イタリア北東部に位置する「ヴェネツィア」。118の小島から成り、それぞれの水路が橋で結ばれています。運河を走るゴンドラの姿は、テレビなどで一度は目にしたことがあるはず。"水の都"とも称される美しい街並みは、世界遺産にも登録されています。
ここではトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター Nami Kitaがヴェネツィアのおすすめ観光スポットをご紹介します。
街の中心部を大きなS字を描いて蛇行するように流れる大運河「カナル・グランデ」。ゴンドラやヴァポレット(水上バス)が行き交う、いわばメインストリートのような存在です。世界で最も美しい運河とも呼ばれる場所。水上から眺める“リアルト橋”は、ヴェネツィアを代表する風景のひとつです。 この写真の記事を見る ≫
400以上もある橋の中で最も美しいとされる「リアルト橋」。全長は、カナル・グランデに架かる4つの橋の中でも最大規模の約48mを誇ります。木造の跳ね橋として造られたものを、16世紀に大理石にて改修。世界遺産“ヴェネツィアとその潟”の構成要素のひとつにもなっています。
<基本情報>
住所:Sestiere San Polo, 30125 Venezia
電話番号:+39-041-250-1801
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中世の趣が色濃く残る「サン・マルコ広場」は、"世界一美しい広場"とも称される場所。周囲には荘厳なサン・マルコ寺院や天高く聳える鐘楼、歴史を刻む時計塔などといった見所が点在しています。
広場をぐるりと囲む回廊は、大部分が大理石。かつては政治経済の中枢として機能していた場所ですが、現在では街を代表する観光名所になっています。
<基本情報>
住所:Piazza San Marco, 30100 Venezia VE
アクセス:水上バス1・2番乗り場 サンマルコ(San Marco Vallaresso)より徒歩5分
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冬だからこそ楽しめる!一味違う水の都「ヴェネツィア」4つの魅力by ナカヤ アキ
地図を見るサン・マルコ広場の東側に面して立つ荘厳な建物が、9世紀に建てられた「サン・マルコ寺院」。福音書記者の一人である聖マルコの遺体を祀るために作られた建物です。聖堂内を覆う黄金のモザイク画は一見の価値アリ!ビザンティン様式の精巧な装飾技術にも目を奪われます。
これまでに幾度かの改修を経ているこちらの建物。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス様式と様々な建築様式が取り入れられていることも注目したいポイントです。
<基本情報>
住所:Piazza San Marco, 328, 30100 Venezia
電話番号:+39-041-270-8311
公式サイト(外部リンク)
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サン・マルコ寺院に隣接する形で建つ「ドゥカーレ宮殿」もまた、ヴェネツィアを代表する観光スポットのひとつ。7世紀末期から1000年以上にわたって栄華を誇ったドージェ(総督)の館です。煌びやかな部屋の数々は、当時の繁栄ぶりを物語るもの。運河を隔てて対岸にある牢獄跡とは“ため息橋”で結ばれており、そちらも人気の観光スポットとして知られています。
<基本情報>
住所:P.za San Marco, 1, 30124 Venezia VE
電話番号:+39-041-270-8311
公式サイト(外部リンク)
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サン・マルコ広場と運河を隔てた向かい側にある小さな島「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会というルネサンス様式の美しい教会と、円錐型の尖塔(鐘楼)が目を引きます。鐘楼からは、対岸にあるサン・マルコ寺院やデュカーレ宮殿を一望。360°をアドリア海に囲まれているため、本島とはまた異なる趣が楽しめますよ。
<基本情報>
住所:San Giorgio Maggiore, Venezia 30133
アクセス:水上バス2番でサンタ・ルチア駅、ローマ広場から40分前後
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ヴェネツィアに行ったら外せないユニークな小島3選by Hiroko M
地図を見るヴェネツィアン・ガラス(ムラーノガラス)の生産地として有名な「ムラーノ島」。本島からは水上バスに乗り、わずか20分程でアクセスできます。13世紀から今日まで、ヴェネツィアン・ガラス生産の中心地として在り続ける場所。通りには多くのガラスショップが軒を連ね、ウィンドウショッピングが楽しめます。
<基本情報>
住所:Murano, 30141 Venezia, Italy
アクセス:水上バス3・4.1・4.2番 コロンナ Colonna下船すぐ
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ヴェネツィアに行ったら外せないユニークな小島3選by Hiroko M
