冬が長く、どんよりと曇った天気の多いイメージのあるイギリス。訪れるなら観光しやすい夏がおすすめ!さまざまな植物が楽しめる庭園や風景の美しい湖水地方、人気の絶景セブン・シスターズを見に行くのもいいですね。
夏のイギリス旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。
イギリス南部、シーフォードという小さな町にある「セブン・シスターズ」。巨大な白亜の石灰岩からなる白壁は、その凹凸がまるで7人の女性のように見えることから名づけられました。
青い空と海、緑鮮やかな草原、そして白壁と、色彩のコントラストが美しく多くの観光客を魅了しています。年に数十センチ単位で浸食が進んでいて、見るたびに少しずつ姿が変わっていく様も貴重です。
<基本情報>
住所:E Dean Rd, East Sussex, Seaford BN25 4AB
電話番号:+44-345-608-0193
アクセス:鉄道「Seaford」駅より徒歩約10分
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イギリス人が愛してやまない「湖水地方」。夏場の避暑地として人気のスポットです。その人気の秘訣は、イギリスの古き良き姿を今に残しているところ。
16の湖と500以上の池があり、周囲には木々や草花が瑞々しい雰囲気を醸し出しています。その様子はまさに『ピーターラビット』の世界。天気の良い日は湖に青空が反射し、その光景は息をのむ美しさです。
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イギリスの観光スポットの中で特に日本人に根強い人気を誇るのが「コッツウォルズ」。かやぶき屋根とはちみつ色の石でできた家々が、絵本の中のような世界を作り出しています。実際に住人がいて生活をされているところが多いのですが、この世界観を壊さないようにきれいに手入れされています。
秋冬のグレーの空でも趣のある場所ですが、やはり夏の明るい日差しのもとが最も美しく見えます。
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ロンドンからの日帰り観光に人気!魅惑の街ブライトン探訪by Akiko Nilsen
ロンドンっ子が夏になるとこぞって海水浴に出かけるのが南部にある街「ブライトン」です。アートやアンティークに通じている街で、一年を通して人気のある観光スポットですが、夏はビーチで日光浴をする人々であふれかえります。
海岸に突き出たアミューズメント施設、ブライトン・パレス・ピアや360度パノラマの景色が見られる展望台など、観光スポットが沢山あります。ロンドンから約1時間と、日帰り観光にもおすすめです。
写真提供:visitbrighton
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イギリスの画家、ウィリアム・ターナー。2020年に新しいデザインに変わった20ポンド札にも描かれている、まさに国を代表する画家です。そのターナーによって描かれた街「マーゲイト」は、ロンドンから電車で約1時間半。駅から徒歩すぐにビーチがお出迎えし、夏場は特に多くの観光客が訪れます。
近年は再開発が行われて現代美術館「ターナー・コンテンポラリー」が開館し、おしゃれなカフェやレストランも増えていますので散策も楽しめます。
写真提供:Thanet District Council
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「ヘイスティングス」は、1066年に起こった“ヘイスティングスの戦い”の舞台として知られています。そんな歴史に名を遺す街ですが、現在はイングランド屈指のビーチリゾートとして人気があります。夏には海水浴をするファミリーでにぎわい、イギリスの名物料理フィッシュアンドチップスをはじめとした海の幸が堪能できます。
可愛らしいアンティークショップや雑貨屋さんも多く軒を連ねていて、散策するのもおすすめです。
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イギリスが誇る王立植物園「キューガーデン」は、広大な敷地に5万種類以上にも及ぶ植物が展示されている由緒ある植物園です。園内では、美しく咲き誇るヨーロッパの花々だけでなく、南国の植物が生い茂る温室などもあり、世界中の植物を見ることができます。日本庭園もあり親近感を感じることができます。
屋外展示も多いので、天気の良い夏の日の鑑賞がおすすめです。
<基本情報>
住所:Kew, Richmond, London, TW9 3AE
電話番号:+44-20-8332-5655
アクセス:鉄道「Kew Gardens」駅より徒歩約5分
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イギリスの夏と言えば7月に開催されるテニスのウィンブルドン選手権。テニス発祥の地イギリスで1877年から続いている伝統的な選手権です。
実際の試合は並んでチケットを取る必要がありますが、併設の「ウィンブルドン・ローン・テニス博物館」では凝縮されたテニスの歴史を体感することができます。イギリス、そしてウィンブルドン選手権の名物イチゴとピムスも堪能して下さい!
<基本情報>
住所:Church Rd, Wimbledon, London SW19 5AE
電話番号:+44-20-8946-6131
アクセス:地下鉄「Southfields」駅より徒歩約16分
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ロンドン中心部から電車で約1時間のところにある「メイフィールドラベンダーファーム」では、東京ドーム約2個分という広さに一面ラベンダー畑が広がっています。
ラベンダーは6月ごろから咲きだし、7月に満開を迎えます。ラベンダー畑の一角のショップでは、ここで穫れたオーガニックラベンダーを使用したグッズが売られていて、お土産選びに最適です。また、併設のカフェではラベンダーを使用したスイーツや紅茶などがいただけます。
<基本情報>
住所:1 Carshalton Rd, Banstead SM7 3JA
電話番号:+44-7503-877707
アクセス:Purley駅よりバス166番乗車「Oaks Parkds」停徒歩1分
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ロンドンから南西に電車で約1時間45分の距離にある街ブリストルは、イギリスの中でも特に個性的な街です。世界的に有名なグラフィティ(スプレー缶で描かれた壁画)作家バンクシーの出身地でもあり、街中がカラフルなデザインであふれています。
その中でも、ひときわ目を惹くのカラフルな家並み「ホットウェルズ」は、街のシンボルとして観光客の人気を集めています。
<基本情報>
住所:Hotwells, Bristol
アクセス:ブリストル中心部よりバスや車で約15〜20分
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イギリスで特に夏におすすめの観光スポットをご紹介しました。曇りや雨の日が多いイギリス。そして、緯度が高いため冬場は日が短いのですが、その分、夏はカラッとした爽やかな気候で観光に最適です。日も長く、夜10時ごろまで明るいので、限られた時間の中でもじっくり観光できます。自然を身近に感じながら、リラックスした旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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