【2025年最新】イタリア・ローマでおすすめの観光地18選

【2025年最新】イタリア・ローマでおすすめの観光地18選

更新日:2025/01/20 14:27

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

イタリアの首都であり、遠い昔から人々の注目を集める“永遠の都”ローマ。様々な映画の舞台にもなっているため、それに憧れて観光を決める方も多いのではないでしょうか?

数あるローマの観光名所の中から、トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、イタリア・ローマのおすすめ観光スポットをご紹介します。

定番観光地【1】コロッセオ

定番観光地【1】コロッセオ
渡部 洋一

ローマ帝国のシンボル!コロッセオの大きさと歴史に圧倒される!by 渡部 洋一

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“永遠の都”ローマのシンボル、「コロッセオ(コロッセウム)」。あまりにも有名なこの円形闘技場は、約2000年前に作られ、1980年に堂々の世界遺産に登録されました。ローマだけにとどまらず、数多くの世界遺産を保有するイタリアでも指折りの観光名所です。

周囲527m、高さ48mにもおよぶ闘技場の収容人数は、東京ドームと同等の約5万人。かつて地下には、猛獣の檻や複雑な舞台装置、人力のエレベーターもあったと言われています。夜間の入場はできませんが、窓がライトアップされた姿は今にも歓声が聞こえてきそうな雰囲気。かつてこの場所で繰り広げられた剣闘士(グラディエーター)と猛獣との決闘と、人々の熱気が感じられるようです。

<基本情報>
住所:Roma, Piazza del Colosseo
電話番号:+39-06-2111-5843
アクセス:地下鉄B線コロッセオ(Colosseo)駅から徒歩1分
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定番観光地【2】スペイン広場

定番観光地【2】スペイン広場
ナカヤ アキ

イタリア・ローマで映画のヒロイン気分。「ローマの休日」の舞台を巡るホリデーby ナカヤ アキ

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オードリー・ヘップバーンの代表作として有名な映画『ローマの休日』で一躍有名になったのが、大階段のある「スペイン広場」。近くにスペイン大使館があったことから、この名がつきました。普段は記念撮影ができないほど観光客で埋め尽くされているこの階段。人が少ないベストショットを狙うなら、早朝がおすすめです。階段を元気よく駆け下りれば、女優気分が楽しめますよ。劇中のシーンを真似して階段でジェラートを食べたいところですが、飲食は禁止されているので要注意。

スペイン広場から真っすぐ伸びるストリートは“コンドッティ通り”と呼ばれ、有名ブランドのショップや高級ブティックがずらりと並ぶローマ随一の高級ショッピングエリアとなっています。

<基本情報>
住所:Piazza di Spagna
アクセス:地下鉄A線スパーニャ(Spagna)駅から徒歩すぐ この写真の記事を見る ≫

定番観光地【3】トレヴィの泉

定番観光地【3】トレヴィの泉
平川 いく世

ローマは1日でこれだけ回れる!初心者におすすめの1日王道モデルコースby 平川 いく世

ローマ市内中心地を歩いていると突如現れる、巨大な彫刻の噴水「トレヴィの泉(トレビの泉)」。バロック様式の最高傑作といわれ、ローマの建築家・ニコラ・サルヴィが1732年に着手、彼の死後はジュゼッペ・パンニーニが建築を引き継ぎ、1762年に完成させました。定期的に大規模な修復が行われ、真っ白で美しい大理石の姿を保っています。

泉に向かって、背中越しにコインを1枚投げれば、またローマを訪れることができるという有名な言い伝えがあります。コインは枚数によって意味が異なり、2枚投げれば大切な人と永遠に一緒にいれる一方で、3枚入れると別れるという言い伝えも。ローマ再訪を願って、背中越しにコインを投げ入れてみましょう!

