イスラエルは3つの宗教の聖地エルサレムがあり、深い歴史に触れることができる国。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここではイスラエル旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期などを解説していきます。イスラエルでぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットもご紹介!
■イスラエルの魅力や見どころ
イスラエルは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、3つの宗教の聖地エルサレムがあるなど、歴史的に重要な場所です。世界中から巡礼者や歴史好きが集まります。
首都エルサレムの旧市街地は宗教ごとの地区に分かれており、聖地として重要なスポットが点在。町全体の雰囲気から、そのパワーを肌で感じることができるでしょう。
イスラエルとヨルダンの間にある死海は日本人の間でも有名。新聞を読みながらの死海浮遊体験は一度はやってみたいと思った方もいるのではないでしょうか?
日本からは時間のかかるイスラエルを訪れた際には、せっかくなのでヨルダンも一緒に訪れるのがおすすめ。ペトラ遺跡観光などを楽しみましょう。
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■イスラエルのシーズン情報
イスラエルの夏はかなり暑く、晴れの日も多いため乾燥した気候です。また、冬は氷点下になるようなことはほとんどありませんが、思っている以上に冷え込みます。
そのため、観光に訪れるなら、過ごしやすい春(3〜5月)と秋(10月)がおすすめ。春には美しい野花を楽しむこともできますよ。
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受胎告知教会も!イエスの育ったナザレの町を歩こうby 菊池 模糊
■イスラエルの予算相場
イスラエル旅行には6日間あると、主要な見どころを満喫できます。死海やヨルダンのペトラ遺跡なども訪れる場合は8日間以上見ておきましょう。
航空券と宿がセットになったパッケージツアーの料金は、6日間の旅行の場合で25〜35万円ほど、8日間の場合で30〜45万円ほどです。添乗員の付いたツアーが一般的です。
※2020年2月現在
日本の大型連休であるゴールデンウィークやお盆、年末年始は繁忙期なので、旅行代金が大幅に上がる傾向にあります。日程の調整が可能な人は、繁忙期以外で予定を組むと予算を抑えることができますよ。
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【6日間】イスラエルを満喫!首都エルサレムと死海を巡る
1日目は移動日、2日目は首都エルサレムを観光し、10kmほど離れた場所にある世界遺産ベツレヘムを訪れます。3日目は3つの宗教の聖地とされるエルサレムの旧市街地巡り。4日目は死海地方のエン・ボケックでリゾート気分を楽しみましょう。5日目は『ユダヤ戦記』の舞台マサダを訪れ、帰路へ。6日目に日本に帰国します。
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【8日間】ペトラ遺跡も訪問!歴史スポットを満喫コース
1日目は移動日、2日目は受胎告知教会があることで有名なナザレを観光、3日目はヨルダンに移動しマダバを観光、夜には蝋燭が灯り幻想的な雰囲気を放つペトラナイトへ訪れます。4日目は冒険気分を感じながらペトラ遺跡を見学。5日目はキリスト誕生の地と言われているベツレヘムと首都エルサレムを観光。6日目は3つの宗教にとって重要なスポットが点在するエルサレムの旧市街地を巡ります。7日目に日本へ向けて出発し、8日目に帰国します。
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■基本的にパッケージツアーのみ
イスラエルは日本人にとってマイナーな旅行先であることから、他の国と比べ現地の情報を得ることが大変です。さらに、観光スポットがそれぞれ離れた場所にあるため、パッケージツアーを利用して効率よく巡るのがおすすめ。航空券と宿がセットになっており、添乗員の付いたツアーを選ぶと安心です。
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■WEBでお得なプランが急遽登場することも
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの大型連休は旅行に行く人が増えるため、旅行代金が上がってしまいますが、1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9〜11月などはツアー料金が比較的お得に設定されています。
インターネットでも突然驚くような価格の商品が出ることもありますので、この時期を狙ってツアーを探すと良いでしょう。
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■嘆きの壁
