長野をドライブ旅行するなら、どこへ行けばいいでしょうか?絶景ドライブルートとして名高いビーナスラインをはじめ、長野には気持ちよくドライブを楽しめるスポットがたくさんあります。美ヶ原高原や霧ヶ峰高原でのんびり癒される旅、奈良井宿や妻籠宿などの宿場町を訪ねる旅も楽しそう!今回は長野でおすすめのドライブスポットをご紹介します。
金色のビーナスラインと霧ヶ峰!秋の信州・絶景高原ハイキングby 土庄 雄平
“あえて駆け抜けないスロードライブを楽しむ”が地元の人たちからも推奨される「ビーナスライン」。平均標高1400mを誇る国内有数のスカイルートです。数々の高原、白樺湖、高山植物など美しい景色が続き、思わず目を奪われますがカーブも多いので景色を眺められるパーキングに車を止めて楽しむようにしましょう。
ルートのスタート地点は長野県茅野市や立科町などいくつかあるので、ドライブルートをしっかり計画してからの出発がおすすめです。
<基本情報>
住所:長野県茅野市内〜上田市武石上本入・美ヶ原高原美術館
アクセス:諏訪IC、上田菅平IC、東部湯の丸ICなどからアクセス
駐車場:周辺駐車場あり(無料)
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標高2000mの高原トレッキングコースを楽しめる「美ヶ原高原」。整備された遊歩道は子どもでも歩きやすく、山上には北アルプスや南アルプス連峰、富士山も見渡せる大パノラマと美ヶ原牧場と呼ばれる馬・牛が放牧された景色が広がります。
美ケ原高原の最高地点“王ヶ頭”へは一般車通行禁止のため、各駐車場からのトッレッキングコースを確認してから停める場所を決めるのがおすすめです。
<基本情報>
住所:長野県松本市入山辺
電話番号:0263-34-8307(松本市役所観光温泉課)
アクセス:岡谷ICから約70分
駐車場:あり(無料)
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画家、東山魁夷が『緑響く』でモチーフにした「御射鹿池(みしゃかいけ)」。季節ごとに新緑から雪景色へと姿を変えるカラマツ林に囲まれた荘厳な池は、標高1500mの山中にあります。水面に写し出される四季折々の自然は、とっておきのフォトスポットです。
観光時間は30分もあれば十分なため、駐車場の回転率はいいですが、長期休暇や紅葉シーズンは渋滞しているので早朝や夕方に訪れるのがおすすめです。
<基本情報>
住所:長野県茅野市豊平奥蓼科
電話番号:0266-72-2637(茅野市観光案内所)
アクセス:諏訪ICから約30分
駐車場:あり(無料)
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湾曲した岩壁に流れる地下水が繊細な景観をつくりだす「白糸の滝」。その名の通り糸を垂らしたような滝は自然のカーテンのようです。
旧軽井沢から三笠通りを走る“白糸ハイランドウェイ”を通って行くので、たどり着くまでの美しい森の道も楽しめます。駐車場からは歩いて5分ほどですが、舗装されていない道なのでスニーカーなど歩きやすい靴で向かいましょう。
<基本情報>
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉(小瀬)
電話番号:0267-42-5538(軽井沢町役場観光経済課観光商工係)
アクセス:碓氷軽井沢ICから約50分
駐車場:あり(無料)
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“信州ふるさとの見える丘”に認定された「立石公園」。映画『君の名は。』の聖地巡礼でも有名なスポットです。
標高約930mの高台にあり、市街地と諏訪湖を眼下に望むパノラマの景色には信州らしさが詰まっています。信州サンセットポイント100選にも選定されており、諏訪湖の湖面に映る夕焼けから夜景への変化は、その美しさに思わずため息がもれます。
<基本情報>
住所:長野県諏訪市大字上諏訪10399立石公園
電話番号:0266-58-0120(諏訪市観光案内所)
アクセス:諏訪ICから約30分
駐車場:あり(無料)
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富士山やアルプス、八ヶ岳連峰などをさえぎるものなく一望できる「霧ヶ峰高原」。ゆるやかな起伏が続く高原では、レンゲツツジやニッコウキスゲなどの高山植物を楽しむことができます。グライダー発祥の地であり、草原の緑と青空のコントラストを味わっていると、飛行するグライダーを見ることができるのも霧ヶ峰高原ならではの景色です。