<基本情報>
住所:Piazza di Trevi, 00187 Roma
電話番号:+39-06-0608
アクセス:バス停トリトーネ/フォンターナ・トレビから徒歩3分
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定番観光地【4】パンテオン神殿

定番観光地【4】パンテオン神殿

美しすぎる!内部も大迫力な「ローマ歴史地区」の建築物4選

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紀元前25年に建設され、築約2,000年を超える古代ローマ建築「パンテオン神殿」。一度は焼失したものの、ローマ帝国の全盛期を築いたハドリアヌス帝によって再建され、現在に至ります。その緻密な造りは、芸術家のミケランジェロも“天使の設計”と称賛したほど。“パンテオンを見ずしてローマを去る者は愚者なり”とも言われています。

正面から見ると角ばった建物に見えますが、実は建物そのものは円形。後ろに控える円形ドームの天井には丸く穴が開いており、ローマの青い空から太陽の光が降り注ぎます。そんな建物内部には大理石の祭壇や絵画、彫像が並び、ラファエロをはじめとする芸術家やイタリア王家ウンベルト1世とその妃のお墓もあります。

<基本情報>
住所:Piazza della Rotonda, 00186 Roma
電話番号:+39-06-6830-0230
営業時間:9:00〜19:00(最終入場は18:30)
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定番観光地【5】フォロ・ロマーノ

定番観光地【5】フォロ・ロマーノ

観光の満足感が100倍に!ローマの絶景が楽しめるスポット5選

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ローマで見逃せない観光スポットの一つに「フォロ ロマーノ」遺跡があります。フォロ・ロマーノは“コロッセオ”と“ヴェネツィア広場”の中間に位置し、古代ローマ時代には政治や経済、宗教の中心地でした。元老院や国家の財宝が収められていたサトゥルヌスの神殿の遺構などが残っています。パリの凱旋門のモデルとなったとも言われる“コンスタンティヌスの凱旋門”も必見。煉瓦や白大理石など異素材を組み合わせて作られており、レリーフから時代の移り変わりを見ることもできます。

遺跡に面した“ローマ市営カピトリーニ美術館”のテラスからは、目の前にフォロ・ロマーノを一望することもできますよ。遺跡全体を写真に収めたいときには、ぜひ足を運んでみてください。

<基本情報>
住所:Via dei Fori Imperiali
電話番号:+39-06-2111-5843
アクセス:地下鉄B線コロッセオ(Colosseo)駅から徒歩5分
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定番観光地【6】システィーナ礼拝堂(バチカン美術館)/バチカン市国

定番観光地【6】システィーナ礼拝堂(バチカン美術館)/バチカン市国

皆の憧れ!バチカン美術館を上手に見学する7つのマル秘テクニック

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ローマの中には、世界最小の国であるバチカン市国があります。他国とは言え、入国手続きやパスポートの提示は不要。5万平米の広大な敷地に約25もの美術館・博物館が集まる「バチカン美術館」には、ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなど有名芸術家の作品が所蔵されています。

その中でも最大の見どころは、ミケランジェロの『最後の審判』が飾られている「システィーナ礼拝堂」。レンガ造りの頑強な建築物で、内部をミケランジェロ、ボッティチェッリ、ペルジーノらルネサンス時代の偉大な画家達が装飾したことでも知られています。礼拝堂は天井、壁の4面が美しい500年前のフレスコ画で覆われており、これだけでも一見の価値があります。

<基本情報>
住所:Viale Vaticano, 00165 Rome
電話番号:+39-06-6988-3145
アクセス:地下鉄A線Cipro - Musei駅もしくはOttaviano駅下車
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定番観光地【7】ナヴォ―ナ広場

定番観光地【7】ナヴォ―ナ広場

ローマ観光で必見!パンテオン神殿とナヴォーナ広場の魅力

“パンテオン神殿”から徒歩2分の「ナヴォーナ広場」は、美しい建築に囲まれた広場。ローマ市民の憩いの場所で、広場では大道芸人や絵画を販売する人を中心に人々が集まります。クリスマスの時期には、ノスタルジックな回転木馬やツリーが彩るクリスマスマーケットも開催されます。

広場の角にある建物は直線ではなく、半円形に建築されています。というのも、広場はかつてドミティアヌス競技場として使われていたので、現代においてもローマ時代の地形をそのまま生かした建物群となっているのです。そのほかにも、広場には彫刻家のベルニーニが手がけた噴水“フォンタナ・デイ・クアトロ・フィウミ”が設置され、ダイナミックな表現に圧倒されます。

