アブダビはアラブ首長国連邦(UAE)の首都で、政治と経済の中心地。1962年に石油が発見されてからは急発展を遂げ、高層ビル群や大型ショッピングセンターが林立。近代都市の中には、歴史あるモスクをはじめ、美術館やテーマパークなど観光スポットが点在しています。成田空港から直行便も運航しているので、訪れやすい中近東としても人気。
トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター木内つばめがアブダビのおすすめ観光スポットをご紹介します。
“世界一豪華で美しい”といわれているモスク「シェイク・ザイード・グランド・モスク」。2007年に竣工したモスクで、総工費はなんと約550億円!真っ白な大理石で出来ている外観は、昼間は太陽に照らされて眩しいほどの輝きを放ち、夜にはライトアップで幻想的な姿を見せてくれます。まさに本や映画で見たアラビアンナイトの世界と重なるでしょう。
神聖な場所なので、モスクへ入る際は正装であることがルール。もちろん、観光客も頭を覆う必要があります。手持ちのスカーフで頭を覆うか、なければアバヤ(イスラム教徒の女性が着用する、丈の長い黒色の上着)を借りることも可能です。アバヤを着ると、さらに雰囲気が出ますよ!
<基本情報>
住所:Sheikh Rashid Bin Saeed Street, 5th St, Abu Dhabi,
アクセス:アブダビ市内から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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アブダビの観光スポットのひとつになっている、5つ星ホテルの「エミレーツ パレス マンダリン オリエンタル」。総工費は30億ドルと言われており、世界で建設費の高い建物ランキングTOP10に入るほど。壮麗な外観はホテルというより、もはや宮殿のようです。吹き抜けの開放的なロビーは、ゴールドを基調にした豪華絢爛な美しさで来訪者を魅了します。
このホテルの名物といえば、金箔のカプチーノ。最高級の素材を使った香り高いカプチーノにキラキラ輝く金箔がたっぷりかかっており、贅沢なひとときを味わえます。
<基本情報>
住所:West Corniche Road United Arab Emirates
アクセス:アブダビ国際空港から車で30〜40分
公式サイト(外部リンク)
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「ルーブル・アブダビ」はルーブル美術館の別館。フランス国外初の別館となり、総工費6億ユーロをかけ、2017年11月ベイエリアにあるサディヤット島にオープンしました。
ルーブル・アブダビに展示されているのは、本国ルーブルの膨大な収蔵品から貸与されたものや、アブダビの財力で入手した自前のコレクションたち。クオリティーが高いにも関わらず、他の有名美術館ほど鑑賞客が多くはないので、ゆっくり鑑賞できるのが嬉しいところ。
展示コレクションの筆頭は、レオナルド・ダ・ヴィンチ『ミラノの貴婦人の肖像』。他にもゴッホやモネなど、日本人にも人気の厳選された逸品が展示されています。
<基本情報>
住所:Saadiyat Cultural District, Abu Dhabi,
アクセス:市バス94番 Louvre Abu Dhabi停留所下車
公式サイト(外部リンク)
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「アルアイン」はアラブ首長国連邦の東端にある都市。“アイン”とは、アラビア語で“泉”という意味があり、“アルアイン”というブランドウォーターがあるほど、水が豊富な場所として知られています。驚くことに、“グリーン ムバザラ”という自然の温泉が湧き上がっているスポットも。砂漠の中のオアシスという言葉が、相応しい土地です。
砂漠の民ベドウィンを知る手がかりとなる“アルアインの遺跡群”も有名。世界遺産にも登録されているものです。紀元前2000〜2500年頃の青銅器時代の居住跡なども見ることができます。
画像提供:(C)Abu Dhabi Tourism & Culture Authority
<基本情報>
住所:Al Ain, United Arab Emirates
アクセス:アブダビ中心街から車で2〜3時間
公式サイト(外部リンク)
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アブダビのヤス島に2010年にオープンした「フェラーリ・ワールド」。世界初のフェラーリブランドのテーマパークです。ご存知の通り、フェラーリはイタリアの老舗自動車メーカー。主にレーシングカーや高級スポーツカーを製造しており、世界中の富裕層に愛用されています。
約20万平方メートルの敷地内にあるのは、20以上のアトラクションの他、フェラーリ・グッズを購入できるショップやイタリアンレストランなど。世界最速のジェットコースター“フォルムラ・ロッソ”は、フェラーリF1マシンをモデルにし、4.9秒の間に時速240キロメートルを体感できる人気アトラクション。絶叫系が好きな方は、ぜひ挑戦してみて下さいね。
<基本情報>
住所:Yas Island - Yas Dr St - Abu Dhabi
