国内には、情緒たっぷりの庭園が各地に存在しています。古い歴史を持つ庭園たちはどこも"和"の心に溢れ、見る人の心を和ませてくれる存在。
そんな数ある庭園の中から、「日本三大名園(日本三名園)」と謳われる庭園をピックアップ! LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材したガイドとともにご紹介します。
徳川御三家の城下町として知られる茨城県水戸市。街に数ある史跡の中で特に有名なのが、日本三名園の一つに数えられる「偕楽園」です。徳川慶喜公の実父・徳川斉昭公によって造営された日本庭園で、茨城県屈指の観光名所となってます。
偕楽園内に点在する見どころの中でもその代表格と言えるのが、徳川斉昭公の別邸として建てられた「好文亭」。斉昭公自らが設計した名建築です。現在の建物は昭和33年(1958年)に復元されたもの。内部の見学も可能(有料)で、徳川斉昭公自らが知恵を絞ったとされる創意工夫の数々を堪能できます。
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好文亭表門のすぐ近く、偕楽園内北西部に広がる「孟宗竹林」も見どころのひとつ。数千本の孟宗竹(モウソウチク)が立ち並ぶ景観は圧巻です。 この写真の記事を見る ≫
金沢城のすぐ隣に11.7ヘクタールの広い敷地を持つ「兼六園」の土地の歴史は、前田利家の時代、天正11年(1583)にさかのぼります。延宝4年(1676)に前田家の5代藩主・綱紀がこの場所に自身の別荘を建て、その周囲を庭園化したことが兼六園の始まりとされています。
庭園は変化を重ねながらも守り続けられ、万延元年(1860)に一大庭園となり、成巽閣(せいそんかく)が建てられた文久3年(1863)にはほぼ現在の姿となりました。
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成巽閣のほとんどは予約なしで見学することが出来ますが、茶室「清香軒」は事前予約が必要です。清香書院と清香軒は端正なつくりで、成巽閣の二階に見られる数奇屋建築のような遊び心はみられません。けれども、シンプルだからこそ美しい、それこそが最も洗練された日本の美に出会える瞬間です。 この写真の記事を見る ≫
約4万坪におよぶ広大な「後楽園」の敷地には、池泉回遊式の庭園を中心に茶屋や東屋、その他さまざまな施設が配置されており、いわゆる“大名庭園”の粋を集めた名園となっています。
後楽園を訪れたら、まずは、園内の南に位置する唯心山に登ってみましょう。唯心山は、後楽園の造営を命じた池田綱政の子・継政によって築かれた山で、高さは約6メートル。広大な敷地を持つ後楽園の全貌をとらえるのに、格好のスポットです。
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水路に沿って建っているのは、延養亭と呼ばれる建物です。後楽園を訪れた歴代藩主が居間として使っていた建物で、後楽園に点在する建物の中でもっとも重要な施設です。延養亭の後方は栄唱の間と呼ばれており、能舞台も設けられています。能を好んだ綱政はみずからこの能舞台に立ち、家臣や領民にその舞姿を披露したといわれています。 この写真の記事を見る ≫
日本三大名園をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
全制覇を目指して是非各地を訪れてみてください!
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(2024/3/19更新)
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