フランスはモンサンミッシェルやヴェルサイユ宮殿など、有名観光地が盛りだくさんの観光大国。花の都・パリのおしゃれな街並みは歩くだけでも楽しいです。広大な国土を持ち、パリ以外にもリヨンやマルセイユなど地方にも魅力がいっぱいです。
そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、フランス旅行で外せない人気観光スポット、さらにフランス旅行計画のコツをご紹介します!
恋人たちのパリ!セーヌ川に架かる橋巡りで映画のヒロイン気分by miyoshi yuca
地図を見る世界一の観光大国、フランス。ファッションやアート、グルメに歴史的建造物など魅力がぎっしり詰まった国です。パリ市内だけでも見どころ満載ですが、美しい海岸線が連なるプロヴァンスやコートダジュール、美しい古城めぐりが人気のロワール、ドイツの影響を強く受けたアルザスなど、何日あっても足りないぐらい。ブドウ造りに適した気候や風土に恵まれ、ブルゴーニュやボルドー、シャンパーニュなど各地にワイナリーが点在しています。
フランスとスペインの国境にまたがるピレネー山脈、アルプス山脈に位置するシャモニーには雄大な自然が広がり、パリとは全く違う景色を楽しめます。
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フランス旅行のベストシーズンは?エリア別・目的別の気候についても解説by Akiko Nilsen
フランスは北部の海洋性気候と南部の地中海性気候とに分かれ、日本と同じように四季があります。
パリの観光だけなら、晴天率の高さ、日の長さを考えて春から夏にかけてがベストシーズン。ただし夏のバカンス中は休業になるお店があるので注意が必要。ビーチリゾートでも人気の南フランスで海水浴を楽しむなら夏ですが、大変込み合うのでのんびり楽しみたい場合や観光メインならハイシーズンを避けて秋に訪れるのがおすすめ。
ワイナリー巡りのベストシーズンは、ブドウの収穫時期である秋。冬はパリをはじめ、冷え込みが厳しくなりますが地域によってはトリュフの収穫が始まり、クリスマスマーケットやスノーアクティビティを楽しみたい方には最高の季節です。
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【5日間】パリだけを弾丸で楽しむコース
パリだけを巡るコースなら、5日間での弾丸ツアーも可能。1日目に出発し、2日目にパリ到着。3日目にルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門などを見学し、4日目にモンマルトルの丘を見学して現地出発、5日目には日本帰国となります。
【7日間】フランス周遊モデルプラン
パリだけでなく南のプロヴァンス地方などを巡りたい方は、最低でも7日間は用意したいところ。1日目に出発し、2日目にニース観光、3日目にマルセイユ観光し、4日目にパリに移動します。5日目にルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門などを見学し、6日目に現地出発、7日目に帰国となります。
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フランスは街並み、グルメ、ファッションなど、何をとってもおしゃれな国。ルーブル美術館やオルセー美術館、エッフェル塔や凱旋門など花の都・パリには人気観光地があふれています。またパリから日帰りで行くことのできるヴェルサイユ宮殿など、見事な庭園や豪華な建築物を見られる観光スポットも人気。モンサンミッシェルは世界的に有名ですね。
南フランスの地中海沿岸には美しいビーチが多く、リゾート気分を味わうことも。またかわいらしい田舎の町など、同じ国の中でも雰囲気が異なる見どころにあふれているのも魅力です。地域によって全く異なる景色に出会えるため、パリだけでなくグルっと周遊することで、また一味違ったフランスの顔が見えてきます。
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パリを中心に郊外に広がるエリアは“イル・ド・フランス”と呼ばれ、直訳すると“フランスの島”という意味。パリのセーヌ川沿いにはノートルダム大聖堂、ルーブル美術館、オルセー美術館といった世界的にも有名な観光スポットや歴史的建造物がいっぱい。サン・ルイ島からエッフェル塔にかけてのセーヌ河岸一体は世界遺産にも登録されています。世界遺産の集まるスポットを効率よく、しかも優雅に楽しめるセーヌ川クルーズでパリの街を楽しむのもおすすめ。
