26の環礁の中に1190の島が南北に連なり、“インド洋に浮かぶ真珠の首飾り”と呼ばれる人気リゾート地、モルディブ。約200の島に人が住んでいて、約90の島が1島1リゾートという奇跡の島々の集まりです。モルディブに行くなら、やっぱり泊まってみたいのは海の上に建つ水上コテージですね!
今回は誰もが憧れる水上コテージのあるリゾートを、元旅行会社スタッフでモルディブに訪れたことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめがご紹介します。
高級リゾートが集結したモルディブ。その中でも群を抜いてラグジュアリー感がある「ジョアリ モルディブ」は、ラア環礁に2018年誕生した全73室のリゾート。青い海に描かれた桟橋、桟橋を追うように続く白砂、そして美しく並ぶ水上ヴィラ…と、ため息がこぼれるような光景が待っています。
こちらはアートに浸れる高級リゾートとしても有名。地元のアーティストによる作品が展示されているほか、さまざまなアート体験も行われています。モルディブの自然美にインスパアされたものを、アートで表現して持ち帰ってみてはいかがでしょう?
真っ白な水上コテージが眩しい「エメラルド モルディブ リゾート & スパ 」は、ラア環礁の大型リゾート。水上ヴィラは全部で5種類あり、ジャグジー付き、プール付きなど特徴がさまざま。モルディブのリゾートでは珍しいカジュアルさもある内装です。
リゾート内には子供たちが思いっきり遊べるキッズクラブも完備。子供用プールや遊具、プレイルームがあり、島内の美しい景色の中でしっかり遊ぶことができます。こういうリゾートの存在と知ると、家族でモルディブに行きたくなっちゃいますね!
茅葺き屋根の水上コテージが印象的な「クダフシ リゾート & スパ」。機材を揃えたダイビングセンターが完備し、専門のインストラクターともにモルディブの海をよりディープに堪能することができます。体を動かしたあとにスパを訪れれば、アボカド、海藻、アロエベラなどの自然の恵みを使ったトリートメントで体を労ることができますよ。
首都マーレからラア環礁にあるリゾートまでは、水上飛行機で約45分。真っ青な海を見下ろしながらリゾートへ向かう時間も、モルディブならではの体験ですね。
同じくラア環礁にある「インターコンチネンタル モルディブ マアムナガウ リゾート」。全部で81室の客室を持ち、2階建てのファミリーヴィラから、美しいサンセットを堪能できる水上ヴィラまで幅広い間取りを揃えたホテルです。
子供向けの遊具付きプールや、波がほとんどないラグーンがあり、ファミリーでの休息にもぴったりな滞在先。託児サービスを利用して、水上スパで日々の疲れを一掃する…といった大人のご褒美タイムも叶えられるリゾートです。
可愛らしホテル名に心惹かれる「ユー&ミー モルディブ」。こちらもラア環礁にあるリゾートですが、宿泊できるのは大人限定。ハネムーンやカップルの滞在先として重宝するでしょう。ゲストルームは、天然木の家具をふんだんに取り入れた優しさ溢れる空間。テラスの滑り台からそのまま海へダイブできる水上コテージもあります。
壁と天井がガラス張りになっている水中レストランもこのホテルの名物。記念になるディナーをいただいてはいかがでしょう?
あらゆる年代のゲストに、そのネームバリューで安心感を与えてくれる「ヒルトン モルディブ アミンギリ リゾート & スパ」。空港からボートで約20分ほどの北マーレ環礁にあり、すぐにホテルライフが始められるところも魅力のリゾートです。
こちらのホテルで大変珍しい施設が、10代の若者向けの屋上ラウンジ“Re:Fuel”。食べ盛りの子供が喜ぶようなジャンクフードが揃う、夢のような場所です。2ベッドルームの水上コテージもあるので、年頃の子供との旅行には、間違いなく候補になるリゾートですね!
