マルタは地中海に浮かぶ歴史情緒あふれる島。世界文化遺産に登録される首都、ヴァレッタ(バレッタ)での街歩きや美しい自然などが楽しめます。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここではマルタ旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期などを解説していきます。マルタでぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットもご紹介!
■マルタの魅力や見どころ
マルタは地中海に浮かぶ小さな島国。イタリアのシチリア島やチュニジアからも程近く、かつてローマ人、ムーア人、イギリス人など多くの民族がこの地を支配してきました。マルタ騎士団という名前を聞いたことがある方も多いことでしょう。
マルタは大きくマルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島から成り、総面積は約316平方キロメートルと東京23区の約半分ほど。首都のヴァレッタには歴史的な建物が数多く現存しており、郊外に足を延ばせば青の洞窟のような神秘的な自然を楽しむこともできます。
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■マルタのシーズン情報
年間を通して温暖な気候が楽しめるマルタは、気候区分で言うと地中海性気候に分類されます。そのため、乾季にあたる春〜夏(4〜10月)には雨が少なく乾燥し、雨期にあたる冬(11-3月)には雨の日が多くなるのが特徴です。
せっかくならベストシーズンに行きたいという方は、温暖な気温で雨が少ない4月から10月頃を狙うと良いでしょう。夏には30度を超えることも多いので、日焼け対策も忘れてはなりません。
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■マルタの予算相場
マルタを訪れるツアーは、航空券とホテルがセットになったフリープランと、添乗員もしくは現地係員付ツアーの2種類に大きく分かれます。お値段の面ではやはりフリープランの方が圧倒的にお得で、例えば日数が5日で首都ヴァレッタのフリープランだと、80,000円〜250,000円ほど。
※2020年3月現在
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は繁忙期と呼ばれ、旅行代金がグッと上がります。旅行時期を選べる人は、予算面から出発日を決めるのがおすすめですよ!
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【5日間】マルタ弾丸コース
とにかく短期間でマルタに行きたいという方は、2泊5日の行程でマルタを観光することも可能です。1日目は移動日、2日目に首都であるヴァレッタ市内を観光しましょう。聖ヨハネ大聖堂などの観光スポットを楽しみます。3日目に日帰りでゴゾ島を観光。4日目は時間まで街歩きを楽しんだら空港へ。5日目には帰国となります。
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【7日間】マルタ満喫コース
せっかくマルタへ行くなら出来るだけじっくり観光したいという方には、4泊7日ののんびりコースがおすすめです。1日目は移動日、2日目にヴァレッタ市内を観光し、3日目に城壁に囲まれた街スリーシティーズを観光。4日目には青の洞門を観光し、5日目にゴゾ島を観光したら、6日目は古都イムディーナを観光した後で現地を出発、7日目に帰国となります。
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■航空券+宿泊施設がセットになったフリープランがお得
なるべく旅費を抑えたい方には、往復の航空券と宿泊がセットになったフリープラン(パッケージツアー)がおすすめ。旅費は抑えられますが、現地での交通手段や食事は全て自分で手配することになるので、マルタの公用語でもある英語は多少必要となってきます。
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■ローシーズンを狙うのも手
年末年始やゴールデンウィークといった繁忙期は必然的にツアー料金がアップしますが、1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9〜11月などはツアー料金が比較的お得に設定されています。インターネットでも突然驚くような価格の商品が出ることもありますので、この時期を狙ってツアーを探すと良いでしょう。
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■聖ヨハネ大聖堂
マルタの首都ヴァレッタのシンボルにもなっているのが、シンプルな外装が特徴的な「聖ヨハネ大聖堂」。豪華絢爛な内部に一歩入れば、そのギャップに驚かされることでしょう。
マルタの観光付きツアーには必ずと言って良いほど行程に組み込まれている観光スポットです。効率よく巡るなら観光付きのパッケージツアーを利用すると便利!
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■騎士団長の宮殿
マルタ騎士団の歴史を知るうえで欠かせないのが、ヴァレッタの中心部にある「騎士団長の宮殿」。武闘派の騎士団として全世界にその名を轟かせたマルタ騎士団の歴史が展示されており、現在は国会議事堂としての機能も担っています。
時期によっては個人での内部見学ができない時期もありますので、あらかじめ行程に組み込まれているツアーに参加すれば安心です。
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■青の洞窟
マルタの自然を満喫するなら「青の洞窟」がおすすめです。“ブルーグロット”とも呼ばれるマルタの青の洞窟は、イタリアのカプリ島のものにも劣らないほどの透明度で、光の反射により神秘的なブルーを味わうことができます。
マルタの首都ヴァレッタから日帰りツアーで訪れるのが一般的で、行きたい観光地をチョイスできるプライベートツアーも人気。マルタの見所をグルっと巡りましょう!
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■イムディーナ
かつてマルタの首都として栄えた街が「イムディーナ」。現在も歴史情緒溢れる中世の街並みが残っており、マルタの古都として人気の観光スポットになっています。
ヴァレッタからはバスで約30分ほどかかるので、送迎も含まれたオプショナルツアーに参加すると便利。英語に自信が無い方は、日本語ガイドを付けることのできるプライベートツアーもおすすめです。
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■ポパイ村
フォトジェニックでおとぎの国のような風景が人気の「ポパイ村」。1980年に公開されたハリウッド映画『ポパイ』が撮影された場所としても有名な村です。
マルタ島北部の非常に小さなポパイ村へ行くには、個人でのアクセスは至難の業。ヴァレッタからの半日ツアーで効率良く観光すれば時間のロスも防げるでしょう。
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■ブルーラグーン(コミノ島)
地中海らしい透明度抜群の海を満喫するなら、コミノ島にある「ブルーラグーン」がおすすめです。エメラルドグリーンが美しい海で海水浴やボートツアーを楽しめば、最高のバカンスになること間違いなしでしょう。
コミノ島へお出かけするなら、ヴァレッタ発のクルーズツアーに参加するのがおすすめ。現地にはたっぷり4時間滞在するものもあり、透き通る海を満喫するにはぴったりですね!
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■チタデル
ゴゾ島に来たら必ず訪れたいのが、城壁に囲まれた大要塞「チタデル」。小高い丘に佇むこの場所は、美しいヴィクトリアの街並みを一望できる絶景スポットとしても大変人気です。
ゴゾ島はマルタ島からフェリーで約30分ほどの距離。コミノ島とセットになった日帰りクルーズツアーも人気がありおすすめです。
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■タ・ピーヌ教会
ゴゾ島の内陸に位置し、奇跡の教会としてカトリック教徒の信仰を集める「タ・ピーヌ教会」。周囲にはのどかな田園風景が広がり、牧歌的な景色と教会とのコントラストも見事です。
タ・ピーヌ教会はゴゾ島のフェリー乗り場からも車で30分ほど。1日かけてじっくりとゴゾ島を巡るオプショナルツアーで訪れると効率よく観光できますよ。
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歴史ある街並みと大自然の両方を楽しむことのできる国、マルタ共和国。マルタを旅行するなら往復の交通手段とホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、マルタ旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね!
2020年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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