郊外に出ればヴェルサイユ宮殿などの見どころがあり、日帰りで参加できるツアーも人気があります。
写真提供:pixabay/tpsdave
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絶対に外せない!「光の都」パリの美しいライトアップ4選by Hiroko M
地図を見る『モナリザ』や『ミロのヴィーナス』など、世界的に有名な作品を多数展示する「ルーブル美術館」。かつては12世紀に建てられた国王の宮殿が改築と増築を繰り返して今日見られる巨大な建物となりました。展示品以外も建物の貫禄たっぷりで楽しめます。中庭にある1989年に完成したガラスと金属で出来たピラミッドもルーブル美術館を象徴する存在になっています。
館内はとにかく広大で美術品の数も多いので、お目当ての美術品を事前にチェックしておくのがおすすめ。非常に混雑するため、事前予約が必須となっています。
<基本情報>
住所:Musee du Louvre, 75058 Paris
アクセス:パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル(Palais Royal-Musee du Louvre)駅から徒歩1分
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おしゃれなパリの街並みの中でも、一際目を引く巨大な建物が「凱旋門」。目の前には名曲『オー・シャンゼリゼ』にもその名が使われるパリのメインストリート・シャンゼリゼ通りがあり、常に多くの観光客で賑わいます。ナポレオン率いるフランス軍がアウステルリッツの戦いで勝利したことを記念し建設が始まりましたが、完成したのは1836年、ナポレオンの死後10年以上が経過した後のことでした。凱旋門の壁面には、精緻なレリーフが施されているのでこちらも必見です。
凱旋門には上ることも可能で、パリの街並みを一望できます。夜になるとライトアップされ美しく照らし出されます。暗闇に浮かび上がる姿はまさに幻想的。
<基本情報>
住所:Pl. Charles de Gaulle 75008 Paris
アクセス:シャルル・ド・ゴール・エトワール(Charles De Gaulle Etoile)駅から徒歩1分
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パリ・エッフェル塔の攻略法!並ばないためには…by ろぼたん
地図を見る凱旋門と並んでパリのシンボルにもなっている「エッフェル塔」。その姿を見ただけでパリに来たことを実感できる存在で、パリの街角やメトロの車窓からエッフェル塔の姿を見ると確実にテンションがあがるパリのシンボルです。
展望台からはパリの街並みを一望することができ、観光客からも絶大な人気を誇ります。そのため美しい建築美を備えるエッフェル塔は常に混雑、行列しています。あまりに来訪者が多いときには展望台への入場制限が行われ、チケットを購入できないことも。絶対に展望台まで上りたいと心に決めたならネットで入場券を予約しておきましょう。
<基本情報>
住所:5 Ave. Anatole France Champs de Mars 75007 Pari
アクセス:シャン・ド・マルス(Champs de Mars)駅から徒歩7分
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ドイツやベルギー、スイスなどと国境を接するフランス北西部。ドイツの強い影響を受けているアルザス地方では木組みの家屋が軒を並べ、石畳が延びる風景をみることができます。代表的な都市のストラスブールではクリスマスマーケットも有名。フランスで最も美しい村に選ばれた村も多く、コルマールを拠点に村巡りを楽しむツアーも人気です。
ボルドー、ブルゴーニュなどと共に有数の葡萄産地として知られ、ワイン街道にはワイナリーが点在。テイスティングを楽しみながらワイナリーを巡るツアーもあります。シャンパンの名産地シャンパーニュ地方、ワインの名産地としても知られているブルゴーニュ地方があるのもこのエリアです。
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世界遺産ストラスブールを完全攻略!絶対はずせない5つの観光スポットby たぐち ひろみ
