日本から直行便で約2時間半と、気軽に行けるヨーロッパとして人気が高まっているロシアのウラジオストク。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここではウラジオストク旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期、気になる治安情報などを解説していきます。ウラジオストクでぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットやホテルもご紹介!
写真:トラベルjp 編集部
■ウラジオストクの魅力や見どころ
ウラジオストクの魅力は、日本から近いにもかかわらず、ヨーロッパの雰囲気が感じられる街並み。メインストリートである「アドミラーラ・フォーキナ通り」はレトロな建物のレストランやカフェ、ショップが並ぶので風景はヨーロッパそのもの。半島に突き出たウラジオストクの港を一望できるスポットとして人気の「鷹の巣展望台」も。
そして、2泊3日でヨーロッパ旅行が楽しめるということで、大手航空会社の路線も多いというのも嬉しいですよね。
■ウラジオストクのベストシーズン
ウラジオストクの気候は日本とよく似ていて、降水量は夏が最も多く、冬は乾燥しています。ただ平均気温は冬になるとかなり下がり、冬の平均最低気温はマイナス15度。夏の平均気温は23度と北海道と同じような気候なので、大変過ごしやすいです。
そんなウラジオストクのベストシーズンは夏。6〜8月は30度を超える日はありますが、日が長く、観光するには適したシーズンです。天気が良ければ海水浴も楽しめますよ!
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■ウラジオストク旅行の相場
ウラジオストクを訪れるツアーは航空券とホテルがセットになったものが多く、訪れる時期によって大きく変わってきます。例えば、成田発の3日間プランなら各旅行会社で約45,800円〜165,000円。
※2019年12月現在
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は繁忙期と呼ばれ、一年を通じて全体的に料金が上がります。旅行時期を選べる人は、予算面から出発日を決めてもいいですね!
【3日間】ウラジオストクをサクッと満喫するコース
日本発の便は午後発となるので、1日目はほぼ移動日。2日目の午前は中心部にあるレトロな街並みを巡りましょう。午後は鷹の巣展望台で絶景を眺めたら、自然溢れるルースキー島でロシア最大級の水族館を見学。3日目の午前にアドミラーラ・フォーキナ通りでお土産を購入したら、午後の便で日本へ帰国します。
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【4日間】ハバロフスク&ウラジオストクの2都市を観光!
こちらはハバロフスク発のシベリア鉄道の旅がセットになったプラン。日本発の便は午後発となるので、1日目はハバロフスクで一泊、2日目はアムール川を眺めつつ、ロシア正教会のスパソ・プレオブラジェンスキー教会を見学。午後は博物館や美術館を巡りましょう。そして、この旅のハイライトであるオケアン号の夜行便に乗ってウラジオストクへ。3日目はウラジオストク市内を見学したら、4日目の午後に帰国。
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■航空券+宿泊施設がセットになったフリープランがお得
なるべく旅費を抑えたい方におすすめなのが、旅行会社が販売する往復の交通手段と宿泊がセットになったフリープラン(パッケージツアー)。ただし、旅費は抑えられますが、食事代が別だったり、添乗員も同行しないというツアーもあるので、現地で多少の英語力は必要。
■ローシーズンを狙うのも手
例えば、年末年始やゴールデンウィークなどは航空券の価格が高くなり、ツアーの料金はアップしますが、1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9〜11月などはツアー料金が下がったりします。この時期を狙ってツアーを探すとお得になる可能性がありますよ!
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地図を見る■ウラジオストク駅
駅舎ではありますが、ウラジオストクで最も人気のある見どころが「ウラジオストク駅」。シベリア鉄道の始発駅として1893年に開業した駅で、クラシカルな外観は駅とは思えないほど!駅舎に入ると天井画が描かれているおり、レトロな雰囲気たっぷりです。
市内を巡るツアーではウラジオストク駅が含まれていることが多いので、効率良く巡るならツアーに参加するのがおすすめ!
