どの都市を訪れてもそれぞれ異なる風景に出会えるイタリアは、絶景にあふれる国です。
また、イタリアにある絶景の中には世界遺産に登録されたものも多く、美しいだけでなく古い歴史や自然にもめぐまれたスポットばかりです。現在、イタリア国内では50以上の世界遺産が登録されています。LINEトラベルjpナビゲーターが現地徹底取材した、息をのむようなイタリアの絶景を紹介します!
イタリア南部カンパニア州の「青の洞窟」は、まさにこの世の楽園。手漕ぎボートからせまい洞窟内へ入ると、神秘的な雰囲気に包まれます。約5分程の滞在時間で、格別な時間を過ごせることでしょう。
乗っている手漕ぎボートが揺れやすいため、写真撮影には手ブレ対策することをおすすめします。
<基本情報>
住所:Via Grotta Azzurra, 80071 Anacapri
電話番号:+39-081-837-5646
アクセス:マリーナグランデから小型ボートで洞窟前まで約40分
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1997年には世界遺産に登録された「アマルフィ海岸」では、どこをとっても絵になるような景色が広がります。透き通る紺碧の海に迫る断崖絶壁には、白い町並みがぎっしり張り付き、谷間の段々畑でレモンやオリーブが実る豊かな風景が!
散策やショッピングを楽しんだり、眺めのよいレストランやカフェで過ごしたりして、この美しい海岸線を目いっぱい満喫しましょう。
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ベネチア(ヴェネツィア)中心地から11km先にある「ブラーノ島」は、思わず写真を撮りたくなるようなカラフルな街並みが大人気。こんなにもカラフルなのは、もともと島の漁師達が漁業に出て、帰ってくる際に霧などの中でも迷うことなく自分の家に帰って来れるよう、目立つようにカラフルに家の色が塗られたことが理由です。
街並みのかわいらしさだけでなく、これまで多くのアーティストを輩出してきた島としても有名です。
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花の都フィレンツェの絶景スポットいえば「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」。街のシンボル的な存在です。大聖堂のクーポラの屋上は展望台になっていて、オレンジ色の屋根が美しい街並みが広がります。
展望台からの絶景だけでなく、クーポラの内側に描かれたフレスコ画も圧巻の美しさ。『最後の審判』をモチーフに、登場人物たちがぐるりと描かれています。
<基本情報>
住所:Piazza del Duomo, 50122 Firenze
電話番号:+39-055-2302885
アクセス:サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩10分
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日本の世界遺産・白川郷がある岐阜県白川村とも姉妹都市提携する「アルベロベッロのトゥルッリ」は、とんがり屋根のかわいい街並みが特徴。統治している家の数で税金が決まっていた15世紀、国の役人が徴収に訪れた際にすぐ解体できるような家を建てようとしたのが理由で、現在もこのようなユニークな家々が残っています。
夏や冬の夜には、幻想的なライトアップも行われます。トゥルッリをリノベーションしたホテルに泊まれば、テンションが上がるだけでなく帰りが夜遅くなっても安心です。
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イタリア北西部リグリア海岸に面した「チンクエ・テッレ」は、海岸にカラフルな家々がところ狭しと建ち並ぶ風光明媚な世界遺産です。名前には5つの土地という意味があり、リオマッジョーレ、マナローラ、コルニリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレの5つの小さな町のことを指します。いずれの町からも絶景が楽しめて、非日常な時間が過ごせますよ。 この写真の記事を見る ≫
「ポルトフィーノ」はミラノの南にある隠れ高級リゾート地。パステルカラーの家並みが地中海のきらめきに映えて、美しい景色が広がっています。ほかのイタリアの観光地に比べてまだ日本人観光客が少なく、穴場です。
小さな漁港を取り囲むようにパステルカラーのレストランやカフェ、ブティックなどが建ち並び、ヨーロッパのお洒落で、優雅な港町の雰囲気が溢れています。絶景を眺めながらゆったりとリゾートを楽しみたい人におすすめです。
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トスカーナ州南部「オルチャ渓谷」の絶景は、なだらかに連なる丘や立ち並ぶ糸杉、オリーブやブドウ畑が続く雄大な自然。渓谷はおもに5つの都市で構成されており、どの都市にも大自然が広がります。
絶景とともに渓谷で楽しめるのが、地元生産者のワイン。渓谷内のモンタルチーノという街では、イタリア屈指の高級赤ワインが有名です。1381年建造の巨大要塞の中に市立エノテカがあり、そこで購入やテイスティングを楽しめます。
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イタリア北部の世界遺産「ドロミーティ」には美しい山々や湖が点在しています。総面積はなんと9,000平方km!湖面に映り込む山脈や可愛らしい建物の絶景は、誰もが息をのむほど。
数々の湖の中でも、とくにアクセスしやすいのがブライエス湖。最寄りのドッビアーコ駅へは、イタリアからもオーストリアからも電車でアクセスできます。湖は透明度が大変高く、周囲を岩山で囲まれているので秘境感満点!
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「チヴィタ・ディ・バニョレージョ」はまるで現代から取り残されたような断崖絶壁の上にある、中世の街並みを色濃く残す街。まさに天空の都市そのものです。その歴史は今から2500年前とも3000年前とも言われ、ローマ帝国よりも古い歴史があります。
街へ行く方法は1本の橋を渡るのみ。アクセスはオルヴィエートの駅からバスが便利です。まるでタイムスリップしたような非日常な絶景に出会えます。
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今回紹介したのは、ミラノやローマなどの大都市から少し離れたところにある絶景がほとんど。電車やバスを乗り継ぎ、苦労して目にした絶景は格別です。もし個人でのアクセスが難しければ現地ツアーに参加したり、車をチャーターしたりするのも賢い方法です。
心に残るようなイタリアの絶景を、探しにいきましょう!
2019年11月現在の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
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