地図を見るドイツとの国境付近にあり、どこかドイツらしい雰囲気も味わうことのできるアルザス地方。中でもストラスブールは古くから交通の要所として栄えてきました。地方独特の美しい木組み建築群が続く「プティット・フランス」はストラスブールを代表する観光スポット。旧市街の西南部、イル川が5本の支流に分かれ再び合流する水流地帯にあり、連日観光客で大賑わいの区画です。
旧市街の中ほどにあり、街のランドマークになっているノートルダム大聖堂も観光の目玉。冬になるとクリスマスマーケットで街が一層、華やかに輝きます。
<基本情報>
住所:Petite France 67000, Strasbourg
アクセス:トラム「ラングストロス・グラン・リュ」下車、徒歩6分
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東フランスの可愛らしい街並みが人気のコルマール。人気ジブリ作品『ハウルの動く城』のモデルになったとも言われており、特に日本人から絶大な人気を誇ります。「コルマール旧市街」には運河が走っており、この運河沿いには観光客も入れるマルシェ、お土産屋さん、レストランがあり、旧市街の中でも特ににぎわいを見せる場所です。
この一帯は木骨組みの家並み、運河沿いや家の窓際に飾られた花といった、フォトジェニックな景色が広がる場所でもあります。ライトアップされる夜間はとても幻想的な雰囲気を楽しめます。
<基本情報>
アクセス:コルマール駅から徒歩15分
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“フランスの最も美しい村協会”は1982年にフランスコロンジュ・ラ・ルージュで設立されました。選ばれるには厳しい条件をクリアしなければなりませんが、「エギスハイム」は圧倒的存在感で“フランス花のグランプリ”にも選ばれています。
村はエギスハイム城を中心に、同心円状に連なるコロンバージュと呼ばれる木組みの街並みに形成されています。ドイツと隣接するアルザス地方に位置しており、アルザスワイン発祥の地でもあります。石畳の小路いっぱいにくり広げられるメルヘンワールド。暖かい季節には花があふれ、寒い時期はイルミネーションで飾られ、いつ何時も夢見心地にさせてくれる素敵な村です。
<基本情報>
アクセス:コルマールからバスまたはタクシーで約20分
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東はスイス、イタリアに国境を接し、南は地中海というロケーションの南東地方。温暖な気候のコートダジュール地方は、海岸リゾートとしてフランス人のバカンス先としても人気。なかでもニースやカンヌ国際映画祭の開催地であるカンヌがリゾート地として人気があります。マルセイユ、エクス・アン・プロヴァンスを中心としたプロヴァンス地方ではブドウ畑やオリーブ畑、ラベンダー畑の美しい景色を楽しめるのも魅力です。
一方、ローヌアルプ地方の中心都市であるリヨンは、旧市街の美しい町並みや美食の街であるなど、同じエリアでも多彩な気候や地方色が楽しめるのが特徴。山岳地帯であるエヴィアンやシャモニでは夏は登山、冬はスキーなどのアクティビティが盛ん。
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コートダジュール地方は青々とした海に白いビーチ、そして可愛らしい街並みと、心ときめく観光スポットがいっぱい。ハイシーズンの夏場はもちろん、年中温暖な気候なので、どの季節に訪れてもそれぞれの良さがあります。
「プロムナードデザングレ」は観光都市ニースを代表する大通り。“イギリス人の遊歩道”という意味があり、これは1830年、当時ニース在住だった英国人らの出資金によって造られたのに由来しています。プロムナードのすぐ下には白い小石のビーチが広がるのでのんびり散策を楽しみましょう。
<基本情報>
住所:Promenade Des Anglais, Nice
アクセス:マセナ広場から徒歩5分
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1度は行きたい!マルセイユの王道観光モデルコースby makana airi
地図を見るプロヴァンス地方の中心都市マルセイユ。フランスの代表的な港町の1つで、ヨーロッパ最古の港とも言われています。
