アニメ映画の舞台となった場所を旅行する“聖地巡礼”が今人気。中でも今最もアツい場所が岐阜県。大ヒット映画『君の名は。』や『ルドルフとイッパイアッテナ』『聲の形』など、岐阜県が舞台の人気アニメ作品が多数あり、まさに岐阜県はアニメ聖地の宝庫となっています!
そんな岐阜県が舞台のアニメ8作品を紹介しつつ、聖地になっている観光スポットを、トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材でご紹介します。
映画『君の名は。』聖地巡礼の旅で外せないのは、岐阜県のJR高山本線「飛騨古川駅」。主人公の瀧が三葉に会いに行くシーンで登場したあの駅です。映画のワンシーンをリアルに味わうことができますよ。瀧たちが糸守町の情報を得ようと聞き込みするシーンでは、飛騨古川駅前のタクシー乗り場も登場。こちらも再現度高し! この写真の記事を見る ≫
映画の中で幾度となく登場した“宮水神社”のモデルと噂されているのが飛騨古川町の山の中腹に見える「気多若宮神社」。立地と鳥居前にある石灯篭が似ているとも言われていますが、実際には聞き込みのシーンで登場した神社の方に類似しているようです。他にもモデルとされる場所は、高山市にある日枝神社ではないかと言う説など複数あるようです。併せて訪ねてみてもいいかもしれませんね。 この写真の記事を見る ≫
瀧たちが糸守町について調べるシーンで登場した図書館のモデルが飛騨市古川町にある「飛騨市図書館」。ここでは注意事項さえ守れば「撮影許可」の札をもらえて写真撮影もできます。スタッフの方もとても親切で、どの辺りがポイントなのか教えてくれたりもします。ここも再現度が高い聖地で『君の名は。』ファンなら必ず訪れたいスポットですね。 この写真の記事を見る ≫
岐阜県高山市出身、米澤穂信の推理小説“古典部シリーズ”第1弾の『氷菓』。作中の神山市は高山市がモデルということで、ロケハンは主に飛騨高山で行われました。飛騨高山と言えば古い町並みなど風情が残る都市として人気の観光スポット。鍛冶橋と弥生橋の間の宮川沿いで毎日開催されている「宮川朝市」もアニメのシーンで登場します。 この写真の記事を見る ≫
飛騨高山は、江戸時代以来の城下町・商家町の姿が保全されていて、一瞬タイムスリップしたかのような感覚にとらわれる古い町並みが人気。特に、「高山市三町伝統的建造物群保存地区」には、伝統工芸品を扱うお店や和雑貨屋、甘味屋さんなどが点在していますが、『氷菓』で奉太郎と入須先輩が話ししていた喫茶店“一二三”のモデルとなったお店“喫茶去かつて”もここにあります。 この写真の記事を見る ≫
斉藤洋の児童文学作品『ルドルフとイッパイアッテナ』のルドルフが、岐阜市出身という設定から、岐阜市が特別住民票を発行して話題に。ルドルフがテレビを見ながら故郷を思い出すシーンで登場するのが「金華山」。ロープウェーや岐阜城も映り、ルドルフは“ロープウェーも!ほら、お城も間違いない!間違いないよ!僕が住んでいた町だ”と。この印象的なシーンを思い出しながら訪れると感動が蘇りますよ。 この写真の記事を見る ≫
信長が入城した天下布武の山城「岐阜城」と山頂周辺遺構を歩こうby 麻生 のりこ
地図を見るルドルフがテレビで懐かしそうに見ていたお城が、標高329メートルの金華山の頂上にある「岐阜城」。鎌倉時代に二階堂氏により砦が築かれ、室町時代に修復され城として活用されるようになりました。4階は信長の間と呼ばれ外側の回廊は展望台となっています。この展望台は城を中心に東西南北360度の眺望が楽しめると大人気。アニメのシーンでは金華山麓の岐阜公園も登場します。 この写真の記事を見る ≫
ルドルフが飼い主のリエちゃんのもとへ帰るシーンで、岐阜城やロープウェーを見つけたところが岐阜市の「長良川」に架かる金華橋。そして、金華橋と長良橋の間にリエちゃんの家がある設定。長良川と言えば、鵜匠が鵜を使い魚を捕る古典漁法を現在に伝える長良川鵜飼で有名。鵜飼い観覧船乗り場がある長良橋周辺は『僕らはみんな河合荘』でも度々登場しています。 この写真の記事を見る ≫
興行収入23億円を記録、第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞した山田尚子監督の大ヒットアニメ映画『聲の形』。岐阜県大垣市の四季の広場周辺には聖地が集中。将也や硝子、友達たちが集まるところとして何度も登場。物語上の最重要ポイントの美登鯉橋、そしてその横にある滝のトンネル、美登鯉橋の北にある街路樹に見覚えある方も多いことでしょう。 この写真の記事を見る ≫
