19世紀に活躍した小説家、アンデルセン。デンマークに生まれ、遊び心にあふれた童話をいくつも書き記しました。現在も子どもから大人まで世界中で親しまれています。
生まれ故郷のデンマークには、彼の手がけた童話をモチーフにしたスポットやゆかりの地があちこちに。トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、アンデルセンゆかりの地をご紹介します。
童話の世界にようこそ!アンデルセン縁の町「オーデンセ」デンマーク・フュン島の見ど…by Hiroko Oji
地図を見るデンマーク中央部にあるフュン島の街・オーデンセ。アンデルセン生誕の街です。「アンデルセンの生家」は現在も残っています。靴修理の仕事場であるテーブルが窓際に置かれ、狭い一部屋にストーブ、タンス、ベッド、食事用の小さなテーブル、糸巻き車などが同居する質素な室内が再現されています。
生家とは別に、子ども時代に暮らしていた家も残っています。かわいらしい外観も似ていて、生家と一緒に訪れるのがおすすめです。
<基本情報>
住所:Hans Jensens Strade 34, 5000 Odense
アクセス:Odense Banegard Center駅から徒歩7分
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デンマークの童話王・アンデルセンの生誕地「オーデンセ」!子ども時代の家を訪ねてby Hiroko Oji
地図を見る「オーデンセ市庁舎前広場」はオーデンセの街の中心地。この広場には、実物より少し大きめなアンデルセンの座像が設置されています。やさしいほほえみをたたえ、観光客の人気撮影スポットです。
市庁舎の外観はまるでお城のよう。三つの像が屋根の頂点を飾り、上品なデザインの時計が目立ちます。
<基本情報>
住所:Flakhaven 2, 5000 Odense
電話番号:+45-66-131372
アクセス:Odense Banegard Center駅から徒歩9分
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童話の世界にようこそ!アンデルセン縁の町「オーデンセ」デンマーク・フュン島の見ど…by Hiroko Oji
地図を見るオーデンセ市庁舎の南側に広がる「アンデルセン公園」は、アンデルセン自身の名前がつけられた公園です。ここにも彼の立像や、切り絵をモチーフにしたモニュメントが見られます。この街の人々がどれだけアンデルセンを誇りに思っているか感じられる場所です。
園内を流れるオーデンセ川では、かつてアンデルセンの母も洗濯をしていたと言われています。
<基本情報>
住所:Eventyrhaven, 5000 Odense
アクセス:Odense Banegard Center駅から徒歩12分
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童話の世界にようこそ!アンデルセン縁の町「オーデンセ」デンマーク・フュン島の見ど…by Hiroko Oji
地図を見る「アンデルセン博物館」はアンデルセンがオーデンセに産まれた1805年4月から亡くなる1875年8月までを、自筆の手紙や日記、原稿などを展示して解説しています。アンデルセン作品への理解をより深められる場所です。
奥にあるドーム型のホールには、アンデルセンが町を出た後、世界的に認められ名誉市民として祝福されるまでの足跡を記したフレスコ画が展示されています。
<基本情報>
住所:Hans Jensens Strade 45, 5000 Odense
電話番号:+45-65-514601
アクセス:Odense Banegard Center駅から徒歩7分
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「おとぎの国」デンマークの首都コペンハーゲンで、メルヘンの世界へby Hiroko Oji
地図を見るデンマークの首都・コペンハーゲンは、オペラ歌手を目指していた15歳のアンデルセンが移り住んだ街です。コペンハーゲンの市庁舎前の通りには彼の名前がついており、通り沿いには「アンデルセン像」が設置されています。
右手には本を、左手には杖を持ち、たたずまいはシルクハットの正装。一緒に記念撮影は欠かせません。
<基本情報>
住所:Radhuspladsen, 1550 Kobenhavn V
アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩8分
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「おとぎの国」デンマークの首都コペンハーゲンで、メルヘンの世界へby Hiroko Oji
地図を見るアンデルセン像の目線の先にある「チボリ公園」は1843年開園の歴史あるテーマパークです。アンデルセンが、童話構想を練るために度々訪れていたということもあり、彼の童話の世界そのもののような雰囲気です。あのウォルト・ディズニーも参考にしています。
中央駅に隣接していてアクセスも良好です。
<基本情報>
住所:Vesterbrogade 3, 1630 Kobenhavn V
電話番号:+45-33-15-10-01
アクセス:コペンハーゲン中央駅から徒歩1分
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アンデルセンが1837年に発表した童話、人魚姫。コペンハーゲンにある「人魚姫の像」は、その物語をモデルに1913年に設置された像です。人魚姫の悲しい恋物語が、コペンハーゲンの海をバックに表現されています。
物語の悲しささながらに、設置後も何者かによって首が切られたり、像ごと爆発されたりと事件に見舞われていますが、その都度修復が繰り返されて現在も人々に愛されています。
<基本情報>
住所:Langelinie, 2100 Kobenhavn Ø
アクセス:Osterport駅から徒歩12分
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アンデルセンゆかりの地は、彼の童話の世界観を肌で感じることができたり、メルヘンな雰囲気をたたえていたりと、まさに非日常。彼の作品をもっと好きになることでしょう。
今回紹介したスポットはいずれも、駅から徒歩でアクセスできる範囲にあります。かわいらしい街の雰囲気を楽しみながら、歩いて向かいましょう!
2020年3月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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