更新日:2021/04/27 14:45
自由に海外旅行に行けるようになり、旅行先にヨーロッパを選ぶ方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが多彩な魅力溢れるスイス。
スイスといえばアルプスの山々が織りなす絶景!誰もが一度は訪れてみたい憧れの国。絵葉書のような美しい景観だけでなく、世界レベルのアートや建築、そこでしか味わえない極上グルメなど、とっておきの体験ができるのも魅力!ユングフラウ、マッターホルンなど初めてのスイス旅行で絶対ハマる定番スポットから、女子旅やリピーターにおすすめのレマン湖地方、バーゼルなど、あなたの知らないスイスの魅力をご紹介!(AD)
※スイス国内各所の営業時間なども変更が生じる場合がありますので、ご注意ください。
写真:miyoshi yuca
地図を見る旅のスタイルによって種類も選べる「スイストラベルパス」は、スイス国内の主な鉄道、バス、湖船、都市交通(トラム)が期間内乗り放題になる夢のようなチケットです。移動の多い旅ではいちいち電車の予約をする必要もなくストレスフリー!
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地図を見るスイストラベルパスの魅力はそれだけではありません!スイス全国500以上の博物館・美術館などが無料になるのでさらにお得感アップ!スイスのアルプス観光には欠かせないケーブルカーなどの山岳交通も半額になるなど、まさにスイスをお得に満喫するための強い味方です。
ヨーロッパの観光大国スイスは、ヨーロッパ中西部に位置し、九州と同じくらいの面積にもかかわらず4つの公用語をもつ多様性に富んだ国です。アルプスの少女ハイジを彷彿とさせる壮大な大自然、チーズやチョコレートも有名。また、歴史的スポットや最先端の文化芸術シーンも数多く存在。美食家もうなる自慢のグルメも忘れてはいけません。加えてスイスは治安もよく、女性でも安心して旅を楽しめるので女子旅にも人気!
また、スイスには車窓から絶景が望める山岳鉄道も多く、特にツェルマットとサン・モリッツを繋ぐ「グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)」のパノラマ車両が観光客に大人気。8時間の旅の途中にはマッターホルンはもちろん世界遺産のアルブラ線や有名なランドヴァッサー橋など見どころが盛りだくさん!
<グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)の基本情報>
住所:Bahnhofstrasse 25, 7000 Chur
電話番号:+41-81-288-65-65
ルート: ツェルマット=クール=サン・モリッツ
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地図を見るスイスでは、安心して観光を楽しめるようスイス政府観光局と観光業界が一丸となってコロナ対策に取り組んでいます。宿泊、飲食、ウェルネス、セミナー、山岳交通、公共交通機関、旅客船、観光サービスの8つの分野で、衛生・安全の新しいガイドラインを実施していることを示す「クリーン&セーフ」ラベルを用意。
鉄道や公共交通機関では、清掃や消毒などの衛生対策を徹底。密を避けて乗車できるようアプリで混雑状況も確認できます。観光地でのコロナ対策も万全。店内入り口の消毒液の設置だけでなく、密を防ぐため入店人数制限を行う観光施設も多く、店頭にはタイムリーに入店人数がわかる電子掲示板が設置されているところもあるので安心です。
気をつけたいのは、マスク着用の義務化など各州(スイスではKantonカントンと言います)でコロナ対策が異なるので、事前に確認してくださいね。
写真:miyoshi yuca
地図を見るスイスアルプスの代表とも言えるのがユングフラウ、アイガー、メンヒの三名山がそびえるユングフラウ地方。夏はハイキングやパラグライダーなどの様々なアクティビティ、冬はスキーなどのウィンタースポーツを楽しむ観光客で一年中賑わうスイス屈指のリゾートです。観光客に特に人気な展望台「トップ・オブ・ヨーロッパ」へはユングフラウ鉄道でアクセスします。山の中を通るトンネルを抜け、登山電車で一気にヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅へ向かいます。
山岳観光はハードなイメージがあるかもしれませんが、鉄道を利用すれば簡単にアクセスできる絶景スポットも多くカジュアルな女子旅にもおすすめです。
