九州の玄界灘に浮かぶ、長崎県の離島「壱岐」の島。エメラルドグリーンの海に囲まれた美しい島内には遺跡などの見どころもたくさん!新鮮な魚介類や壱岐牛などといった島ならではのグルメも味わえます。一度は行ってみたいけど、具体的にどのように行けばいいの?
ここではトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、壱岐旅行で外せない人気観光スポット、さらに壱岐旅行計画のコツをご紹介!おすすめグルメやアクティビティ情報、モデルコースもぜひ参考にしてみてくださいね。
博多から高速船で約1時間、長崎空港からは飛行機で30分ほどの距離にある壱岐島。神社庁に登録されているだけでも150以上もの神社があり、パワースポットとしても注目を集めています。古事記に登場する“猿岩”や、かわいいイルカに触れ合える“壱岐イルカパーク&リゾート”など、魅力ある観光スポットが沢山!美しい海に囲まれ、心穏やかなひとときが過ごせます。 この写真の記事を見る ≫
年間を通して寒暖差が少なく温暖な気候の壱岐。四季折々の光景が楽しめますが、美しい海でのアクティビティを楽しむのであれば、海水浴場がオープンしている夏場がおすすめです。梅雨の時期には屋内で遊べるスポットをチェック!目的に応じたご旅行計画をお楽しみくださいね。 この写真の記事を見る ≫
微笑むゴリラ岩も!国境の島「壱岐」の奇岩奇勝が面白すぎるby 土庄 雄平
せっかくならゆっくりと楽しみたい壱岐旅行ですが、お時間のない方には1泊2日のプランがおすすめ。レンタカーを利用すれば、効率よく島内を巡ることができますよ。
【1泊2日】レンタカーで気ままにドライブ!基本プラン
1日目は博多空港から高速船に乗り、壱岐へ。到着後は、レンタカーを借りて、定番観光スポットの鬼の足跡や原の辻遺跡を巡りましょう。パワースポットとして知られる神社の数々に、美しい海岸ドライブもおすすめ。湯ノ本温泉に宿泊し、2日目は壱岐イルカパーク&リゾートでかわいらしいイルカたちの姿に癒されましょう。壱岐のシンボルである猿岩を見物したら、再び高速船に乗って博多港まで戻ります。
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食材の宝庫壱岐「海里村上」で贅を極めた滞在を!by 川越 コウ
自然豊かな壱岐には、猿岩をはじめとした景勝地から歴史を感じることのできるスポットまで実に様々な魅力が共存しています。魅力的なホテルでゆっくりと過ごすもよし!アクティブに観光を楽しむもよし!希望やライフスタイルに合った観光プランをお楽しみくださいね。 この写真の記事を見る ≫
海の道を渡って参拝!壱岐のモンサンミシェル「小島神社」by 土庄 雄平
壱岐に数多く存在する神社の中でも最もおすすめしたいのが、干潮時のみ島へ渡る道が出現する「小島神社」。その姿から“壱岐のモンサンミシェル”と称されており、恋愛成就のご利益があるパワースポットとしても人気を集めています。御朱印をいただく際には、必ず事前に電話でご予約を。
神社がある内海湾(うちめわん)は、『国境の島 壱岐・対馬・五島〜古代からの架け橋〜』の構成要素として、日本遺産に認定されています。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969
電話番号:0920-45-1263
アクセス:芦辺港から車で7分
公式サイト(外部リンク)
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壱岐屈指のパノラマ!郷ノ浦・最果ての「猿岩」が絶景by 土庄 雄平
猿の横顔のような形をした大きな形が特徴の「猿岩」。神話の舞台にもなっており、壱岐島が流れてしまわれないよう神様が建てた八本柱のひとつと言われています。海をバックにした迫力ある絶景が人気で、海から眺めることのできるクルーズツアーも催行されています。
雄大な自然と神話が織り成す神秘的なスポット。近くにはオリジナルグッズを販売するお土産店もありますよ。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触870番地
電話番号:0920-48-1130(壱岐市観光課)
アクセス:郷ノ浦港から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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かわいいイルカたちの姿を間近で見ることができる体験施設「壱岐イルカパーク&リゾート」。餌やりやドルフィンタッチ、写真撮影ができるアクティビティなど、イルカたちと触れ合える多彩なプログラムが用意されています。敷地内にはバーベキュー場やキャンプ場も!アクティブ派も癒されたい人も。全ての人が楽しめる人気のスポットです。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市勝本町東触2668番地3
電話番号:0920-42-0759
アクセス:芦辺港から車で30分
公式サイト(外部リンク)
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日本史好き必見!国境の島「壱岐」で巡りたい歴史名所5選by 土庄 雄平
地図を見る勝負の神として称えられる“聖母(しょうぼ)”を祀っているのが、「壹岐國二之宮 聖母宮」。朝鮮出兵の際、加藤清正らが参拝したということでも知られています。壱岐最北の地でもあるこの場所は、昔から漁業が盛ん。近くで毎朝行われる“勝本朝市”も活気があるので、ぜひ早起きをしてお出かけくださいね!