小高い丘の上にある「ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂」は必ず訪れたいスポット。ロマネスク・ビザンチン様式で造られており、地元の船乗りの方のための寺院とも言われ、神聖なスポットです。中は紅白の縞模様になっており、天井は一面金色のモザイクで覆われています。展望台からはマルセイユの港や町並みを一望できます。
<基本情報>
住所:Rue Fort-du-Sanctuaire, 13281 Marseille
アクセス:旧港から60番バス
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世界遺産リヨンの町並みを見下ろす「ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂…by Hiroko Oji
地図を見るパリに次ぐフランス第二の都市、リヨン。紀元前43年、古代ローマ人により誕生したこの街には、歴史的建造物も数多く、旧市街はリヨン歴史地区として世界遺産にも指定されています。
この町並みを見下ろすフルヴィエールの丘の上に聳えるのは「ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂」。聖堂内は煌びやかな装飾で溢れ、塔やテラスからはリヨン市内が一望の下です。正面の真っ白なファサードは、壁面のレースのように繊細な彫刻装飾が美しく、左右に2本の塔が設置される均整の取れた姿は見惚れるばかり。
<基本情報>
住所:8 Place De Fourviene, 69005, Lyon
アクセス:ケーブルカー「Fourviere」駅下車、徒歩約5分
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仏バスク地方「サン・ジャン・ド・リュズ」陽光溢れる海辺の町by Hiroko Oji
地図を見る南西フランスの大西洋岸に広がるボルドー地方は一年を通して温暖な気候が特徴です。世界的に有名なワインの産地であるボルドーを中心とするアキテーヌ地方はフォアグラやトリュフの名産地でもあり、グルメとワインを楽しみたい旅行者に人気。ラスコーの洞窟画や中世の城塞都市カルカッソンヌなどの観光スポットも楽しめます。
ピレネー山脈をはさんで、スペインとフランスの両側にまたがるバスク地方は、両国の文化が溶け合った独特の文化をもち、近年では美食とアートの都としても注目されています。
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フランスの南西部に位置する港町・ボルドーは世界的に有名なワインの街。その古い町並みとガロンヌ河沿岸の再開発が評価され、2007年には世界遺産に指定されています。
2016年にオープンした「シテ・デュ・ヴァン」はボルドーの新名所。ボルドーワインにこだわらず、世界中のワインの魅力や歴史を紹介しています。世界遺産にも選ばれた月の港ボルドーを見渡しながら食事ができるレストランもありますよ。
<基本情報>
住所:134 Quai de Bacalan, 33300 Bordeaux
アクセス:トラムB線「La Cite du Vin」駅下車、徒歩約2分
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ヨーロッパ最大の城塞を持つ古都!フランスのカルカッソンヌby Hiroko Oji
地図を見る南フランスのラングドック・ルシヨン地方で最も人気のある観光地がカルカッソンヌ。“カルカッソンヌを見ずして死ぬな”と称えられるヨーロッパ最大規模を誇る城塞が残っています。
丘の上の城壁に囲まれた部分が城塞都市「ラ・シテ」と呼ばれ、古くから交通の要衝でした。もともと要塞として造られたもので、オード川から眺められる風景が素晴らしく、2500年もの歴史を持つ世界遺産です。フランス国内ではモン・サン・ミッシェルに次いで、第2位の年間来訪者数を誇る一大観光名所です。
<基本情報>
アクセス:カルカッソンヌ駅からバス
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世界遺産の大聖堂も!仏・バスク地方を巡る起点の町バイヨンヌby Hiroko Oji
