京都府舞鶴市は、京都府の北部の日本海に面した港町です。明治時代に海軍の港が置かれ、日本海側唯一の軍港として発展しました。往時の建造物が残るほか、今でも海上自衛隊の基地があり、自衛隊関連の施設を見学できる希少なところです。
LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、舞鶴のおすすめ観光スポット9選をご紹介します。一味違った港町散歩が楽しめますよ!
赤レンガ倉庫といえば横浜や神戸が有名ですが、舞鶴市にも今もレトロな赤レンガの倉庫が残っています。旧日本海軍の基地として造られており、今は「赤れんがパーク」として整備されています。
隣接する海上自衛隊基地の巨大な艦隊とレトロな赤レンガ倉庫が並んで見られると人気のスポットです。赤れんが博物館や、“海軍メニュー”をはじめ地元グルメを楽しめるお店や、お土産物のショップが並びます。
<基本情報>
住所:舞鶴市字北吸1039番地の2
電話番号:0773-66-1096
アクセス:JR東舞鶴駅より徒歩約10分
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「赤れんが博物館」は、もともとは1903年に旧舞鶴海軍の魚雷倉庫として建てられたものです。建物自体が国の重要文化財に指定されており、世界でも珍しいれんが専門の博物館となっています。
世界の多彩なれんがや、れんがの作り方、日本のれんがのあゆみや舞鶴市とれんがについてなど、れんがに関わる様々な展示を見ることができます。
<基本情報>
住所:舞鶴市字浜2011番地
電話番号:0773-66-1095
休館日:12月29日〜1月1日
開館時間:9:00〜17:00
アクセス:JR東舞鶴駅より徒歩約20分
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海上自衛隊舞鶴地方隊「海軍記念館」は、海軍の歴史を伝える記念館です。旧海軍の史実や伝統を後世に伝え、隊員の教育を目的として、舞鶴地方総監部大講堂の一部に設立されました。
貴重な記念品、資料等200余点が展示されており、先人達の思いがひしひしと伝わり、鮮やかに蘇ってくる空間でもあります。
<基本情報>
住所:舞鶴市余部下1190
電話番号:0773-62-2250 (海上自衛隊舞鶴地方総監部 広報係)
見学可能日:毎週土曜・日・祝日(※予定)
見学可能時間:10時〜15時(最終受付時間14時45分)
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて造船所前バス停下車、徒歩約5分
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「北吸桟橋」は自衛隊桟橋とも言われ、その名の通り海上自衛隊の艦艇や補給艦などを間近に見ることができる桟橋です。一般には事前に何が入港してるかわからないので何に出会えるかが楽しみな場所でもあります。
基本的には岸壁からの見学ですが、乗艦して見学が可能な日もありますので、ぜひHPをチェックして下さい。
<基本情報>
住所:舞鶴市字北吸
電話番号:0773-62-2250(海上自衛隊舞鶴地方総監部 広報係)
見学可能日:毎週土・日・祝日(※予定)
見学可能時間:10時〜15時(最終受付時間14時45分)
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて自衛隊桟橋前バス停下車
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「東郷邸」は、明治34年10月1日に舞鶴鎮守府が開庁された後に東郷平八郎中将が2年間にわたり過ごした官邸です。以来歴代長官の官邸として大東亜戦争終戦時まで使用されてきました。現在は『日本の一番長い日』など映画のロケでも利用されています。
木造平家建てですが、一部洋館にもなっている和洋折中の様式。東郷平八郎中将の自筆の書なども飾られ、その達筆文に感動を覚えるでしょう。
<基本情報>
住所:舞鶴市余部下1200
電話番号:0773-62-2250(海上自衛隊舞鶴地方総監部 広報係)
見学可能日:原則、1月を除く毎月第1日曜日(変更の場合あり)
見学可能時間:10時〜15時(最終受付時間14時45分)
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて造船所前バス停下車、徒歩約5分
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「旧日本海軍第一配水池」は通称“赤れんが配水池”といい、明治時代に、軍港と艦艇に大量の飲料水を確保する必要があることから造成された池です。アニメ『艦これ』の島風の看板から急な坂を5分ほど上ると開けた場所に出て、東舞鶴湾が一望できます。艦艇を見下ろす眺めはなかなかのもの。
<基本情報>
住所:舞鶴市字北吸509
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて三宅団地前バス停下車、徒歩約5分
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由良川河口のほど近くに「穴観世音大菩薩(穴観音)」と呼ばれる小さな祠があります。その特徴的な名前の由来は、大きな岩が重なるようにしてできた天然の洞窟の中に霊験あらたかな観音様がいることから。
諸病平癒や子宝など様々な願いが叶うとされ、かつては行列ができるほど参拝者で溢れていました。穴の中という神秘的なロケーションも手伝って確かに願いを叶えてくれそうな雰囲気が漂い、近年はパワースポットとして新たに注目を集めています。
<基本情報>
住所:舞鶴市東神崎417
アクセス:
〔電車〕京都丹後鉄道宮舞線丹後神崎駅から徒歩約20分
〔車〕京都縦貫自動車道 舞鶴大江ICから約20分
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舞鶴地方総監部厚生センター端に“元護衛艦しらね”の名前がついた「しらね食堂」があります。土日11時から15時までは一般開放されています。“元護衛艦しらね”のカレーレシピが忠実に再現された“復刻しらねカレー”を鉄板プレートで味わうことができます。
鉄板プレートの裏にはシリアルナンバーも刻印されており、護衛艦しらねの中にタイムスリップした気分。
写真提供:舞鶴地方総監部「しらね食堂」
<基本情報>
住所:舞鶴市余部下1190 厚生センター隣
電話番号:0773-62-2250(内線2465)
一般営業日:毎週土・日・祝日(都合により休業日あり)
休業日:11月中旬〜3月中旬(冬季休業)
営業時間:11時〜15時(L.O.14時半)
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて造船所前バス停下車、徒歩約2分
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舞鶴港は明治時代から軍港として栄えた港。現在も海上自衛隊の基地がある舞鶴港を「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」と銘打たれた遊覧船が運航しています。この遊覧船、海上自衛官OBのガイドを聞きながら、海上自衛隊のイージス護衛艦やミサイル艦、補給艦を間近で見ることができるという、凄いクルーズなのです。
運航期間は限定されているので、公式サイトで運航予定をご確認ください。
<基本情報>
電話番号:090-5978-8711(舞鶴赤れんがパーク遊覧船窓口)
運航期間:3月中旬頃〜11月末頃の土・日・祝日・お盆
(2020年度は3月20日から開始予定)
アクセス:JR東舞鶴駅・西舞鶴駅から京都交通バスにて市役所前バス停下車、徒歩約5分
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舞鶴へは、関西圏からは京都駅から特急で2時間足らず、大阪からならJRで京都駅経由で約2時間20分で到着できるほか、便利な高速バスも走っています。
軍港の街として独特の歴史を歩んできた舞鶴ですが、日本海に面しているので豊かな海の幸に恵まれ、秋冬には美味しいカニも水揚げされます。また、肉じゃが発祥の地としても知られています。舞鶴グルメも楽しんでくださいね!
2019年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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