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市勝本町勝本浦554-2
電話番号:0920-42-0914(御朱印予約)
アクセス:郷ノ浦港から車で30分
公式サイト(外部リンク)
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日本史好き必見!国境の島「壱岐」で巡りたい歴史名所5選by 土庄 雄平
日本史上、初の文献資料である『魏志倭人伝』。邪馬台国と併せて記載されているのが、“一支国(いとこく)”であり、その国都があったのが「原ノ辻(はるのつじ)遺跡」がであったと言われています。度重なる発掘調査からいくつもの遺跡が出土しているという、歴史好きにはたまらないスポット。
隣接する「原の辻ガイダンス」では、土器作りや勾玉作りなどの体験プログラムも開催されています。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触1092-1
電話番号:0920-45-2065(原の辻ガイダンス)
アクセス:芦辺港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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日本史好き必見!国境の島「壱岐」で巡りたい歴史名所5選by 土庄 雄平
壱岐の中央部にある大規模な古墳群が「壱岐古墳群」。6世紀後半〜7世紀に築かれたといわれており、横穴式石室や副葬品など大規模なお墓であったことがわかるものばかりが出土されています。東アジア交流の中心地でもあったと考えられるこの場所。壱岐訪問の際には外せないスポットです。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市勝本町立石東触52
アクセス:芦辺港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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神社境内が猿だらけ?壱岐「男嶽神社」参拝が面白いby 土庄 雄平
猿田彦命を御祭神として祀る「男嶽神社」。明治時代までは山全体が御神体とされ、一般の入山が許されていなかったという神聖な場所です。お宮を取り囲むようにびっしり並んだ石猿も見どころのひとつ。境内にある展望台は、壱岐のパノラマを眺めることのできる絶景スポットです。お堂を改装して作られた「おみやカフェ」も立ち寄りたいスポット。自家製の神社エール(ジンジャーエール)が人気の商品です。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触1678
電話番号:090-5400-2581
アクセス:芦辺港から車で約15分、壱岐空港から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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古代日本好き必見!長崎・壱岐島は古墳の宝庫だったby やまざき にんふぇあ
地図を見る「双六古墳」は、長崎県最大規模の前方後円墳。全長は91メートル、後円の直径は43メートルもの大きさを誇ります。船の絵が書かれた古墳内部からは、陶器や勾玉、トンボ玉が出土。2008年には国の重要文化財・考古資料に指定されました。内部に入ることはできませんが、古代日本の文明に触れることのできる場所。歴史好きにはたまらないスポットです。
<基本情報>
住所:長崎県壱岐市勝本町立石東触81番地
電話番号:0920-45-2728(壱岐市社会教育課文化財班)
アクセス:郷ノ浦港から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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歴史にグルメに絶景スポット!壱岐の港町「勝本」で島旅満喫by 土庄 雄平
歴史的建造物や、神社仏閣も多い壱岐では季節を問わず観光が可能。とはいえ、マリンスポーツなど海でのアクティビティを満喫するなら、海水浴シーズンの夏場がおすすめです。ハイキングなど、散策がメインなら暑さも和らぐ秋がおすすめ。家族形態や過ごし方によって、異なるお楽しみがたくさん待ち受けていますよ! この写真の記事を見る ≫
壱岐南東部に位置する「錦浜(にしきはま)海水浴場」は、神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓出兵の時にこの場所で錦の衣を干したという言い伝えの残る、白砂青松の美しい海岸。すぐ近くにはダイビングショップがあり、美しい珊瑚礁や岩礁に群がる魚を見ることができます。
