イグアスの滝やマチュピチュなど、誰もが知る世界的な観光名所が集まる南米。日本からは地球の反対に位置し、訪れるのは大変ですが、ここにしかない絶景にあふれています。
今回はトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、南米のおすすめ世界遺産10選をご紹介します。どれも感動すること間違いなしの大迫力の観光スポットばかりです!
一生に一度は行くべき世界遺産!マチュピチュ遺跡1日観光モデルコースby 藤谷 ぽきお
「マチュピチュ」はペルーにある世界複合遺産。“空中都市”やインカ帝国滅亡から400年以上も経って発見された“失われた都市”とも称され、一生に一度は言ってみたい世界遺産としても必ず上位にあげられます。
その絶景を見るには拠点となる町・クスコから列車やシャトルバスを乗り継ぎます。遺跡の入場は、注意事項があるので事前に確認を忘れずに!
※浸食劣化のため一部石造物は閉鎖、また2023年以降、デモやストライキ等が発生しているため、旅行前に必ず最新の情報を公式サイトなどでご確認ください
<基本情報>
アクセス:マチュピチュ村からシャトルバスで約25分
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ペルーの古都クスコをコンパクトに巡る!1日観光モデルコースby かもた のぞみ
マチュピチュへの玄関口である古都「クスコ旧市街」も世界遺産に登録されています。中心地プラザ・デ・アルマスでは、2つの大聖堂(カテドラル)が美しく、ペルーを代表する風景になっています。
サンタ・クララ通りは、クスコ随一のショッピング通り。ペルー料理を楽しめるレストランや市場もあり、コンパクトな街で歩いて観光しやすいですよ。
<基本情報>
アクセス:リマからクスコまで飛行機で約1時間30分
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ペルーの「ナスカの地上絵」は、1994年に“ナスカとフマナ平原の地上絵”として世界遺産に登録されています。ペルーの首都・リマからも日帰りツアーが催行されています。
セスナ機に乗って空から地上絵を鑑賞します。上空からしかその姿を正確に確認することができず、その成り立ちや意味はいまだ謎だらけです。
<基本情報>
アクセス:リマから車で約4時間
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イグアスの滝へ3カ国からのアクセス〜アルゼンチン・ブラジル・パラグアイby 市川 芽久美
ブラジルとアルゼンチンにまたがる世界最大の滝「イグアスの滝」を含むイグアス国立公園が、ユネスコ世界遺産に登録されています。
イグアスの滝は、アルゼンチン側・ブラジル側でそれぞれ違った雰囲気を感じることができ、水しぶきを感じることができるボートツアーなども人気ががあります。
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「コルコバードのキリスト像」はブラジル・リオデジャネイロにある有名なキリスト像。2012年には“山と海との間のカリオカの景観群”として世界文化遺産にも登録されました。
この像は標高約710mのコルコバードの丘に1931年のブラジル独立100周年を記念して建てられました。高さはなんと約40m、重さは約640tにもおよびます。コルコバードの丘からはリオデジャネイロの美しい絶景を楽しむこともできます。
<基本情報>
住所:Parque Nacional da Tijuca - Alto da Boa Vista, Rio de Janeiro - RJ
アクセス:市内中心部からバスでコルコバードケーブルカー駅下車
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南米パタゴニアで絶対に見たい!氷河が作る絶景6選by 藤谷 ぽきお
チリとアルゼンチンを包み込むエリアを総称して呼ばれるパタゴニアにある「ロス・グラシアレス国立公園」。この公園にはぺリトモレノ氷河があり目の前で氷河が崩れ落ちる瞬間を見学することができます。
クルーズ船で近づくだけでなく氷河トレッキングも楽しめ、氷河の上を歩いたり、アイスドーム(氷の洞窟)では中から氷河を見ることができます。
<基本情報>
アクセス:エル・カラファテ空港から車で約1時間
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「アマゾン川」ではダイナミックな大自然が味わえます。ジャングルクルーズでは船に乗って観光するだけではなく、ワニやピラニアを捕まえることができるツアーなどさまざまな種類のツアーがあります。
アマゾン川観光の拠点・マナウスのさかな市場では日本では見られないような川魚がたくさんあがっています。
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世界最後の秘境!ベネズエラ・エンジェルフォールへの1泊2日ツアーby 浦 カオリ
「カナイマ国立公園」は秘境・ギアナ高地の中心のベネズエラにある国立公園です。総面積約3万平方kmもあり、公園内にはエンジェル・フォールと呼ばれる世界最大級の滝があります。落差979m、東京タワー3個分の高さから流れる落差世界一の滝は近年メディアでも取り上げられる人気の秘境です。
<基本情報>
アクセス:カナイマ村よりボートで約4時間
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「キト」はエクアドルの首都であり約2800mの高さにある街です。キト市の旧市街はインカ帝国第2の都市で、世界遺産第一号でもある貴重な場所。旧市街の保存状態としては中南米一良いと言われており、一旦足を踏み入れるとそこはタイムトリップしたかの様な別世界です。
旧市街は徒歩で十分見学することができ、中心地にある独立広場をはじめ、大統領府や大聖堂など伝統的な建物を見ることができます。
<基本情報>
アクセス:マリスカル・スクレ国際空港から中心部まで車で約50分
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初のユネスコ世界自然遺産として登録されたエクアドルの「ガラパゴス諸島」。名前がついている島だけでも123の島がありますが、そのほとんどは無人島で、許可を得たクルーズ船しか上陸できない島々です。ガラパゴスを巡るクルーズ船は、16人乗りの小型船から100人乗りの大型船まで規模は様々。
ガラパゴス諸島は他の大陸と接したことのない、独自の発達を遂げている島々で、その島それぞれ違った風景、違った生き物が生息しています。効率的に多くの島を巡りたい方は、是非クルーズで、充実したガラパゴスだけにしか生息しない貴重な動植物に会う旅を楽しんでくださいね。
写真提供:Patricio Tisalema
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南米は自然にあふれる観光スポットが充実していますが、訪れにくい場所も多いので、主要都市から交通手段もセットになったツアーに申し込むと安心ですよ。
南米だからこそ見ることができる絶景を楽しみましょう!
2023年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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