メンヒとユングフラウのちょうど間に位置するユングフラウヨッホ駅に到着したら、高速エレベーターでさらに高い標高約3,573mのスフィンクス展望台へ。西にユングフラウ、東にメンヒ、南に約24kmにわたって広がるヨーロッパ最長のアレッチ氷河が一望できます。夏でも雪景色が見られるほど気温が低いので、防寒対策は必須です。
写真は360度カメラで撮影。写真を動かして360度見渡せます。
写真:miyoshi yuca
地図を見るユングフラウヨッホの展望台から見える、アルプスの名峰と呼ばれるべき美しいスイスアルプスの山々と氷河は、世界遺産にも登録されています。その壮大な景観は多くの人々を魅了してやみません。
ユングフラウヨッホの施設の見どころはスフィンクス展望台の他にも、一面の銀世界に足を踏み入れることができるプラトー、氷河の中に作られた氷河宮殿、世界一標高の高いチョコレート店など、女子旅にもおすすめのスポットが盛りだくさん!2020年12月には新しいケーブルカー路線「アイガー・エクスプレス」が開通し、ますます利便性が高まりました。
<ユングフラウ鉄道の基本情報>
ユングフラウ鉄道観光案内所(Top of Europeフラッグシップストア内)
住所:Hoeheweg 35, 3800 Interlaken
電話番号:+41-33-828-72-33
営業時間:月〜金9:00-12:00 / 13:30-16:30、土日9:00-12:00(時期により変更の可能性あり)
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地図を見る夏のスイス観光のハイライトといえばやはり大自然を体感するハイキング!ユングフラウ地方では雄大な山々や渓谷を見ることができる様々なハイキングルートが豊富。運動には自信がないと言う方でも気軽にチャレンジでき、険しいアイガーの北壁を間近に見ることができるアイガーウォークがおすすめ。
アイガーグレッチャー駅からクライネシャイデッグまでの道のりを歩いて下山していくルートで、耳をすませるとゴォォと雪解け水が滝となり崖を流れる音や、鳥の鳴き声など自然が奏でる音色が心地よいBGMとなり気分を盛り上げてくれます。
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地図を見るユングフラウ地方で人気のグリンデンワルトは、青々とした山の斜面に可愛らしいシャレーがいくつも並びスイスらしい景観が有名で、日本人にも人気の村です。日本語の観光案内所もあり、ユングフラウヨッホやアクティビティ満載のフィルストへのアクセスもよいので、ここを拠点にしてユングフラウ地域を観光するのも便利!
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ユングフラウ地方を訪れたらぜひ試してみたいのがスイスの山岳地帯ならではの料理。ハイキングで疲れた体にエネルギーをくれるアルペンマカロニが定番。アップルソースをかけて優しい甘みをプラスするのが本場流。山小屋レストランで雄大な景色を見ながら食べれば味も格別です!
写真:miyoshi yuca
地図を見るユングフラウ観光の拠点が「インターラーケン」という街。街の名前は「湖の間」という意味で、トゥーン湖とブリエンツ湖という二つの湖の間に位置しています。その絶好の立地から、アルプス観光のほかにも湖のクルーズなど様々な楽しみ方ができるのが魅力です。
昔ながらのカジノやアーケードなども充実し、カラフルな街並みが可愛い旧市街散策もできます。おすすめは街唯一の高層ホテル「Hotel Metropole」18階のレストランから見る景色!インターラーケンの中心地と雪化粧したユングフラウを見渡すパノラマビューに心奪われます。
<Hotel Metropoleの基本情報>
住所:Hoheweg 37, 3800 Interlaken
電話番号:+41-33-828-66-66
アクセス:「Interlaken West」駅下車徒歩約5分
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地図を見るもうひとつのインターラーケンのおすすめビュースポットがケーブルカーで10分ほどで行ける「ハーダークルム展望台」。ここからはインターラーケンの街と二つの湖を見下ろすことができます。山頂の展望テラスから眺める絶景はまさに息を飲む美しさ。
山頂の駅にはチーズフォンデュもいただけるシャレー風のレストランもあるので、夜ごはんのついでに訪れるのもよし。店内で食事をするならサンセットを楽しめる窓際の席を確保して! 少しずつピンク色に染まっていくユングフラウに心ときめきます!