他にも美しい海を堪能するマリンスポーツがたくさん!水温の暖かい夏に訪れたいスポットです。
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壱岐から無人島へ上陸!遊覧船で向かう「辰ノ島」探検が楽しいby 土庄 雄平
壱岐屈指の絶景が堪能できる「辰ノ島」。勝本漁港から出ている遊覧船に乗り、約15分でアクセスできます。定期便が運航されるのは、4月〜11月の間のみ。島内散策を楽しむのであれば、暑さの和らいだ秋のシーズンがおすすめです。
島自体は無人島なのですが、散策道が整備されているため1時間半ほどで一周することができますよ。断崖絶壁の上から絶景を見下ろす「蛇ヶ谷」も外せないスポットです。
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壱岐「内海湾」パワースポット小島神社と長寿牡蠣で神の恵みをby 塚本 隆司
古墳など古代日本の神秘を感じることのできるスポットが点在する壱岐では車での移動が便利。空港から車で10分ほどの原ノ辻遺跡に立ち寄り、島北端にあるイルカパークまでは30分ほど。そこから西端にある猿岩まで約15分と、いずれの見どころもアクセスしやすい距離にあります。
途中、壱岐ならではのグルメを楽しむこともお忘れなく!運転免許をお持ちでない方には、タクシー観光プランやレンタサイクルもおすすめです。
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1日1組限定イルカと泊まれる「壱岐イルカパーク&リゾート」by 塚本 隆司
先に紹介した「壱岐イルカパーク&リゾート」は、イルカと触れ合う数々のアクティビティが体験できる人気施設。日々イルカのトレーニングが行われていますが、「イルカがやりたがらないなら、やらなくてもいい」という考えのもと、イルカの個性を尊重した飼育に力を入れています。
水族館にあるようなイルカショーはありませんが、本来のイルカらしい姿を見ることのできるスポット。動物好きやお子さん連れファミリーにはぜひとも訪れていただきたい施設です。
写真提供:壱岐イルカパーク&リゾート
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壱岐牛の産地・長崎県壱岐島で肉三昧!壱岐牛グルメスポットby 塚本 隆司
壱岐を訪れたら必ずや食べてみたいのが、壱岐生まれ壱岐育ちの「壱岐牛(いきぎゅう)」。全国の優秀な和牛を一堂に集めて優劣を競う大会では、日本一に輝いた実績を持つブランド牛です。年間900頭ほどしか出荷されない希少なお肉。壱岐を訪れた際にはぜひ味わってみてくださいね。
写真提供:長崎県
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長崎県壱岐のお土産は産直「アグリプラザ四季菜館」がおすすめby 塚本 隆司
あんこをカステラの皮に包んだお菓子「加寿まき(かすまき)」は、参勤交代で江戸から帰った藩主の無事を祝うために考案されたお菓子。お隣の島、対馬にも類似の商品がありますが、壱岐は細巻き、対馬は太巻きといった違いがあります。どこか懐かしくほっとするような味わいが魅力。ぜひ旅のお土産話に花を咲かせながら召し上がってくださいね。 この写真の記事を見る ≫
博多港からは、ジェットフォイル・高速船を利用して約1時間。カーフェリーであれば、2時間半弱の移動時間となります。
壱岐の印通寺港〜佐賀の唐津東港間には、2019年4月より九州郵船の新造船「ダイヤモンドいき」が就航。「エメラルドからつ」との2隻体制で、1時間40分で港間を結びます。
<印通寺港フェリーターミナルの基本情報>
住所:長崎県壱岐市石田町印通寺浦
電話番号:0920-44-5015
営業時間:7:00〜17:30、19:30〜最終入港まで
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手つかずの自然に歴史ある遺産の数々など、個性豊かな魅力を持つ壱岐。そんな壱岐で旅行するなら、往復の交通手段と旅館・ホテルがセットになったパック旅行がおすすめです。それぞれ個別に手配するよりも費用がお得。WEBからの申込みで、割引が受けられるツアーもありますよ。
自分の旅行スタイルに合った交通手段や宿泊施設に泊まるフリープランを選べば、壱岐旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件や予算などを指定して、ツアーを探してみてくださいね。
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/15更新)
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