奄美大島は2021年7月にユネスコの世界自然遺産として登録された、今注目の南国リゾート。マングローブを行くカヌーツアーや絶景ビーチのシュノーケリングなど、アクティビティがいっぱい!インスタスポットとして有名なハートロックや寅さんのロケ地として有名な加計呂麻島など、 島内観光も楽しいんですよ。
ここでは世界各国を旅したトラベルjp 編集長 加山が奄美大島のおすすめ観光スポットをご紹介します。
本州と沖縄本島の中間にある奄美大島は、四方を海に囲まれた孤島として独自の文化や生態系を今も保ち続け、東洋のガラパゴスとも言われています。「大浜海浜公園」は奄美大島の中でも人気の海水浴場。駐車場やトイレも整備されています。
日本の水浴場88選にも認定されているきれいな海水浴場で、ウミガメの産卵地としても知られています。
<基本情報>
住所:奄美市名瀬小宿大浜701-1
電話番号:0997-55-6000
アクセス:名瀬市街地から車で約20分
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“海と人との共生”をテーマにした「奄美海洋展示館」ではなんとウミガメに餌をあげることができます。大浜海浜公園を奥へ進んだところにあるのであわせて訪れるのもおすすめ。奄美独特の貴重な魚介類も展示しています。
サンゴや砂、貝殻など海の素材を使った雑貨作りや海のキーホルダー作りなどワークショップ体験もできます。雨でも安心して楽しめますよ。
<基本情報>
住所:奄美市名瀬小宿大浜701-1
アクセス:名瀬市街地から車で約20分
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日本で1番大きなマングローブは沖縄の西表島にありますが、2番目は奄美大島。「黒潮の森マングローブパーク」では、季節を問わずカヌーでの探検が楽しめます。
マングローブのトンネルをくぐりたいなら満潮前後、干潟で生き物をじっくり観察したいなら干潮前後の時間帯に出かけるといいでしょう。夜行性の生き物に出会えるチャンスがある、ナイトツアーも人気です。
<基本情報>
住所:奄美市住用町石原478
アクセス:奄美空港から車で約1時間10分
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「あやまる岬」は空港近くにあるお手軽なパノラマスポット。左手に笠利崎、正面に太平洋、右手に土盛海岸を見渡せることができます。
“あやまる”という名称は、綾織のマリに似ていることから付けられました。眼下の真っ青な海は"ブルーエンジェル"と称される美しさを誇ります。
<基本情報>
住所:奄美市笠利町大字須野
アクセス:奄美空港から車で約10分
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あやまる岬のすぐ側にある「土盛(ともり)海岸」は地元民にも評判の美しさ。青い海の中に見える黒い部分は珊瑚なんです。
珊瑚や岩場の間にはたくさんの魚達が隠れていて、シュノーケリングすればツノダシやモンガラカワハギ、カクレクマノミ、ブダイなど熱帯の海の魚たちを眺めることができるんですよ。
<基本情報>
住所:奄美市笠利町大字宇宿
アクセス:奄美空港から車で約10分
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「倉崎海岸」は珊瑚や熱帯魚も数多く生息する、島内でも特に美しいと評判の海岸。海を眺めるとエメラルドグリーンから水色、紺と空へとグラデーションのように色が変化しているように見えます。
そしてところどころ見える黒い模様は珊瑚。ビーチから海に入ればその透明度にびっくりすること間違いなし!SUPでビーチを巡るのも人気です。
<基本情報>
住所:大島郡龍郷町芦徳
アクセス:奄美空港から車で約20分
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「ハートロック」と聞いて思い浮かべるのは、沖縄? いえいえ、近年人気の奄美大島にも、ハートロックが出現中なのです。季節や時間によって、見えたり見えなかったりするのがご愛敬。神秘のハートロックを見ることができたら、恋愛成就間違いなし!
