【2024年最新】フランス・リヨンでおすすめの観光地15選 | トラベルjp 旅行ガイド

【2024年最新】フランス・リヨンでおすすめの観光地15選

【2024年最新】フランス・リヨンでおすすめの観光地15選

更新日:2024/12/19 12:25

Akiko Nilsenのプロフィール写真 Akiko Nilsen 世界遺産検定2級

フランス第2の都市「リヨン」。古く美しい街並みが魅力の世界遺産にも登録されている都市です。ローマ帝国時代より2000年以上の歴史を持ち、観光スポットも多く存在します。美食の街と呼ばれ、街中には美味しい市場やレストランもたくさん。

そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、リヨンでおすすめの人気観光スポットをご紹介します。モデルコースもチェックしてくださいね!

定番観光地【1】フルヴィエール大聖堂(ノートルダム大聖堂)

定番観光地【1】フルヴィエール大聖堂(ノートルダム大聖堂)
Hiroko Oji

世界遺産リヨンの町並みを見下ろす「ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂…by Hiroko Oji

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リヨン観光でまず外せないのは、町を見下ろすリヨン最古の丘、フルヴィエールの丘の上に建つ「フルヴィエール大聖堂(ノートルダム大聖堂)」。白い外観には精緻な細工が施されていて、内部は青と金のきらびやかな装飾に圧倒されます。

夜にはライトアップされて、闇の中に美しい姿を浮かび上がらせています。ケーブルカーに乗って訪れるのもアトラクション感覚で面白いですね。聖堂には260段の階段を使って上れる塔があり、展望台からの眺めは抜群です。

<基本情報>
住所:8 Place De Fourviene, 69005, Lyon
電話番号:+33-4-7825-8619
アクセス:ケーブルカー「Fourviere」駅下車、徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【2】旧市街(ヴィユー・リヨン )

定番観光地【2】旧市街(ヴィユー・リヨン )
Hiroko Oji

フランス第2の都市「リヨン」は世界遺産!「美食の町」の見所by Hiroko Oji

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世界遺産に登録されているリヨンの「旧市街(ヴィユー・リヨン ) 」。歴史ある建物がそびえ立ち、石畳とオレンジ色の中世からある建物は散策にも最適なスポット。石畳の路地では、所狭しとテラス席が陣取るレストランが軒を並べています。庶民的なレストラン“ブション”という、リヨン地方独特のお店では、手ごろな価格でボリュームのある郷土料理が楽しめます。

また旧市街には、トラブールという抜け道があちこちに残っています。かつて織物工業が盛んだったころ、出来上がった商品を雨にぬらさず運ぶために工夫された屋根付きの薄暗い通路で、所によっては真っ暗な通路であったりもします。

<基本情報>
アクセス:地下鉄D線「Vieux-Lyon」駅から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【3】古代ローマ劇場

定番観光地【3】古代ローマ劇場
松田 朝子

グルメとロマンの街歩き!フランス・リヨンを観光しようby 松田 朝子

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フルヴィエール大聖堂から歩いて5分の距離にあるのが「古代ローマ劇場」です。大小2つの古代ローマ劇場は紀元前1世紀に建てられたもの。1万人もの観客が収容できる規模で、現在でも野外劇場として使われています。

夏になると“フルヴィエールの夜”と呼ばれるイベントが開催され、毎晩コンサートやダンスなどのイベントが催されています。

<基本情報>
住所:6 Rue De L’Antiquaille, Colline De Forvieres, 69005 Lyon
電話番号:+33-4-72-38-49-30
アクセス:ケーブルカー「Fourviere」駅下車、徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【4】サン・ジャン大聖堂

定番観光地【4】サン・ジャン大聖堂
松田 朝子

グルメとロマンの街歩き!フランス・リヨンを観光しようby 松田 朝子

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世界遺産に登録されているリヨン旧市街の中にある「サン・ジャン大聖堂」。この大聖堂は12世紀から約300年という時間をかけてつくられました。欧州最大級の天文時計や、美しいバラ窓、豪華な祭壇や宗教画は必見です。

天文時計は12時、14時、15時、16時になると仕掛けが飛び出しますので、ぜひ時間を合わせて訪れてみてください。

<基本情報>
住所:70 rue Saint Jean, 69005, Lyon
電話:+33-6-60-83-53-97
アクセス:地下鉄・ケーブルカー「Vieux Lyon」駅より徒歩約2分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【5】ベルクール広場

定番観光地【5】ベルクール広場
Hiroko Oji

フランス第2の都市「リヨン」は世界遺産!「美食の町」の見所by Hiroko Oji

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町の中心地は、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた新市街北側に広がる「ベルクール広場」。東西300m、南北200mの長方形をした、ヨーロッパでもっとも大きな広場のひとつです。この広場から見上げるフルヴィエールの丘の眺めが大変素晴らしく、丘の上のノートルダム・ド・フルヴィエールバジリカ聖堂の姿が美しいばかり。

