“ミナミ”の愛称で親しまれる大阪のなんば(難波)。グリコの看板で有名な道頓堀や法善寺横丁、黒門市場、商店街など、大阪独自のエネルギーに満ちあふれる、大阪観光では絶対に外せない人気観光スポットです。
今回は、元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木がセレクトした、大阪観光で訪れたい、なんばのおすすめ観光スポットをご紹介します。
“どうせ作るんやったら、大きい看板の方が目立ってええねん”と言わんばかりに巨大看板が並ぶ大阪・道頓堀で、ひときわ目立つのが「グリコ看板」。約14万個のLEDを使用し映像が流れるのが特徴で、15分おきに様々なパターンの映像が2分間放映されます。
点灯時間は日没から午前0時。色鮮やかな映像は道頓堀の夜をより楽しませてくれ、必見の価値ありと言えるでしょう。看板を見たあとは、夜しか出会えない屋台グルメを楽しんでみては。
<基本情報>
住所:大阪市中央区道頓堀1丁目10-4
点灯時間:日没直後〜24:00
アクセス:大阪メトロ御堂筋線「なんば駅」から徒歩10分
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なにわのシンボル「通天閣」。通天閣の最上階に設けられた特別屋外展望台で眺望を満喫したり、黄金の展望台にいるビリケンさんを参ったり、スリル満点のダイブ&ウォークが楽しめたりと、見所満載です。
中間展望台3階には、EV塔の外周を周回して地下1階まで一気に滑り降りる新アトラクション“タワースライダー”が登場。また、地下フロアにあるお菓子メーカーのアンテナショップは、お土産選びにぴったりです。
<基本情報>
住所:大阪市浪速区恵美須東1-18-6
電話番号:06-6641-9555
営業時間:
(一般展望台)10:00〜20:00
(ショップ)10:00〜19:30
アクセス:大阪メトロ「恵美須町駅」3番出口から徒歩3分
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通天閣周辺の雰囲気ある下町「新世界」。カラフルで派手な看板が並ぶ大阪らしい町並みと、串カツやどて焼きなどの大阪グルメが魅力です。通称「ジャンジャン横丁」と呼ばれる南陽通商店街には、安くておいしいB級グルメが勢ぞろい!また、レトロなアーケードゲームやスマートボールが楽しめる娯楽場や射的場もあるので、家族で昔懐かしいゲームを体験するのもおすすめです。
<基本情報>
住所:大阪市浪速区恵美須東3丁目付近
アクセス:JR新今宮駅・大阪メトロ「動物園前駅」より徒歩5分
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お笑い劇場としては国内最大の座席を有する「なんばグランド花月」。毎日3つ以上の公演を365日楽しめる、大阪ならではの人気スポットです。テレビでよく見る「吉本新喜劇」を一度は生で見てみたい、という人も多いのではないでしょうか。
劇場だけでなく、種類豊富なお土産が揃ったショップや、吉本興業とタリーズコーヒーが共同企画した「花のれんタリーズコーヒー」、吉本芸人が運営しているたこ焼き屋「吉たこ」などのオリジナルグルメも楽しめます。
<基本情報>
住所:大阪市中央区難波千日前11-6
電話番号:06-6641-0888
営業時間:公演・店舗により異なる
アクセス:大阪メトロ「なんば駅」、南海・近鉄・JR「難波駅」より徒歩5分
“天下の台所”の名にふさわしい、大阪の「黒門市場」。難波・千日前から南へ約600mの間に、鮮魚をはじめ、フルーツや飲食店など約150店舗が軒を並べています。
約200年の歴史を持つ黒門市場は、日本独自の雰囲気を漂わせ、食べ歩きが楽しめるとあって、アジア系の外国人観光客に大人気。カニの刺身やマグロ、ウニのほか、コロッケや天ぷら、和菓子やスイーツまで、その場で食べられます。
<基本情報>
住所:大阪市中央区日本橋2丁目
電話番号:06-6631-0007
営業時間(黒門インフォメーションセンター):9:00〜18:00
アクセス:大阪メトロ「日本橋駅」10番出口から徒歩5分
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「法善寺横丁」は大阪の賑やかな繁華街にあり、ミシュランにも掲載されているグルメスポット。歩いているとふと横に雰囲気のある小路が現れ、その雰囲気に惹かれてかなりの方が足を止めて写真を撮ったり、歩いていくという光景を目にします。
ミシュランでは法善寺横丁だけが掲載されていますが、法善寺横丁・法善寺参道・浮世小路、この3つの小路がまとまって1つのエリアとなっています。老舗の割烹やバー、串カツ店など、個性のある大阪らしい飲食店に出会えますよ。
<基本情報>
住所:大阪市中央区難波1丁目付近
アクセス:大阪メトロ御堂筋線・近鉄・南海「なんば駅」より徒歩5分
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不動明王と言えば憤怒の形相で、右手に剣、左手に羂索(けんじゃく)を持っているイメージ。ところがこちら大阪ミナミの「法善寺の不動明王」は、もっふもふの癒し系なのです。この不動明王は水掛不動さんで、参詣者が熱心にお水を掛けるため苔でびっしりと覆われてしまったのだとか。
ご利益は「縁結び」「商売繁盛」とされていますが、基本的には何でも叶えてくれます。参拝の際、願い事を祈念しながら大きなお不動さんに水を掛けるのが風習です。
<基本情報>
住所:大阪市中央区難波1-2-16
電話番号:06-6211-4152
営業時間(授与所):10:00〜18:00 ※参拝は24時間可
アクセス:「なんば駅」下車、なんばウォークB16出口から北へ徒歩1分
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「道頓堀コナモンミュージアム」は、ビルの上から下まで、たこ焼のさまざまなことが楽しめる体験型テーマパーク。まずは店頭で焼き上げる、評判の店“くくる”の熱々たこ焼を味わいましょう。手品のような技と、外はふわふわ、中はとろとろのたこ焼の美味しさが絶品!
