中央アジアは周囲の地域から多くの影響を受けてきたため、豊かな歴史と文化を持つ地域。一度は行ってみたいけど、日本からは具体的にどのように行けばいいの?
ここでは中央アジア旅行を検討している人に旅の予算やベストシーズン、ツアーが安くなる時期などを解説していきます。中央アジアでぜひ訪れてほしい、おすすめの観光スポットもご紹介!
サマルカンドブルーに魅せられて〜ウズベキスタン青の都探訪by Mayumi Kawai
■中央アジアの魅力や見どころ
中央アジアとはユーラシア大陸の内陸部にある国々を指します。シルクロードが盛んであった時代に重要な役割を担い、旧ソビエト連邦の一部ともなりました。
“青の都”と呼ばれる美しいイスラム建築が見られることで人気なサマルカンド、シルクロードを代表する都市として栄えたブハラ、“中央アジアの真珠”とも呼ばれる多くの伝説を持つイシククル湖など多くの見どころがあります。
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城壁が囲む砂漠の都!ウズベキスタンの世界遺産イチャン・カラby Kaycom D
地図を見る■中央アジアのシーズン情報
中央アジアは四季があり、気候が日本に近いことから服装なども日本と同じで問題ありません。観光のベストシーズンは3月末〜5月、9月〜11月。春、秋にあたり、過ごしやすい気候のため観光に最適です。
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■中央アジアの予算相場
中央アジアを訪れるツアーは添乗員か現地ガイドが同行する観光付きツアーが一般的です。時期や旅行先によっても異なりますが、例えばウズベキスタン5日間の場合、160,000円〜200,000円ほど。
※2020年5月現在
繁忙期と呼ばれる年末年始やゴールデンウィーク、お盆に旅行する場合、費用が多めにかかる傾向にあります。旅行時期を選べるようであれば、これらの時期からずらして出発日を決めるのがおすすめですよ!
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【5日間】ウズベキスタン周遊
1日目の午前中に日本を出発し、夜現地に到着。2日目はシルクロードの面影を感じられるブハラを観光します。3日目は青いイスラム建築が美しい街サマルカンドを観光。4日目にウズベキスタンの首都であるタシケントを観光します。夜には現地を出発し、5日目に帰国。
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シルクロードの都!キルギスの首都ビシュケクで天山の絶景と異国情緒を楽しもうby Kaycom D
地図を見る【8日間】ウズベキスタン・カザフスタン・キルギス3カ国周遊
1日目お昼ごろに日本を出発し、夕方現地に到着。2日目に“青の都”と呼ばれるサマルカンド観光。3日目に海のように巨大なイシククル湖を観光します。
4日目はキルギス伝統である鷹狩ショーを見ることのできるジェティオグズとカラコル市内を観光。5日目は大自然を望めるアラアルチャ国立公園散策とキルギスの首都ビシュケク市内を観光します。
6日目に岩絵群が多く残る渓谷タムガリを観光。7日目にかつてのカザフスタンの首都アルマティ市内を観光し、夕方には現地を出発。8日目に帰国します。
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天山山脈登山の拠点!キルギスのカラコルで大自然を満喫by Kaycom D
地図を見る■フリープランはない
ツアーで中央アジアを訪れるのであれば、添乗員付きのパッケージツアーが一般的。往復航空券と宿泊のほか、移動や観光が含まれているため安心して旅行を楽しむことができます。また、自分で手配する手間もなく、見どころを効率よく巡ることができます。
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■WEBでお得なプランが急遽登場することも
大型連休である年末年始やゴールデンウィーク、お盆は繁忙期と言われ、ツアー料金は上がる傾向にあります。1月中旬〜3月や5月下旬〜6月、9月〜11月などはツアー料金が比較的お得であることが多いです。インターネットで検索をしていると、突如お得な料金の商品が出てくるようなこともあるので、これらの時期を狙ってツアーを探してみてください。
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サマルカンドブルーに魅せられて〜ウズベキスタン青の都探訪by Mayumi Kawai
■サマルカンド
かつてシルクロードの要衝として栄えた「サマルカンド」。13世紀にモンゴル帝国に滅ぼされるも、14世紀末に登場した一人の英雄によって見事復興を遂げ、現在はサマルカンドブルーと呼ばれる青を基調としたイスラム建築が並ぶ“青の都”として一躍注目されています。
ウズベキスタンの主要観光都市であることもあり、サマルカンドが含まれたパッケージツアーは多くあります。効率よく観光できるパッケージツアーで訪れるのがおすすめ。
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貴重なイスラム建築の宝庫!ウズベキスタンの世界遺産ブハラの名所巡りby Kaycom D
地図を見る■ブハラ
ウズベキスタンの中央からやや南に位置する「ブハラ」。イスラム教の重要な都市として栄えた都です。1993年には、旧市街が「ブハラ歴史地区」として世界遺産に登録。町中では歴史的価値のあるモスクや城などが見られます。「カラーン・モスク」や、珍しい建築デザインの「ボラハウズ・モスク」と「チャル・ミナール」、中央アジア最古のイスラム建築「イスマイール・サーマニ廟」などは必見のスポットです。
