沖縄諸島で最西端に位置する「久米島」。古くから“球美の島”と呼ばれ、その美しい自然が訪れる人々を魅了します。本島からは飛行機に乗り30分ほどでアクセス。毎年7月中旬〜8月までは東京から直行便も就航しています。
一度は行ってみたいけど、具体的にどのように行けばいいの?ここではトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、久米島のおすすめ観光スポットをご紹介します。おすすめグルメやアクティビティ情報もぜひ参考にしてみてくださいね!
島全体が自然公園に指定されている「久米島」。1日で周遊できてしまうほどの面積ではありますが、自然が作り出したパワースポットの数々に、久米島の歴史や文化に触れることのできる観光施設など、多種多様な見どころに溢れています。久米島から船でのみアクセスすることができる“ハテの浜”は、絶対に外せない絶景スポット。大自然のパワーを浴びてリフレッシュしたい人におすすめです。 この写真の記事を見る ≫
年間を通して温暖な気候の久米島ではありますが、冬場には気温が下がるため海水浴には不向きです。美しい海を思い切り楽しみたいのであれば、4〜10月が絶好のシーズン!人気スポット“ハテの浜”に行くのもこの時期がおすすめです。ただし、7月から9月にかけては台風が発生することも。予約の際には注意が必要です。 この写真の記事を見る ≫
見どころ満載の久米島ではありますが、1泊2日もあれば主要観光スポットを回ることも可能。レンタルバイクやレンタサイクルも人気ではありますが、急こう配の道も多くお天気が崩れる場合もあるのでレンタカーが便利です。
【1泊2日モデルコース】
1日目は国の重要文化財“上江洲家”を見学し、子宝スポット“ミーフガー”へ。“比屋定バンタ”で久米島のパノラマの景色を堪能し、満天の星空を満喫しましょう。2日目は橋でつながる奥武島を訪れ、自然が作り出した奇景“畳石”へ。絶景スポット“ハテの浜”へのフェリー乗り場は、奥武島へ渡る橋のすぐ近くです。
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【2泊3日モデルコース】
よりディープな久米島を堪能するのであれば、2泊3日ののんびりコースがおすすめ。1日目には観光名所の“ミーフガー”に“熱帯魚の家”、そして絶景スポット“比屋定バンタ”を巡りましょう。2日目には、珍しい“畳石”、“上江州家”を巡り、“シンリ浜”での美しいサンセットを。3日目には“ウミガメ館”を訪れ、お天気が良ければ“ハテの浜”へ。
3日間あれば、久米島の魅力を目一杯満喫できるはずですよ!
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美しい自然がそのままに残る久米島。代表的なスポットであるハテの浜だけでなく、島の周辺には季節や時間帯によって姿を現す砂州などの美しいスポットが数多く存在します。波の浸食によって造り出された奇岩などの見どころもたくさん!宇江城城や具志川城跡をはじめとしたグスク跡も島の歴史を語る上で欠かせないスポットです。 この写真の記事を見る ≫
大きな岩と岩が寄り添うように立つ「ミーフガー」。浸食により作り出された不思議な光景は、大自然のパワーを私たちに伝えてくれます。古くから、子宝に恵まれると信じられてきたこちらのスポット。夫婦で訪れればご利益に授かることができるかもしれませんよ。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠
アクセス:久米島空港から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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「おばけ坂」は、心霊スポットではなくちょっと変わった体験ができる不思議なスポット。坂道錯視という現象で、ボールが坂の上に転がっていくという不思議な光景を目にすることができます。下り坂に見えて実は上り坂。大人も子供も童心に返れること請け合いです。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町具志川588
アクセス:久米島空港から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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海抜200mの断崖絶壁の上に位置する「比屋定バンタ」は、眼下に青く輝く久米島の海を一望することができる絶景スポット。 バンタとは「崖」のことで、天気が良い日には海の向こうに浮かぶケラマ諸島などの島々が望めます。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町阿嘉
アクセス:久米島空港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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「イーフビーチ」は、数ある中でも久米島を代表する人気のビーチ。きめ細かな真っ白い砂浜が約2kmも続き、その美しさから日本の渚100選にも選ばれています。波も比較的穏やかであることから子ども連れにもおすすめ。周辺にはホテルや飲食店などの施設も充実しています。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂
アクセス:久米島空港から車で約25分
公式サイト(外部リンク)
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「奥武島の畳石」が位置するのは、久米島から海中道路でつながる奥武島(おうじま)。亀の甲羅のような五角形や六角形の石が無数に広がる風景は、自然が創り出した芸術作品です。火山の噴火で流れ出した溶岩が冷えて固まる時にできあがった柱状節理という現象。上に乗れば大きな亀の甲羅の上に乗ったような気分が味わえますよ。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武島
アクセス:久米島空港から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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同じく奥武島にある「久米島ウミガメ館」は、絶滅の危機にさらされているウミガメを保護・研究することを目的とした施設。大きな水槽ではカメ達が悠々と泳ぎ、パネルコーナーには世界のウミガメとその生態を学ぶことのできる展示がなされています。