広場は、1715年以来マロニエの並木と道路で縁取られており、中央にはルイ14世の騎馬像が立っています。広場の南西端には『星の王子さま』の像も設置されています。

<基本情報>
住所:Place Bellecour, 69002 Lyon
アクセス:地下鉄A・D線「Bellecour」駅から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【6】リヨン美術館

定番観光地【6】リヨン美術館
麻田 ユウミ

「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ

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なんとリヨンにはヨーロッパ最大の規模を誇る美術館があります。それが「リヨン美術館」。元は修道院として使われていた建物や、ロダンの彫刻が置かれた中庭は、ゆとりがあって時間がゆっくりと流れているように感じられます。

展示物は古代エジプト・ギリシャから現代美術までと幅広く、じっくりと時間をかけて訪れたい美術館です。

<基本情報>
住所:20 place des Terreaux 69001, Lyon
電話番号:+33-4-7210-1740
アクセス:地下鉄A・C線「Hotel de Ville」駅から徒歩約2分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【7】ポール・ボキューズ市場

定番観光地【7】ポール・ボキューズ市場
麻田 ユウミ

無料でココまで楽しめる!フランス・リヨン満喫スポット5選by 麻田 ユウミ

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食の都リヨンにある1番大きな市場は、長距離列車も発着するリヨン・パール・デュー駅から徒歩10分程の場所にある「ポール・ボキューズ市場」。この市場の歴史は1859年からと長く、またフランス料理界の巨匠、故ポール・ボキューズ氏に敬意を表し、現在の名称になりました。

市場の中は、高級デパ地下のような優雅な造り。お肉やお魚、野菜等の生鮮食品から、パンやデザート、チーズやワイン等のたくさんのショップが入っています。中にバーやレストランもあるので食事をすることも可能です。リヨン名物のプラリネを使ったパンもチェックしてみてくださいね。

<基本情報>
住所:102 cours Lafayette Part-Dieu, 69003, Lyon
電話番号:+33-4-7860-3282
アクセス:地下鉄B線「Part-Dieu」駅から徒歩10分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【8】クロワルースの丘

定番観光地【8】クロワルースの丘
麻田 ユウミ

無料でココまで楽しめる!フランス・リヨン満喫スポット5選by 麻田 ユウミ

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かつて群馬県の富岡製糸場にも技術提供をしたリヨンは、絹織物産業で発展した街です。そんな絹織物の職人たちが多く住んでいたのが「クロワルースの丘」。いくつか展望台を持つこの丘からはリヨンの街が一望できます。

また、丘には“Les murs des Canuts”と呼ばれるだまし絵が。あまりにも本物のように見えるため、注意して見ないと、つい見過ごしてしまいそうです。

<基本情報(Les murs des Canuts)>
住所:36 Boulevard des Canuts, 69004 Lyon
電話:+33-4-78-50-44-57
アクセス:地下鉄・ケーブルカー「Vieux Lyon」駅より徒歩約2分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【9】テロー広場

定番観光地【9】テロー広場
いまづる めぐ

海外のプロジェクションマッピングに圧倒!年に一度のフランス「リヨンの光の祭典」by いまづる めぐ

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市庁舎とリヨン美術館に面している「テロー広場」。18世紀にはギロチンによる公開処刑が行われていた歴史があります。

リヨンでは毎年12月になると“フェット デ ルミエール”と呼ばれる光の祭典が行われますが、テロー広場もその会場の一つ。最も多くの人が集まり、だれもが楽しみにしている場所でもあります。広場の建物に映し出されるマッピングは、一番迫力があり、そしてだれもが思わず立ち止まってしまいます。

<基本情報>
住所:Pl. des Terreaux, 69001 Lyon
アクセス:地下鉄A・C線「Hotel de Ville - Louis Pradel」駅から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

定番観光地【10】ソーヌ川クルーズ

定番観光地【10】ソーヌ川クルーズ
麻田 ユウミ

「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ

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リヨン旅のハイライトといえば「ソーヌ川クルーズ」。クルーズ船は2階建の船でソーヌ川沿いの美しいリヨンの街並みを見ながら、ゆったりと川の散歩が楽しめます。時間は約1時間で、フランス語と英語のアナウンスがあります。

船からはリヨンの歴史的街並みから、斬新なデザインの建物が立ち並ぶエリア、緑いっぱいの自然を感じることができる場所など、様々なリヨンを見ることができます。旅の一番の思い出になることは間違いなし! この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【1】ガロ・ロマン文明博物館

穴場観光地【1】ガロ・ロマン文明博物館
麻田 ユウミ

「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ

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古代ローマ劇場のそばにある「ガロ・ロマン博物館」は、古代ローマの時代から6世紀頃にかけての展示物がテーマごとにわかりやすく配置されています。特に、精巧に作られた帝政ローマ時代のミニチュア模型は必見です。

展示物を見ていくうちに古代ローマの世界へと引き込まれていきますので時間に余裕を持って訪れましょう。

<基本情報>
住所:17 Rue Cleberg, 69005, Lyon
電話番号:+33-4-7238-4930
アクセス:ケーブルカー「Fourviere」駅下車、徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【2】ギニョール博物館