地図を見るムラーノ島から水上バスでさらに北東に50分。「ブラーノ島」は、カラフルな家々の並ぶ美しい島です。漁を営む人が多いため、漁から戻る際に自分の家を見分けるために色付けされたのがその始まりです。レース編みと、ブラーノ・クッキーが名産品。バターとレモンの風味がマッチしたブラーノ・クッキーは、お土産にもおすすめです。
<基本情報>
住所:Burano, Venezia
アクセス:水上バス12番ブラーノ(Burano)下船
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サン・マルコ広場からすぐ、ドゥカーレ宮殿の手前にあるのが有名な「ため息橋」。かつてドゥカーレ宮殿において行われていた裁判で、有罪となった人はこの橋を渡って右側の牢獄に向かいました。牢獄には窓が無いため、外を見るのはこの橋からが最後。そこで多くの囚人はこの場所でため息をついたという歴史がその名の由来です。
<基本情報>
住所:Ponte dei Sospiri, Venezia
アクセス:サン・マルコ広場(Piazza San Marco)から徒歩1分
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サンマルコ広場にある「カフェ・フローリアン」は、世界最古ともいわれるカフェ。宮殿のような華麗なインテリアに囲まれて、優雅なひとときが楽しめます。一番のおすすめは、このお店が発祥といわれる、“カフェラテ”。観光の疲れをほっと癒してくれるスポットです。
<基本情報>
住所:Ponte dei Sospiri, Venezia
アクセス:サン・マルコ広場(Piazza San Marco)から徒歩1分
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「サン・クレメンテ島」は島全体がリゾートホテルという、ヴェネツィアの中では非常にユニークな場所。ホテル内ではヴェネツィア本島の喧騒から離れ、静かなひとときが過ごせます。
教会や修道院を活かした非日常な外観が特徴。スパやプール、おしゃれなレストランや庭園など設備も充実しています。
<基本情報>
住所:Isola di San Clemente
アクセス:サンマルコ広場からホテル専用シャトルボートで約10分
公式サイト(外部リンク)
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ヴェネツィア共和国発祥の地「トルッチェロ島」は、歴史好きや秘境好きにおすすめしたい小さな島。本島からは水上バスに乗り40分ほどでアクセスできます。島内の教会には当時を思わせるモザイク画も。ムラーノ島やブラーノ島と合わせて巡る、3島めぐりのツアーも催行されています。
<基本情報>
住所:Torcello Venezia
アクセス:フォンダメンテノーヴェ(Fondamentenove)から12番でブラーノ下船、その後9番に乗り換え
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独特な形状が印象的な「コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段」。15世紀に造られたらせん状の外階段で、“ボーヴォロ”とはベネチアの方言で“かたつむり”を意味します。ルネッサンス様式とゴシック様式が入り混じった造りで、その美しさは一見の価値アリ!階段を上って見るサンマルコの鐘楼も、また異なる趣がありますよ。
<基本情報>
住所:Campo Manin, 30124 Venezia
アクセス:ヴァポレット乗り場 1、2番Rialto下船
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憧れの水の都ベネチア!女子旅にオススメの1日観光コースby 松尾 みゆ吉
見どころいっぱいのヴェネツィアですが、3日もあれば街中心部の見どころは網羅できるはず。例えば2泊3日でこんな行程はいかがでしょうか?
【ヴェネツィア・モデルコース一例】
<1日目>
日中:ヴェネツィア到着後、荷物を預けてサンマルコ広場へ。
カフェフローリアンで休憩を挟みつつ、ゴンドラで市内観光。
<2日目>
午前〜午後:水上バスに乗ってムラーノ島・ブラーノ島へ。
夜:運河を見渡すレストランで、美味しいイタリアンに舌鼓を。
<3日目>
午前:街中でお土産ショッピング。
午後:帰路へ
短い日程でも、ヴェネツィアらしい風景や歴史に触れることができますよ。また、観光の際には船への乗り降りもあるため、動きやすくあたたかい服装がおすすめです。
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“水の都”と称される美しいヴェネツィアの街。ゴンドラの乗船体験やヴェネツィアならではのグルメもお楽しみです。世界三大カーニバルのひとつである“ヴェネツィアカーニバル”は、一生に一度はお目にかかりたい大イベント。ここでは、そんなヴェネツィアの魅力的な定番・穴場スポットをご紹介いたしました。
ぜひ参考に、美しい街をお楽しみくださいね!
2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp ナビゲーター Nami Kita)
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