ハートロックに向かう森の中の小道では、リュウキュウアサギマダラという蝶の群舞にも出会えますよ。奄美大島のパワースポットで、幸運をつかみましょう。
<基本情報>
住所:大島郡龍郷町赤尾木1346-1
アクセス:奄美空港から車で約15分
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奄美大島は穏やかな海岸が多いのですが、この「ホノホシ海岸」は太平洋に面していて、波もあって荒々しい印象。海岸は砂浜ではなく丸い石が敷き詰められていますが、これは人工のものではなく天然の丸石。
波にさらわれてガラガラという不思議な音をたてます。朝は神秘的な雰囲気なので早朝に訪れるのもおすすめ!
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町蘇刈
アクセス:奄美空港から車で約1時間45分
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「用安海岸」沿いには奄美を代表するリゾート・ばしゃ山村があります。目の前はビーチとなっていてレストランがあり、マリンスポーツも充実していて1日ゆっくりと楽しむことができます。
奄美には美しい海岸は多数存在しますが、その中でも施設が充実しているビーチを探しているならここがおすすめ!
<基本情報>
住所:奄美市笠利町用安
アクセス:奄美空港から車で約10分
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奄美大島北部、龍郷町円集落の湾岸を走る県道81号沿いに設置された「かがんばなトンネル」。平成10年4月に完成したこのトンネルは、全長わずか29mと奄美大島では一番短く、一見すると何の変哲もないトンネルです。
ところが、春分・秋分の日の前後数日間だけ、このトンネルの穴に夕日がすっぽりおさまるという珍しい自然現象を観察することができるのです。偶然の一致が魅せる奇跡のショー。この光景を地元では“龍の眼”と呼び、ちょっとしたパワースポットになっています。
<基本情報>
住所:鹿児島県大島郡龍郷町円
アクセス:奄美空港から車で約35分
※対岸に夕日ビューポイントあり
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「大島紬村」は奄美大島を代表する伝統産業に触れることができるスポット。大島紬といえば高級着物の代名詞のひとつで、特に泥大島は憧れる方も多い逸品。
“大島紬ステキだけど、着物は着ないし…”という方にも、大島紬で作ったトレンチコートなど、軽くてサラッとした着心地の良い洋服も買い求めることができます。
<基本情報>
住所:大島郡龍郷町赤尾木1945
アクセス:奄美空港から車で約15分
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奄美空港近くの「奄美パーク」は、奄美の文化が学べるテーマパーク。敷地内には、奄美の自然を描いた孤高の画家、田中一村記念美術館もあり、一村が描いた亜熱帯植物もたくさん。
奄美群島の自然や生活をジオラマや映像などで楽しめる“奄美の郷”も必見。展望台からは、新旧2つの空港の滑走路を始め、360度奄美の景色が見渡せます。
<基本情報>
住所:奄美市笠利町大字節田1834
アクセス:奄美空港から車で約5分
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瀬戸内町の集落の北側に位置し、国道58号線から外れて細い山道を1時間ほど登った所にある「油井岳展望台」も奄美大島の人気観光スポット。
ここから西の方角を眺めると、眼下に広がるのは大島海峡、そしてその奥に加計呂麻島を一望。いくつにも入り組んだ美しい入り江を望むこの景色は一見の価値ありです。
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町阿木名
アクセス:奄美空港から車で約1時間45分
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奄美南部の瀬戸内町を一望できる「高知山展望台」。螺旋階段を上がり展望台に立つと、大島海峡を東から西まで、加計呂麻島を全部見渡すことができます。
おすすめは夕暮れ時。晴れていれば、ちょうど目の前に広がる海にしっかりと鏡のように空が映ります。夕日がゆっくりと沈んでいく、ゆったりとした時間を感じられる事でしょう。
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町久根津
アクセス:奄美空港から車で約1時間45分
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大河ドラマ『西郷どん』のオープニングで雄大な自然風景と共に撮影されたのが「宮古崎(みやこざき)」。青い海に突き出た岬の一本道を歩き、そして切り立った崖で腕を組み立つ西郷どんの場面で有名です。
昭和49年に奄美群島国定公園に指定され、平成29年に国立公園となった宮古崎。岬は琉球列島固有の竹であるリュウキュウササで覆われた草原が広がるため、ササント(笹の塔)と呼ばれていたそう。
<基本情報>
住所:大島郡大和村国直
アクセス:奄美空港から車で約1時間15分
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太古の昔。ユーラシア大陸のヘリから孤絶して生まれた、鹿児島県・奄美大島には、独自の進化を遂げた動植物が数多く生息しています。なかでも、映画『ゴジラ』のロケ地になった「金作原(きんさくばる)」は、10m級の巨大植物がワサワサ茂る原生林。
翼を広げた恐竜が今にも現れそうな原始の景色に、“日本にもこんな場所があったなんて!”と驚くはず。優しくて力強い、リアルな“ジャングル”を歩いてみるのはいかが?