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■噴水通り(アドミラーラ・フォーキナ通り)
ウラジオストク市内のメインストリートといえば「アドミラーラ・フォーキナ通り」。歩行者天国になっていて、通りの中央に噴水が多くあることから「噴水通り」と呼ばれています。通りにはレトロでカラフルな建物が並び、おしゃれなカフェやショップがいっぱい!
市内で最も賑やかな通りなので、ツアーの帰りにここに降ろしてもらってお土産を買ったり、ディナーを楽しむのもいいですね!
■シビルスコエ・ポドヴォリエ
おしゃれなホテルに泊まりたい!という人におすすめ。便利な立地にあるで初めてのウラジオストク観光にもぴったり。5階建のビルタイプの建物、広場を挟んだ隣りにはペールグリーンの3階建てのかわいい洋館、広場の奥にはオレンジ色の洋館があり、これら複数の建物がひとつのホテルになっているんです。
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■グム百貨店裏通り
ウラジオストクで最も大きな百貨店である「グム百貨店」。その裏側にはレンガ造りの倉庫が並んでいたのですが、最近はそれらを改装してレストランやカフェ、バーが多く並ぶおしゃれな通りとして若者が多く集まるエリアになりました。インスタ映えスポットとしても人気!
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■潜水艦C-56博物館
海に面した広場にある巨大な潜水艦が置かれていますが、これは実際に使用されていた潜水艦をそのまま博物館にしたもの。1930〜40年代にウラジオストクの工場で製造され、第2次世界大戦時に大活躍しました。
ベッドルームなど船員の生活が覗くことができて、ミリタリーマニアでなくても楽しめますよ。市内を巡るツアーなら含まれていることが多いですよ!
■ロッテ・ホテル
韓国のホテルチェーンである高級ホテルで、ウラジオストクの中でも最大規模。館内には大きなスイミングプールのある豪華なスパセンターや韓国レストラン、美しい市内を一望できるバーなど、設備は充実しています。客室もゆったりとしたタイプなので、ホテルステイにこだわるならここがおすすめ!
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■鷲の巣展望台
ウラジオストク港を眺めることができる「鷹の巣展望台」は絶景スポットとして大人気!展望台からはモダンな金角湾大橋や緑豊かなルースキー島まで、パノラマが楽します。夕方になるとライトアップも堪能できますよ!
展望台まではケーブルカーを使って登ることもできますが、市内観光ツアーには必ずといって含まれています。
■マリインスキー沿海州劇場
街の中心部である中央広場からバス、タクシーで約10分、ロシアの名門「マリインスキー沿海州劇場」に到着します。季節によって演目が変わりますが、1年を通じて公演が行われており、チャイコフスキーの三大バレエ曲とも言われる『くるみ割り人形』など、ヨーロッパで大人気の作品も鑑賞することができますよ!
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■ルースキー島
ウラジオストクの南に浮かぶのが「ルースキー島」。ここにはロシア最大級の水族館「プリモルスキー水族館」がああり、週末は子連れ客でいつもいっぱい!他にも要塞跡などちょっとした冒険気分が味わえるので、市内の見学に飽きたら足を延ばしてほしいスポットです。
バスで行くと少し遠いので、ツアーに参加すると効率よく巡ることができますよ。
■シベリア鉄道(ウラジオストク駅〜ウゴリナヤ駅間のみ)
あまり時間はないけど、シベリア鉄道に乗ってみたい!そんな人はシベリア鉄道でウラジオストク駅からウゴリナヤ駅を走る列車に乗ることができるツアーに参加するのがおすすめ。日帰りで乗車体験ができるので、短時間でシベリア鉄道の雰囲気を味わえます!
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日本から直行便で約2時間半で行けるヨーロッパ、ウラジオストクを旅行するなら往復の航空券とホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、ウラジオストク旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね。
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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