広大な国土を持ち、四季折々の魅力にあふれる人気観光地・カナダ。カナディアン・ロッキーやナイアガラの滝、オーロラなど、自然の神秘に触れられる観光スポットはもちろん、イギリスやフランスの影響を受けた美しい街並み、『赤毛のアン』で有名なプリンス・エドワード島など、お楽しみがいっぱい!
今回は元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 佐藤が、カナダのおすすめ観光スポットをご紹介します。
上?下?横?裏?空から眺める?ナイアガラの滝観光見所5選by ザーカー 久美子
地図を見る世界三大瀑布の一つ、北米の国境にまたがる「ナイアガラの滝」は、近年ではパワースポットとしても人気の観光地です。3つの滝がつくり出す「ナイアガラの滝」のうち、最も大きな「カナダ滝」は落差約57m、幅は約670m、滝壺の深さは約35mで、別名“ホースシュー滝”とも呼ばれるように馬蹄型をしています。遊覧船に乗って下から眺めたり、トンネルで裏側をのぞいたり、ホテルで空から眺めてみたり。滝壺へ落ちる豪快な水しぶきを浴びれば、爽快な気分になること間違いなし!マイナスイオンたっぷりの滝を、さまざまな角度から体感しましょう。
また、ナイアガラといえば滝と並んでワインが有名。60以上のワイナリーがあり、マイナス8度以下まで気温が下がったときに手摘みされたブドウでつくる、甘味の強い“アイスワイン”が人気です。豪快な滝を鑑賞したあとは、ワインでひと休みもいいですね。
<基本情報>
住所:6650 Niagara Parkway, Niagara Falls, Ontario L2G,
電話番号:+1-716-286-8579
アクセス:トロント中心部から車で約90分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダ最大の都市「トロント」は国際色豊かで、観光や留学先として人気の街。市内には、見ごたえ満点の展示に加え、ミュージアムショップやカフェが充実した博物館や美術館も多くあります。ミュージアム巡りでは展示の内容だけではなく、建物も見どころのひとつ。“ロイヤルオンタリオ博物館”のクリスタルをイメージして創られた外観は迫力満点、インパクトがあります。
また、トロント観光といえば忘れてはいけないのが、ダウンタウン南部で一際目を引く“CNタワー”です。一時期は世界一高い自立構造の建物として認識されていた歴史をもち、時速22kmのエレベーターでルックアウト展望台まで上れば、トロントの街を高さ346mから一望できますよ。
<基本情報>
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
トロント南部の港から船で15分ほどの場所、広大なオンタリオ湖に浮かぶ島「トロント アイランド」。合計15の島から構成され、島々からは、冬には氷で覆われた白銀の湖を、夏には青々とした景色を臨むことができます。地下鉄のユニオン駅から徒歩約10分の場所にフェリー乗り場があり、そこから各島への船便が出ています。
なかでも観光地として代表的なのは、“セントラル島”“ワーズ島”、そして“ハンランズ・ポイント”。特に“セントラル島”には遊園地やガーデン、ビーチのほかに、思わずシャッターを切りたくなるようなフォトスポットも多数。ひとたび上陸すれば、豊かな自然と、対岸のトロントの街の夜景に圧倒されること間違いなしです。
<基本情報>
住所:Toronto Island, Toronto ON M5J 1A7
アクセス:地下鉄Union駅から徒歩10分の港からFerryで約15分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
「カサ ロマ(カーサ ローマ)」とは、スペイン語で“丘の上の家”という意味。その名の通り小高い丘の上、トロントのダウンタウンを一望できる場所に建っています。地上3階建てとベースメントから構成されており、なんと総部屋数は98もあるという大豪邸!しかもひとつとして同じデザインの部屋はないというので驚きです。
映画やテレビの撮影地としても有名で、出演した作品はTVシリーズも合わせるとなんと150作品以上。例えば代表的なものは『Chicago』『X-MEN』シリーズ、『Titans』などがあります。お気に入りの作品に思いを馳せながら見て回るのもおすすめですよ。
<基本情報>
住所:1 Austin Terrace Toronto, Ontario M5R 1X8
電話番号:+1-416-923-1171
アクセス:地下鉄デュポン駅から徒歩10〜15分(階段あり)
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
正解は夏秋!普段着でカナダ・イエローナイフのオーロラ鑑賞へ!by ジュマペル ヤマモト
地図を見るカナダ・ノースウエスト準州の州都「イエローナイフ」。なんとオーロラ鑑賞確率が90%以上という、世界有数のオーロラ観賞地として知られています。年間を通して訪れる人は多く、ツアーもアクティビティも充実しているのが嬉しいポイント。明るいオーロラは町中からも見えるほどですが、好条件で鑑賞するには、やはり町の灯かりから離れて郊外に行くのがベスト。レンタカーを借りるのも手ですが、自然環境が厳しい地でもあるので、ツアーを利用するのが安心です。
