京都は建築物の高さ規制が厳しく高層ビルが少ないことや、周囲の山に展望に適したところが少ないことから、大阪や神戸に比べて有名な夜景スポットは少なめです。ですがそんな京都にも、地元民が愛する隠れた人気の夜景スポットがあります。
LINEトラベルjpナビゲーターが現地徹底取材した、京都のおすすめ夜景スポット5選をご紹介します。ナイトハイクで行けるところや、人気観光名所の夜の顔も!
将軍塚は青蓮院門跡の飛地境内で、東山山頂にあり、京都市内を見渡せる展望スポットとして知られています。
ここにある「青龍殿大舞台」は木造の大舞台で、京都市内はもちろん、天候によっては大阪のビルまで見えることもあります。夜間には京都市内の夜景を一望。ただしこちらの夜間拝観は春と秋の期間限定です。青龍殿より展望は狭くなりますが、少し南にある、東山山頂公園近くの市営展望台も人気の夜景スポットです。
<基本情報>
住所:京都市山科区厨子奥花鳥町28
電話番号:075-561-2345(青蓮院門跡)
アクセス:地下鉄蹴上駅よりタクシーにて約5分
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京都駅前にある「京都タワー」は、ろうそく型のタワーが遠くからでも見える京都のランドマーク。
高さは約131mあり、京都市内で一番高い建築物です。最上階の展望室は地上約100mの高さから360度の京都の夜景が楽しめ、京都市内ではとても貴重な夜景スポット。京都駅の目の前にあり非常にアクセスがいいので、気軽に立ち寄れるのも魅力の1つです。
<基本情報>
住所:京都市下京区烏丸通七条下る東塩小路町721-1
電話番号:075-361-3215
アクセス:JR京都駅より徒歩約2分
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京都の夏の風物詩として知られる五山の送り火。そのとき最初に“大“の文字が浮かび上がるのが、左京区の東山連峰にある「大文字山」です。
下から見上げる印象の強い大文字山ですが、護摩木を焚く火床周辺は開けていて、京都市街が一望できます。夜景マニアの間では大文字山からの夜景が一番と呼び声高く、京都の街が飛び込んでくるようなダイナミックかつ光量のある絶景を見せてくれます。標高466mで登りやすい山ではありますが、夜間ハイキングとなれば当然真っ暗。ヘッドライトなどを持参し、しっかりした靴や防寒装備で登ってくださいね。
<基本情報>
住所:京都市左京区
アクセス:銀閣寺正門を入らず、左に道なりに進むと登山口。登山口より徒歩20〜30分
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夏の京都を楽しもう!「叡山ケーブル」ナイター運行by 古都の U助
地図を見る京都市の北東に位置し、滋賀県との県境にある「比叡山」は、標高800mを越える山で、世界遺産の延暦寺があることでも知られています。
比叡山にはいくつかの夜景スポットがあり、比叡山ドライブウェイの夢見が丘や四明が嶽などは素晴らしい夜景を見ることができるドライブスポットとして有名です。また、叡山ケーブル比叡駅のすぐそばにあるパノラマ広場からも京都の街の夜景が楽しめます。ただし、叡山ケーブルのナイター運行は期間限定なので、公式サイトで運行予定をご確認ください。
<基本情報>
住所:京都市左京区
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祭りの夜は異世界に!?京都「伏見稲荷大社・宵宮祭」by 古都の U助
地図を見る最後にちょっと変わった、でも京都らしい夜景スポットを1つ。今や外国人が訪れたい日本の観光地ナンバー1として輝く「伏見稲荷大社」。その大きな魅力の1つが稲荷山へと延々続く朱色の鳥居です。
千本鳥居は昼間の姿も圧巻ですが、夜はガラッとその表情が変わります。鳥居はもともと人の世から神様のいる世界へと続く門とされ、夜の鳥居は柱の間からこの世ならざるものでも出てきそう! 千本鳥居は終日通ることはできますが、山の中ですし人も少ないです。女性の一人旅では夜遅い時間は避けるか、なるべく参拝者が多い時を狙うようにして下さい。
<基本情報>
住所:京都市伏見区深草薮之内町68番地
電話番号:075-641-7331
アクセス:JR奈良線稲荷駅からすぐ/京阪電車伏見稲荷駅から徒歩約5分
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高層ビルが少なく寺社の多い京都は、夜になっても電光はやや控えめ。ですが、盆地地形なので、山に囲まれた平地の部分に、光の湖のような夜景が広がります。気候によっては、遠く大阪のビルの灯りを見ることもできます。
昼間とはまた違った京都の顔を楽しんでくださいね。
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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