<基本情報>
住所:Piazza Navona, 00186 Roma RM
アクセス:パンテオンから徒歩2分
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定番観光地【8】真実の口

定番観光地【8】真実の口
ナカヤ アキ

イタリア・ローマで映画のヒロイン気分。「ローマの休日」の舞台を巡るホリデーby ナカヤ アキ

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ローマの観光名所の中でも有名なのが「真実の口」。“サンタ・マリア・イン・コスメディン教会”の入り口、観光客の列がなければ見逃してしまいそうなほどひっそりとした場所に設置されています。“邪心があると手が抜けなくなったり、手を噛み切られたりする”というジンクスがあるオブジェで、そのお約束のポーズで写真を撮るために、世界中からたくさんの観光客が訪れます。

混雑を避けるなら、教会の開館直後に行くのがベスト。すぐ近くのテヴェレ川を渡ると、庶民的な下町“トレステヴェレ”に入ります。せっかくなので少し足を延ばしてグルメを楽しんだり、地元の人が立ち寄るショップを覗いたり、ローカル気分を味わう一時もおすすめですよ!

<基本情報>
住所:Piazza della Bocca della Verita , 18
電話番号:+39-06-678-7759
営業時間:9:30〜17:50
アクセス:地下鉄B線Circo Massimo(チルコ・マッシモ)駅から徒歩10分
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定番観光地【9】サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国

定番観光地【9】サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国

圧巻の絶景!バチカン「サン・ピエトロ大聖堂」クーポラ頂上からの眺めは必見!

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世界遺産“バチカン市国”にある「サン ピエトロ大聖堂」は、言わずと知れたローマ・カトリックの総本山であり、世界最大級のキリスト教会建築です。4世紀にコンスタンティヌス帝により建立された後、ラファエロ、ミケランジェロなど名だたる面々により改築が繰り返され、17世紀初めにようやく完成しました。ミケランジェロ作の傑作『ピエタ像』などの世界的な芸術品であふれ、日々訪れる人が絶えません。

美しいローマの街並みを一望できるクーポラに登ってみるのもおすすめ。クーポラ内部には、美しいドームの天井や側面のフレスコ画を至近距離で見ることができる場所や大聖堂を見下ろすスポットが点在しており、頂上には、ローマ市内をぐるりと見渡す美しい眺めが広がっています。

<基本情報>
住所:Citta del Vaticano
電話番号:+39-06-6988-3712
開館時間:7:00〜19:00(冬季は〜18:00)
アクセス:
テルミニ駅からバス40番終点下車
地下鉄A線オッタヴィアーノ・サン・ピエトロ駅から徒歩10分
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定番観光地【10】サンタンジェロ城

定番観光地【10】サンタンジェロ城
ナカヤ アキ

イタリア・ローマで映画のヒロイン気分。「ローマの休日」の舞台を巡るホリデーby ナカヤ アキ

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139年にローマ帝国の皇帝ハドリアヌスの霊廟として建立された「サンタンジェロ城」。その後、ローマ法王の居城、バチカンを守る城塞、牢獄など時代ごとに用途が変わり、現在は博物館として利用されています。夏の夜にはクラシックのコンサートなどのイベントも開かれるので、食後の散歩の際に立ち寄るのもおすすめです。

城の前にある“サンタンジェロ橋”も人気の観光スポット。橋の上を舞う10体の天使像のうち、ベルニーニの作品である2体のオリジナルは現在、“スペイン広場”近くにある“サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会”で展示され、橋上にはレプリカが飾られています。地元ではデートスポットとしても人気があり、夜になると多くのカップルが愛を語り合っています。

<基本情報>
住所:Lungotevere Castello, 50 00193 Roma
電話番号:+39-06-681-9111
営業時間:9:00〜19:30(最終入場は18:30)
アクセス:地下鉄A線のLepanto(レバント駅)から徒歩15分
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定番観光地【11】テルミニ駅