<基本情報>
住所:奄美市笠利町大字須野
アクセス:奄美空港から車で約1時間40分
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「マテリヤの滝」がある奄美フォレストポリスは、奄美大島の最高峰である湯湾岳の麓に広がる森林公園です。ここには、ふれあいゾーン、キャンプゾーン、水辺ゾーン、渓流ゾーンの4つのゾーンがあり、「マテリヤの滝」は渓流ゾーンにあります。
マテリヤの滝は、高さが12m。そんなに高さはありませんが、滝壺の深さは6〜7mもあり、滝壺の水は、浅瀬の透明なところから滝近くの濃いエメラルドグリーンまで、うっとりするような美しいグラデーションを奏でています。
<基本情報>
住所:大島郡大和村名音
アクセス:奄美空港から約1時間40分
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加計呂麻(かけろま)島は、鹿児島県奄美大島の南に位置する自然豊かな細長い島です。島へは奄美大島古仁屋からフェリーで約30分程度。珊瑚礁が広がる青い海と白い砂浜、各所で目にする南国の植物、のどかな空気感、その素朴な雰囲気と豊かな自然が魅力の島です。
島には南国情緒あふれる海が多く、旅人を惹き付けています。「実久(さねく)ビーチ」は実久ブルーとも呼ばれるほどに透き通った海が広がっています!
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町実久
アクセス:瀬相港から車で約30分
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「諸鈍(しょどん)」は、デイゴ並木が印象的な加計呂麻島南部に位置する海沿いの集落。加計呂麻島は、映画・男はつらいよ第48作『紅の花』のロケ地にもなりました。諸鈍には大きな記念碑が建っています。
劇中でマドンナ役・リリーが住んでいた“リリーの家”もあり、見学はできませんが、民泊施設として宿泊することができますよ。
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町諸鈍金久原
アクセス:瀬相港から車で約30分
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加計呂麻島の花富(けどみ)集落と西阿室(にしあむろ)集落をつなぐ道の途中にある花富峠、通称「タカテルポイント」は絶景の穴場スポット!ベンチのある展望台からはシークレットビーチのような美しい入り江と無人島の須子茂離れ(すこもばなれ)を一望でき、また夕日の名所としても知られています。
タカテルポイントへは公共交通機関がなく、アクセスには車やバイクが必要。かなりの急坂で狭い山道のため、運転には十分気をつけましょう。
<基本情報>
住所:大島郡瀬戸内町大字花富
アクセス:瀬相港から車で約20分
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冬の奄美大島の楽しみといえばホエールウォッチング!迫力ある鯨たちとの接近戦を味わえる奄美大島は穴場的存在。奄美大島で見られるクジラはザトウクジラ。体長は約15m、体重は30トンにも及ぶ巨大なクジラがこの海域で待っています。中には親子クジラと遭遇することも!
ブリーチングと呼ばれる大ジャンプが見られたらラッキー!空中で回転しながら背中から海中へ落ちていく様はこれぞホエールウォッチング!
写真提供:マリンスポーツ奄美
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奄美大島は自然溢れるスポットがたくさん!日本でも第2位の規模を誇るマングローブの森をカヌーで楽しんだり、透明度抜群の海を泳いでみたり、楽しみ方はさまざま。旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!
2024年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp 編集長 加山)
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