千葉県の北総エリアは日本の空の玄関口・成田空港を始め、成田山新勝寺や小江戸・佐原、関東随一のパワースポット・香取神宮など見どころが多い観光地。都心から電車で約1時間半という近さは、週末プチトリップにおすすめ!
今回はナビゲーターのUKOARAがこのエリアをしっかり観光してきたので、ここでは1泊2日で北総を最大限に楽しむ女子旅モデルコースをご紹介します。(PR)
写真:U KOARA
地図を見る今回のテーマは江戸時代?そんな気持ちになるくらい、北総エリアには昔から変わらない日本の古き良き街並みが残っています。非日常を静かに楽しむ一人旅や、グループで日本の良さを改めて楽しむ旅もおすすめ。特に写真を撮りたくなるような景色が多く、女子旅にもうってつけ。その前に「千葉県北総エリアってどこ?」という方にご説明を。
北総エリアとは、千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」でいえば目の周りから耳の先にかけて。目の辺りが成田、おでこが佐原と香取、耳の先が大きな港のある銚子、エリアとしてはここまでくらいです。山も海もあり実は食材の宝庫。グルメな旅も楽しめます。
写真:U KOARA
地図を見る今回のルートは都心に近い佐倉駅からスタート。
1日目は佐倉の[武家屋敷とひよどり坂]→南酒々井の[酒蔵]カフェでランチ&酒蔵見学→[成田山表参道]ぶらぶら食べ歩き→佐原のホテル[NIPPONIA]にチェックイン。
2日目は午前中は小江戸[佐原]町歩き→[香取神宮]参拝→[佐原・舟巡り]→[佐原]で甘味というコースです。
写真:U KOARA
地図を見る「なんだ、関東エリア向けのガイドか!」とがっがりしないで。今回のエリアは、LCCで旅をすることが当たり前になった今、成田空港を利用する方に立ち寄りやすい場所に位置します。
例えば、成田山表参道のある成田駅なら成田空港から電車で約10分、佐倉駅へは約25分で行けるのです。舞浜のテーマパークで楽しんだ後なども、成田空港に戻る前に少し立ち寄ると旅の充実度が増しますよ。
写真:U KOARA
地図を見るまずはここ1年余りで人気スポットになった佐倉の「ひよどり坂」へ。最近はメディアでも大きく紹介され、この美しい竹林を一目見ようと訪れる観光客が増えています。
寒さに強い竹は冬でも青々とし、季節に関係なく映える写真が撮れるのもおすすめポイント。江戸時代からほぼ変わらないというこの景色の中に溶け込めます。フォトジェニックな場所でお互いに写真を撮りあうのも、女子旅ならではの楽しさですよ。
写真:U KOARA
地図を見るひよどり坂から徒歩2分程で現れるのが「武家屋敷」。関東地方最大級の武家屋敷群で3棟が公開されています。
これらは佐倉藩士の屋敷で、江戸時代後期に建てられました。そのうち旧但馬家住宅と旧武居家住宅には上がれます。屋敷の広さや展示されている調度品からも当時の暮らしが感じられますよ。
写真:U KOARA
地図を見るひよどり坂から徒歩10分のところには、古民家も立ち並ぶ旧市街の「新町通り」があり、周辺では散策や食事も楽しめます。坂が多い町なので、駅前でレンタサイクルを借りると観光が便利!