定番観光地【11】テルミニ駅
麻田 ユウミ

駅ナカで便利!美味しいが詰まったローマテルミニ駅「メルカート・チェントラーレ・ロ…by 麻田 ユウミ

イタリア主要都市とを繋ぐ電車が乗り入れ、地下鉄やトラム、バスのターミナルが集まる「テルミニ駅」は、まさにローマの玄関口と言える中央駅。パリやウィーンへ向かう国際列車も発着しています。ナポリ、フィレンツェなどの近郊都市へは電車で約1時間半の距離。ローマを拠点に日帰り旅行が楽しめるのも嬉しいポイントです。

列車を待つ間は、駅構内の“メルカート・チェントラーレ・ローマ”に立ち寄り、美食を楽しんでみませんか?“中央市場”という名の通り、イタリアの名産品と、老舗や有名店が揃っています。時間がないときはあっという間にできあがるパスタや、パニーニのテイクアウトがおすすめ。落ち着いて食事を楽しみたいときに適したレストランやバールもあります。

<メルカート・チェントラーレ・ローマの基本情報>
住所:Via Giovanni Giolitti, 36 00185 Roma
電話番号:+39-06-4620-2900
営業時間:8:00〜24:00
アクセス:テルミニ駅構内
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穴場観光地【1】トラステヴェレ地区

穴場観光地【1】トラステヴェレ地区
Etsuko Ciao

ローマ・トラステヴェレで三代続く、愛されビスコッティ「インノチェンティ」by Etsuko Ciao

“コロッセオ”や“フォロ・ロマーノ”などの観光名所から少し離れた「トラステヴェレ地区」は、地元の人々に出会えるローマの下町エリア。共和制時代のローマ遺跡がある“トッレ・アルジェンティーナ広場”から徒歩10分です。広場からテヴェレ川を渡ると、そこが「トラステヴェレ地区」。ちなみに、“トラステヴェレ”とは“テヴェレの向こうに”という意味。まさに川を渡った向こうにあるのです。

石畳の下町情緒あふれる町並みには、イタリアの伝統菓子ビスコッティの老舗店やオステリア、ピッツェリアが連なり、食事をする人々で賑わいます。日曜朝には、衣料や食器、絵画など何でも揃う“ポルタ・ポルテーゼ蚤の市”を覗いてみるのもお忘れなく!

<基本情報>
住所:Via Garibaldi, Roma
アクセス:PIAZZA SONNINO(ソンニーノ広場)バス停すぐそば この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【2】ボルゲーゼ美術館

穴場観光地【2】ボルゲーゼ美術館

ローマ「ボルゲーゼ美術館」には有名作品がずらり!森の中のかわいい美術館

“プライベートコレクションの女王”と呼ばれ、国内外に広くその名を轟かせている「ボルゲーゼ美術館」。広大な敷地を持つ、ボルゲーゼ公園の森の中に佇む美術館です。2時間ごとに入場者が総入れ替えとなる完全予約制なので、オンラインか電話で予約をしてから向かいましょう。

内部は傑作揃いで、美術品一つひとつのクオリティーが非常に高く、与えられた2時間の予約時間では足りなくなることも。ベルニーニの彫刻『プロセルピナの略奪』、カラヴァッジョの絵画『ゴリアテの頭を持つダヴィデ』など、見逃せない作品は事前にチェックして訪れてみてください。ボルゲーゼ公園内には動物園やシアターなどの文化施設が点在しており、小さな子連れの家族旅行でも楽しめます。

<基本情報>
住所:Piazzale Scipione Borghese, 5 Roma
電話番号:+39-06-841-3979
営業時間:9:00〜19:00(最終入場は17:45)
アクセス:地下鉄A線バルベリーニ駅から公園南側の入口のピンチャーナ門まで徒歩10分。または地下鉄A線フラミニオ駅前“神殿入口”から入場。
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穴場観光地【3】ポポロ広場