<ハーダークルム展望台の基本情報>
住所:3800 Interlaken
電話番号: +41-33-828-72-33
運行期間:4月中旬〜11月下旬(要確認)
アクセス:「Interlaken Ost」駅裏を流れる川の向かいにある駅から発着するケーブルカーで10分
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地図を見るインターラーケンが特別な理由は街の名前の由来にもなっている二つの湖です。特に女子旅にもおすすめしたいトゥーン湖クルーズでは、天気に恵まれればユングフラウ地方の三名山を見ることもでき、湖畔の村々に点在する古城と相まってとてもロマンチック!約45分間ののんびり旅ですが、豪華な船内では食事もできるので優雅な時間を過ごせます。終着地のトゥーンは古城と中世の雰囲気そのままの城下町の街並みが美しい小さな街。落ち着いたひと時が過ごせること間違いなし!
<トゥーン湖遊覧船の基本情報>
アクセス:トゥーン湖遊覧船は「Interlaken West」駅裏側の船着場から運航
運航期間:通年
とにかくアクティブに過ごしたい!というアドベンチャー派に特におすすめしたいのがグリンデンワルトからフィルストバーンと呼ばれるロープウェーでアクセスできるフィルスト山。終着地点のフィルスト駅までグリンデンワルトの谷とアルプスの山々を眺めながら向かいます。
ロープウェーを降りたらすぐそばにある「フィルスト・ウォークby TISSOT」は、断崖絶壁の側面に設置された遊歩道のようになっており、まるで空中散歩!高所恐怖症じゃなくても足元がすくみます。最後まで渡りきった先は崖から突き出すような展望となっており、スリル満点の中パノラマビューを楽しむことができます。無料で利用できるのでぜひチャレンジしてみてください!
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地図を見るアクティブ派のあなたには、フィルスト山頂からトロッティバイクで下山するのがおすすめ!ペダルを漕がないキックボードのような乗り物で、坂道も一直線にゴー!頬を横切る風やほんのり香る牧草、カランコロンとなる牛の鐘…バイクに乗っているとスイスのおとぎ話の中に入り込んでいるような気持ちになります。他にもジップラインやゴーカートなど様々なアクティビティがあり大人も子供も一日中遊びたおせます!
<フィルストバーン(ロープウェイ)の基本情報>
住所:3818 Grindelwald
電話:+41-33-828-72-33
運行期間:5月上旬〜10月下旬、12月中旬〜3月末(変更される場合があります。詳細は公式サイト参照)
所要時間:グリンデルワルトからフィルストまで約25分
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地図を見るスイスに来たらやっぱり憧れのマッターホルン、見たいですよね!それならスイス屈指の山岳リゾート「ツェルマット」での滞在がおすすめ!スイス・ヴァレー州にあるツェルマットはガソリン車乗入禁止のカーフリーリゾート。国際的な観光地だからこそ率先してエコ活動に取り組んでいます。
伝統的な家屋がひしめき合う旧市街や、登山の歴史を知る「マッターホルン博物館」など、街にはみどころがたくさん!街のいたるところからマッターホルンが顔を覗かせてくれるので、シャッターチャンスを狙ってのんびり街歩きも楽しいです。ちょっと頑張って早起きすれば朝日を浴びたマッターホルンがオレンジ色に輝く感動的な姿も。
ツェルマットには宿泊施設も充実。お手頃なユースホステルから超高級リゾート、そして長期滞在者向けのアパートなどなんでも揃っています。どんな予算でも、どんな目的でも、誰にでもピッタリあったステイができるのもツェルマットの魅力。
モダンテイストを取り入れたシャレー風のブティックホテル「Bellerive」は、スイスらしいスタイリッシュな空間と肩肘張らないアットホームな雰囲気を併せ持つのが魅力。ホテル重視の女子旅にも最適で、心地よい時間を過ごせます。朝食にはオーナーのカティアさん自らコーヒーを入れてくれて、お客さん一人一人に挨拶。リピーターになりたくなるような細かい心遣いと、充実したスパ施設のおかげでとっておきの癒しの時間が過ごせます。
写真は360度カメラで撮影。写真を動かして360度見渡せます。
<Hotel Belleriveの基本情報>
住所:Riedstrasse 3, 3920 Zermatt
電話番号: +41-27-966-74-74
アクセス:「Zermatt」鉄道駅から徒歩約7分
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地図を見るツェルマットは知る人ぞ知るグルメタウン。その土地ならではの名物料理をいただくのも観光の醍醐味です。中でも伝統的な雰囲気を味わいたいなら木のぬくもりがあたたかい「Schaeferstube」でディナーを。
このレストランはスイスヴァレー州が原産のブラックノーズシープ(黒鼻のヒツジ)という希少な羊のお料理がいただけることで有名です。自家農場で飼育した羊は感動するほど臭みがなく柔らかくて食べやすい!イチオシはラム肉のラグー(煮込み)。ラム肉が苦手な人にこそ試してほしいです。ご当地ワインが飲める人気店でもあるのでとくにハイシーズンは予約必須です。
<Restaurant Schaeferstube の基本情報>
住所:Riedstrasse 2, 3920 Zermatt
電話番号:+41-27-966-76-00
営業時間:18:00 - 22:00(要予約、オンライン予約可)
アクセス:鉄道「Zermatt」駅から徒歩約7分
ツェルマットを訪れる観光客のお目当てといえばやはりスイスの名峰標高4478mのマッターホルン!アルプス山脈で最も有名な山です。マッターホルンを見に行くなら登山電車でアクセスできる「ゴルナーグラート展望台」がおすすめ!ゴルナーグラート鉄道の駅とマッターホルンのコラボレーションは鉄道ファンでなくても思わずシャッターを切ってしまうほどフォトジェニック!