<基本情報>
住所:佐倉市宮小路町57番地(佐倉市武家屋敷 旧河原家住宅)
開館時間:9時〜17時
入館料:大人210円、学生・児童100円
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始
アクセス:JR佐倉駅より徒歩約15分、京成佐倉駅より徒歩約20分
写真:U KOARA
地図を見るJR佐倉駅から1駅移動して、ランチは南酒々井(みなみしすい)の酒蔵カフェ「まがり家」で。こちらには日本酒や酒粕、麹を使ったメニューが揃います。
スパイシーな“酒蔵のまかないカレー”にやさしい味の“薬味味噌うどん”。食後には酒蔵で作られている日本酒・甲子(きのえね)の古酒をかけていただく大人のバニラアイスもおすすめ。他にも甲子の利き酒セットもありますよ。
写真:U KOARA
地図を見る格子が印象的な天井の高い店内は新潟県にあった「旧清野邸」を移築した日本家屋。雰囲気あるレストランは売店もあり、日本酒はもちろん、酒粕や日本酒を使用した食品が揃っているのでお土産におすすめです。
写真:U KOARA
地図を見る<基本情報>
住所:印旛郡酒々井町馬橋106
営業時間:10時〜18時
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
アクセス:JR南酒々井駅から徒歩10分
写真:U KOARA
地図を見るランチを食べた後は酒蔵カフェのすぐ隣にある「飯沼本家」の酒蔵見学に参加するのがおすすめ!約300年の歴史がある飯沼本家では日本酒“甲子正宗(きのえねまさむね)”を作っています。
ルートは約100年前に建てられた明治蔵、昭和31年に建てられた昭和蔵を周り、現在酒造りに使われている平成蔵を見学します。
写真:U KOARA
地図を見るお米の説明から始まり、暖かい麹室やもろみの仕込み室へ。麹の種類により日本酒の香りもさまざま。もろみタンクを開ければ、バナナのような香りや酸味のあるリンゴのような香りの違いを体験できます!
写真:U KOARA
地図を見る最後はお楽しみのテイスティング。代表作の純米吟醸は女性に人気。純米無ろ過生原酒、そして黄色い色が特徴の古酒をいただきます。3種類の全く違う味わいに驚くでしょう。お土産におちょこが1つもらえます。
<基本情報>
住所:印旛郡酒々井町馬橋106
見学料:900円
見学時間:13時半スタート(約1時間20分)※要事前予約
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
アクセス:JR南酒々井駅から徒歩10分
酒蔵見学のあとは成田へ移動。成田駅から徒歩10分の「成田山新勝寺」で参拝します。とても有名なスポットですが、訪れたことはありますか?実は見どころがいっぱいのお寺です。
外国人観光客に人気がある総重量800kgの仁王門の大提灯に国の登録重要文化財三重塔。敷地内には公園や書道美術館もあり、のんびりと過ごすのにおすすめの場所。奥山広場では占いもできるので女性にも人気のスポットです。
<基本情報>
住所:千葉県成田市成田1番地
アクセス:京成成田駅・JR線成田駅より徒歩10分
写真:U KOARA
地図を見る参拝の後は「成田山表参道」をぶらり。江戸時代から続く門前町は今なお活気があり、成田を代表する観光スポットです。約800m続く表参道には、150軒ほどの飲食店や土産物屋が軒を連ねています。
写真:U KOARA
地図を見る食べ歩きが楽しい表参道。おさんぽのお供におすすめしたいのは「阿部商店」の手焼きせんべい。サイズが小ぶりで価格も40円(税抜)とお手頃。友達同士でどの味にしようかな、なんて悩むのも楽しいですね。
写真:U KOARA
地図を見る甘いものが好きな女子なら「金時の甘太郎焼き」も忘れずに。昭和25年創業の歴史ある大判焼きには行列が絶えません。甘いあんこでほっこり、小腹も満たされます。あれこれ食べたいからお友達とシェアするのがちょうどいいかも。
他にも"竹細工のお店"や、庭が美しい甘味処「三芳家」など、ぶらぶらしているとあっという間に時間が過ぎてしまう楽しいスポットです。
<基本情報>
営業時間:9時〜17時頃(売切れ次第終了・店舗により異なる)
そして、成田の名物と言えば「うなぎ」。これをお目当てに成田を訪れる方も多いのではないでしょうか。江戸から徒歩で成田詣をする旅人をもてなすことから始まった名物うなぎ。表参道では店頭でうなぎをさばく姿も見られますよ。お時間があればぜひ! この写真の記事を見る ≫
樹齢1400年!大杉の迫力に圧倒!千葉・成田「麻賀多神社」by 井伊 たびを
地図を見る時間があれば訪れたいのが成田の「麻賀多神社」。こちらには樹齢1300年を超える、東日本一の大杉(御神木)があります。大杉からパワーをいただきましょう。
<基本情報>
住所:成田市台方字稷山1
アクセス:JR成田駅または京成成田駅から車で約25分
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こちらもお時間があれば立ち寄りたいスポット「航空科学博物館」。飛行機に手が届きそうなほどの距離で大迫力の着陸を見られます。こちらでは女子憧れのファーストクラスの席に座ることもできますよ。
<基本情報>
住所:千葉県山武郡芝山町岩山111-3
入館料:大人700円、中高生300円、児童(4歳以上)200円
営業時間:10時〜17時※入館は16時30分まで
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始 ※8月は無休
アクセス:JR成田駅からJRバス関東で「航空科学博物館」下車
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写真:U KOARA
地図を見るJR成田駅から約30分、佐原(さわら)駅に移動して、この日のお宿「佐原商家町ホテルNIPPONIA」にチェックイン。香取市佐原は商家町。約600年の歴史がある水郷の町は「江戸優り(まさり)」と言われています。町の中心に川が流れ、江戸時代の建物が多く残る風情ある場所。
NIPPONIAは商家町全体をホテルに見立てたコンセプチュアルなホテル。4つの宿泊棟が点在しています。今回宿泊したのは、築90年の土蔵をリノベーションしたYATA棟。
写真:U KOARA
地図を見るびっくりするほど広い土蔵は、元々綿屋の蔵として使われていました。センスのいいリビングでは、友達との会話が弾むこと間違いなし!階段を上がればロフトスタイルの広いベッドルームがあり、滑車を取り付ける吹き抜けもあります。
客室にテレビと時計はなく、時間の感覚がわからなくなるような非日常を体験できます。
写真:U KOARA
地図を見るディナーは千葉の食材をたっぷりと使ったフレンチのコース。千葉は野菜も魚も肉もおいしい食材の宝庫。素材の旨みを最大限に活かした料理は記念日にもおすすめ。レストランは宿泊客以外でも利用可能でランチ営業もしています。
ここは、佐原に来たら少々奮発してでも泊まりたいホテル。古くて新しい、最高にクールなホテルが佐原にあります。
<基本情報>
住所:千葉県香取市佐原イ1720(フロント&レストラン棟)
アクセス:JR佐原駅から徒歩10分
写真:U KOARA
地図を見る翌日は早起きして、まずは小江戸・佐原の町を巡りましょう。まるで時代劇のセットのような街並みは散歩するだけでもこの町の歴史を感じられます。町の中心には小野川が静かに流れ、これもまた風情を感じられる景色。浴衣や着物でそぞろ歩きもおすすめ。
実は、東京駅から佐原駅までは高速直通バスで約1時間20分とアクセスは良好。気軽に小江戸女子旅が楽しめるのです。
写真:U KOARA
地図を見る町歩きをしながら食べたいのは、昭和2年創業「柏屋」のもなか。お店の一番人気は一口もなかです。粒あん、黒砂糖あん、柚子あんの3種類で、あんこは全て手作り。特に地元産の柚子を使った柚子あんは、さっぱりとした口当たりです。次から次に人が訪れる、地元の方から愛されるもなか屋さんですよ。
<基本情報>
住所:香取市佐原イ569
営業時間:8時半〜18時
写真:U KOARA
地図を見る大きなうさぎの置物が目印の雑貨屋「らぱん」。うさぎに吸い込まれるように入るとうさぎグッズの他に香取産落花生のペーストが!これは迷わず買い!原料落花生100%なので、甘さも調節できるし、料理にも使えますよ。
<基本情報>
住所:千葉県香取市佐原イ3399
写真:U KOARA
地図を見る佐原でのランチは小野川沿いの洋麺屋「ワーズワース」で。店内は地元の方と観光客でいっぱい。佐原で大人気のお店です。