アクセス:アブダビ国際空港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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アラブの広大な砂漠の中にポツンとあるのが、秘境リゾート「アラビアン ナイツ ヴィレッジ」。究極の非日常を気軽に楽しめる、小さくて極上のリゾートホテルです。部屋はすべてコテージタイプになっており、アラビアンな空間をプライベートに占有。ラクダでの散策、砂丘を滑り降りるサンドボードなどのアクティビティが用意されており、滞在中しながら自由に参加することができます。
ホテル選びはアブダビ旅行の要ともなりますが、賑やかな大型ホテルよりも落ち着いたステイをお望みの方には、ぴったりの場所でしょう。
<基本情報>
住所:Arabian Nights Village Rd - Abu Dhabi, United Arab Emirates
アクセス:アブダビ市内から車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
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2024年2月、“アブダビ国際空港”から名称を改めた「ザイード国際空港」。“中東で最も優れた空港”として受賞もしており、宇宙船の中のような近未来的な通路、斬新なデザインの待合室など、ここが空港であることを忘れてしまうような独特なデザインで目を楽しませてくれます。
デザイン性に優れているだけではなく、利便性も高く評価されています。待合室のチェアはフットレスト付きで、フリーWi-Fiも完備。提携クレジットカードかプライオリティパスを持っていれば無料で利用できるラウンジもあり、トランジットに利用した際にも、充実した時間を提供してくれます。
<基本情報>
住所:Abu Dhabi, United Arab Emirates
アクセス:アブダビ市内から車で15〜20分
公式サイト(外部リンク)
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アブダビの北側にある「コルニッシュ・ビーチ」は、約2kmに渡るアブダビのメインビーチ。白い砂浜とターコイズブルーの海が広がる、ペルシャ湾を満喫できるリゾートです。ビーチは3つのエリアに分かれており、子ども連れのファミリーにぴったりなビーチも。有意義なビーチタイムを過ごせるよう、シャワー、更衣室、カバナが設置されているほか、パラソルやサンラウンジャーのレンタル(有料)もあります。
海の向こうには高層ビルが立ち並び、誰もが思い描くようなアブダビの景色を目にすることができます。美しいサンセットも望めるので、ぜひお好みの時間に訪れてみてくださいね。
<基本情報>
住所:Abu Dhabi, United Arab Emirates
アクセス:アブダビ国際空港から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
「カスル・アル・ホスン」はアブダビ最古の建物で、アブダビ誕生の歴史を語るには欠かせない場所。建物内では暮らし、文化、思考のルーツを学ぶことができ、たいへん興味深い内容となっています。
1760年代に建設された建物で、主に珊瑚と石から出来ているのが特徴。当初は見張り台のような役割を担っていました。外壁に施された貝が太陽の光で反射するため、それが目印になったと言われています。後に大規模な改築が行われ、現在の姿へと変化しました。
見学は無料なので、展示物と建物をじっくり見に訪れてみましょう。
<基本情報>
住所:Rashid Bin Saeed Al Maktoum St(2nd St) Abu Dhabi
アクセス:アブダビ国際空港から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
アブダビはドバイ中心地から車で2時間ほどの距離。ドバイ旅行の日帰り観光ツアーとして訪れることもできます。アブダビを1日で回るなら、こんなプランはいかがでしょう?
【アブダビ・モデルコース一例】
<午前>
まずは「シェイク・ザイード・グランドモスク」を見学。アバヤを借りて、白亜の建物の中へ。壮麗な内装に終始見惚れる。移動して「ルーブル・アブダビ」で芸術鑑賞。パリのルーブル美術館とは違う雰囲気を楽しみながら、名画をゆっくり堪能する。昼食は マクブース(アラブ風炊き込みご飯)が食べられるレストランへ。
<午後>
腹ごなしに「コルニッシュ・ビーチ」を散策。海とビル群を背景に写真撮影を楽しむ。日差しで火照った体を少しクールダウンさせるために「エミレーツ パレス マンダリン オリエンタル」へ行ってみることに。ゴージャスな内装に大興奮!せっかくなので奮発して、金箔のカプチーノをオーダー。アブダビ旅行のいい思い出となる。最後に「アルアイン」へ。世界遺産ということもあって見応えたっぷり。その後、ドバイへ向かう。
タクシーであちこち移動するよりも自分の足で巡りたいなら、市内観光を中心にしたプランでもいいですね。また日程に余裕があるなら、砂漠の中に宿泊する体験をプラスしたいところ。ドバイの近代的な高層ホテルとは違う滞在を味わうことができますよ!
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潤沢なオイルマネーで建設された豪華絢爛な建物や、アラブの世界が堪能できるモスクやリゾート施設、世界最速のジェットコースターなど、アブダビにも魅力的な観光スポットがたくさんあります。ヨーロッパ旅行にエディバド航空を利用するなら、乗り換え地となるアブダビでストップオーバーするのもいいでしょう。ご紹介した観光スポットを参考に、素敵なプランを考えてみてくださいね!
(文:木内つばめ)
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