オーロラツアーは深夜ですが、「イエローナイフ」では昼間も楽しめるアクティビティが用意されています。例えば、真っ白な森の中をいく犬ぞりやスノーモービル、スノーシューを履いてのネイチャーツアーなど、極北の大自然を満喫できるプランが盛りだくさん。ホワイトフィッシュやバッファローのステーキなど、地元の食材を使ったグリル料理が食べられるレストランも必見です。
<基本情報>
アクセス:イエローナイフ空港から市内までタクシーで約10分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナディアン・ロッキーに抱かれた町「バンフ」は、夏はハイキングやサイクリング、冬はスキーやアイスクライミングなどが楽しめる、アウトドア好きには堪らないスポット。町とその周辺には、冬でもキャンプが楽しめるサイトがあります。町のすぐ近くにある設備の整ったキャンプ場から山の中にあるキャンプ場まで、選択肢も豊富。温泉も湧いており、まさにスキーヤーとキャンパーにとっては理想的な環境です。
そして「バンフ」に来たら必ず全員が訪れると言っても過言ではないのが“バンフ国立公園”内の“レイクルイーズ”。散歩感覚で湖を眺めながら歩くことができ、とても気持ちいいですよ。同じく国立公園内に位置する、青く輝く“モレイン湖”も、人気のスポットです。
<基本情報>
アクセス:カルガリー空港から車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
ゆったり歩こう、バンクーバー!騒々しい都会と大自然が共存する街by いしい ひい
地図を見るカナダの西の玄関口「バンクーバー」は水に囲まれた美しい街。カナダ第3の都市としてガラス張りの近代的なビルが立ち並ぶ都会の顔と、自然豊かな水辺の風景が共存しています。歩いて回れるダウンタウンを中心に、地元グルメが集まる市場、カナダの先住民の文化に触れるスポットなど、見どころはたくさん!
バンクーバー発祥の地と呼ばれるクラシカルな“ギャスタウン(ガスタウン)”は、歴史ある建物がおしゃれなレストランやショップに改装され、ローカルグルメが味わえる魅力的なエリア。ウォーターフロントエリアの憩いの場、“スタンレーパーク”にもぜひ足を運んでみてください。
<基本情報>
アクセス:バンクーバー空港からダウンタウンまでスカイトレイン(電車)で約25分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
安価なのに優雅!カナダBC州ノース・バンクーバーのプチ長期滞在by 市川 芽久美
バンクーバー市の北部に位置するノースバンクーバー・エリアは、ダウンタウンのウォーター・フロント駅からシーバスか車で約10分。観光に便利な立地ながら、レインフォレストや渓谷などの大自然も広がり、落ち着いた滞在が叶うエリアです。
ノースバンクーバー市から車で約10分の“グラウス・マウンテン”の麓には、必ず訪れたい絶景スポットの「キャピラノ渓谷」があります。渓谷には高さ70m、長さ137mの吊り橋が掛かり、安全とわかりながらもスリル満点!吊り橋を渡ると温帯雨林の中に設置されたトレイルや、ログハウスでできたカフェなども整備されていて、絶景とスリル、森林浴をゆっくり楽しめる、ノース・バンクーバーエリアを満喫できるおすすめスポットです。
<基本情報>
住所:3735 Capilano Rd, North Vancouver, BC V7R 4J1,
電話番号:+1-604-985-7474
営業時間:11:00〜21:00
アクセス:カナダ・プレイスから無料シャトルバスで約30分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
アートやデザインの街として高い人気を誇るカナダ第2の都市・モントリオール。“北米のパリ”と称される街中には、リッチな気分を味わえるカフェや内装が美しい教会、モントリオールの綺麗な街並みを眼下に望める場所や、色とりどりの花々が咲き誇る植物園などが点在しています。
フランス風の街並みを歩いて楽しみたい方には、地下鉄プラスダルム駅からほど近い「モントリオール旧市街(オールド・モントリオール)」と呼ばれるエリアがおすすめ。“ノートルダム大聖堂”と向かいのモントリオール銀行に囲まれたアーメス広場の東側に、石造りの建物が建ち並んでいます。カラフルな外観が目を引く住居が並ぶ、プラトー・モン・ロワイヤルでの街歩きもおすすめです。
<基本情報>
住所:303 Rue Notre-Dame E, Montreal, QC H2Y 3Y8,
電話番号:+1-514-4967678
アクセス:モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
観光では外せない!「モントリオール・ノートルダム大聖堂」by ミセス 和子
モントリオール旧市街“スルピス通り”の一角にある「モントリオール ノートルダム大聖堂」は、世界遺産にも登録された北米最大級の教会です。ノートルダムはフランス語で“聖母マリア”を指し、ノートルダムを冠した教会は、世界各地のフランス語圏の都市に建てられています。ネオ・ゴシック様式の重厚な建物を象徴する2本の塔は、向かって西側が忍耐、東側が節約を意味しています。