写真:U KOARA
地図を見る立派な日本家屋のイタリアンカフェでいただけるのは、選べるピザとパスタがメインのランチコース。
季節によって変わるランチスープは、手の込んだ一皿。パスタはもちもちボリューミィ、コーヒーはお代わり自由、一口サイズのデザートは、いろいろ食べたい女性に嬉しいお店です。
写真:U KOARA
地図を見る<基本情報>
住所:香取市佐原イ491-1
営業時間:ランチ11時〜14時、ディナー17時〜22時
定休日:毎週水曜日と隔週木曜日
アクセス:JR佐原駅徒歩10分
時間があれば立ち寄りたいのが、2019年にオープンした香取のグランピングリゾート「THE FARM」。その名の通り農園リゾートですが、こちらには農園で採れた野菜を使った料理が食べられるカフェや立ち寄り温泉が併設しています。3月〜12月は手ぶらでランチBBQもできますよ。
<基本情報>
住所:香取市西田部1309-29
アクセス:佐原駅からJRバスで30分、浅間台入口停留所下車、徒歩14分
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もう1軒ランチでおすすめなのが、JR佐原駅から南へ25分ほどの距離にある「恋する豚研究所」。安全で美味しい豚を育てるために、環境や餌にまでこだわりぬいた在田農場の豚肉料理がいただけます。
<基本情報>
住所:香取市沢2459-1
営業時間:ランチ11時〜15時、カフェ15時〜18時
アクセス:JR佐原駅から車で30分程度
写真:U KOARA
地図を見る佐原でランチをした後は、タクシーで10分の距離の「香取神宮」へ。こちらは関東随一のパワースポットとしても有名ですね。
香取神宮は“経津主大神(ふつぬしのおおかみ)”が御祭神。剣や武の神様で、スポーツや出世、開運、厄除けなどにご利益があります。まずは香取さまにご挨拶をしましょう。最後に香取神宮のお守りを授かったら怖いものなし!お守りには厄除け、家内安全、旅行守りがありますよ。
<基本情報>
住所:香取市香取1697-1
アクセス:JR佐原駅から車で10分またはコミュニティバスで約15分「香取神宮第一駐車場脇」下車。
写真:U KOARA
地図を見る水郷の町、佐原に来たなら「舟めぐり」がマスト!水郷佐原あやめパーク内のサッパ舟(竹竿を使う手漕ぎ舟)や加藤洲十二橋(十二橋めぐり)、小野川観光船に乗ってみましょう。かつて生活の足として使われていた舟から眺める景色もまた一味違うものになるでしょう。
写真:U KOARA
地図を見る水郷あやめパークのサッパ舟は手漕ぎ。エンジン化が進んでしまい、手漕ぎはこちらともう1ヶ所だけになりました。6月のあやめと7月〜8月のハスの季節は、美しい花に囲まれた水路になりますよ。
写真:U KOARA
地図を見るJR佐原駅に戻ってきたら、東京へ帰る前に甘味処「いなえ」でひと休み。おすすめはあわぜんざい。こしあんとモチモチした粟のやさしい甘さに癒されますよ。
実はこちらはかき氷が人気のお店。冬でもかき氷をオーダーする方が絶えません。
※あわぜんざいは季節限定メニューです。
写真:U KOARA
地図を見る「いなえ」はもともと明治時代の文房具屋の倉庫を改装して作られたお店。倉庫だったとは思えぬ明るく開放的な空間です。敷地内には蔵と洋館のギャラリーも併設してます。
<基本情報>
住所:香取市佐原イ511
営業時間:10時半〜17時
定休日:毎週水曜日
アクセス:JR佐原駅から徒歩10分
今回ご紹介した北総エリアは、東京からわずか1時間半と気軽に遊びに行ける場所。一度訪れれば、リピートしたくなる街の魅力に気づくでしょう。特に佐原の商家町は丸1日たっぷり楽しめるほどたくさんのお店や酒蔵があり、お酒や調味料がお好きな方も楽しめます。
2回目はいつ行こうかな?と計画してしまうこと間違いなしの旅先です。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は 千葉県 とのタイアップです】
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(2024/3/19更新)
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