ウィーンはハプスブルグ家の面影が色濃く残る音楽の都。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここではウィーン旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期などを解説していきます。ウィーンでぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットもご紹介!
■ウィーンの魅力や見どころ
オーストリアの首都であると同時に“音楽の都”と称されることも多いウィーン。街中には世界遺産にも登録されているシェーンブルン宮殿や、シックな外観が美しいシュテファン寺院などがあり、この地に栄えたハプスブルグ家の面影を肌に感じることができます。
他にも美術館、オペラ、おしゃれなカフェなども多く、楽しみ方は実に盛りだくさん!
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■ウィーンのシーズン情報
ウィーンを訪れるなら、ベストシーズンにあたる夏(5〜9月頃)がおすすめです。この時期は乾燥した気候が続くので、観光するにも非常に過ごしやすい時期と言えるでしょう。
とは言え、近年は35度を超えるような猛暑の日があったり、朝晩は10度前後まで冷え込んだりと、寒暖差が大きいのもウィーンの特徴の一つ。なるべく温度調整のしやすい服装で出かけることをおすすします。
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■ウィーンの予算相場
ウィーンを訪れるツアーは大きく分けて航空券とホテルがセットになったフリープランと、添乗員もしくは現地係員付ツアーの2種類に分かれます。お値段の面では、やはりフリープランの方が圧倒的にお得。時期によっても異なりますが、例えば日数が5〜6日のフリープランだと、80,000円〜210,000円ほどです。
※2020年5月現在
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は繁忙期と呼ばれ、旅行代金がグッと上がります。旅行時期を選べる人は、予算面から出発日を決めるのがおすすめですよ!
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【5日間】(基本コース)
コンパクトな行程でウィーンを観光したいという方は、5日間でめぐる弾丸ツアーも可能です。1日目は移動日で、2日目にウィーン市内を観光。3日目に世界遺産のシェーンブルン宮殿を見学し、4日目は出発時間までウィーンのカフェ文化を楽しんでみては。時間になったら空港に向かい、5日目に日本に到着します。
写真提供:(C) Belvedere Vienna
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【10日間】(周遊コース)
せっかくヨーロッパに行くならじっくり観光したいという方には、周辺地域も巡る10日間のコースがおすすめです。
1日目は移動日で、2日目にチロル州の州都インスブルックを観光、3日目には花々が美しい村アルプバッハを観光します。4日目は映画『サウンドオブミュージック』の舞台にもなったザルツブルクを観光し、5日目には湖を見渡すことのできるザルツカンマーグートを観光します。
6日目にはドナウ川沿いの景勝地ヴァッハウ渓谷やメルクの修道院へ。7日目にウィーンに向かい、シェーンブルン宮殿を見学。8日目はウィーン市内を観光します。9日目には空港へ向かい、10日目に日本に到着します。
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■航空券+宿泊施設がセットになったフリープランがお得
なるべく旅費を抑えたい方には、往復の航空券と宿泊がセットになったフリープラン(パッケージツアー)がおすすめです。
旅費は抑えられますが、現地での交通手段や食事は全て自分で手配することになるので、多少の英語力は必要と言えるでしょう。
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■WEBでお得なプランが急遽登場することも
年末年始やゴールデンウィークといった繁忙期は必然的にツアー料金がアップしますが、1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9〜11月などはツアー料金が比較的お得に設定されています。
インターネットでも突然驚くような価格の商品が出ることもありますので、この時期を狙ってツアーを探すのもおすすめですよ!
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■シュテファン寺院
ウィーンの旧市街を歩くと、ウィーンのシンボルともされている「シュテファン寺院」が見えてきます。ゴシック様式の外観は息を呑むほどの美しさで、塔の上からはウィーン市内の絶景を見渡すことも可能。
フリープランなら旧市街を思いのまま散策することができますので、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね!
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■ウィーン国立歌劇場
“音楽の都”ウィーンで芸術鑑賞するなら、やはり「ウィーン国立歌劇場」は外せません。豪華絢爛な内部には煌びやかな装飾が施されており、贅沢な空間でオペラなどを鑑賞することができます。
人気の公演となるとチケットが売り切れになることも珍しくないので、事前にチケットを予約しておくと安心ですね。
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■モーツァルトハウス・ウィーン
モーツァルトがウィーン在住時に暮らしていた家が「モーツァルトハウス・ウィーン」。現在はミュージアムとして活用されており、モーツァルトの楽譜や映像資料などを見学することができます。
場所はシュテファン寺院のすぐ脇なので、旧市街散策の際にあわせて見学するのがおすすめですよ。
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■王宮
かつてのハプスブルク家の居城である「王宮」では、ハプスブルグ家の優雅な暮らしを垣間見ることができます。マリア・テレジアが使用していた食器類や、王妃たちが愛したドレスなどが展示されていますよ。
場所も旧市街から歩いていくことのできる距離ですので、フリープランでも気軽に観光することができます。
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■シェーンブルン宮殿
ウィーンを訪れたら、世界遺産の「シェーンブルン宮殿」も絶対に外せません。ハプスブルグ家の居城で、優雅な宮殿と背後に広がる美しい庭園は訪れる人を魅了します。建物はマリア・テレジアが好きだったとされる黄色に統一されており、広大な庭園と見事に調和しています。
ウィーン中心部からは地下鉄やタクシーで向かうと良いでしょう。フリープランなら観光に便利な市内のホテルが選択できます。
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■ベルヴェデーレ宮殿
ウィーンを代表する画家クリムトの最高傑作とも言われる『接吻』を見学できるのが、ウィーン市内にある「ベルヴェデーレ宮殿」。『接吻』以外にも20以上ものクリムトの作品が展示されており、世界最大のクリムトコレクションとなっています。
ウィーンの英雄であるオイゲン公が、当時のハプスブルク家に仕えていた建築家の設計により、夏の離宮として築きました。
ウィーンの中心部にあるので、フリープランでも簡単にアクセスすることができますよ!
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■ザルツブルク
ウィーンから日帰り旅行に出かけるなら、オーストリア西部の街「ザルツブルク」がおすすめです。映画『サウンドオブミュージック』の舞台としても知られるこの街は、世界的音楽家モーツァルトゆかりの地としても知られています。
特急に乗って個人で出かけることもできますが、旅慣れていない方にはなかなか不安も多いでしょう。ぜひ事前にオプショナルツアーを予約して、安心して旅行に出かけてくださいね!
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■ブダペスト(ハンガリー)
ウィーンからは、お隣ハンガリーの都「ブダペスト」に出かけることもできます。ドナウ川が流れる街並みはとてもロマンチックで”ドナウの真珠”と称えられることも。
こちらも個人での手配は大変なので、オプショナルツアーがおすすめ。ウィーン中央駅からオーストリア国鉄で行くツアーも人気です。ゆったり電車で向かうのも、旅情があって素敵ですね。
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■チェスキークルムロフ(チェコ)
ウィーンからは、チェコを代表する可愛らしい村「チェスキークルムロフ」に足を延ばすことも可能です。コンパクトでメルヘンチックな街並みはとても可愛らしく、特に女性からの支持は抜群!
こちらは公共交通機関でのアクセスは難しいので、往復送迎サービスのついたオプショナルツアーを予約して効率よく観光しましょう。
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ハプスブルグ家の栄華が今なお残る”音楽の都”ウィーン。そんなウィーンを旅行するなら往復の交通手段とホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、ウィーン旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね!
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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