「山鹿温泉」は、熊本県山鹿市にある熊本県内で最も歴史のある温泉地。泉質はアルカリ性単純温泉で、美肌効果も期待できます。そんな山鹿温泉周辺には、露天風呂付きの客室がある旅館から、熊本の地元食材をふんだんに使用した料理が楽しめる旅館まで、様々なタイプの宿が勢揃い！
今回は、元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 赤木がセレクトした、山鹿温泉のおすすめホテル・温泉宿をランキング形式でご紹介します。
第1位は、ノスタルジックな雰囲気が魅力の山鹿を代表する料理宿「寿三」。黒毛和牛、熊本特産の馬刺し、旅館名物の真鯛の荒炊きなどが堪能できるプランや、有明の海の味覚を中心とした海鮮メインのプランなど、好みに応じて夕食が選べます。山鹿の地酒や、数々の賞を受賞した熊本の人気ワイン“菊鹿”との相性も抜群ですよ。
最上階にある展望大浴場は、源泉かけ流しの極上温泉。山鹿の街並みを眺めながら、とろとろの美肌の湯が楽しめます。温泉旅館らしい和の空間が広がる客室は和室・和洋室があり、お部屋で温泉が楽しめる客室もあります。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約60分「温泉プラザ前」下車、徒歩5分
JR玉名駅（在来線）からバスで約45分「温泉プラザ前」下車、徒歩5分
菊水ICから約15分
第2位は、明治41年創業の老舗旅館「清流荘」。水鏡庵と鹿門亭の2つの宿泊棟があり、それぞれ違ったタイプの客室に泊まることができます。水鏡庵は、源泉かけ流しの露天風呂を全室に設置。鹿門亭は、裸足でくつろげる和の空間が広がる客室が用意されています。
温泉は、毎日男女が入替えとなる2つの大浴場のほか、中庭に面した足湯もあり、すべて源泉かけ流し。中庭は夕暮れ以降はライトアップされ、幻想的な雰囲気が楽しめます。お酒好きなら、山鹿蒸溜所の希少ウイスキーも味わえる“ウイスキーバー”もぜひ利用したいところ。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約45分「山鹿下町」下車、徒歩3分
JR玉名駅（在来線）からバスで約50分「山鹿下町」下車、徒歩3分
菊水ICから約15分
第3位の「熊本旬彩の宿 ゆとりろ山鹿」は、清流・菊池川を望むスタイリッシュな温泉旅館。地元産のワインやウイスキー、熊本の地酒などが味わえるお洒落なカフェバーや、囲炉裏スペースでマシュマロやお団子を焼けるロビー、卓球やビリヤード台など、魅力的な館内設備があり、充実したホテル時間が過ごせます。
客室は、旅館らしい和室と和洋室。9人まで泊まれる次の間付きの和室や、ベビーチェアやおもちゃなどの育児グッズを備えたファミリールームもあります。源泉かけ流しの温泉と美味しい会席料理、湯上りには、大人は山鹿のお酒、子供は焼きマシュマロを楽しんで、ゆっくり過ごしてみては。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約35分「宗方」下車、徒歩2分
菊水ICから約11分
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山鹿温泉の街並みと菊池川の流れを一望する丘の上にある「眺山庭」は、全室かけ流し温泉付き。周りの目も時間も気にせず、滞在中好きなだけ温泉が堪能できます。
本館は、和室・洋室・和風ベッドルームの3タイプ。別館プレミアは、ダブルベッド2台の広々とした特別室となっています。大きなお風呂に入りたい場合は、山鹿市街が一望できる露天風呂が自慢の大浴場もありますよ。夕食は、夜景が見えるレストランでの本格フレンチコースが楽しめます。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR玉名駅（在来線）からタクシーで約30分
菊水ICから約10分
「サンパレス松坂」は、お部屋の半露天風呂と、大浴場の多彩な浴槽で源泉かけ流しの温泉が楽しめる温泉宿。全6室すべてに温泉風呂があるので、何度も温泉に入りたい人におすすめです。大浴場には、ジャグジーやうたせ湯、寝湯などさまざまなお風呂があり、加水・加温なしのお湯が自慢です。
