南米は、マチュピチュやウユニ塩湖といった絶景の人気観光スポットが目白押し。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここでは南米旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期などを解説していきます。南米でぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットもご紹介!
■南米の魅力や見どころ
日本のほぼ真裏に位置する南米大陸は、神秘の絶景が味わえる感動大陸。日本から遠い南米だからこそ、時間をかけてしっかりと事前準備したいところです。
“一度は行ってみたい世界遺産”として定番のマチュピチュをはじめ、幻想的な写真が撮れるウユニ塩湖、世界三大瀑布にも数えられるイグアスの滝など、日本では決して味わうことのできないようなスケールの絶景が盛りだくさん!
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マチュピチュ観光のベストシーズンはいつ?気候や服装も詳しく解説!by Yamaneco M
地図を見る■南米のシーズン情報
南米のベストシーズンは地域によって異なるため、一番の目的に応じて旅行時期を選ぶ必要があります。例えばマチュピチュなら乾季にあたる5〜8月、イグアスの滝なら水量の多い8〜12月がベストシーズンとなります。
大陸の大部分が南半球にある南米では、季節は基本的に日本の逆となります。ペルーのように標高が高いエリアも多いので、現地の夏でも防寒対策はお忘れなく。
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■南米の予算相場
南米を訪れるツアーは、航空券とホテルがセットになったフリープランと、添乗員もしくは現地係員付ツアーの2種類に分かれます。
フリープランは旅慣れた人向けで、一般的には広大な南米大陸を旅するなら、添乗員もしくは現地係員がついた観光付きのプランがおすすめ。例えば日数が7〜8日間でペルーのツアーだと、250,000円〜450,000円ほどです。
※2020年5月現在
ゴールデンウィークやお盆、年末年始は繁忙期と呼ばれ、旅行代金がグッと上がります。旅行時期を選べる人は、予算面から出発日を決めるのがおすすめですよ!
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【8日間】(ペルーのみ)
南米でも人気の高いペルーのみを訪れるツアーなら、8日間の行程が人気です。
1日目は移動日で、2日目に古都クスコの市街を観光し、マチュピチュへ移動。3日目にマチュピチュ遺跡を観光し、4日目には標高が富士山よりも高いアンデスの都市プーノへ移動します。5日目はチチカカ湖観光、6日目はナスカの地上絵遊覧観光を楽しみ、7日目に現地を出発し、8日目に帰国します。
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メキシコシティ1日モデルコース!テオティワカン遺跡や歴史地区もby 藤谷 ぽきお
地図を見る【8日間】(ボリビアとメキシコ)
ウユニ塩湖で人気のボリビアと、メキシコ観光がセットになった8日間のプランもおすすめです。
1日目にメキシコシティ歴史地区を観光し、2日目に太陽のピラミッドが有名な古代遺跡テオティワカンを観光後、空路ペルーへ。3日目にボリビアへ到着し、ウユニ塩湖へ移動します。4日目には憧れのウユニ塩湖を観光し、5日目に首都のラパス市内を観光。6日目に現地を出発し、7日目は移動日、8日目に帰国します。
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世界最大の滝!イグアスの滝をアルゼンチン側から楽しむ5つの方法by かもた のぞみ
地図を見る【6〜7日間】(イグアスの滝)
ブラジルとアルゼンチンに跨るイグアスの滝を観光するなら、6日間の弾丸旅行も可能です。
1日目は移動日で、2日目に観光拠点となるフォス・ド・イグアスの街に到着。3日目にアルゼンチン側のイグアスの滝、4日目ブラジル側のイグアスの滝をそれぞれ観光し、5日目に現地を出発、6日目に帰国します。7日間あれば、アマゾン川クルーズを楽しむこともできますよ。
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■フリープランは旅慣れた方向け
広大な面積を誇り、かつ日本からも遠く離れている南米は、添乗員付きのパッケージツアーで行くのが一般的です。移動手段や食事が含まれているので、手配の手間もいりません。特に南米が初めてという方は、安心という意味でも添乗員付きのパッケージツアーに参加しましょう。
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美しきウマワカ渓谷の旅!アルゼンチン北部・虹色の山肌が広がるアンデスの桃源郷by Yamaneco M
地図を見る■WEBでお得なプランが急遽登場することも
年末年始やゴールデンウィークといった繁忙期は必然的にツアー料金がアップしますが、1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9〜11月などはツアー料金が比較的お得に設定されています。インターネットでも突然驚くような価格の商品が出ることもありますので、この時期を狙ってツアーを探すのもおすすめですよ!
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■マチュピチュ
南米旅行と言えば、やはり「マチュピチュ」を一番の楽しみにしている方も多いでしょう。インカ文明が生んだ空中都市マチュピチュは実に幻想的で、遠く離れた南米に来てよかったと思える光景が目の前に広がります。
クスコからマチュピチュへと向かう列車はシーズンによって売り切れになることもありますが、すべてセットになったツアーなら安心ですね!