ビーナスラインドライブイン“霧の駅”から歩いて行けるので、ドライブ途中に立ち寄るのにも便利です。
<基本情報>
住所:長野県諏訪市大字四賀霧ケ峰
電話番号:0266-52-2111(一般社団法人諏訪観光協会)
アクセス:霧ヶ峰IC最寄り
駐車場:あり(無料)
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かつて“奈良井千軒”と謳われた日本最長の宿場町「奈良井宿」。江戸情緒を色濃く残した約1kmにもおよぶ千本格子が美しい町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。当時のにぎわいそのままに、信州そばやおやきなどついつい食べたくなる郷土料理店だけでなく、漆器や木工芸などのお店も立ち並んでいます。
住民以外の車は進入禁止のため、駐車場の場所を先に調べてから訪れるようにしましょう。
<基本情報>
住所: 長野県塩尻市奈良井
電話番号:0264-34-3160 (奈良井宿観光案内所)
アクセス:塩尻ICから35分
駐車場:あり(無料)
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木曽川の流れが花崗岩地を削り出した景勝地「寝覚の床(ねざめのとこ)」。自然が造り出したとは思えない奇岩には、浦島太郎が暮らしたという伝説も残されています。浦玉手箱を開けた場所とされる"浦島堂"に近づくには岩場を登る必要があるため歩きやすい靴が必須です。
下流の“寝覚の床美術公園”では寝覚めの床・浦島堂が眺められるので、ファミリーや足腰に自信のない人は美術公園から眺望を楽しむことができます。
<基本情報>
住所:長野県木曽郡上松町寝覚
電話番号:0264-52-1133(一般社団法人上松町観光協会)
アクセス:伊那ICから約60分
駐車場:あり(無料)
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日本初の重要伝統的建造物群保存地区「妻籠宿(つまごじゅく)」。中山道六十九次のうち、江戸から数えて42番目となる宿場町で、妻籠の人たちは家や土地を“売らない・貸さない・こわさない”という三原則の基に、趣のある江戸時代の町並みを守っています。
宿場内は10時から16時の間は車の進入が禁止です。あわせて妻籠宿本陣や資料館、飲食店、民芸品店など見どころが沢山ありますが、17時頃までの所も多いので営業時間を調べておくようにしましょう。
<基本情報>
住所:長野県木曽郡南木曽町
電話番号:0264-57-3123(妻籠観光協会 観光案内所)
アクセス:中津川ICから約30分
駐車場:あり(有料)
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環境省の"星が最も輝いて見える場所"に選ばれた「阿智村」。標高1400mにあり、日本一綺麗な星空が眺められます。ナイトツアーは2019年4月から混雑緩和のため、完全予約制になっているので事前予約を忘れずにしておきましょう。
星空だけでなく、春には“はなもも街道”と呼ばれる約10000本の花桃が植えられた国道256号線が最高のドライブスポットです。温泉や朝市もあるので南信州の魅力を余すことなく楽しめます。
<基本情報>
住所: 長野県下伊那郡阿智村智里
電話番号:0265-43-3001(阿智昼神観光局)
アクセス:園原ICから約10分
駐車場:あり(有料)
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長野県は周囲を標高3000m級の高山に囲われており、県全域の標高が高いので、ドライブ中も車窓からの景色が最高です。カーブが多いので各スポットで、パーキングなどを上手に利用してゆっくりと楽しむようにしましょう。観光や散策も上着を1枚車に積んでおくと、標高の高い場所で“思ったより寒かった”なんてことをが防げますよ。
冬季には積雪や一部通行止めになるドライブコースもあるので、ドライブルートは事前に調べておきましょう。チェーンやスタッドレスの準備も忘れずに!
何度も行きたくなる長野のドライブスポット。準備を万全にして大自然と歴史情緒を楽しんでくださいね。
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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