夕食は、山鹿牛や天草産海の幸などの熊本ならではの食材をふんだんに使用した会席料理。滋養効果がある馬刺しも人気の一品です。国指定重要文化財“八千代座”や豊前街道などの観光スポットまで徒歩5分と便利な立地も魅力。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）またはJR玉名駅（在来線）からバスで約30分「山鹿バスセンター」下車、徒歩10分
菊水ICから約15分
「Tabist 山鹿温泉 湯宿 湶」は、素泊まりのみのシンプルな温泉宿。リーズナブルに宿泊することができるのが魅力です。本館と別館の2棟あり、本館には温泉大浴場、別館の各部屋には源泉かけ流しの内風呂が設置されています。それぞれに和室と洋室があるので、お布団派でもベッド派でも安心です。
また、山鹿温泉ならではのコンセプトルーム“Yamaga”も要チェック！国の重要無形文化財・八千代座の天井画と金屏風を再現したお部屋は唯一無二。ペンダントライトには熊本出身の坂口芳枝氏が描いたイラストを落とし込んでいます。
■価格帯
6千円台〜（食事なし）
■アクセス情報
JR玉名駅（在来線）からバスで約45分「山鹿バスセンター」下車、徒歩3分
菊水ICから約15分
「朝日屋旅館」は、地元の人々が通う昔ながらの銭湯“熊入温泉センター”の目の前にあるアットホームなビジネス旅館。お部屋はバス・トイレ共同のシンプルな和室で、2食付きでもリーズナブルに宿泊できます。洗濯機と洗剤を無料で利用できるうえ、熊入温泉センターの入浴券のサービスもあり、予算を抑えたい人にピッタリです。食事は朝夕ともに女将手作りの和食。貸切りや合宿、遠征などにも対応しています。
■価格帯
8千円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）から車で20分
JR玉名駅（在来線）からバスで約45分「山鹿バスセンター」下車、徒歩10分
菊水ICから約15分
「富士ホテル」は、山鹿市が一望できる展望大浴場が自慢の温泉宿。疲れた身体を癒すジェットバスも備わっています。また、全客室に温泉を引いているので、お部屋のお風呂でも天然温泉に入ることができますよ。和室・洋室・和洋室と多彩な客室があり、特別室には専用の大理石内風呂と露天風呂が付いています。
夕食は、旬の食材たっぷりの彩り豊かな会席料理。馬刺しやからし蓮根など、熊本ならではのグルメが味わえる一品料理も好評です。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約50分「山鹿警察署入口」下車、徒歩3分
JR玉名駅（在来線）からバスで約50分「山鹿警察署入口」下車、徒歩3分
菊水ICから約15分
2024年にオープンした「宿 かりん？」は、源泉かけ流しの温泉を満喫できる、一棟貸しのお宿。リビングには3000冊の漫画コーナーや、動画やDVDが楽しめる110インチプロジェクターがあり、ゴロゴロ過ごしたい休日にピッタリです。1棟あたりの宿泊料金となっているので、人数が多いとそれだけお得に泊まれるのも魅力（最大8人）。玄関からバリアフリー対応になっていて、ベビーカーや車いすでも快適に移動できます。
食事は、朝食の材料をあらかじめセットしてくれる“朝食材料サービス”が利用でき、簡単な調理で出来立ての朝食が食べられます。
■価格帯
カップルプラン3万円〜、グループユース5万円〜（夕食なし）
■アクセス情報
菊水ICから約15分
「新青山荘」は、山鹿バスセンターから徒歩2分の街中にあり、山鹿の主要観光スポットも徒歩圏内の便利な立地が魅力。源泉かけ流しの温泉大浴場は豊富な湯量が自慢で、24時間いつでも好きな時に利用できます。全7室の小さな湯宿なので、ゆっくり温泉が楽しめますよ。食事は、女将手作りの家庭料理。すぐ近くに飲食店も複数あるので、自由度の高い滞在ができます。
■価格帯
9千円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約45分「山鹿バスセンター」下車、徒歩2分
菊水ICから約15分
「スーパーホテル熊本・山鹿」は、天然温泉“山鹿灯籠の湯”が自慢のビジネスホテル。温泉大浴場はもちろん、駐車場や選べる快眠枕、ウェルカムドリンク、朝食バイキングなど無料サービスが充実していて、お得な温泉旅が楽しめます。
お部屋はシングル、ツイン、ロフト付きに加えてコネクティングルームもあり、3人以上での宿泊にも対応。朝食バイキングでは、オーガニック野菜や焼き立てパン、ご当地グルメなど、幅広いメニューが食べられます。
■価格帯
6千円台〜（夕食なし）
