自然豊かで世界遺産観光もできる長崎県・五島列島。福江島をはじめとして島ごとに異なる魅力が詰まっており、子連れ、女子旅、一人旅などどんなスタイルでも楽しめます。本記事では五島列島のおすすめプランを、基本情報や島ごとの観光スポットとともにご紹介。アクセス・格安で旅するコツも要チェックです！
■五島列島の魅力や見どころ
長崎県・五島列島は大小140以上の島々からなる列島。観光は五島列島の中で最大となる福江島を中心に、久賀島、奈留島、中通島、若松島、小値賀島といった島々で楽しめます。
五島列島は2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産として登録されたことで脚光を浴びました。そのため自然豊かな島とともに、教会巡りも五島列島旅行の目玉となっています！島や観光地によってはツアー・事前予約でしかいけない場所もあるため、事前の確認は必須です。
島内の移動はレンタカー利用が便利。車なしの場合はバス利用や現地ツアーに参加しましょう。レンタサイクル・レンタルバイクを活用するのもいいですね。島のレンタカーは台数が限られているため、早めに予約することをおすすめします。
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■五島列島のシーズン情報
きれいなビーチで海水浴をするならベストシーズンは夏休み！泳げる時期は場所にもよりますが7月～9月となります。
五島列島旅行でメインとなる教会巡りはどの季節でも楽しめ、冬なら観光客が少なくゆっくりと巡れます。毎年1月には国の重要無形民俗文化財に登録されている奇祭「へトマト」も開催されます。
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■五島列島旅行の予算相場
五島列島行きツアーは往復の交通手段と宿泊がセットの「フリープラン」がおすすめ。予算相場は東京から1泊2日で1人6万円前後～。ツアーは長崎から高速船やフェリーを利用するものと五島福江空港へ入るものがあります。夏休み、お正月、ゴールデンウィークといった繁忙期の予算は上がりますが、人気の宿は早く予約が埋まってしまうため、早めに予約しましょう。
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【1泊2日】福江島で教会やビーチを観光
初めての五島列島なら、福江島をメインに観光を。1日目は五島のシンボル的教会「堂崎天主堂 」を見学し、「淵ノ元カトリック墓碑群」で夕陽鑑賞。夜は「鬼岳」から美しい星空を眺めるのもいいですね。2日目はドライブがてら断崖に立つ「大瀬崎灯台」や神秘的な「井持浦教会」がある玉之浦エリアを楽しみましょう。
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【2泊3日】人気の王道プラン
五島列島旅行は2泊3日が人気です。1日目は福江島を観光し、2日目は船に乗って中通島へ。3日目は世界遺産のひとつ「頭ヶ島の集落」に訪れましょう。頭ヶ島は中通島から橋で繋がっているのですが、観光のメインとなる「頭ヶ島天主堂」の見学は事前連絡が必要＆上五島空港でシャトルバスに乗り換えてからの入場となります。
ちなみに長崎を拠点にして、日帰りで五島列島に遊びに行くプランも可能。世界文化遺産エリア内の教会見学は長崎・大浦天主堂以外、事前連絡が必要ですよ。
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■交通＋ホテルがセットになったフリープランがお得
格安で五島列島旅行を叶えるなら、フリープランのツアーを選ぶとお得な傾向に。なかには高級リゾートホテルにお得に泊まれるプランもあります。
ちなみに東京から福江島へのアクセスは、直行便はないためまず福岡or長崎へと向かいます。新幹線で東京→博多に向かうことも可能。そこからは飛行機で福江空港（五島つばき空港）に向かうか、高速船・フェリーを利用しましょう。
福岡・長崎で船に乗り換えるプランは船料金が含まれていないこともあるので、ツアー料金に何が含まれているのか確認を。また、ツアーに含まれているホテルが「どの島にあるのか」も確認ポイントです。
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■WEBでお得なプランが急遽登場することも
旅行会社では急にセールがはじまることがあり、特にWEB限定セールは見逃せません。下の青いリンクボタンより、いま登場しているお得なツアーをチェックしてくださいね。
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■福江島
長崎港から高速船に乗り1時間25～50分で到着する「福江島」。堂崎天主堂、井持浦教会、水ノ浦教会といった教会巡りや、「美しすぎる」と評判の高浜海水浴場で海水浴を楽しめます。福江島は映画『くちびるに歌を』『最高の人生の見つけ方』などのロケ地としても利用されており、映画にでてくるスポットを巡るのもおすすめ！
『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』といった名作ジブリアニメーションで美術監督を務めた山本二三氏の描いた作品を鑑賞できる「山本二三美術館」も福江島にありますよ。
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■中通島
五島列島で福江島に次いで2番目に大きい「中通島」。アクセスは長崎港から奈良尾港までジェットフォイルで1時間15分、福江島からは30分。長崎港から有川港まで高速船で1時間43分です。
中通島のおすすめスポットは奈良尾から中通島の西海岸へ進む道沿いにある「桐集落」！目立った観光名所はないのですが、目を疑うほど淡いエメラルドグリーンの入り江の絶景に出会えますよ。中通島のある新上五島町の島（若松島、日島、有福島、頭ヶ島、漁生浦島など）はすべて橋で繋がっているので、ドライブで島巡りが可能です。
