【2024年最新】小笠原旅行でおすすめの人気観光スポット│絶対に行くべき名所や春夏秋冬のおすすめエリアなど解説!

【2024年最新】小笠原旅行でおすすめの人気観光スポット│絶対に行くべき名所や春夏秋冬のおすすめエリアなど解説!

更新日:2024/10/11 16:01

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

小笠原諸島は、東京の南1,000kmに浮かぶ絶海の楽園!世界自然遺産にも登録される美しい島々です。綺麗な海ではホエールウォッチングやイルカと一緒に泳ぐなどのお楽しみもたくさん!夜には頭上に満天の星が広がります。

今回は、トラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター Nami Kitaが小笠原のおすすめ観光スポットをご紹介します。


小笠原ってどんなところ?見どころをご紹介!

小笠原ってどんなところ?見どころをご紹介!
提供元:トラベルjp編集部

東京の南1,000kmに浮かぶ小笠原諸島は、独自の進化を遂げた生物が多く「東洋のガラパゴス」と呼ばれる場所。アクセスするには船で24時間かかるためハードルが高いと思われがちですが、他の離島にはない素晴らしい魅力に溢れています。

かつては“無人島(ぶにんじま)”と呼ばれていたことが由来の「ボニンブルー」とは、小笠原の海の美しさを形容する言葉。ウミガメやイルカなど、動物との触れ合いも楽しめます。

小笠原旅行のベストシーズンは?

小笠原旅行のベストシーズンは?
bow

東洋のガラパゴス「小笠原諸島・父島」その1 遥かなる島への船旅by bow

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亜熱帯に属する小笠原諸島は、年間を通して暖かく、夏と冬の気温差もわずか。年間を通じて気温の変化が少ないので、いつ訪れても快適に過ごせます。

降水量が多いのは、5月と11月。綺麗な海を満喫するのであれば、海水浴場がオープンする5月以降がおすすめです。マッコウクジラはどの時期でも見ることができますが、ザトウクジラを見ることができるのは、12〜5月頃がピーク。中でもクジラの遭遇率が高いベストシーズンは2月からGWにかけてといわれています。 この写真の記事を見る ≫

小笠原旅行は何泊する?

小笠原旅行は何泊する?
高橋 しゅう

ボニンブルーの青い海が美しい 小笠原諸島・父島へby 高橋 しゅう

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小笠原旅行は、およそ週に1便就航するおがさわら丸を利用する必要があるため、5泊6日の日程が基本。往復に2日かかるため、実質的には3泊4日の行程となります。

2日目に父島に上陸し、ウェザーステーションや長崎展望台で絶景を堪能。3日目はホエールウォッチングツアー、2〜10月の間であれば、4日目に南島1日ツアーに参加しましょう。5日目はレンタバイクで大村地区の小笠原海洋センターや三日月山、コペペ海岸などを巡り、夕方に父島を離れ6日目に東京へ戻ります。 この写真の記事を見る ≫

小笠原のおすすめ人気観光スポット

小笠原のおすすめ人気観光スポット
きちこ

世界自然遺産☆小笠原諸島の島民がおすすめする写真スポットベスト3by きちこ

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30余の島々から成る小笠原諸島ですが、人が住んでいるのは父島と母島のみ。大自然を満喫できる見どころに溢れています。アオウミガメの保護増殖を目的とした「小笠原海洋センター」や、島への理解を深めることのできる「小笠原ビジターセンター」、父島の西側の海を望む絶景ポイント「ウェザーステーション展望台」など。時間を有効活用して、小笠原の魅力を余すことなく堪能してくださいね。 この写真の記事を見る ≫

ウェザーステーション/父島

ウェザーステーション/父島
bow

小笠原諸島・父島「ウェザーステーション」で幻の緑色の閃光を目撃せよ!by bow

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「ウェザーステーション」があるのは、父島の北西に位置する三日月山園地。展望台からは、"ボニンブルー"と呼ばれる美しいの海の色が一望できます。夕日が沈む瞬間に太陽が緑色に光る現象"グリーンフラッシュ"が見られることも。運が良ければ、クジラの姿を遠くに見ることもできますよ。