首都マーレから船で約30分、北マーレ環礁にある「ヴェラサル モルディブ」。空港からの送迎は、往復ともにホテル専用の高級クルーザーで案内してくれるので安心。船に乗った瞬間から、リゾートライフがスタートしてしまいます。
リゾートの桟橋で船を下りると、周りはラムネ色の海。海面からでも泳ぐ魚がくっきり見えるほどの透明度の高い海を間近に感じながら、極上のステイできますよ。
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北マーレ環礁にある「バロス モルディブ」は、空港からはスピードボートで約30分で到着できるリゾートホテル。1周10分程で歩けるくらいのコンパクトな島には、豊かな緑が植っており、モルディブらしい景色を味わいながら過ごすことができます。
このリゾートは、ハウスリーフ(リゾートホテル目の前にある浅瀬でサンゴ礁がある場所)の面白さが特に有名。シュノーケリング目的の方にも喜ばれる環境でしょう。
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「センタラ ラス フシ リゾート & スパ モルディブ」は、首都マーレからスピードボートで約20分というアクセスのよさと、北マーレ環礁では珍しいオールインクルーシブスタイルが話題を呼び、多くの観光客たちを惹きつけています。
大人のリゾートらしく、レストランやバーも充実。なかでも、水上ネットとラウンジ席がある“ヴィウ・バー”は、美しいサンセットが眺められるとあって大人気!
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青い海と白い砂浜に差し色を施すような「ハード ロック ホテル モルディブ」。モルディブの景観を壊すことなく、絶妙にロックテイストを交えたホテルです。ライブや演奏などが常時行われており、自然あふれる環境でもエンターテイメントもしっかり楽しめる場所。ジュークボックス付きの水上コテージに宿泊すれば、音楽と景色のマリアージュも味わうこともできます。
南の島でただのんびりするのは苦手…という方に、相性抜群のホテルではないでしょうか?
2019年、南マーレ環礁の中心部にオープンし話題となったヒルトン・グループの最高級リゾート「ウォルドルフ アストリア モルディブ イターフシ」。3つの島を繋いで1つのリゾートとしたため、その規模は圧巻。客室はすべて一棟独立のプライベートヴィラで、なんと1000平米を超える3ベッドルームの水上ヴィラもあります。
リゾート内には11軒ものレストラン、さらに子供には嬉しいウォーターパークもあり、島内だけで充実した旅行を実現することができます。
南マーレ環礁にある「コモ ココア アイランド」は、ターコイズブルーのラグーンに33棟の水上ヴィラを擁するリゾート。モルディブの漁船“ドーニ”模した部屋、ロフトタイプ、3ベッドルームなど、幅広い間取りの水上ヴィラが用意されています。いずれも海と空の青さが映えるような白い内装で心洗われるような空間です。
定番のシュノーケルやダイビングのほか、料理教室、ヨガやピラティスのレッスンなど、アクティビティメニューも豊富。スローペースの中でも、ほどよい刺激があるのは理想的ですね。
「コモ ココア アイランド」と同じホテルグループで、その約2倍の客室数を持つ「コモ マリフシ」。手付かずの自然が残るター環礁にあり、島の静けさを反映したようなリゾートです。日本人デザイナーの手により作り上げられた水上スイートや水上ヴィラは、白やベージュを基調とした心地よい空間。屋外シャワーを設けるなど、ゲストの動線もよく考えられているのが嬉しいですね。
ありがたいことに、リゾート内には日本料理レストランが。モルディブで獲れるシーフードをお寿司やお刺身でいただくことができますよ。
ユネスコ生物圏保護区に指定されたバア環礁にある「アナンタラ キハバー モルディブ ヴィラズ」。モルディブでも屈指のサンゴ礁の海に囲まれたエリアです。この環境をさらに楽しめるのが、館内の水中レストラン。魚たちに囲まれて食事を味わえるというユーモアたっぷりの体験ができます。
自慢の水上ヴィラは、約267平米もの広さを誇る贅沢な空間。底がガラス張りになっているという超スペシャルなバスタブで入浴できますよ!
首都マーレから水上飛行機で約25分、アリ環礁ハラヴェリ島にある「コンスタンス ハラヴェリ」。
モルディブでも屈指の長さを誇る850mの桟橋に並ぶのは、57棟の水上ヴィラ。全室にプールを備え、部屋から直接海に入ることもできます。またスタイリッシュなバスタブからも海を眺めることが可能。部屋の各所に抜かりなく魅力を敷き詰めたリゾートです。
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海と一体になるようなステイが叶うモルディブの水上コテージ。どのリゾートも魅力たっぷりで、どこに泊まればいいか悩ましいですね。水上コテージの雰囲気が好みに合うかも大事ですが、数日間を島内で過ごすことになるので、共有施設の充実度、レストランの数なども、ぜひ選ぶ基準に加えてみてくださいね。
(文:木内つばめ)
2024年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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