他にも「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」のヨーロッパ最高地点の展望台は、なんと標高3883m!マッターホルンに一番近い展望台なのでそこからの景色はこの世とは思えないほどの絶景!文字通り息を飲む美しさです。天気が良い日はアルプス最高峰、お隣フランスのモンブランもばっちり見えます!
年間を通してほぼ氷点下で一年中スキーができるほど寒いので、完全防寒で挑みましょう。また、急な運動などは避けなるべくゆっくり、慎重に動くようにしてください。マッターホルンの姿に興奮して動き回っていると気がついたら高山病に、なんてことも。
写真は360度カメラで撮影。写真を動かして360度見渡せます。
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地図を見るツェルマットの楽しみ方は実は意外なところにも。それは様々な乗り物!目的地まで向かうには色々な種類の乗り物を乗り継いで行きます。ガタゴトと絶景の中ゆっくり進んで行く登山電車、地下を走るケーブルカー、パノラマビューが楽しめるロープウェーなどなど。忘れられない体験ができること間違いなしです。特にグレッシャー・パラダイスへと向かうロープウェーには「クリスタル・ライド」という、床がスケルトンになっている特別なゴンドラがあり、アルプス山脈の中、氷河の上を進む空を舞う鳥になった気分!一瞬たりとも見逃したくない絶景が広がります。
写真:miyoshi yuca
地図を見るグレッシャー・パラダイスには、カフェテリア、ショップ、シネマラウンジなど、様々な施設があるので、展望台の景色を満喫した後も十分時間を過ごせます。中でも人気なのが「氷河宮殿」。氷河の中をくりぬいて作られた施設で、様々なテーマの氷の彫刻や自撮りスポットもあり、大人も子供も楽しめます。天然冷凍庫なので、暖かい格好で!
<Matterhorn Glacier Paradiseの基本情報>
住所:3920 Zermatt
電話番号:+41-27-966-01-01
アクセス:ツェルマット中心地から徒歩約15分のグレーシャー・パラダイス行きロープウェー乗り場からゴンドラを乗り継ぎ約30分
ピラミッドのように綺麗な三角形のフォルムは世界中のだれでも一目でマッターホルンだとわかるほど有名。それだけにスイスを象徴するシンボルでもあります。そんなマッターホルンのよりドラマチックな景色を求めるなら「逆さマッターホルン」を撮影しに山上湖へ!快晴でさらに風がなければ、湖の水面に逆さになったマッターホルンがばっちり映ります。
写真は360度カメラで撮影。写真を動かして360度見渡せます。
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地図を見る夏のハイキングの定番は、ゴルナーグラートエリアのリッフェル湖、またはスネガ周辺の五湖を巡る初心者向けのハイキングコース。どちらもマッターホルンの北壁と東壁が綺麗に見えるので、どこで撮影してもまるで絵葉書のような写真が撮れます!青く澄み切った空と粉砂糖のような雪を纏ったマッターホルン、そして手つかずの草原と涼しげな清流…ハイキングが趣味の方でなくても、手軽に絶景の中山歩きを満喫できます。高山の日差しはとても強いので日焼け止めとサングラスは忘れずに!