<基本情報>
住所:小笠原村父島三日月山
電話番号:04998-2-2587(小笠原村観光協会)
アクセス:二見港から車で約7分 この写真の記事を見る ≫

小笠原海洋センター/父島

小笠原海洋センター/父島
浅井 みら野

餌付け・写真・放流も!カメにどっぷり浸れる「小笠原海洋センター」by 浅井 みら野

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小笠原の生物の保護や研究をおこなう「小笠原海洋センター」は、動物好きの方やお子さん連れにおすすめしたい施設。展示館エリアや飼育エリアに分かれており、小笠原の歴史や生き物たちの生態について学べます。ウミガメ教室では給餌体験や、甲羅磨き体験も。オンラインショップでは、オリジナルグッズも販売しています。

<基本情報>
住所:小笠原村父島字屏風谷
電話番号:04998-2-2830
アクセス:二見港から車で5分
公式サイト(外部リンク) この写真の記事を見る ≫

小港海岸/父島

小港海岸/父島
高橋 しゅう

ボニンブルーの青い海が美しい 小笠原諸島・父島へby 高橋 しゅう

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真っ白な砂浜が広がる「小港海岸」は、波がおだやかで遠浅なことで人気のビーチ。岩場ではシュノーケリングも楽しめます。周囲に照明もないため、夜には満天の星が。運が良ければウミガメの産卵を見ることもできるかもしれませんよ!

<基本情報>
住所:小笠原村父島
アクセス:二見港から車で15分 この写真の記事を見る ≫

境浦海岸/父島

境浦海岸/父島
bow

東洋のガラパゴス「小笠原諸島・父島」その4 境浦海岸の沈没船by bow

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シュノーケリングスポットのひとつとして「境浦海岸」は、波打ち際から数10mの位置に濱江丸(ひんこうまる)という船が座礁していることで有名。軍需物資の輸送用に使われていた船で、70年以上もこの場所で太平洋戦争の名残を留める貴重な遺物です。

<基本情報>
住所:小笠原村父島境浦
アクセス:二見港から車で6分 この写真の記事を見る ≫

千尋岩(ハートロック)/父島

千尋岩(ハートロック)/父島
岡本 大樹

まさに東京の楽園!世界遺産「小笠原諸島」の海を満喫しようby 岡本 大樹

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父島の南に位置する円縁湾に面した断崖絶壁の「千尋岩」は、海側から見ると岩肌の一部がハート形に見えることから、"ハートロック"とも呼ばれる名所。クルーズツアーに参加すると、船の上からの光景を楽しめます。

入林許可を受けたガイド同行のトレッキングツアーでは、ハートのてっぺん部分に登ることも。パノラマの海の景色に感動すること請け合いのスポットです。

<基本情報>
住所:小笠原村父島
アクセス:二見港から車で約13分 この写真の記事を見る ≫

長崎展望台/父島

長崎展望台/父島
浅井 みら野

見たい景色はどれ?「小笠原諸島・父島」にある展望台を徹底比較by 浅井 みら野

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父島の北東に位置する「長崎展望台」。展望台までの道のりには小笠原の固有種が生い茂り、豊かな自然を感じることのできるスポットとなっています。無人島である兄島を望むことができるとして人気。美しい海のグラデーションが堪能できます。

<基本情報>
住所:小笠原村父島
電話番号:04998-2-2587(小笠原村観光協会)
アクセス:二見港から車で約8分 この写真の記事を見る ≫

扇池/南島

扇池/南島
岡本 大樹

1日100人限定の島!?小笠原「南島」で出会う絶景とはby 岡本 大樹

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2〜10月の間限定、1日100人しか上陸できない無人島「南島」。島自体が天然記念物に指定されており、海の透明度も抜群です。中でも島の高台から見下ろす「扇池」は、白い砂浜とコバルトブルーの海を見下ろす絶景ポイント。ガイドとシュノーケリング3点セットも付いた父島発の半日ツアーも催行しています。

<基本情報>
住所:小笠原村南島
アクセス:二見港から船で20分 この写真の記事を見る ≫

乳房山/母島

乳房山/母島
浅井 みら野

生い茂る亜熱帯の森へ!東京都民が住む最南端の島「小笠原諸島・母島」by 浅井 みら野

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小笠原諸島で一番高い山「乳房山(ちぶさやま)」。父島からさらに南に50kmの距離にある母島に位置しています。標高はおよそ463m。頂上までは約2時間ほどであるため初心者でも気軽に登山に挑戦できますよ。島の全景と美しい青い海を見渡すことのできるスポットです。