地図を見るスペインとの国境地帯に位置するフランスのバスク地方には、独自の言語と風習が残っています。ピレネー山脈の麓でもあるバスク地方、その中心となるのが、バイヨンヌの町です。古代ローマ時代には街道筋の重要地として、中世には貿易港として栄えた町。
「サント・マリー大聖堂」は“ノートルダム・ド・バイヨンヌ”の別名を持ち、85mの高さの2つの鐘楼があるその姿は、川を隔てた駅前からも大きな存在感を伝えています。内部の壁面を飾っているステンドグラスは16世紀のもの。フレスコ画や壁面の精緻な装飾も美しく、フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として世界遺産にも登録されています。
<基本情報>
住所:Cathedrale Ste-Marie de Bayonne
アクセス:バス停「Cathedrale」下車、徒歩すぐ
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ルパン「奇巌城」のモデル!絶景なる仏・エトルタの白亜岸壁by Grace Okamoto
地図を見る大西洋を隔ててイギリスと接するフランス北西部。フランスの中でも一年を通して気温が低めで、夏は避暑地としてにぎわう一方、冬は大変冷え込みます。
モンサンミッシェルを擁するノルマンディー地方には、モネが晩年を過ごした村ジヴェルニーなど芸術家が愛した街が多くあるのが特徴。ノルマンディー地方に位置するエトルタは海岸線に白亜の断崖絶壁が続く独特の風景が人気となっています。フランス最西端のブルターニュ地方は、イギリス方面から影響を受けたケルト文化が今も残っており、内陸部では昔ながらの古い町並みを見ることができます。
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フランス北西部ブルターニュ半島。北はイギリス海峡、南は大西洋に面したその半島の付け根に「モンサンミッシェル」は聳えています。周囲には干潟が見渡す限りどこまでも広がり、見る者を圧倒するあまりの美しさから“西洋の驚異”とさえ称される、ヨーロッパを代表する世界遺産です。
修道院へと続く参道は“グランド・リュ”と呼ばれ、道の両側に食堂や土産物屋、郵便局や博物館まで並んでいます。中には、モンサンミッシェル名物ふわふわのオムレツをいただけるレストランもあります。
<基本情報>
アクセス:パリから電車とバスで約3時間30分
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『睡蓮』の風景が目の前に!印象派モネが愛したジヴェルニー「モネの庭」by かもた のぞみ
地図を見る日本でも非常に人気の高い印象派の巨匠モネ。そんな彼の名作とされる『睡蓮』のモデルともなった庭園が、パリから北西部へ約1時間のジヴェルニーという小さな村にあります。「モネの庭」と称されるこの庭園は、実際にモネが約40年以上も暮らした敷地に設けられており、現在では世界中から観光客を集める人気のスポットとなっています。
モネの庭の一番の見所は、何と言っても自然が美しい“水の庭”。すぐ近くを流れるリュ川から水を迂回させて引き込んだという池は非常に美しく、その中央にはかわいらしい橋もかかっています。
<基本情報>
住所:84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny
アクセス:パリから電車で約1時間
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北フランスに位置し、かつてノルマンディー公国の首都として栄えた街、ルーアン。英仏百年戦争の悲劇のヒロイン・ジャンヌダルクが処刑された街としても知られ、今でも彼女の聖地として、多くの観光客がこの街を訪れます。
フランスゴシック建築の最高傑作の一つと言われる「ノートルダム大聖堂」はルーアンのシンボル的存在。フランスゴシック建築の最高傑作の一つと言われています。こちらの大聖堂は、画家のモネが描き続けたことでも知られ、すぐお隣にはモネがアトリエとして使っていた建物も見ることができます。
<基本情報>
住所:Pl. de la Cathedrale, 76000 Rouen
アクセス:ルーアン駅から徒歩約15分
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仏・アルザス地方の秘宝「エギスハイム」ワイン街道のクリスマスシーズンの魅力by Hiroko Oji