穴場観光地【3】ポポロ広場
藍色 しっぽ

観光からスイーツまで!ローマ「ポポロ広場」周辺4つのおすすめスポットby 藍色 しっぽ

ローマ北側の三つのメインストリートが集結する「ポポロ広場」。18〜19世紀に活躍したイタリアの建築家ヴァラディエの都市計画によって整えられ、噴水や石畳が設置されました。広場の中央で一際目を引くオベリスクは、なんと3000年以上も前にエジプトで作られ、紀元10年ごろローマに運ばれてきたもの。数世紀に渡って、ポポロ広場の変遷を見守ってきました。

16世紀にミケランジェロとベルニーニが表裏のファサードを新たに手掛けて建て替えた“ポポロ門”を背にして広場を眺めると、そっくりな形の“双子教会”が並んでいることに気がつきます。バロック様式を用いた外観と内観は少しずつ違いが見られるので、時間があればどちらにも足を運んでみるのがおすすめです。

<基本情報>
住所:Piazza del Popolo
アクセス:地下鉄A線フラミニオ(Flaminio)駅から徒歩3分
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穴場観光地【4】カンポ・デ・フィオーリ広場

穴場観光地【4】カンポ・デ・フィオーリ広場

ローマのおっかあ達の台所、楽しい青空市場カンポ・デ・フィオーリ!

ナヴォーナ広場やパンテオンから徒歩10分のところにある「カンポ デ フィオーリ広場」は、古い建物に囲まれた小さな広場です。月曜日から土曜日までの毎日午前中には、青空市場が出ます。お昼前は食材などを購入する近隣の住民などで賑わい、お店によっては早めに営業終了してしまうこともあるので、午前10〜11時頃までには到着しておくと安心。朝は6〜7時頃からお店が開き始めます。

市場には新鮮な野菜や果物、ハーブ、パスタソース、チーズ、オリーブオイル、スパイスなどの食料品、キッチン雑貨、花屋などの屋台がずらり。また、広場周辺の入り組んだ細い路地の間には鞄や靴、衣料品、ジュエリー店が所狭しと並んでおり、ショッピングが楽しめます。

<基本情報>
住所:Piazza Campo de’ Fiori, Roma
アクセス:ナヴォーナ広場から徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【5】ヴェネツィア広場

穴場観光地【5】ヴェネツィア広場
ナカヤ アキ

イタリア・ローマで映画のヒロイン気分。「ローマの休日」の舞台を巡るホリデーby ナカヤ アキ

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ローマの起源と言われる7つの丘のひとつ、カンピドリオの丘のふもとに位置するのが、「ヴェネツィア広場」。広場にはシンボルとなる白亜の“ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂”がそびえ立っています。記念堂は幅135m、高さが70mのネオ・クラシック様式で、16の円柱が弧を描くように緩い曲線に配置された列柱は圧巻の迫力です。エレベーターで屋上に上ると360度のローマ市のパノラマが望めます。

市内交通の中心地で、近くには“フォロ・ロマーノ”や“コロッセオ”などローマで一番歴史ある風景が広がっている場所でもあります。イタリア製スクーター・ベスパをレンタルすれば、映画『ローマの休日』の主人公になりきって観光もできますよ。

<基本情報>
住所:Piazza Venezia Roma
アクセス:フォロ・ロマーノから徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【6】サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

穴場観光地【6】サンタ・マリア・デル・ポポロ教会
藍色 しっぽ

所蔵のカラヴァッジョ作品がすごい!ローマの教会3選by 藍色 しっぽ

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11世紀末、当時のローマ法王によって建てられた「サンタ マリア デル ポポロ教会」。美術史の各時代のそうそうたる巨匠たちの作品が所蔵されていることで知られており、ひとたび中に入ると、壁や天井の至る所に美しい美術品の数々を見ることができます。

中でも見どころなのは、主祭壇左隣にあるチェラージ礼拝堂のバロック期の画家カラヴァッジョの『聖ペテロの磔刑』を含む三枚の壁画。カラヴァッジョと双璧をなしていた画家アンニバレ・カラッチの『聖母被昇天』も見逃せません。ベルニーニが完成させたラファエロ設計のキージ礼拝堂では、美しいモザイクと彫刻が鑑賞できます。街の中にある教会で、これだけの名画が手軽に見られるのも、イタリアならではですね。