<ゴルナーグラート鉄道の基本情報>
住所:3920 Zermatt
電話番号: +41-84-864-2442
運行時間:年、時期により異なる。詳細は公式サイト参照。
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地図を見るマッターホルンを眺めながらハイキングを楽しんでいると可愛い動物に出会えるのも楽しみポイントのひとつ!高山に生息する珍しい白黒のヤギや、世界一可愛いと言われる黒鼻のヒツジがのんびりと草を食べたり寝転んでるなんとも微笑ましい姿は絶好のシャッターチャンスです!マッターホルンを背景に撮影すれば最高にフォトジェニック!
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地図を見るスイスの魅力をもっと知りたくなったあなたにイチオシなのがスイスのフランス語圏ヴォー州のレマン湖地方。ヴォー州の州都ローザンヌは自然と文化が融合された洗練されつつも穏やかな雰囲気のある街です。スイスの大半を占めるドイツ語圏とはまた文化、雰囲気も違い、気候も穏やかで、どこか地中海のようなリゾート風です。
中でも女子旅におすすめしたいスイスワインの生産地ラヴォー地区やレマン湖を臨む高級リゾート地モントルーなど、レマン湖沿いには数多くのセレブ気分が味わえる旅スポットがたくさん。
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地図を見るレマン湖地方観光の最大の魅力はなんといってもレマン湖(英語でジュネーヴ湖)でしょう!スイスとフランスにまたがる中央ヨーロッパで2番目に大きい湖だけあってまるで海のように広大で、それでいて青く透き通るほど綺麗な水は言葉には表せないほどの美しさです。対岸のフランス側にはアルプス山脈が見え、よく陽の当たるスイス側の丘の斜面には綺麗に手入れされたブドウ畑が広がります。リゾートらしくデッキチェアを置いて刻々と変わりゆく湖の景色を眺める贅沢な時間を過ごしたくなります。
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地図を見る美しい湖をより堪能するには船がイチバン!レマン湖を運航する船はスイストラベルパスに含まれているのでこちらも利用しない手はありません。陸から見る景色とは違うレマン湖の別の顔が見えるはずです。船上ではドリンクなど注文することもできるので、ここちよい風を感じながらプチ贅沢気分が味わえます!
<レマン湖クルーズ(CGN)の基本情報>
住所:Avenue de Rhodanie 17, 1001 Lausanne
電話番号:+41-848-811-848
運航時間・アクセス:目的地やテーマによってスケジュールや乗船場が違うので、詳細は公式サイト参照。
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地図を見る実はスイスは世界有数のワイン大国。スイスワインというと聞きなれないかもしれません。それもそのはず、スイスのワインはほとんど国内で消費され、世界には出回っていません。とっても貴重です!特にレマン湖沿いのラヴォー地区は有名なワイン生産地。急斜面にはたっぷり太陽の光が注がれ、石垣のテラスにブドウ畑が連なります。
1,000年以上の歴史を持ち、その景観の美しさと伝統的なブドウ栽培の手法が受け継がれていることなどが認められ、2007年には世界文化遺産に登録されました。観光用のミニトレイン「ラヴォー・エクスプレス」でブドウ畑を周遊すれば急な坂道も楽チン!
<ラヴォー・エクスプレスの基本情報>
住所:Lutry pier Quai Gustave Doret 1, 1095 Lutry
電話番号:+41-848-848-791
運行期間:4月〜10月
アクセス:発着地点の「Lutry」船着場までは鉄道「Lutry」駅下車徒歩約7分
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地図を見るラヴォー地区は「シャスラ」という品種のブドウからつくられる白ワインが有名で、土地柄ごく少量しか生産されないので幻のワインと言われることも。ラヴォー地区のいたるところに「カヴォー」と呼ばれる試飲場があるので、まずは味見を。奥深い味わいに一度飲んだら虜になってしまうほど。気に入ったらその場で購入もできますよ。場所によっては工場の見学ツアーも行っていますので、事前に確認・予約して向かうのがスマート。
美食で知られるレマン湖地方で、女子旅に嬉しい絶品グルメと日本で殆どお目にかかれないスイスワインを是非おためしあれ!