岐阜と三重を結ぶ「養老鉄道」はのんびり途中下車の旅が面白い!by Saito Junso
地図を見る将也と硝子がデートで訪れたところが岐阜県養老町にある「養老の滝」。奈良時代の女帝・元正天皇も行幸されたと伝えられています。駐車場から養老の滝までは川沿いに歩いて30分ほど。途中、様々なお店や資料会館、北原白秋の歌碑や歴史ある養老神社などがあり、とても趣があります。将也と硝子になった気分で、マイナスイオンを感じながら散策してみましょう。 この写真の記事を見る ≫
同じく養老町にある「養老天命反転地」も『聲の形』の聖地。美術家の荒川修作氏と、詩人のマドリン・ギンズ氏が構想した不思議な体験施設で、平坦な場所は無く全てが凹凸になっているため、平衡感覚が鈍り色々歪んで見えてきます。大人も子供も、頭を空っぽにして無邪気に遊べる養老天命反転地。硝子と将也がここで転んでしまったのも納得ですね! この写真の記事を見る ≫
世界遺産の合掌造り集落・岐阜県「白川郷」ベストスポット5選by モノホシ ダン
『ひぐらしのなく頃に』は、同名のコンピューターゲーム作品が原作のアニメ。その舞台となったのが世界遺産「白川郷」で、展望台から望む白川郷合掌村の美しい全景は、アニメ作品では“雛見沢村”として登場。中でも国の重要文化財「和田家」は、地元の名手園崎家の本家として描かれています。白川郷の代表的合掌造り住宅で保存状態も良好。遺物や民具が展示されています。 この写真の記事を見る ≫
全山紅葉に包まれる!世界遺産「白川郷合掌造り」秋の散策ガイドby 土庄 雄平
駐車場と集落をつなぐところにある「であい橋」付近もアニメのオープニングシーンなどに登場。長さ107mの吊床板橋で歩くと少し揺れますが、下には庄川が流れ、山もきれいで情緒があり、撮影スポットとしても人気。この庄川は、作品中では、雛見沢村の祭り事“綿流し”が行われる川のモデルになっています。 この写真の記事を見る ≫
アニメ『ひぐらし』の聖地 合掌造り集落を訪ねて〜 岐阜・白川郷by 沢木 慎太郎
地図を見る荻町集落の南にある「白川八幡神社」は、古手神社のモデルとされているところ。神社の境内では、“にぱ〜☆”と微笑む古手梨花ちゃんの絵馬などの可愛いキャラクターを描いた絵馬をたくさん見ることができます。白川郷はどこも再現率高し!『ひぐらしのなく頃に』のアニメをよく観てから訪れると2倍楽しめますよ。 この写真の記事を見る ≫
金華山の山頂に建つ岐阜城のほとり、清流・長良川湖畔に残る古い町並み「川原町」は岐阜市の代表的な観光スポット。古い建造物をそのままに再開発が進み、カフェ、ギャラリーなどが点在するオシャレなエリアとして存在感を発揮。こちらは、『僕らはみんな河合荘』の河合荘があるところとされている聖地になっています。 この写真の記事を見る ≫
小林立による麻雀をテーマとした漫画作品が原作のアニメ『咲-Saki-』。この中で、清澄高校のメンバーらが合宿所へ温泉入りに行こうと目指した場所が岐阜県中津川市。合宿所のモデルは“中津川温泉 クアリゾート湯舟沢”ですが、そこから少し北にある旧中山道「馬籠宿」もアニメのシーンで登場。石畳の坂道の両側に、土産物屋やそば屋、民宿などが立ち並んだにぎやかな雰囲気が味わえる宿場町です。 この写真の記事を見る ≫
ほったゆみと小畑健による囲碁がテーマの『ヒカルの碁』。アニメの中で緒方先生と藤原佐為の対局の場面は、岐阜県「下呂温泉 水明館」が舞台。下呂温泉を代表する伝統のある老舗旅館で、敷地は何と敷地1万平方メートル。趣きの異なる3つの大浴場の他、能舞台、お茶室、プールやエステ・アスレチックジムも完備。『ヒカルの碁』ファンなら是非囲碁セットを持ち込んで泊まってみましょう。 この写真の記事を見る ≫
岐阜県のアニメの聖地になっている観光スポットをまとめてみましたが、いかがでしたか?聖地巡礼旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!
なお、岐阜県が聖地のアニメ作品は他にも多数あります。こちらの聖地巡礼も併せてどうぞ!
恋愛ラボ(岐阜市周辺)、僕は友達が少ない(岐阜市長良公園他)、はるとごーすと!(安八郡輪之内町)、がんばれ!かわばたくん(安八郡輪之内町)、ギルティクラウン(多治見市)、のうりん(美濃加茂市)、星空へ架かる橋(高山市)、高杉さん家のおべんとう(恵那市)
※営業状況など最新情報は各公式サイトをご確認ください。
- 広告 -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -