ロシアに隣接したバルト三国のうちのひとつ、ラトビア共和国。かつては旧ソ連の構成国のひとつでもありました。首都リガの旧市街は世界遺産にも登録された美しい街並みで有名。ハンザ同盟に加盟していた頃の面影を残すメルヘンな街並みです。リガ以外の都市にも自然あふれる、有名な観光地が点在します。
独特な歴史をたどったラトビアの国で、トラベルjp ナビゲーターが現地取材したおすすめスポットをご紹介します。
首都リガにある「聖ペテロ教会」は、かつて旧ソ連の支配下にあった頃も破壊をまぬがれた貴重な建築物です。旧市街でも最も目を惹く、人気の建物のひとつです。空高くそびえ立つ123mの尖塔は、リガ旧市街のランドマークとなっています。
起源は13世紀初頭までさかのぼります。当初は木造で建てられていましたが、第二次世界大戦での焼失を経て、現在は石造りに。
<基本情報>
住所:Reformacijas laukums 1, Riga, LV-1050
電話番号:+371-29-519-517
アクセス:リガ中央駅から徒歩14分
公式サイト(外部リンク)
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「ブラックヘッドの館」もリガ旧市街の観光名所のひとつ。独身の貿易商人が集まる集会場として、1334年に建てられました。聖ペテロ教会と同様に第二次世界大戦中に破壊されてしまいましたが、1999年に再建されました。オレンジ色の壁とファザードが見惚れるような美しさです。
<基本情報>
住所:Ratslaukums 7, Centra rajons, Riga, LV-1050
電話番号:+371-20-688-099
アクセス:リガ中央駅から徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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リガ旧市街のマザーピルス通りに並ぶ、3つの建物は「三兄弟」と呼ばれています。建てられた当時の、15〜17世紀にかけての建築様式の移り変わりをそのまま残しています。装飾はひかえめですが、パステルカラーと枠から切り取ったような外観がかわいらしく撮影スポットの定番です。内部は博物館となっていて、見学可能です。
<基本情報>
住所:Maza Pils iela 19, Centra rajons, Riga, LV-1050
アクセス:リガ中央駅から徒歩18分
公式サイト(外部リンク)
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ラトビアは長い間、周辺の国に翻弄される歴史を歩みました。ラトビアが初めて独立を果たしたのが1918年。「自由の記念碑」は独立戦争の際の戦死者を追悼するために、1935年に建設されました。しかしその後まもなく旧ソ連に併合され、ふたたび独立を果たしたのは1991年のこと。
現在もラトビアの自由・独立・主権のシンボルとして大切にされており、集会や式典が行われることも多い場所です。
<基本情報>
住所:Central District, Riga, LV-1050
アクセス:リガ中央駅から徒歩11分
公式サイト(外部リンク)
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「リガ中央市場」は1930年オープンの歴史ある市場。リガ市民の胃袋を支えつづけています。屋外にも屋台が並び、いつも多くの人で賑わっています。建物はかつてドイツの飛行船の格納庫用に建てられたため、天井が高く広々としています。肉や魚、野菜など幅広く食材を扱うほか、雑貨や衣料品など、生活に必要なものはたいていそろっています。
<基本情報>
住所: Negu lela 7, Latgales priekspilseta, Riga, LV-1050
電話番号: +371-67-229-985
アクセス:リガ中央駅から徒歩8分
公式サイト(外部リンク)
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「リガ大聖堂」は現存するバルト三国最古の建築物のひとつです。現在の建物は18世紀後半のもの。ロマネスク様式やバロック様式など、複数の建築様式が混在しています。バルト三国で建てられた中世の大聖堂の中では最大規模の建物です。
大聖堂内はシンプルなデザインですが、設置された1884年当時は世界最大だったドイツ製パイプオルガンが目を惹きます。修道院の中庭と回廊も美しく、見逃せません。
<基本情報>
住所:Herdera laukums 6, Centra rajons, Riga, LV-1050
電話番号:+371-28-909-686
アクセス:リガ中央駅から徒歩18分
公式サイト(外部リンク)
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かつてリガはスウェーデン王国最大の都市でした。旧市街の北側にある「スウェーデン門」はその時代の名残りともいえる場所です。街に唯一残る城門で、かつて壁外にスウェーデン軍の兵舎があり、スウェーデン兵たちが利用していました。
あるスウェーデン兵と地元の娘の恋の物語が残されている場所でもあり、現在では、門をくぐると幸せになると噂され、カップルが立ち寄る名所に。
<基本情報>
住所:Torna iela 4-1a, Centra rajons, Riga, LV-1050
アクセス:リガ中央駅から徒歩17分