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地図を見るレマン湖地方はスイスきってのリゾート地だけありミシュランの星付きレストランも多く質の高い料理がいただけます。現地のワインにあうのはやっぱり現地の食材。ということでおすすめなのが「フィレ・ドゥ・ペルシュ(filet de perche)」。白身魚のムニエルで、日本人の口にも合う優しい味です。スイス旅行の際は日本で殆どお目にかかれないというスイスワインを絶品グルメとともに是非おためしあれ!
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地図を見るレマン湖沿いには見逃せないスポットがたくさんあります。そのハイライトとも言えるのがシヨン城。レマン湖のほとりに建てられているため、水に浮かんでいるようにみえるフォトジェニックな姿はあまりにも有名。スイスで最も観光客が多いお城です。その歴史は古く、11世紀まで遡ります。絶好のロケーションと歴史ロマンあふれるお城のコラボレーションはレマン湖地方観光の醍醐味と言えるでしょう。
<シヨン城の基本情報>
住所: Avenue de Chillon 21, 1820 Veytaux
電話番号:+41-21-966-89-10
営業時間:毎日10:00 - 18:00(最終受付17:00)、ただし1月〜3月は火曜日〜日曜日の10:00〜17:00(最終受付16:00)、1月1日と12月25日は休み
モントルーからのアクセス:船で約15分「Chateau de Cillon」船着場下船すぐ、または201番バスで約10分「Chillon」停留所下車すぐ、電車で「Veyteax-Chillon」下車、徒歩4分
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地図を見るレマン湖地方は古くから文化・芸術と強いつながりがあります。由緒ある国際バレエコンクールの開催地でもあるローザンヌにはたくさんの美術館や博物館があり、世界で唯一のオリンピックミュージアムもここにあります。また、レマン湖の湖畔は多くの世界のアーティストを魅了してきました。ヴェヴェイにはチャップリンがかつて家族と住んだ邸宅があり、現在博物館として公開されています。また、伝説的ロックバンド「クイーン」のフレディ・マーキュリーに愛されたモントルーではフレディの物語をたどるツアーも開催されています。
<オリンピック・ミュージアムの基本情報>
住所: Quai d’Ouchy 1, 1006 Lausanne
電話番号:+41-21-621-65-11
開館時間:夏期(5月〜10月中旬)毎日9:00-18:00、冬期(10月中旬〜4月)火曜〜日曜10:00-18:00、冬期の月曜日と12/25、1/1は休館日
アクセス:地下鉄「Ouchy-Olympique」駅または「Ouchy」船着場から徒歩約10分
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地図を見る世界のセレブたちに愛されてきた湖畔のリゾート地、モントルーでは1967年から続く音楽の祭典「モントルー・ジャズ・フェスティバル」が毎年開催されます。開催時は20万人以上の音楽ファンがモントルーに集結する巨大イベントです。ファンも集う「モントルージャズカフェ」はフェスティバル主催者のレガシーを受け継ぐクラシックなカフェバー。ライブステージもあり、店内ではフェスティバルの映像も流れているので、開催時期以外でもカクテル片手に音楽に酔いしれることができます。
<Montreux Jazz Cafe の基本情報>
住所:Avenue Claude Nobs 2, 1820 Montreux
電話番号:+41-21-962-13-00
営業時間:11:30 - 22:30
アクセス:「Montreux」駅下車徒歩5分
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地図を見るドイツとフランスに隣接するバーゼルはスイス第三の都市で文化芸術の中心地です。特に中世の雰囲気残る旧市街には大聖堂など必見の歴史的建造物も。旧市街でもひときわ目立つ18世紀に建てられた真っ赤な市庁舎は街のシンボル的存在です。ユネスコの無形文化遺産でもあるカーニバル「バーゼル・ファスナハト」の開催中は、旧市街はとんでもない賑わいを見せ、いつもとはまた違う一面を見ることができます。
<バーゼル市庁舎の基本情報>
住所:Marktplatz 9, 4051 Basel
電話番号 +41-61-267-81-81
営業時間:8:00-12:00/13:30-17:00、土日祝日休み
アクセス:バスまたはトラム「Marktplatz」下車すぐ
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地図を見る世界最大の国際アートフェア「アート・バーゼル」の開催地でもあるバーゼルには世界的な建築家による設計の建物が街に点在しています。アート・バーゼルの会場の一つでもある見本市ホール「メッセ・バーゼル」は特に有名で、その宇宙船のようなフォルムはインスタ映え間違いなし!バーゼルには他にも思わずSNSでシェアしたくなるような個性的な建物やモニュメントがたくさんあるので女子旅では盛り上がりますね!