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）からバスで約50分
菊水ICから約15分
「旅館巳喜」は、小さな宿ならではのアットホームなおもてなしが魅力。ゆとりのある造りの本館、懐かしい雰囲気の旧館はともに和室で、2021年に新設された特別室は、ベッドや壁掛けテレビ、客室温泉を備えたスタイリッシュな和洋室となっています。
夕食は、料理長こだわりの会席料理。スタンダードなプランのほかに、馬刺しを追加したプランや、さらに味彩牛のステーキや新鮮海老など熊本の美味しいものを追加した“極”会席も人気です。ゆっくり過ごせるお部屋食を選べるプランもありますよ。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR新玉名駅（新幹線）から車で20分
菊水ICから約15分
「山鹿温泉」は、平安時代の文献『和名抄（わみょうしょう）』にも登場する歴史ある温泉地。源泉の深さは平均200mと浅く、トロトロとした柔らかな肌触りのお湯は、別名“乙女の柔肌”とも呼ばれます。豊富な湯量を活かした源泉かけ流しの温泉宿が多く、日帰り入浴に対応している施設も充実しています。
8月に開催される「山鹿灯籠祭り」や、2月に開催される「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」など、山鹿ならではのイベントも魅力。頭上に灯籠を載せた女性たちが優雅に舞い踊る、山鹿灯籠祭りのハイライト“千人灯籠踊り”は一見の価値ありです。
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国指定重要文化財の「八千代座」は明治43年（1910）に建設された芝居小屋。“平成の大修理”を経て今なお現役で活躍中で、ドイツ製のレールを使った廻り舞台や桝席・花道など、江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝えています。
最近ではインスタ映えスポットとしても話題に。カラフルな天井を背景に、記念撮影するのが人気です。八千代座ではガイドが40〜50分かけて館内を案内してくれますが、興行がある場合は見学はできませんので、前もってホームページや電話でご確認くださいね。
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江戸時代に細川藩の御前湯として造られた「さくら湯」。一度は惜しまれながらも取り壊されたさくら湯でしたが、平成24年に九州最大級の木造温泉としてとして復活。現在は日帰り温泉施設として営業しています。江戸期の建築様式を再現したスケールの大きな大浴場や、威風堂々とした唐破風のある南北の玄関、殿様のための御前湯でのちに貴賓湯になった“龍の湯”（見学のみ）などが見所です。 この写真の記事を見る ≫
木や金具を使わず、和紙と少量ののりだけで作られる伝統工芸品“山鹿灯籠”。「山鹿灯籠民芸館」の館内には100個の金灯籠が下がっており、宮造りや座敷造りなどの伝統的な灯籠も見学することができます。奥にある別館では、山鹿灯籠を制作している様子も見ることができますよ。
建物は大正14年建築の銀行を改装していて、天井には「御前の湯」の天井に描かれていた狩野洞容作とされる“双龍の絵”が飾られています。
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湯量豊富な「山鹿温泉」は、ほとんどのホテル・旅館で源泉かけ流しの温泉が楽しめるのが特徴。好きなだけ温泉に入れる、温泉風呂付きのお部屋がある温泉宿も多く、トロトロの美肌の湯と美味しいご飯を満喫する温泉三昧な休日が過ごせます。
周辺には、季節の花や紅葉が楽しめる撮影スポットや人気観光スポットもあるので、宿泊してゆっくり観光も楽しむのがおすすめ。山鹿温泉で身も心も癒やされてみてはいかがでしょうか。
（文・トラベルjp 編集部 赤木）
2025年7月現在の情報です。本文中の価格帯は2名1室の宿泊料金の目安で、客室タイプやプラン、時期によって変動します。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※本ランキングはトラベルjpのデータ、注目度、おすすめ度などを基に作成したものです。
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