フランスの南東部に位置する小さな街エズ。リゾート地として有名な南フランスのニースから片道30分ほどの距離にあるこの街には、かつて敵の侵入を防ぐためにつくられた要塞が建てられており、そのため”鷲の巣村”という愛称でも親しまれています。
今回はトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、エズのおすすめ観光スポット5選をご紹介。ぜひ南フランスらしい可愛い街並みを覗いてみましょう!
エズの醍醐味と言ったら、なんといっても「旧市街」での街歩き。街自体が小さな丘になっており、頂上までゆるやかな坂が続きますが、その街並みはどこを切り取っても絵になるような可愛らしい街並みです。
道の傍らには南フランス名物の石鹸などが売られていますので、お土産として購入するのもおすすめです!
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エズの街並みを登り切った先に見えるのが、頂上にある「熱帯植物園」。ここはかつて要塞として機能していた場所であり、その名残を随所に見ることができます。現在では、城跡にサボテンや熱帯植物が生え、温暖な気候の南仏の景色に絶妙にマッチしています。
かつての要塞ということで、ここからの眺めはまさに絶景!地中海の透き通るようなブルーは、一生忘れがたい景色になることでしょう。
<基本情報>
住所:20 Rue du Chateau, 06360 Eze
オープン時間:9:00〜16:30
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エズの街並みのシンボルにもなっているのが、黄色がなんとも可愛らしい「聖母被昇天教会」。内部は非常にこじんまりとしていますが、その見ため故にエズでは欠かせない撮影スポットとなっています。
この教会はエズのちょうど中腹くらいにあるので、もし途中で疲れてしまった方はここで少し休むのもおすすめです。
<基本情報>
住所:Place de l’Eglise, 06360 Eze
アクセス:エズバス停より徒歩約5分
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せっかくだから地中海をもっと近くで見てみたいという方は、エズ村から海へと続く「ニーチェの道」もおすすめです。村からずっと下っていくシンプルな行程ですが、途中には地中海の絶景を見渡すことのできるスポットもあります。ニーチェの道を下る場合、帰りは別の場所からバスに乗ることになるので、事前に時刻表などでよく場所と時間を確認しておきましょう。 この写真の記事を見る ≫
南フランスの名物でもあるコスメ関連グッズを購入するなら「フラゴナール」がおすすめです。ショップとしてだけではなく、香水博物館としてさまざまな展示も楽しむことができます。
もともと近くのアンティーブという街が発祥のこちらのブランドですが、エズには大きな工場やショップがあり、女性から絶大な人気を得ています。中でもラベンダー関連の商品は南フランスらしく、お土産にはぴったりですよ!
<基本情報>
住所:7 Avenue du Jardin Exotique
電話番号:+33 4 93 41 83 36
オープン時間:9:30〜17:30(13:30〜14:00は休憩のためクローズ)
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南フランスのベストシーズンは、やはり春先の4月頃から秋口の9月あたりまで。特にバカンスシーズンとなる7月、8月は多くのヨーロッパ人が地中海リゾートを求めて南フランスにやって来るため、エズ村も大変混雑します。
ニースからエズへ向かうバスの本数は少ないので、必ず時間を事前にチェックし、必要であればタクシーの手配も事前にしておくと良いでしょう。事前の準備をバッチリして、思う存分エズの街並みに魅了されましょう!
※最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
長坂 ヒロ
「旅は凝り固まった価値観のマッサージ」そんな合言葉を道連れに、世界中をさすらうアラサー。大好きなブラジルをはじめ、ぶら〜り渡り歩いてきた国は数知れず。これからもどんどん世界中をこの目で見ていきます!そ…
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