<基本情報>
住所:小笠原村母島元地
電話番号:04998-3-2300(小笠原母島観光協会)
アクセス:沖港から徒歩約10分 この写真の記事を見る ≫

都道最南端の地/母島

都道最南端の地/母島
浅井 みら野

生い茂る亜熱帯の森へ!東京都民が住む最南端の島「小笠原諸島・母島」by 浅井 みら野

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都道241号線を南下すると突き当たる、南崎ロータリー。そこには「都道最南端」の看板が立ち、撮影スポットとなっています。

ロータリーの先には、サンゴ礁が美しい南崎と、ホエールウォッチングスポットであり日本で最も早く初日の出が見られる場所として知られる小富士へと続くハイキングロードが。3-4時間ほどの所要時間で、島内随一の絶景スポットをまわれます。

<基本情報>
住所:小笠原村母島南崎
アクセス:沖港から車で約20分 この写真の記事を見る ≫

ロース記念館/母島

ロース記念館/母島
浅井 みら野

生い茂る亜熱帯の森へ!東京都民が住む最南端の島「小笠原諸島・母島」by 浅井 みら野

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島唯一の集落に建つ「ロース記念館」は、島の歴史や暮らしぶりを学ぶことのできる施設。捕鯨船員であったドイツ出身のフレデリック・ロルフス氏が名前の由来です。母島開拓に貢献した人物で、最大の功績はロース石を発見したこと。倉庫や墓標など幅広い用途で用いられた石材で、ロース記念館自体もロース石で建てられています。

館内には大正時代以降の生活用品なども展示。当時の様子を伝える白黒写真も必見です。

<基本情報>
住所:小笠原村母島字元地
電話番号:04998-3-2064
アクセス:沖港から徒歩で10分
営業時間:8:30〜16:00 この写真の記事を見る ≫

小笠原の季節別おすすめ人気観光スポット

小笠原の季節別おすすめ人気観光スポット
浅井 みら野

生い茂る亜熱帯の森へ!東京都民が住む最南端の島「小笠原諸島・母島」by 浅井 みら野

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年間を通して気温差の少ない小笠原は、いつ訪れても快適に過ごすことのできる場所。海水浴を楽しむのであれば夏のシーズン、ハイキングなどにチャレンジするのであれば過ごしやすい春や秋のシーズンが最適です。ホエールウォッチングが目的であれば、種類によって出現する時期も異なります。目的に応じて渡航時期を考えるのも良いですね! この写真の記事を見る ≫

小笠原の春におすすめな観光スポット

小笠原の春におすすめな観光スポット
岡本 大樹

GWまでがベストシーズン!小笠原の海でザトウクジラを目撃しようby 岡本 大樹

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ホエールウォッチングに参加するのであれば、冬から初夏にかけてのシーズンがベスト。ザトウクジラが出現するのは12〜5月頃で、中でも遭遇率が高いのは2月からGWにかけてとなります。大迫力のクジラのジャンプ、ブリーチングを目の前で!小笠原でしか見ることのできない光景を、目に焼き付けてくださいね。 この写真の記事を見る ≫

小笠原の夏におすすめな観光スポット

小笠原の夏におすすめな観光スポット

海の世界の弱肉強食見ちゃいました!世界自然遺産の小笠原の海中攻防

小笠原の海を満喫するのなら、5月以降の海水浴シーズンがベスト。7月前半は夏休み前ということもあるので穴場といえます。シュノーケリングやダイビングにも最適のシーズン。アオウミガメの産卵上陸も、7月中旬ぐらいまでがピークです。 この写真の記事を見る ≫

小笠原の秋におすすめな観光スポット

小笠原の秋におすすめな観光スポット
浅井 みら野

生い茂る亜熱帯の森へ!東京都民が住む最南端の島「小笠原諸島・母島」by 浅井 みら野

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母島中央部をトレッキングする「石門(せきもん)コース」。事前予約制となっており、プロの自然ガイドが同行します。固有種であるアカガシラカラスバトの繁殖期を避けるため、3-9月までの限定ツアー。初めてトライするのであれば過ごしやすい秋のシーズンがおすすめですよ。 この写真の記事を見る ≫