<基本情報>
住所:Piazza del Popolo 12, Roma
電話番号:+39-06-4567-5909
アクセス:地下鉄A線フラミニオ(Flaminio)駅から徒歩3分
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穴場観光地【7】サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会

穴場観光地【7】サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会
藍色 しっぽ

まるで小さな美術館!伊・ローマ「サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会」の魅力by 藍色 しっぽ

「サンタ マリア ソプラ ミネルヴァ教会」も、小規模ながら“小さな美術館”と呼ばれる穴場スポット。教会はローマで唯一のゴシック様式であり、ラテン十字架形の内部はロイヤルブルーの高い天井、身廊の先の尖ったアーチが特徴的です。

教会内に入ってまず注目したいのが、カラファの礼拝堂にあるフィリッピーノ・リッピの作品群。『トマス・アクィナスの勝利』と『受胎告知』はどちらもリッピの傑作と呼ばれており、現在でも失われていない美しい色彩が印象的です。間近から鑑賞できるミケランジェロの『あがないの主・イエスキリスト』や、ベルニーニによって建てられた教会外のオベリスク『ミネルヴァのひよこ』などの彫刻も見逃せません。

<基本情報>
住所:Piazza della Minerva 42
アクセス:パンテオンから徒歩3分
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イタリア・ローマ観光におすすめのモデルコースはこちら

イタリア・ローマ観光におすすめのモデルコースはこちら
平川 いく世

ローマは1日でこれだけ回れる!初心者におすすめの1日王道モデルコースby 平川 いく世

イタリア・ローマは観光スポットが密集しており、レンタカーが無くても徒歩や公共交通機関を使って効率的に巡ることができます。屋外にも美しい建築物や遺跡が残っていますが、雨の日には教会や美術館が楽しめるのも魅力です。治安は比較的良いものの、人が多い場所ではスリやひったくりに備え、荷物には常に注意を払っておくのがベター。今回は2日間でローマを楽しむモデルコースをご紹介します。近郊都市への日帰り旅行やローマ歌劇場でのオペラ鑑賞など、体験してみたいことに合わせて日数は調整してみてください。

【ローマ・モデルコース一例】
<1日目>
ローマと言えば外せない、古代ローマの遺跡群「コロッセオ」「フォロ・ロマーノ」から観光をスタート。「フォロ・ロマーノ」から徒歩10分の「ヴェネツィア広場」では、“ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂”を鑑賞します。昼食は広場周辺のレストランでパスタやピッツァを。午後は「真実の口」で写真を撮り、「パンテオン神殿」へ。「ナヴォーナ広場」で建築物を眺めたら、バスで10分の「トラステヴェレ地区」に向かいます。地元の人々に人気のレストランで、ローマの伝統料理に舌鼓を打ちましょう。

<2日目>
「カンポ・デ・フィオーリ広場」で朝市の熱気を感じてみましょう。午前中の比較的空いている時間に「トレビの泉」でコインを投げて願掛けを。「ポポロ広場」と「サンタ・マリア・デル・ポポロ教会」も徒歩圏内です。午後はバチカン市国へ。「バチカン美術館」と「サン・ピエトロ大聖堂」で、有名な美術作品の数々を鑑賞します。天使が舞う橋がロマンチックな「サンタンジェロ城」は、夕暮れときに訪れるのと美しい景色が広がります。

最後に、初めてのローマ観光なら「ローマパス」を活用もおすすめ。48時間と72時間有効なチケットがあり、最初に訪れる1〜2箇所の観光地が無料に。さらに公共交通機関の無料利用券と予約サービス、アクティビティの割引などがパックに含まれています。旅の費用を抑えることができる一方で、18歳未満の子どもであれば無料の施設も多いので、ファミリー旅行の場合は購入前に訪れたい場所をチェックしたうえ検討が必要です。

くわしいモデルコースは、下のリンク先からぜひチェックしてくださいね! この写真の記事を見る ≫

ローマ観光はこれでキマリ!

ローマ観光の人気スポットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!

2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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