ユダヤ人にとっての聖地。現在では観光客も気軽に訪れることができ、多くの人々が静かに祈りをささげる場所になっていますが、かつてユダヤ人は一切近づくことが許されませんでした。
見学や写真撮影は自由にできますが、宗教的に神聖な場所なので、配慮した服装や行動を心がけてください。
ただ場所を訪れるだけでなく、歴史的背景を学ぶことができる添乗員付きのパッケージツアーがおすすめです。
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■聖墳墓教会
エルサレムの旧市街地の中にある教会。イエス・キリストが十字架にかけられた場所に建っていると言われています。イエス・キリストが安置されていることから、キリスト教の聖地として多くの巡礼者が訪れます。
効率よくエルサレム観光をするにはパッケージツアーを利用するのがおすすめ。神聖な場所なので、添乗員付きのツアーで訪れると細かいマナーなどが分からない場合でも安心です。
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■ヴィア・ドロローサ
ラテン語で悲しみの道という意味のヴィア・ドロローサは、キリストが十字架を背負ってゴルゴタの丘へと歩いたと言われる道です。
毎週金曜日には、フランシスコ派の修道士が十字架を持って各チェックポイントを周り、その場所で起こった事柄について読み上げます。
イスラエルのパッケージツアーであれば、効率よくエルサレムの見どころを巡ることができますよ。
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■エン・ボケック
一度はやってみたい!新聞を読みながらぷかぷかと死海に浮かぶ体験ができる場所。死海のイスラエル側のビーチです。
エルサレムからは車で約2時間半離れた、ヨルダンとの国境にあります。エン・ボケックでは遊泳も楽しむことができますが、塩分濃度が高いので、傷や目に入らないように気を付けてくださいね。
首都エルサレムから離れた場所にあるため、エン・ボケックを訪れたい際はパッケージツアーを利用するのがおすすめです。
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■マサダ
マサダは世界遺産にも登録されている古戦場です。ユダヤ戦争の際にエルサレムが陥落した後、この要塞に籠城していた約1000人のユダヤ人が自決した場所と言われています。
絶壁の上にあるマサダ要塞へはロープウェイを使用していくことができます。果てしなく広がる荒野の先に死海を臨むことができ、今では絶景が広がっていますが、この場所を守ろうとしたユダヤ人と攻め込む軍隊の様子を想像して歴史に思いを馳せてみてください。
死海からほど近い場所にあるマサダは、首都エルサレムから自分で訪れるのは大変です。死海とセットで観光できるプランのパッケージツアーを利用すると良いですよ。
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■ぺトラ遺跡
ペトラ遺跡はヨルダンにある世界遺産で、世界に数ある遺跡のなかでも別格のオーラを放ちます。紀元前からこの地には人々が暮らし、国を形成。渓谷の岩を利用し建物を建てるなどしました。
冒険心を掻き立てられる場所のため、映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の舞台となったことも納得です。
イスラエルとヨルダンは隣合っているため、その間に位置する死海やペトラ遺跡も併せて観光するのがおすすめ。効率よく観光スポットを巡るにはパッケージツアーを利用すると良いでしょう。
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■ペトラ・バイ・ナイト
ビジターセンター前から「ペトラ・バイ・ナイト」というツアーが催行されており、ペトラ遺跡は夜でも観光することが可能。毎週月、水、木の20:30から開催されています。満点の星空の中、闇に紛れてシークを歩き精巧な彫刻が美しいエル・カズネの前まで行くことができます。
エル・カズネまでの道のりには1500本ものキャンドルが明かりを灯し、日中とは違った神秘的な雰囲気を目にすることができます。
パッケージツアーの中にはペトラ・バイ・ナイトが含まれたツアーがあるので、夜の遺跡も楽しみたい人は、予め観光が含まれているツアーを探してみてくださいね。
写真提供:frickr.com
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歴史に宗教がどのように関係してきたのか、歴史の教科書で習ったことを肌で感じることができる国。イスラエルを旅行するなら往復の交通手段と旅館・ホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、イスラエル旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね。
2020年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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