久米島で集められた100種を超える美しい貝殻達も展示。こちらは自由に触ることができますよ。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武170
電話番号:098-985-7513
アクセス:久米島空港から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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久米島空港から車ですぐの場所にある「シンリ浜」は久米島が誇る美しいビーチのひとつ。美しい夕陽のスポットとしても知られています。白い砂浜にキラキラ輝くエメラルドブルーの海。周辺は灯りも少ないので、満天の星も楽しめますよ。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町大原113
アクセス:久米島空港から車で約3分
公式サイト(外部リンク)
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海を眺めながら静かなひとときを楽しみたいという人には、サンゴや貝の欠片が敷き詰められた「アーラ浜」がおすすめ。アクセスするには山道を登り下りする必要がありますが、その分訪れる人も少なくプライベートなひとときが楽しめます。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町儀間
アクセス:久米島空港から車で約25分
公式サイト(外部リンク)
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「久米島博物館」は、島の自然や歴史、文化を紹介する目的で2000年にオープンした観光施設。空港からは約15分の距離にあるため、初日に訪れて島への理解を深めるのもおすすめです。館内では時代の移り変わりや島の暮らしなどをわかりやすく展示。不定期的に開催される期間限定の展示も要チェックです。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字嘉手苅542番地
電話番号:098-896-7181
アクセス:久米島空港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
未知の大冒険!久米島の秘境にある巨大奇岩「タチジャミ」へby 土庄 雄平
“立神”の名を持つ、町の天然記念物「タチジャミ」。その名の通り、立ちはだかるの屏風のような岩は自然の作り出した神々しさ溢れるスポットです。昔は“幻の名所”と言われていましたが、近年遊歩道が整備されたことにより一般の観光客でも訪れることができるように。
海のパノラマや亜熱帯の植物が織りなす、タチジャミへの道のりも久米島が誇る景勝地のひとつです。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町字宇江城
アクセス:久米島空港・兼城港から駐車場まで車で約20分、駐車場からタチジャミまで徒歩で往復45分〜1時間
公式サイト(外部リンク)
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沖縄の原風景が残る!久米島「山里地区」周辺の楽しみ方by 土庄 雄平
「君南風殿内(ちんべー)」は、“君南風(高級巫女)”が祭祀を行う、島の最高礼拝所。君南風とは久米島の巫女(ノロ)をまとめる権威ある立場です。
島民たちの信仰を集める特別な場所ですので、敬意をもって訪れることをお忘れなく…!
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町仲地1-1
アクセス:久米島空港から車で約10分
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気分は冒険者!神秘の久米島観光「ヤジャーガマ」鍾乳洞探検!!by 月宮 うさ
神秘的な雰囲気が魅力の「ヤジヤーガマ洞窟」。風葬の行われていた全長800mに及ぶ洞窟で、探検気分が味わえるスポットです。熱帯の植物が生い茂る様はまるでジュラシックパークのよう!?訪れるのであれば、ヘルメットやライトの貸し出しも含まれた、ガイド付きのオプショナルツアーがおすすめです。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町仲地
アクセス:空港から車で約10分
電話番号:080-6490-3850(久米島ホタル館)
営業時間:
午前の部10:00〜11:45
午後の部14:00〜15:45
夜間19:30〜21:00(6月〜翌年3月)
※事前予約制
公式サイト(外部リンク)
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重要無形文化財である久米島紬を深く知ることのできる「久米島ユイマール館」。屋内型の施設であるため、天候を選ばず過ごすことが可能です。現役の織り子さんたちによる技術を間近で見ることができるだけでなく、実際に染めや織りの体験をすることも。世界に一つだけの染め物、織物は旅の思い出の品としても最適です。
<基本情報>
住所:沖縄県島尻郡久米島町真謝1878-1
アクセス:空港から車で約20分
電話番号:098-985-8333
公式サイト(外部リンク)
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いつ訪れても美しい自然を楽しむことのできる美しい島ですが、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの繁忙期に、週末や連休にかかる金・土は旅行代金もアップします。お目当てのエリアやホテルがある場合には、早めのご予約がおすすめ!余裕をもって旅行計画をお楽しみくださいね。
写真提供:リゾートホテル 久米アイランド
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ハテの浜へ行くなら、4月〜10月の夏シーズンがベスト!特に6月の梅雨明けから9月までが最もおすすめの季節です。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜の絶景を堪能して。カイトサーフィンやカヤッキング、シュノーケリングなどバラエティ豊かなアクティビティが楽しめます。 この写真の記事を見る ≫
秋に久米島を訪れるのであれば、固有種である「クメジマボタル」を見ることのできる「久米島ホタル館」がおすすめ。同施設が開催するミステリーナイトウォークでは、絶滅危惧IA類に分類された、希少なホタルを間近で観察することができます。
ほぼ通年で開催されていますが、夏休み中は混み合うこともあるため少し暑さも和らいだ秋がベスト。月灯りのもと久米島の森を歩けば、ホタル以外にも様々な生物の姿を観察することができるはずですよ!