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リガからバスで約1時間。スィグルダは国立公園の一部に含まれる渓谷に位置する町です。11世紀に街が築かれ、ドイツやスウェーデンなどの国に侵略されながら今に至ります。
のどかな大自然に囲まれた「トゥライダ城」は赤レンガのゴシック様式の城です。城からは美しい自然を眺められます。城や枯れ木に雪の降り積もる冬の光景も見どころです。
<基本情報>
住所:Turaidas iela 10, Sigulda, Siguldas pilseta, LV-2150
電話番号:+371-67-971-402
アクセス:スィグルダ駅からバスと徒歩で20分
公式サイト(外部リンク)
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「スィグルダ城址」は帯剣騎士団の夢の址。現在は廃城となっており、この地域での争いの激しさを実感できます。
城自体は、ラトビア・ドイツ系の人々で構成されていた、帯剣騎士団によって建築されました。ほぼ外壁しか残っていないものの、かつての堅牢さを伺い知る事が出来ます。
<基本情報>
住所:Pils iela 18, Sigulda, Siguldas pilseta, LV-2150
電話番号:+371-67-970-263
アクセス:スィグルダ駅から徒歩20分
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「グートゥマニャ洞穴」は、スィグルダガウヤ川沿いにぽっかりと空く深さ14mの洞穴です。はるか昔からこの地にある洞窟で、なんと500年も前の落書きが残されています。多くの国では落書きは犯罪行為ですが、この場所となると些か荘厳な気持ちになるのではないでしょうか。
<基本情報>
住所:Turaidas iela 4, Sigulda, Siguldas pilseta
アクセス:スィグルダ駅からバスと徒歩で25分
公式サイト(外部リンク)
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「ルンダーレ宮殿」はリトアニアの国境近くにある18世紀の宮殿です。16もの建物で構成され、敷地内にはフランス式庭園や森林公園などもあります。美しいバロック様式の宮殿を眺めながら、のんびりと散策を楽しむのにぴったりです。
内装も素晴らしく、一見の価値あり。ロココ調のインテリアや豪華な装飾に見惚れることでしょう。
<基本情報>
住所:Pilsrundale, Rundale Parish, Bauska Municipality, LV-3921
電話番号:+371-63-962-197
アクセス:リガ中心部から車で約1時間
公式サイト(外部リンク)
メルヘンな街並みが素敵!バルト海の真珠・ラトビアの首都「リガ」by 高田 真美
ラトビアは周囲のバルト三国の国とあわせて訪れる方も多いですが、せっかくなら2泊以上の日数を確保して観光しましょう。今回は首都リガから郊外の都市まで、ラトビアの観光スポットをしっかりと満喫する5日間のモデルコースを紹介します。
<1日目>
夜便で日本を出発、フィンランド・ヘルシンキ乗継でリガへ。日本から90日以内の滞在であれば、ビザの申請は必要ありません。
<2日目>
リガ到着後、ホテルへ移動して荷物を預けましょう。その頃にはお昼になっていると思うので、旧市街のレストランでランチをとり、そのまま徒歩で散策へ。まずは観光案内所で地図を手に入れ、散策の計画を立てます。街のランドマークである「聖ペテロ教会」や「ブラックヘッドの館」を見に行って、リガの歴史に思いを馳せる。歴史ある建物を眺めながら散策をしたり、カフェで休憩したりしながら思い思いに過ごしてみましょう。余裕があれば「リガ中央市場」に行って、活気を感じながら現地の食文化を観察してみるのも良いですね。心ゆくまでリガ観光を楽しんだら、夕食を食べ、ホテルに戻って就寝。
<3日目>
2日目はリガから少し足をのばして郊外へ。リガ発着の現地ツアーに参加して、自然あふれるスィグルダ観光を楽しみます。ガイド同伴で「トゥライダ城」からの景色を眺め、廃墟のような「スィグルダ城址」の雰囲気を満喫。リガから日帰りでも十分楽しめるはずです。
リガ市内に戻ったら、お土産店やスーパーマーケットを覗いてショッピングを楽しみましょう。この日もリガ旧市街の雰囲気のよいレストランでディナーを楽しみ、夜のリガの街並みを眺めながら過ごす。
<4日目>
早起きして旧市街をお散歩したり、荷造りをしたりしてから、ホテルをチェックアウト。そのまま空港に向かい、フィンランド・ヘルシンキ乗継で日本へ。
<5日目>
日本に到着。
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ラトビアを旅行するなら、スケジュールによっては乗り継ぎ中にフィンランド観光を楽しむのも、途中でエストニアやリトアニアに移動しバルト三国をめぐる旅をするのも良いでしょう。スィグルダやルンダーレ宮殿などを訪れる場合は、リガ発着の現地ツアーに参加したり、車をチャーターしたりすると効率よく観光できますよ。
街歩きも自然も楽しめるラトビアを、心ゆくまで満喫してくださいね!
2025年12月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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