小笠原で人気&おすすめのドライブスポット

小笠原で人気&おすすめのドライブスポット
高橋 しゅう

ボニンブルーの青い海が美しい 小笠原諸島・父島へby 高橋 しゅう

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アップダウンの多い小笠原の島内は、車での移動がおすすめ。道が整備されていないエリアもありますが、父島も母島も観光するならレンタカーが便利です。

父島ではウェザーステーション展望台や長崎展望台の絶景スポットを。小湊海岸で海水浴を楽しんだ後は境浦海岸で座礁船を眺めるのも良いですね。夜は光るキノコ、グリーンペペなどを探しに出るナイトツアーもおすすめ。母島では、沖港を出発したら都道最南端の地へ。ロース記念館や石門を巡りましょう。 この写真の記事を見る ≫

小笠原で楽しみたい人気のアクティビティ

小笠原で楽しみたい人気のアクティビティ
岡本 大樹

GWまでがベストシーズン!小笠原の海でザトウクジラを目撃しようby 岡本 大樹

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小笠原で最も人気なアクティビティが、ホエールウォッチングのツアー。マッコウクジラは年中観察ができますが、ザトウクジラが現れるのは12〜5月頃の季節です。

イルカ好きにはドルフィンスイムのツアーがおすすめ。小笠原近海には7種類ほどの野生のイルカが生息しています。また、父島周辺の海には日本固有種のものも含め、南国の魚たちがたくさん!シュノーケリング講習付のツアーや、南島への上陸がセットになったツアーもありますよ。 この写真の記事を見る ≫

小笠原で食べたい人気のグルメ

小笠原で食べたい人気のグルメ
浅井 みら野

海に出られない日はここで決まり!「小笠原諸島・父島」のお勧めスポットby 浅井 みら野

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白身魚をお醤油ダレで漬けた「島寿司」は、小笠原を訪れたら必ずや食べたい島グルメ。醤油の色で照りも出ることから「べっこうずし」という別名もついています。昔から島では重要なたんぱく源として食べられてきたアオウミガメもまた、他ではなかなか口にすることのできない食材のひとつ。小笠原ならではの味を是非体験してみてくださいね。 この写真の記事を見る ≫

小笠原で買いたい人気のお土産

小笠原で買いたい人気のお土産
浅井 みら野

海に出られない日はここで決まり!「小笠原諸島・父島」のお勧めスポットby 浅井 みら野

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亜熱帯地域に属し、海洋性気候の恩恵を受けた小笠原ではコーヒーの栽培も行われています。父島中央部にある「Nose’s Farm Garden」では、収穫前の畑見学からコーヒー豆を挽くまでの行程を体験できる施設。他にも多種多様なトロピカルフルーツを栽培しています。小笠原産のコーヒーは、お土産にもぴったり!コーヒーの木栽培セットなるものも、販売されていますよ。 この写真の記事を見る ≫

小笠原旅行のアクセス情報

小笠原旅行のアクセス情報

「小笠原最高ッ!」誰かに伝えたくなる驚きと感動の出港パフォーマンス

父島・母島には空港がないため渡島する際には船での手段しかありません。定期船「おがさわら丸」が、東京竹芝桟橋から週に1便出航しているので、そちらを利用しましょう。不定期に全国から出航するクルーズ船も要チェック!アクセスにはおよそ24時間かかる上、天候によってスケジュールが左右されることもあるので余裕を持ったプランニングが大切ですよ。 この写真の記事を見る ≫

小笠原旅行のプランはこれでキマリ!自分にぴったりのツアーを探そう!

ボニンブルーの青い海が広がる東洋のガラパゴス、小笠原諸島。海好き、離島好きなら一生に一度は訪れてたい旅行先です。宿と船をそれぞれて手配する方法や、小笠原通運が販売するおがまるパックなどもありますが、各旅行会社のツアーもおすすめですよ。

自分の旅行スタイルに合った条件のツアーをぜひ探してみてくださいね!

2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

(文:トラベルjp ナビゲーター Nami Kita

掲載内容は執筆時点のものです。

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