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■奈留島
福江港からフェリーで30分～1時間で到着する「奈留島」。世界遺産「奈留島の江上集落」の構成資産「江上天主堂（事前連絡必要）」はぜひとも見学したい教会です。松任谷由実さんが奈留島の女子生徒のためにプレゼントしたという曲『瞳を閉じて』の歌詞が刻まれた「ユーミンの歌碑」も奈留島にあります！
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■若松島
中通島と若松大橋で結ばれ、複雑な地形が特徴の「若松島」。福江島からはフェリーで約1時間40分で到着します。若松島は周囲の複雑なリアス式海岸の地形が生み出す、宝石のような海が魅力！船でしか行けない「キリシタン洞窟」に行くクルージングツアーに参加するのもおすすめです。
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■久賀島
福江島から高速船に乗り20分で到着する「久賀島」。「久賀島の集落」は世界遺産のひとつで、構成資産の木造瓦葺き教会「旧五輪教会堂（事前連絡必要）」は必見です。狭い牢屋に約200名の信徒たちが押し込められたという残酷な歴史を持つ「牢屋の窄殉教記念聖堂」もあわせて訪れたいスポット。
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■野崎島
世界遺産のひとつ「野崎島の集落跡」。野崎島は今はほぼ無人の島で、潜伏キリシタンが過ごした150年の歴史を感じることができる神秘的な島です。野崎島へはまず小値賀島に向かい、小値賀島から町営船「はまゆう」に乗って35分で到着。野崎島に行く場合は安全管理上、必ず7日前までに「おぢかアイランドツーリズム」に予約が必要となります。
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■家族みんなで海水浴
夏休みに子連れで五島列島に旅行をするなら、美しすぎるビーチで海水浴を楽しみましょう！アクセスのよい福江島もよし、アドベンチャー気分を味わえる小値賀島もよし。小値賀島は東京から2日がかりで到着するような場所ですが、その道中も含め子供にとって貴重な経験になります。
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■温泉でゆっくり癒されよう
温泉も楽しめるのが五島列島。福江島の「鬼岳温泉」は福江港から鬼岳へ向かう途中にある「五島コンカナ王国」に併設された天然温泉で、地元民にはもちろん旅人にも愛される五島有数の名湯です！鉄分を多く含有した赤褐色の濁り湯は、鬼岳の火山活動によりもたらされた唯一無二のお湯。
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■島グルメを楽しもう
「五島みじょか旅」としても人気の五島列島。みじょかとは「かわいい」を意味する方言で、大自然を堪能する非日常の女子旅ができちゃいます。見逃せないのは島グルメ。福江島では壁一面ガラス張りの窓から五島の海を望める椿茶屋で五島うどんを味わったり、五島椿物産館の名物・にがり入りソフトクリームを満喫したり。見て癒され、食べて大満足！
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■極上島リゾート女子旅
自然豊かな五島列島では、のんびり過ごすリゾート滞在もおすすめです。女子に評判のホテルが中通島の「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」です。自家源泉を利用した温泉スパ、修道院をイメージした全室オーシャンビューの客室。東京からわざわざ訪れたくなる魅力が詰まっています。2019年にオープンした「五島列島リゾートホテル マルゲリータ奈良尾」もおすすめ。
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■潜伏キリシタンの隠れ里を巡る
フットワーク軽い一人旅なら、各島に点在する禁教期に密かに信仰を続けてきた潜伏キリシタンの痕跡をたどりましょう。教会はもちろんですが、伝説的なスポットにもご注目。
福江島の井持浦教会内にある「ルルドの泉」は、井戸に聖地ルルドの水を混入させた日本発のルルドの泉。ちなみにルルドの泉とは、聖母マリアのお告げがあった泉の水を持ち帰り、病気の人に飲ませたところ病気が治ったと言われている奇跡の泉です。聖泉の水はその場で飲むことも、持ち帰ることもできます。
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■アットホームな民宿で島の人たちと交流を
五島列島は島の暮らしを感じられる民宿や古民家ホテルも魅力的。小値賀島にある「小西旅館」は女将さんたちとの会話も楽しい小値賀港から一番近い旅館です。できれば2泊して、島のことなどゆっくり話を聞きたくなりますよ。
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五島列島を旅行するなら往復の交通手段とホテル・旅館がセットになったツアーがお得です。まずは「どの島に行くのか」「なにを目的に旅行するのか」を決めましょう。そしてご希望のこだわり条件を指定して、あなたにぴったりのツアーを探してみてくださいね。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください
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(2024/4/19更新)
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