鳥取県の中部に位置する倉吉市は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された倉吉白壁土蔵群で知られます。古い町並みを散策して、歴史ある建物を改装したショップやカフェでのんびり……静かに過ごしたい方におすすめ。周辺の見どころもあわせ、倉吉のおすすめ観光スポットをご紹介します。
「白壁土蔵群」は室町時代は打吹城の城下町、江戸時代には陣屋町として栄えた地域で、情緒ある町並みは町歩きにぴったり。打吹城の外堀として掘られた玉川沿いに歩くと、石橋が多数架かっている倉吉らしい風景が楽しめます。玉川の先に打吹山が重なる場所は、映画『男はつらいよ』のロケが行われたスポットとしても知られる人気の撮影スポットです。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市魚町
電話番号：0858-22-1200（倉吉白壁土蔵群観光案内所）
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車して徒歩5分
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「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」は、梨の生産方法や歴史をクイズ形式などで楽しく学べる博物館。建物に入ってすぐに見えるのは、20mも枝が広がる二十世紀梨の巨木です。博物館の中には室内遊具もあるので子連れ旅行にもおすすめ。直営のスイーツパーラーでは、梨を使ったソフトクリームやパフェなどのスイーツが食べられますよ。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市駄経寺町198-4 倉吉パークスクエア内
電話番号：0858-23-1174
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗って「倉吉パークスクエア」バス停で下車
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「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」は、倉吉市に工場を持つフィギュア制作会社などが中心となって誕生したミュージアムです。館内には、世界的にも高い評価を受けている日本のフィギュアや、フィギュアの製作工程の展示、実際に制作などができる体験コーナーもあります。お気に入りのフィギュアを持参すれば、精巧なジオラマを背景に撮影することもできるんですよ。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市鍛冶町1-2971-2
電話番号：0858-27-1200
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「鍛冶町1丁目」バス停で下車して徒歩1分
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倉吉白壁土蔵群には、昔ながらの蔵や商家を改装してお店や飲食店として活用している”赤瓦”が多数あります。その旗艦店ともいえるのが「赤瓦一号館」で、中には地酒や因州和紙の雑貨など、倉吉の特産品がずらり。建物の奥にある、和小屋づくりの立派な梁も見応えたっぷりなので、2階にも登ってみてくださいね。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市新町1-2441
電話番号：0858-23-6666
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車して徒歩3分
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赤瓦六号館「桑田醤油醸造場」は、明治10年創業の老舗醤油屋。店内には、昔ながらの木の樽で仕込まれた醤油や、醤油を使ったスイーツなどが並んでいます。中でも“醤油アイスクリーム”は特に人気。大工を京都で修行させて建てられたという、倉吉で唯一の京風商家造りの建物も要チェックです。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市東仲町2591
電話番号：0858-22-2043
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車して徒歩5分
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赤瓦七号館の「元帥酒造本店」は、江戸時代末期の嘉永年間創業の老舗の造り酒屋。1907年（明治40年）、皇太子（のちの大正天皇）の山陰行啓に随行した東郷平八郎元帥にちなみ、酒銘を「元帥」としました。鳥取県のお米と水を使って作られたお酒は国内で高く評価されています。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市駄経寺町2-31
電話番号：0858-22-5020
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「駄経寺東」バス停で下車して徒歩3分
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赤瓦十三号館「白壁倶楽部」は、鳥取県産の食材を使ったフレンチが食べられるレストランです。建物は、明治41年築の”旧国立第三銀行倉吉支店”で、国登録有形文化財の鳥取県登録第一号。外観だけでなく、内装もほぼ原形のままの状態で利用されている珍しい例なんですよ。人気のメニューは、旬の食材やフランス産の珍しい食材を使った、1日限定20食の週替りランチ”白壁ランチ”です。
※現在、ディナーの利用は前日までの予約が必要です。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市魚町2540
電話番号：0858-24-5753
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「白壁土蔵群前」バス停で下車してすぐ
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「はこた人形工房」は、豆腐・豆乳をメインとした甘味処”夢倉”の建物内にある工房です。”はこた人形”は江戸時代から伝わる倉吉の郷土玩具で、子供が無事に成長することを願って作られたお守りでもあります。工房では、この製作過程を見学したり、自分で顔を描ける“顔描き体験”ができます。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市魚町2529
電話番号：090-1185-9732
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「赤瓦・白壁土蔵」バス停で下車して徒歩5分
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「倉吉淀屋」は倉吉に現存する最古の町家建築で、1760（宝暦10）年に建てられました。1705年に大阪の豪商”淀屋”が幕府によって財産を没収された際に、番頭だった牧田仁右衛門が淀屋の再興を託され、地元倉吉で後に悲願の再興を果たしたと言われています。倉吉淀屋のミセの間（写真）では帳場が再現されていて、座って番頭気分を味わうこともできますよ。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市東岩倉町2280-3
電話番号：0858-23-0165
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「新町」バス停で下車して徒歩3分
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「豊田家住宅」は江戸時代に呉服屋を営んでいた有名な商家で、国登録文化財に登録されています。ここでは日本の伝統話芸である”講談”を毎日公演していて、倉吉にゆかりのある歴史講談を聞くことができます。パンパンと張り扇で釈台を叩き、調子良くそしてメリハリをつけリズミカルに話す様子をぜひご覧くださいね。
＜基本情報＞
住所：鳥取県倉吉市西町2701
電話番号：0858-23-0440
アクセス：JR倉吉駅からバスに乗り「新町」バス停で下車して徒歩3分
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倉吉の観光スポットは、白壁と赤瓦といった情緒ある景観が多く写真映えも抜群。カメラ片手にのんびりと散歩するのにぴったりです。散歩の合間には、講談を聞いたり、酒蔵見学をしたりと体験型の観光もできるので1日たっぷり楽しめます。ぜひ泊まりで訪れて、時間を気にせずゆったりと過ごしてみてくださいね。
2020年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/8更新)
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