地図を見る広大な国土を持つフランスですが、日本と同じように四季があり、春夏秋冬それぞれの魅力にあふれています。春になれば様々な花が咲きはじめ、夏になると日が長くなり観光もゆっくり楽しめるように。秋はグルメを楽しむのに最高のシーズン、冬はヨーロッパならではのクリスマーケットのシーズンです。フランス人にとって大切なバカンスのシーズンは夏休みやクリスマス、年末年始の頃。お目当てのお店が休業になっていないかには注意したいところです。
買い物が目的なら夏か冬の“ソルド”と言われるバーゲンの時期が人気。「ツール・ド・フランス」は毎年7月に開催される世界的に有名な自転車レースです。
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春になるとパリでは冬の寒さが和らぎ、だんだんと暖かくなります。日中は暖かい日が増え、日照時間も長くなるため観光を楽しむには最高の季節です。各地で花々が咲き始める時期でもあり、パリではエッフェル塔やノートルダム大聖堂近くで桜が咲き始めます。
アルザス地方の美しい村では色とりどりの花が咲き乱れ、コルマールでは春の祭りが開催。ルーアンやランスなど各地で「ジャンヌ・ダルクフェスティバル」が開催されるのもこの季節です。5月には有名なカンヌ国際映画祭も。
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パリの夏は日中の気温がぐんぐん上昇。日照時間もさらに伸び、観光スポットを巡りやすくなります。パリから日帰りで行くことのできる世界遺産のヴェルサイユ宮殿では「夜の大噴水ショーと花火」が開催されるので、夏に訪れるならぜひ宿泊して楽しみましょう。7月14日はフランス革命記念日にあたり、シャンゼリゼ通りの軍隊の行進など各地でイベントが行われます。
南フランス・プロヴァンス地方は毎年初夏になると、ラベンダーの色と香りで包まれ、ラベンダー祭りが開催。ニースやマルセイユなど海岸線の美しいエリアで、夏のバカンスを過ごすのもおすすめです。
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秋になるとパリでは気温が穏やかになり、街歩きも快適に楽しめるように。ただし10月になるとパリでは気温がぐっとさがるため、上着を必ず持参しましょう。
フランスの秋と言えば、ブドウの収穫シーズン。世界的なワインの名産地が多く、各地でイベントも行われるのでワイナリー巡りにでかけるにもピッタリ。ワイナリーは田舎にあることが多いですが、パリのモンマルトルの丘にはパリで唯一残るぶどう畑があり、10月には伝統的な衣装が見もののパレードなどぶどう収穫祭もおこなわれます。
また食のお楽しみが増えるのも秋の魅力。9月下旬から狩猟が解禁になり、ジビエ料理も旬を迎えます。生のトリュフやポルチーニ茸などキノコのおいしい時期でもあり、秋から冬にかけてはグルメをメインにした旅行もおすすめです。
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パリをはじめ、冷え込むエリアが増える冬。防寒対策が必須ですが、ウィンタースポーツを楽しむことのできる時期です。フランスには世界的に有名なスキーリゾートもたくさん。
寒さが厳しくなるので観光するには大変ですが、クリスマスシーズンには各地できらめく景色を楽しめます。特にアルザス地方では、まるで御伽の国に迷い込んだような中世の面影が濃く残る旧市街がクリスマス一色に飾られます。パリのシャンゼリゼ通りのイルミネーションも見事です。
クリスマスシーズンが終わり1月中旬にもなると、南仏に春を告げる“冬の太陽”と呼ばれるミモザが咲き始めます。コートダジュール地方のミモザ海道ではコバルトブルーの地中海を爽やかな香りとともに彩りますよ。
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雄大な自然や美しい歴史遺産が楽しめるフランス。ドライブしながら観光スポットを巡る旅はいかがでしょうか。ロワール渓谷に広がるトゥール城やシュノンソー城、アンボワーズ城などの有名なお城を巡るルートでは壮大な景色に出会うことができます。
アルザス地方のワイン街道は、のどかなブドウ畑が広がるなか快適なドライブを楽しめます。南仏コート・ダジュール地方に冬に訪れるならミモザ街道をぜひドライブで巡ってみましょう。ボルム・レ・ミモザからスタートし、美しい8つの町や村を通り抜け、香水の町として有名なグラースまで続く約130kmの街道です。