穴場観光地【2】ギニョール博物館
麻田 ユウミ

「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ

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ギニョール(Guignol)と呼ばれる、リヨンで誕生した指で操る人形劇の博物館が「ギニョール博物館」です。1808年に作られたギニョールは元々、社会を風刺した大人向けの劇でしたが今ではヒーローものの内容になっており子供たちに人気です。

グッズもたくさん売っていますので、お土産にも最適です。

<基本情報>
住所:6 Rue Saint-Jean, 69005, Lyon
電話番号:+33-4-7837-0167
アクセス:地下鉄D線「Vieux-Lyon」駅から徒歩5分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【3】ベルナシオン

穴場観光地【3】ベルナシオン
麻田 ユウミ

フランス・リヨンでしか買えない!絶品チョコレート「ベルナシオン」by 麻田 ユウミ

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ショコラ界で一目置かれている、世界でただ1店舗しかないショコラトリー「ベルナシオン」がリヨンにあります。高級感のある店内はチョコレートの甘い匂いに満ちていて、幸せを感じられます。

その中でもぜひ食べてほしいのが”プレジダン”と呼ばれるケーキです。まるで花のように華やかな見た目のケーキは食べるのが惜しいほどです。お土産に最適な板チョコなども豊富にそろっています。

<基本情報>
住所:cours Franklin Roosevelt 69006, Lyon
電話番号:+33-4-7824-3798
アクセス:地下鉄A線「Foch」駅から徒歩約3分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【4】ミニチュア・シネマ博物館

穴場観光地【4】ミニチュア・シネマ博物館
麻田 ユウミ

「リヨン・シティカード」でお得に楽しむ!リヨン観光5選by 麻田 ユウミ

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歴史的な街並みが残るリヨンに映画?と思ってしまいますが、なんと現在の映画館のシステムを発明したのはリヨン出身のリュミエール兄弟なのです。その縁からここリヨンには「ミニチュア・シネマ博物館」が作られました。

この中には実際に映画で使われた品が展示されています。よく知られている映画『ハリーポッター』の杖などが展示されています。

<基本情報>
住所:60 rue Saint Jean, 69005, Lyon
電話番号:+33-4-72-00-24-77
アクセス:地下鉄D線「Vieux-Lyon」駅から徒歩約5分 この写真の記事を見る ≫

穴場観光地【5】水上バス「ヴァポレット」

穴場観光地【5】水上バス「ヴァポレット」

2ユーロで30分の素敵なクルーズ!リヨンの水上バス「ヴァポレット」

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ローヌとソーヌ2つの川が流れる“水の都”リヨン。世界遺産リヨン歴史地区の街並やソーヌ川とローヌ川の合流地点を約1時間かけて巡るクルーズは、定番として人気があります。しかし実は、その他にも魅力的な船があるのです。

ソーヌとローヌの合流地点にあるコンフリュアンス地区は、ユニークで近代的な建物が集まるリヨンの新たな観光スポットです。2012年に新しいショッピングモールがオープンすると同時にソーヌ川上流の有名スポット2箇所を結ぶ「水上バス」の運航がスタート。お値打ちな料金で水上からリヨンの街並みを楽しめてお得です。 この写真の記事を見る ≫

リヨン観光におすすめのモデルコースはこちら

リヨン観光におすすめのモデルコースはこちら
松田 朝子

グルメとロマンの街歩き!フランス・リヨンを観光しようby 松田 朝子

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フランス第二の都市、リヨンまではパリからTGVで約2時間。日本からの直行便はないため、パリとあわせて楽しむのが定番です。

【リヨン・モデルコース一例】
<1日目>
パリからTGVに乗りリヨンに到着。旧市街を散策、サン・ジャン大聖堂を見学したら、ケーブルカーに乗ってフルヴィエールの丘へ。リヨンの街を一望し、フルヴィエール大聖堂を観光。夜になったらベルクール広場のライトアップを楽しみ、リヨン名物のブジョンでディナーを。

<2日目>
2日目の朝はポール・ボキューズ市場の朝ご飯からスタートします。水上クルーズでリヨンの街並みを眺めたらリヨン美術館でアート作品を鑑賞。その後、パリに戻るというコースです。

ここでは2日間のコースをご紹介しました。美食の首都といわれるリヨン、たくさんのレストランがあるので食にこだわる旅というのもおすすめです。 この写真の記事を見る ≫

リヨン観光はこれでキマリ!

リヨンのおすすめ観光スポットをご紹介しました。ローマ帝国時代からの歴史ある遺跡や中世に栄え作られた旧市街や大聖堂。そして人形劇や映画といった娯楽の文化。それらの文化をわかりやすく展示した博物館がそろっており、観光しやすい街です。もちろんフランスと言えば外せない、グルメも堪能できます。ぜひ、時間を取って観光してくださいね。

コンパクトに見所がギュッと詰まったリヨンでの観光の必須アイテムと言えば「リヨン・シティカード」。このカードがあれば、リヨンでの公共機関や観光がほぼ網羅でき、お得にリヨンの滞在を楽しむことができます。

2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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