<メッセ・バーゼルの基本情報>
住所: Messeplatz 10, 4005 Basel
電話番号:+41-58-200-20-20
アクセス:鉄道「Basel Bad Bf」駅またはトラム「Basel Messeplatz」駅徒歩すぐ
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地図を見るバーゼルの人々の生活を支えてきた命でありアイデンティティでもあるライン川。ヴェットシュタイン橋の上からの景色は川沿いの街並みも美しく、大切な誰かと共有したくなるようなロマンチックなサンセットビューもおすすめ。
よりバーゼル市民の生活に近づくなら、夏の風物詩ライン川泳ぎにトライ!泳げるエリアは決まっているので、きちんとルールに従い安全に。
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地図を見る世界のアートシーンを牽引するバーゼルは1平方キロメートルに1つ以上の美術館があるといわれるほどのアート天国です。代表的なのがバーゼル郊外にある「バイエラー財団」です。ゴッホやピカソなどの近代芸術の名作から様々なメディアで表現された現代アートの作品も展示されています。現代建築の巨匠レンゾ・ピアノ氏による設計の建築も必見!自然光がたっぷり入るように設計され、モネの部屋やロスコの部屋など、特定の作品だけを展示する特別なギャラリーが設けられています。
<バイエラー財団の基本情報>
住所:Baselstrasse 101, CH-4125 Riehen/Basel
電話番号:+41-61-645-97-00
開館時間:月〜日曜 10:00 - 18:00(水曜 10:00 - 20:00)、年中無休
アクセス:「Basel SBB」駅からトラム2番「Basel, Badischer Bahnhof」駅でトラム6番に乗り換え「Fondation Beyeler」駅下車すぐ
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地図を見るバーゼルの市民にとってアートは街の誇り。市立美術館に貸し出されていたピカソの作品が財政難の所有者によって売却されそうになった際、市民が一丸となり寄付を集め買い取ったのだとか。さらにその話に感銘を受けたピカソ本人からさらに4作品がバーゼル市民に贈られたという逸話も。これらのピカソ作品は現在も市立美術館に展示されています。ほかにもモネやセザンヌなどの巨匠はもちろん、スイスを代表する画家フェルディナント・ホドラーの作品など、見所がたくさん!
<バーゼル市立美術館 (Basler Kunstmuseum) の基本情報>
住所:St. ALBAN-GRABEN 8, CH-4010 Basel
電話番号:+41-61-206-62-62
開館時間:水曜 10:00 - 20:00 / 火〜日曜 10:00 - 18:00、月曜休館
アクセス:鉄道「Basel SBB」駅からトラム2番で「Bankverein」下車徒歩すぐ
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地図を見るバーゼル郊外で国境のドイツ側にある最も重要なアートスポットともいえるのが「ヴィトラキャンパス」です。インテリアのヴィトラ社の工場であるヴィトラキャンパスの広大な敷地内には世界中の著名建築家によるちょっと変わった建物やモニュメントが点在しており不思議な世界に迷い込んだような気分に。日本からは安藤忠雄氏やSANAAによる建造物も。「なんだこれ!?」という好奇心がかりたてられる建築巡りができるのもここだけの特別な体験です。
世界的なアメリカ人建築家フランク・ゲーリーによるデザインミュージアムでは、インテリデザインのコレクションなどが常設展として公開されています。
<ヴィトラデザインミュージアムの基本情報>
住所:Charles-Eames-Str. 2, D-79576 Weil am Rhein
電話番号: +49-76-21-702-3510
開館時間:公式HPにて要確認(2021年4月現在感染症対策のため閉館中)
アクセス:バーゼル旧市街の「Claraplatz(クララ広場)」から出発するバス55番「Vitra」下車
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地図を見るバーゼルで暮らすように過ごしてみたいなら、地元の常連客が通うカフェ巡りをしてみたり、バーゼルのライフスタイルを学んでみたり、いつもの観光とちょっと違ったところに目を向けてみて。行列ができる「KULT」は地域の住民の強い支持を得るベーカリー。お店で出すものはすべて手作りで産地がわかる食材しか使わないというポリシーなので安心。伝統的なレシピを受け継いだ「Baseler Gold」という金粉がかかったマドレーヌのような焼き菓子をカプチーノのおともに。ここからスタートするバーゼルの食べ物に関わる最新カルチャースポットを巡るフード・ツアー(ウェブサイトから要予約)は女子旅にぴったり!