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伝説のキャバレー「ムーラン・ルージュ」でロマンティックなパリの夜を!by Masami M
地図を見るフランス観光をより充実したものにするならオプショナルツアーを予約するのもおすすめ。面倒な入場チケットの予約や現地での移動手段が含まれているものなら、手配の手間も省けてお得です。モンマルトルにある創業130年の老舗キャバレーでのエンターテインメントやオペラ座でのバレエ鑑賞では特別な時間を過ごせること間違いなし。
アルザスのワイナリー巡りや各地のかわいい村は田舎にあることが多いため交通の便が不便なのが一般的ですが、現地ツアーに参加すれば移動の心配はありません。セーヌ川の景色を贅沢な本格フレンチディナーとともに楽しめるディナークルーズもロマンティックです。
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フランス最大の港湾都市「マルセイユ」!溢れる陽光の中で楽しむ観光と食by Hiroko Oji
地図を見る美食の国フランスはおいしいグルメもたくさん。優雅なフランス料理とワイン、カフェでのおしゃれなひととき、パン屋さんやマルシェ(市場)巡りなど、旅行中にはぜひとも食事にこだわる時間もゆっくり取りたいところです。
フランス第二の都市であるリヨンはフレンチの巨匠、故ポール・ボキューズの本拠地であり、グルメを旅の目的にする方はぜひとも訪れたい都市。地中海沿岸エリアは海の幸が豊富で、魚をベースでつくるブイヤベースはマルセイユの郷土料理です。プロヴァンス地方のラタトゥイユやノルマンディー地方のポトフ、ブルターニュ地方のガレット、モンサンミッシェル名物のふわふわのオムレツなどその土地ごとの郷土料理も楽しみましょう。
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フランスでばらまき土産に購入したいお土産がお菓子。クッキーやチョコレートなどスーパーで売っているお菓子も、さすがのクオリティです。またフランスらしいおしゃれなお土産といえば、トリュフ塩やワイン。ブルゴーニュ、ボルドー、シャンパーニュなど有名な生産地のワインは、お酒好きに喜ばれます。
パリの街のシンボル、エッフェル塔をモチーフにしたグッズも定番。日本でも有名な美食ブランドのフォションの紅茶をお土産にするのもいいですね。パリのシャルルドゴール空港にはショッピングモールがあり、免税店でブランド化粧品を購入するのも搭乗直前まで楽しめます。
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日本からフランスへは、成田・羽田空港とパリのシャルルドゴール空港間で直行便が就航しています。所要時間は約12〜13時間。空港からパリ市内までは空港シャトルバスやパリ高速鉄道で約60分かかります。
リヨンやマルセイユなどの都市へは直行便が就航していないため、パリやそのほかヨーロッパの都市を経由することになります。ミュンヘンやフランクフルト、ロンドンなどを経由することが多いです。パリを拠点に国内線や高速鉄道(TGV)を利用して移動することも可能ですが、フランスで人気のかわいい田舎の村やワイナリーへはアクセスが不便なことがあるため、現地ツアーを利用したほうが効率的に観光できて便利です。
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パリはもちろん、それ以外の地域でも実に多様な魅力が溢れるフランス。フランスを旅行するなら往復の交通手段とホテルがセットになったツアーがお得です。
最短5日間でもパリ観光を楽しむことができますが、街並みやグルメ、美術館巡りなどをじっくり楽しむならもう少し余裕を持ちたいところ。パリだけでなく地方にも魅力いっぱいです。
観光地として人気のパリですが、残念ながら治安はそこまでいいとは言えません。特に観光客が多い場所ではスリや置き引きが多発、昼間は問題なくとも夜間は注意が必要になるエリアもあります。
2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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