ブハラを訪れるのであればパッケージツアーを利用するのがおすすめ。
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通り過ぎるだけじゃもったいない!タシュケント1日観光モデルコースby 大山 平助
■タシュケント
ウズベキスタンの首都である「タシュケント」。日本からの直行便もある国際空港があり、中央アジアの玄関口ともいえる存在です。街そのものの歴史が深く、見応えのある博物館が多数。伝統料理や国際色豊かなグルメまで堪能できます。
タシュケントを訪れるのであればウズベキスタンを周遊するパッケージツアーを利用するのがおすすめ。効率よく見どころを巡ることができますよ。
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三蔵法師も居た!?キルギスの「幻の湖」イシク・クルの絶景by Grace Okamoto
地図を見る■イシククル湖
“中央アジアの真珠”とも呼ばれる海のように巨大な湖「イシククル湖」。旧ソ連時代には外国人の立ち入りが制限されており、幻の湖でした。10万年以上存在する世界でも数少ない古代湖であり、三蔵法師も天竺に向かう途中で立ち寄ったとされています。
イシククル湖を訪れるならパッケージツアーがおすすめ。周辺国の都市も一緒に巡ることができるツアーもあるので探してみてください。
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草原にニョキニョキ立つ石人!キルギスの世界遺産バラサグンとアクベシム遺跡by Kaycom D
地図を見る■ブラナの塔とバラサグン遺跡
「ブラナの塔」と「バラサグン遺跡」はキルギスを代表する世界遺産。現在の塔の高さは25mほどですが、地震で上部が崩れ落ちる前は40m以上あったと言われています。シルクロード全盛期には多くのキャラバン隊が訪れ、アクベシムとともに栄えた都でした。連なる天山山脈を背にして広大な草原に建つブラナの塔はとても印象的な姿です。
キルギスの首都ビシュケクから車で1時間半ほどかかり、アクセスが不便なためパッケージツアーを利用するのがおすすめ。
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天山山脈登山の拠点!キルギスのカラコルで大自然を満喫by Kaycom D
地図を見る■カラコル
イシククル湖の東端に位置するイシククル州の州都「カラコル」。天山山脈の登山の基点でもあり、7439mを誇る最高峰のポベタへの登山口としても知られています。カラフルで目を引く木造の建築が珍しいモスク「ドゥンガンモスク」や大自然が広がる「カラコル渓谷」、この地に所縁のある地理学者「プルジェヴァルスキーの博物館」などの見どころがあります。
カラコルを訪れるならパッケージツアーを利用するのが良いでしょう。移動などに関して自分で手配をする必要がないので、安心して旅行を楽しむことができますよ。
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天山山脈も見られる!カザフスタンの大都市「アルマトイ」で歴史と伝統を感じるby Kaycom D
■アルマティ(カザフスタン)
カザフスタン東南に位置する、かつてカザフスタンの首都として栄えた大都市。市内には、「28人のパンフィロフ戦士公園」や「カザフ民族楽器博物館」、郊外には日本人抑留者が眠る「中央墓地」など、歴史と伝統を感じさせる見どころがあります。
点在する見どころを効率よく見学できるパッケージツアーを利用して訪れましょう。
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炎の絶景!!トルクメニスタン「地獄の門」を見に行こうby Chanos Maya
地図を見る■地獄の門(トルクメニスタン)
見渡す限り砂だらけの大地、トルクメニスタン・カラクム砂漠の中に突如現れる「地獄の門」。砂漠の中にぽっかりと空いた直径60m、深さ約30mの巨大な穴の中で、灼熱の炎が燃え続けています。ゴーゴーと唸る炎は迫力満点。
地獄の門を訪れるなら観光付きのパッケージツアーを利用するのがおすすめですよ。
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■パミール高原(タジキスタン)
タジキスタンは総面積の93%が高地に位置する、“世界一の山岳国”とも言われます。そのタジキスタンの象徴である、平均標高5000mを誇る「パミール高原」。草木のほどんどない山道、2つの塩湖、空が反射し美しい池など、数々の絶景を望めます。
訪れる日本人はまだ少なく、秘境であることからアクセスはあまり便利ではありません。観光付きのパッケージツアーを利用していくのがおすすめです。
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歴史を感じる街並みや美しいイスラム建築、豊かな自然の絶景など魅力の詰まったエリア。中央アジアを旅行するなら往復の交通手段とホテルがセットになったツアーがお得です。
自分の旅行スタイルに合った宿泊施設に泊まるツアーを選べば、中央アジア旅行がさらに楽しいものになるはず。ご希望のこだわり条件を指定してツアーを探してみてくださいね。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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