<Baeckerei KULTの基本情報>
住所:Elsäsestrasse 43, 4056 Basel
電話番号:+41-61-692-11-80
営業時間:7:00 - 18:30 (土日は8:00 - 18:00)
アクセス:トラム「Mulhauserstrasse」駅下車すぐ
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地図を見る観光客でも無関係ではないのが環境問題。近年日本でもレジ袋が有料化されましたが、全世界でともに取り組んでいくべき問題です。バーゼルでは今、環境問題を意識したパッケージフリーのお店が増えてきています。その一つ「Baselunverpackt」はプラスチック容器を一切使わない量り売りショップです。購入方法は簡単!持ってきた容器に商品を欲しい分だけ入れ、レジで重さを量り、支払います。容器がなくても大小のビンも別途購入できるので大丈夫。こうしたスタイルのお店は日本ではまだ珍しいので、バーゼルを訪れた際はぜひ足を運んでみて。
<Baselunverpacktの基本情報>
住所:Feldbergstrasse 26, 4057 Basel
電話番号:+41-61-543-12-20
営業時間:月〜金曜 10:00 - 19:00 / 土曜 9:00 - 18:00 / 日曜定休日
アクセス:8番トラム「Feldbergstrasse」駅下車徒歩約4分
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地図を見るライン川沿いのクラシックなホテルもいいけれど、よりバーゼルに密着したステイを求めるならスタイリッシュなシティホテル「Nomad Design & Lifestyle Hotel」がおすすめ。見た目だけでなく過ごしやすさもきちんと考えられた室内と、高級コスメブランドがアメニティに使用されているなど嬉しい気配りもあり女子旅的には大正解。
ホテルのロビーではホテルをイメージしたカラーのネイルポリッシュなど、各ブランドとコラボしたオリジナルグッズも販売されているので要チェック。ホテル1階には朝食会場でもあるバーも。バーゼル市民にも人気なので常に活気に溢れています!
バーゼル市内の宿泊客には、市内交通が無料で使えるほか、e-バイクのレンタル料割引、その他各種特典がついた観光パス「バーゼルカード」が無料で提供されるのも嬉しいポイント!
<ザ・ノマド・デザイン&ライフスタイル・ホテルの基本情報>
住所:Brunngässlein 8, 4052 Basel
電話:+41-61-690-91-60
アクセス:鉄道「Basel SBB」駅からトラム2番で「Bankverein」下車徒歩すぐ
写真:miyoshi yuca
帰国後もスイス気分が続くとっておきのお土産ならやっぱりチョコレート!日本でもおなじみの高級チョコレートブランドや、空港でよくみかけるあの三角形のチョコなど、スイス土産の定番ですよね。マッターホルンの形をしたチョコなど見た目も可愛いタイプならお土産にもぴったりです!
写真:miyoshi yuca
女子ウケを狙うなら、スイスコスメはいかが?アルプスのような厳しい環境で選ばれるだけあってスイスのコスメはヨーロッパでは定評があります。ドクターズコスメやオーガニックコスメなら安心して使えるのでお土産に喜ばれること間違いなし!自分用にも重宝しそう!
他にも木彫りの人形や切り絵など魅力的な民芸品などお土産にしたくなるアイテムがたくさん!スイスの思い出を語ってくれる素敵なお土産を見つけてくださいね!
いかがでしたか?スイス観光というとアルプスの大自然のイメージがあるかもしれませんが、夏のハイキングなどの定番アクティビティのほかにも女子旅にぴったりなアートスポットやグルメなど、もっと知りたくなる多彩な魅力がたくさん!スイストラベルパスを使えばラクラク移動でさらにお得な特典も!コロナ対策も万全の安全な国スイスで、安心して旅行を楽しみましょう!ぜひスイスを旅行先に選んであなただけの特別な思い出をつくってくださいね。
【この記事は スイス政府観光局 とのタイアップです】
取材協力:スイス政府観光局・スイス インターナショナル エアラインズ
(ウェブサイトは関連MEMO参照)
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※2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
(2025/2/9更新)