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ペルーの古都クスコをコンパクトに巡る!1日観光モデルコースby かもた のぞみ
地図を見る■クスコ
マチュピチュ観光の玄関口であると同時に、かつてはインカ帝国の首都として栄えた街「クスコ」。今でもコロニアル建築が街全体に残っており、レストランやお土産屋さんは常に観光客で賑わいます。
ツアーの中にはクスコでの自由時間を設けているものも多いので、ぜひインカ帝国の面影が残る街並みを散策してみてください。
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■ナスカの地上絵
ペルーと言えば、世界七不思議の一つ「ナスカの地上絵」も欠かせません。空から眺めると実にキレイな直線や曲線が引かれているのが分かり、一体誰が何の目的で描いたのか謎は深まるばかりです。
一般的にツアーでは、首都リマから訪れる行程となります。小型のセスナ機はかなり揺れますので、不安な方は酔い止めを持参しましょう!
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絶景とアクティビティーが満載!ウユニ塩湖1日観光モデルコースby 藤谷 ぽきお
地図を見る■ウユ二塩湖
ボリビアと言えば、やはり「ウユニ塩湖」が一番の目玉。CMや雑誌などでお馴染みとなった透き通るような光景は、世界でも非常に珍しい光景と言えます。
ウユニ塩湖ならではの“塩のホテル”に週泊するツアーも大変人気ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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■チチカカ湖
ペルーのイメージが強い「チチカカ湖」ですが、ボリビア側からも観光できる事をご存じでしょうか?観光の拠点となるコパカバーナの街や、インカ帝国が始まったという伝説が残る“太陽の島”は、観光客にも絶大な人気を誇ります。
ペルーとボリビアがセットになったツアーなら、チチカカ湖以外にもマチュピチュやウユニ塩湖も一気に楽しむことができるのでおすすめですよ!
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■ラパス
ボリビアの首都「ラパス」は、なんと標高が4,000mを超える都市。富士山よりも高い場所に街があると思うと、とても不思議な気分になりますね。
ラパスでの観光が含まれているツアーもありますが、街を歩くとすぐに息が上がってしまうもの。なるべくゆっくりと歩くことを意識し、絶対に無理はしないようにしましょう。
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滝以外にも魅力満載!イグアス王道観光1日モデルコースby 長坂 ヒロ
地図を見る■イグアスの滝
ブラジルとアルゼンチンの国境沿いに位置し、世界三大瀑布にも数えられる「イグアスの滝」。最大落差はなんと82mにも及び、滝つぼ周辺は歩くだけでも全身ビショ濡れになります!
イグアスの滝は景色が美しいブラジル側と、大迫力が味わえるアルゼンチン側に分かれます。ツアーを検索する際は、どちらが行程に含まれているかをよく確認してくださいね。
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元在住者が教える!リオデジャネイロ観光スポット15選!by 長坂 ヒロ
地図を見る■コルコバードのキリスト像(ブラジル)
南米を代表する観光都市リオデジャネイロを訪れたら、街のシンボルになっている「コルコバードのキリスト像」は絶対に訪れたいところ。展望台からは世界遺産にも登録されたリオデジャネイロの街並みを一望することができます!
キリスト像へと向かう登山列車は、常に観光客で長蛇の行列ができます。乗車チケットが含まれているツアーなら、待ち時間も短縮!スイスイ乗車できるのは、ツアーならではの魅力ですね。
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南米パタゴニアで絶対に見たい!氷河が作る絶景6選by 藤谷 ぽきお
地図を見る■ロス・グラシアレス国立公園(アルゼンチン)
アルゼンチン南部にある「ロス・グラシアレス国立公園」では、世界最大級の氷河として有名なぺリトモレノ氷河を見学することができます。運が良ければ氷河が音を立てて崩れ落ちる瞬間が見られることも。
南米の他の地域と比べ、緯度の高いアルゼンチン南部は気温がグッと下がります。ツアーで訪れる際は、万全の防寒対策をして臨みましょう!
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■ギアナ高地(ベネズエラ)
ベネズエラで人気の観光スポットと言えば、“世界最後の秘境”と称されることもある「ギアナ高地」でしょう。中でも世界最大の落差を誇るエンジェルフォールは高さ979m!これは東京タワーが約3つも入る計算です。
ツアーでは添乗員の他に現地ガイドが同行するのが一般的。ガイドさんの説明を聞きながら、世界屈指の秘境を味わってください!
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■パタゴニア(チリとアルゼンチン)
チリとアルゼンチンの国境沿いには、南米最大級の山々が立ち並ぶ「パタゴニア」があります。有名なアウトドアブランドの名前の由来となっており、登山やトレッキング好きにとっては聖地と呼べる場所です。
近年はパタゴニアに特化したツアーも販売されているので、登山が好きという方はこうした特化型ツアーを検索してみるのもおすすめです!
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■イースター島(チリ)
最後にご紹介するのは、太平洋に浮かぶ「イースター島」。あの有名なモアイ像でお馴染みの孤島は、今でも多くの謎が残るミステリアスな観光地です。
チリ領にあるイースター島へは、チリの首都サンティアゴから飛行機で向かうのが一般的。孤島とだけあってツアー料金も高くなりますが、イースター島で味わう感動は何物にも代えがたいものになることでしょう。
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想像をはるかに超える“絶景の宝庫”南米。そんな南米を旅行するなら往復の交通手段とホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、南米旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。
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