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久米島の原風景「島尻」で出会う!絶景&グルメで癒しの島旅by 土庄 雄平
冬に久米島を訪れるのであれば、久米島南端の「トクジム自然公園」がおすすめ。高台を登り切ると、久米島の地形と海が織りなすパノラマの景色が楽しめます。集落から徒歩15分ほどの距離ではありますが、ハイキングをするなら暑さも和らいだ季節に訪れたいですね。冬季に運が良ければ、ザトウクジラが吹く潮が見られることも!久米島の大自然を肌で感じることのできるスポットです。 この写真の記事を見る ≫
時計回り推奨!久米島一周ドライブモデルコースby bow
久米島のドライブ旅行で訪れたいのは、空港から約10分の距離にある琉球王朝時代の士族の家「上江洲家」。国指定の重要文化財で、タイムスリップしたような気分が味わえるスポットです。巨大な奇岩「ミーフガー(女岩)」は、子宝に恵まれるといわれのあるパワースポット。久米島最高峰の「宇江城城跡」は、島の景色をぐるりと見渡せる絶景スポットです。
絶景が楽しめる陸橋「てぃーだ橋・つむぎ橋」は、人気のドライブコース。海へと吸い込まれていくかのような絶景をお楽しみくださいね!
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サンゴ礁で出来た砂が作り出した無人島「ハテの浜」は、透明度の高い真っ青な海と白い砂浜が美しい絶景スポット。久米島からはボートでのみアクセスが可能です。パラソルを借りてただただのんびりと過ごすのも素敵ですが、せっかくなら美しい海を思い切り満喫して。グラスボートやシュノーケリングなど、マリンアクティビティがセットになったオプショナルツアーへの参加がおすすめです。 この写真の記事を見る ≫
コレは食べたい!久米島オススメご当地グルメまとめby bow
美しい久米島の海で育つもずくは太くて食べ応え抜群!お酢で食べるのが一般的ですが、麺類のようにザルに盛ってゴマだれで食べるのもも久米島ならでは。人気スポット、イーフビーチを訪れた際には「海鮮味処 亀吉」で、名物の「ザルもずく」にトライしてみてくださいね!
写真提供:一般財団法人久米島町観光協会
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久米島では、海洋深層水を利用した車海老の養殖も盛んで、その生産量は全国一!島内では多くの飲食店で新鮮な車海老の刺身を提供しています。獲れたての車海老を氷水で素早くしめた冷凍品はお土産としてもおすすめ!空港のお土産店では、50℃で急速冷凍した冷凍パックのクルマエビが販売されています。 この写真の記事を見る ≫
東京から久米島へアクセスするには、沖縄本島からの乗り継ぎが必須。大阪や福岡からも那覇空港経由(片道30分)が一般的です。沖縄本島からのアクセスは、飛行機のほかに船便もあります。フェリーを利用すると3時間ほどの船旅で、島に到着することができますよ。
7月中旬〜8月までは羽田からの直行便が就航しており2時間半から3時間ほど。併せてチェックしてみてくださいね!
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手つかずの自然と史跡など豊富な見どころに溢れる久米島。久米島を旅行するなら、往復の交通手段と旅館・ホテルがセットになったパック旅行がおすすめです。それぞれ個別に手配するよりも費用がお得。WEBからの申込みで、割引が受けられるツアーもありますよ。
自分の旅行スタイルに合った交通手段や宿泊施設に泊まるフリープランを選べば、久米島旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件や予算などを指定して、ツアーを探してみてくださいね。
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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