自分でたこ焼を作ってみたい方は、地下にある“たこ焼道場くくる 匠(たくみ)”にトライ!プロ仕様のたこ焼器で熱々のたこ焼が作れます。3階では、旅の思い出にもお土産にもピッタリな、たこ焼の食品サンプル作りも楽しめます。
<基本情報>
住所:大阪市中央区道頓堀1丁目6-12
電話番号:080-9062-3080
営業時間:
(平日)11:00〜21:00
(土日祝)10:00〜21:00
アクセス:大阪メトロ「なんば駅」14番出口から徒歩4分
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道頓堀川では一年を通して「とんぼりリバークルーズ」という約20分の運航コースがあり、外国からの観光客で大賑わい。ドン・キホーテ前の乗船場ではいつも列ができています。
通常のコースのほかにも、ジャズの生演奏を楽しみながらクルーズする「とんぼりリバージャズボート」や、「落語家と行くなにわ探検クルーズ」「クリスマスクルーズ」など、楽しい企画が盛りだくさん。季節ごとの大阪ミナミの街を道頓堀川から楽しめます。
<基本情報>
住所:大阪市中央区宗右衛門町(太左衛門橋船着場)
電話番号:050-1807-4118
営業時間:11:00〜21:00 ※毎時00分、30分に出航
定休日:不定期(ホームページで確認)
アクセス:「難波駅」 「心斎橋駅」「日本橋駅」から徒歩約5〜10分。乗船受付は「ドン・キホーテ道頓堀店」1階
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法善寺のありがたい不動明王が向いている方向(西向)にある「上方浮世絵館」。実はこの浮世絵館は『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の第4版に掲載された美術館なのです。収蔵している絵画が素晴らしいのはもちろんですが、建物そのものもかなり凝った造りになっています。
館内では、上方(大坂)で製作された浮世絵を鑑賞することができるほか、浮世絵製作の体験コースもあります。(事前予約制)
<基本情報>
住所:大阪市中央区難波1-6-4
電話番号:06-6211-0303
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
アクセス:近鉄・大阪メトロ「なんば駅」下車、なんばウォーク16号出口から徒歩5分
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若者の流行の発信地と言われる大阪ミナミの「アメリカ村」。地元では“アメ村”の愛称で親しまれ、古着屋やレコード店など、独特な雰囲気を持つ個性的な店が並びます。
アメリカ村のシンボル「三角公園」や、道頓堀出身のイラストレーター黒田征太郎が描いた大きな壁画「ピース・オン・アース」、衣料店・レストラン・ライブハウスなどが入った複合商業ビル「ビッグステップ」などが主要な観光スポット。写真の手前に写っているのはアメリカ村オリジナルデザインの人型街路灯で、全部で50基もあります。
<基本情報>
住所:大阪市中央区西心斎橋1丁目〜2丁目付近
アクセス:大阪メトロ「心斎橋駅」より徒歩3分
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大阪・なんばで最近注目を浴びている「千日前道具屋筋商店街」。料理道具に特化したこの商店街は、国内外の観光客で大賑わいの観光スポットです。
観光客に人気なのが、食品サンプルのストラップやマグネットなど。写真は油谷高正堂の店頭にあるストラップです。こちらのお店では、ほぼ実寸のお野菜やてんぷらも1個から買うことができますよ。
<基本情報>
住所: 大阪市中央区難波千日前10番(商店街振興組合)
電話番号:06-6633-1423
アクセス:南海・大阪メトロ「なんば駅」より徒歩3分
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難波駅近く、雑居ビル街の一角にひっそりたたずむ「難波八阪神社」。鳥居をくぐって、真正面に見えるのが、こちらの巨大な獅子頭です。高さは12メートル。巨大な口は、舞台になっていて、夏祭りや神事の時には、獅子舞などが奉納されます。目はライト、鼻はスピーカーの役割を持っているんですよ。
巨大な獅子殿の邪気や迷いを吹っ飛ばすような迫力は、受験生の合格祈願にも大人気。1月第3日曜日の「綱引神事」は、大阪市の無形民俗文化財に指定されています。
<基本情報>
住所:大阪府大阪市浪速区元町2-9-19
電話番号:06-6641-1149
営業時間:9:00〜16:50 (開門時間6:00〜17:00)
