すぐ
この写真の記事を見る ≫
生命・科学・技術・芸術活動普及のための複合施設「芸術科学都市」。斬新で近未来を思い浮かばせるデザインの建築物が、広大な土地に点在しています。代表的な施設として、プラネタリウムの“レミスフェリック”、オペラハウスの“ソフィア王妃芸術宮殿”、生物の骨格を思わせるデザインの“フェリペ王子科学博物館”などがあります。
施設の規模はヨーロッパ最大級。日中だけでなくライトアップされる夜景も美しく、どこか異次元の世界にいるかのよう。一見の価値ありです。
<基本情報>
住所:Av. del Professor L0pez Pinero, 7, 46013 Valencia
電話番号:+34-961-97-46-86
アクセス:Valencia Joaguin Sorolla 駅から徒歩40分
この写真の記事を見る ≫
「聖ニコライ教会」は、1981年に国の文化財に登録された文化的価値の高い建造物です。豪華なフレスコ画で彩られた天井から“バレンシアのシスティーナ礼拝堂”とも呼ばれています。
見どころは天井を飾るフレスコ画。3年もの年月をかけて修復が終わり、2016年から毎日公開されています。17世紀のバロック様式フレスコ画の美しさに、しばし時を忘れてしまうことでしょう。
<基本情報>
住所:Carrer dels Cavallers, 35, 46001 Valencia
電話番号:+34-963-91-33-17
アクセス:カヴァリエス通り沿い、野外博物館から徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
品のあるゴシック調の造りが印象的な「セラノスの塔」。ここは、かつての城壁の一部。そして、バレンシアの歴史の背景を刻む凱旋門として機能していた場所です。せっかくここまで来たら、塔に上ってみることをおすすめします。塔を登るとバレンシアの街並みを見渡すことができます。天気がいい日は遠くまで見晴せて、とても気持ちいいですよ。
<基本情報>
住所:Placa dels Furs, 46003 Valencia
電話番号:+34-963-91-90-70
アクセス:路線バス「Torres De Serrano」下車徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
キリストが最後の晩餐で用いたとされる聖杯伝説が残る「バレンシア大聖堂」。何世紀にもわたって建設が続いたため、初期ロマネスク様式、バレンシア・ゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式、新古典主義様式が混在しているのが特徴です。
聖杯伝説に関心のある方、歴史的建築に興味のある方、またヨーロッパの古い町並みが好きという方も楽しめます。
<基本情報>
住所:Placa de l’Almoina, s/n, 46003 Valencia, Valencia
電話番号:+34-963-91-81-27
アクセス:地下鉄ノルテ駅下車徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
「コロン市場」はバレンシア市のブティックが軒を連ねる商業的中心部にありながら、落ち着いた地区にあります。市場というよりは、花屋や、喫茶店などが入っているモールのようなところです。
美しい建物には壁がなく天井が高いため、開放感があります。そこでゆったりとお茶をするのは、最高に贅沢な一時となることでしょう。
<基本情報>
住所:Carrer de Jorge Juan, 19, 46004 Valencia
電話番号:+34-963-37-11-01
アクセス:路線バス「Sorni-Comte de Salvatierra」下車すぐ
この写真の記事を見る ≫
「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ」は、バレンシアが経済的に大きく発展した15世紀後半に建てられた“絹の商品取引所”です。1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。
正面入り口を入ってすぐの大広間は商取引が行われていた場所で、当時使用された机や道具など貴重な品々を見学できます。過去にはバレンシア市の経済的繁栄の象徴、そして現在は観光のハイライトとなっています。
<基本情報>
住所:Carrer de la Llotja, 2, 46001 Valencia, Valencia
電話番号:+34-962-08-41-53
アクセス:路線バス「Mercat Central - Llotja」下車徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
スペイン絵画の巨匠、ベラスケスやゴヤ、エル・グレコの作品が展示されている「バレンシア美術館」。ティツィアーノを始めとするイタリア人の作品も多く、まさに芸術家の芸術品の宝庫です。しかも入場料無料!時間をかけて、ゆっくり芸術鑑賞をお楽しみください。
<基本情報>
住所:Carrer de Sant Pius V, 9, 46010 Valencia
電話番号:+34-963-87—03—00
アクセス:路線バス「Sant Pius V - Alboraia」下車、サンピウス通り沿い
この写真の記事を見る ≫
椰子の木が並び、南国の雰囲気漂う「バレンシア市役所」。この建築物は、1900年代初頭のガウディをはじめとするモデルニスモ全盛期に建てられたものです。華麗なのは外見のみではありません。
建物の中もシャンデリアがきらめく華やかな世界が広がっています。また、バレンシア市のシンボルが描かれたステンドグラスも必見。見どころがたくさんの市役所へぜひ足を運んでください。
<基本情報>
住所:Pl. de l’Ajuntament, 146002 Valencia Valencia
電話番号:+34-963-52-54-78
アクセス:路線バス「Periodista Azzati - Convent de Sant Francesc」下車、市庁舎(プラサ・デ・アユンタミエント)通り沿い
この写真の記事を見る ≫
バレンシアの三大陶器である、パテルナ、マニエス、アルコラ焼きを展示する「国立陶器博物館」。ロココ様式が美しい“ドス・アグアス侯爵邸”の内部にあります。門をくぐると豪奢な馬車が訪問者を出迎えてくれます。
3階では19世紀のバレンシアの台所を再現しており、効果的な絵タイルの使い方が見事です。なんといってもロココ調の宮殿を歩くだけで優雅な気分に浸れます。
<基本情報>
住所:Carrer del Poeta Querol, 2, 46002 Valencia
電話番号:+34-963-51-63-92
アクセス:ノルテ駅から徒歩12分。カトリック教会となり。
この写真の記事を見る ≫
バレンシアのおすすめ観光スポット10選はいかがでしたでしょうか?大聖堂や教会などの歴史建造物や、芸術活動普及のための複合施設など、見どころいっぱい。美術館や博物館も多く、時間をかけてゆっくり作品を楽しめることでしょう。
今回紹介した2つの市場は、バレンシアの必須スポットといっても過言ではありません。世界的に有名なバレンシアオレンジやスペインの伝統料理パエリア、おいしいハムを存分に味わってください。輝く太陽と青空が印象的なオレンジと陶器の街「バレンシア」。あなたの目で見て、肌で感じて、舌で味わって、思う存分満喫してください。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/9更新)
- 広告 -