アクセス:「なんば駅」より徒歩6分
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おしゃれなショップやレストランが集まった大型商業施設「なんばパークス」。大きなビルの屋上は樹木が生い茂り、冬はイルミネーションでカラフルにライトアップされます。
2024年に大規模リニューアルが行われた屋上公園は、照明演出が追加され新たなナイトスポットに。施設内のレストランで夕食を楽しんで、そのまま夜の散歩を楽しめるのでカップルに特におすすめです。
<基本情報>
住所:大阪市浪速区難波中2-10-70
電話番号:06-6644-7100
営業時間:11:00〜21:00(一部レストランは23時まで)
アクセス:南海電鉄「なんば駅」下車すぐ
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道頓堀筋にあるレトロな建物「大阪松竹座」は、1923年に建設された、日本初の鉄骨・鉄筋コンクリートの映画館です。1997年には、イタリアのミラノのスカラ座をモデルにしたアーチ型の窓を残しつつ、最新設備を備えた劇場として改築。今では、歌舞伎やミュージカル、コンサートなど幅広く上演されています。1階はイタリー大理石で仕上げられたヨーロッパ調、2階には四季折々の日本画が展示されています。
<基本情報>
住所:大阪市中央区道頓堀1-9-19
電話番号:06-6214-2211
営業時間:公演により異なる
アクセス:大阪メトロ「なんば駅」15B出口より徒歩1分
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「湊町リバープレイス」は、八角形のUFOのような近未来的デザインが特徴。ライブホール“なんばHatch”を中核施設とする複合施設となっていて、エフエム大阪の社屋も入っています。また、建物の一部は阪神高速道路の湊町出入口となっていて、2階部分には、湊町パーキングエリアも。屋外イベントなどを行う立体空間「プラザ」では、ミニライブやフリーマーケットなど、様々なイベントが開催されます。
<基本情報>
住所:大阪市浪速区湊町1-3-1
電話番号:06-4397-0571 (湊町リバープレイス管理事務所)
アクセス:各線「なんば駅」より徒歩5分、JR「難波駅」すぐ
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大阪・ミナミのランドマークとも言える老舗デパート「高島屋大阪店」。高島屋大阪店が入っている南海ビルは1937年(昭和7年)に竣工した歴史的建造物で、華やかで格調高い外観が特徴です。
国内外のファッションブランドやセレクトショップでのショッピングや、夜景が見えるレストラン、季節によりビアガーデンやイルミネーションが楽しめる屋上ガーデンなどが人気です。
<基本情報>
住所:大阪市中央区難波5丁目1番5号
電話番号:06-6631-1101
営業時間:10:00〜20:00(レストランフロアは11:00〜23:00)
アクセス:南海電鉄・大阪メトロ「なんば駅」直結
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「日本橋でんでんタウン」は、堺筋の東西およそ1kmに渡る大阪でも有数の商店街。正式名称は日本橋筋商店街で、古くから電気街として発展して来ました。現在は東京・秋葉原と並ぶ、西日本最大級の電気商店街として、また、ポップカルチャーの街として知られています。
マンガ、アニメ、ゲーム、フィギュア、トレカなどといったアイテムを扱う店舗は、海外からの観光客にも人気。近年では、国内最大級のコスプレイベント“日本橋ストリートフェスタ”でも注目を集めています。
<基本情報>
住所:大阪市浪速区日本橋・恵美須町
電話番号:06-6655-1717(日本橋総合案内所)
アクセス:南海電車「なんば駅」南口すぐ
昭和の雰囲気漂うレトロ懐かしいスポットから、スリル満点のアトラクションが楽しめるスポット、食べ歩きにぴったりな黒門市場など、幅広い観光スポットがギュッと詰まった大阪・ミナミ。今回紹介した観光スポットは隣接するものも多くあるので、全部周ることも可能ですよ。大阪観光を計画する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文・トラベルjp 編集部 赤木)
2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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