建物の中に入ると、祭壇が目に入ります。静かで薄暗い建物の正面に、コバルトブルーの光が、息を飲むほど美しく幻想的な祭壇です。昼間も薄明かりの中でも、美しい祭壇ですが、夜になるとプロジェクションマッピングの光のショー“AURA”が開催され、昼間の厳粛なムードの祭壇とは一味違う芸術的な美しい光景に驚かされます。
<基本情報>
住所:10 Notre-Dame West, Montreal, Quebec, H2Y 1T1
電話番号:+1-514-842-2925
アクセス:地下鉄プラスダルム(PLACE D’ARMES)駅下車後、徒歩5分
営業時間:8:00〜16:30(曜日によって変動あり)
定休日:特別の行事のある日
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダ・ローレンシャン高原「モン・トランブラン・ビレッジ」の紅葉by ミセス 和子
カナダの秋は、国旗でもあるカエデの紅葉が有名。その紅葉が美しい「メープル街道」とは、ケベックシティとナイアガラを結ぶ約800km、オンタリオ湖とセントローレンス川沿いの街道です。メープル街道には、レッドメープルやオーク、シュガーメープル、シラカバ、ポプラなど、約5種類の樹々が紅葉を競い合っているかのように色づいています。
紅葉は標高の高い場所から始まり、見頃は毎年9月中旬〜10月中旬。樹々の種類が多い日本では、紅葉の時期でも色づきの具合や紅葉の速度がまちまちですが、「メープル街道」の紅葉は燃えるような一色に紅葉するのが特徴です。
<基本情報>
住所:Heritage Highway,
アクセス:トロント空港から車で2時間
この写真の記事を見る ≫
カナダ・ローレンシャン高原「モン・トランブラン・ビレッジ」の紅葉by ミセス 和子
「ローレンシャン高原」はモントリオールから車で約2時間、モントリオールの北に広がる丘陵地帯です。観光はバスツアーやドライブがおすすめ。なぜなら、オンタリオ湖とセントローレンス川沿いの紅葉が美しい“メープル街道”を車窓から鑑賞できるからです。
そして、「ローレンシャン高原」で訪れるべくは“モン・トランブラン・ビレッジ”。標高960mの山モン・トランブランは、冬はスキーリゾート、秋は紅葉を楽しめるリゾート地。標高が高いため、メープル街道の中でもいちばん早く紅葉が始まります。町並みがおしゃれなビレッジ内は車の乗り入れが禁止されているので、歩行者専用道路とゴンドラタイプのリフトで散策を楽しみましょう。
<基本情報>
住所:Laurentian Mountains,
アクセス:モントリオール空港から車で約3時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
世界遺産ケベック・シティーの厳選おすすめスポットと楽しみ方by バレンタ 愛
カナダ唯一のフランス語圏、ケベック州の州都である「ケベック シティー」。400年以上の歴史を誇る北米最古の歴史を持つ都市のひとつで、ヨーロッパの雰囲気漂う美しい旧市街は、世界文化遺産になっています。街はアッパータウンと、崖の下にあるロウアータウンに分かれています。
アッパータウンでは、お城のような佇まいのホテル“フェアモント ル シャトー フロンテナック”、ルネッサンス様式の“ケベック州議事堂”など格式高い建築物を見ることができます。ロウアータウンには1999年に完成した巨大な壁画や“ロワイヤル広場”“勝利のノートルダム教会”など、町の歴史を知れて、写真映えも抜群のスポットが点在。2つのエリアを行き来するには、“首折り階段”と呼ばれる急勾配の階段か、ケーブルカーを利用してみてください。
<基本情報>
アクセス:モントリオールから長距離バスで約3時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
川に抱かれた芸術的都市!カナダ・カルガリー中心街必訪スポットby ザーカー 久美子
カナディアンロッキーの玄関口として知られるカナダ南西部「カルガリー」は、川に抱かれた美しい北の街です。大型ショッピングモールのある目抜き通りには欧州調のレトロな建物が連なる一方、建築ファンをも唸らせる近未来的な建造物が林立した中心街は観光、買い物、グルメへすべてが徒歩圏内。気軽に街歩きが楽しめます。
中心街を抱くように川が流れており、スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバ氏の作品である“平和の橋”や、パブリックアートの遊歩道がある“プリンス・アイランド公園”など、川沿いにも見どころが点在。119種、約1000頭の動物と出会える“カルガリー動物園”は子どもから大人まで楽しめます。
<基本情報>
アクセス:カルガリー国際空港から市内までバスで約40分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナディアン・ロッキーに宝石のごとく輝く5つの湖で心を洗おう!by ジュマペル ヤマモト
地図を見るカナダのブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州にまたがる広大な「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」は、100万年前の氷河期がつくり出した山脈。いくつかの国立公園があり、当局により厳しく管理されている美しい自然の中、トレッキングやカヌーなどが楽しめます。
なかでも一際輝きを放つのが、無数にある湖です。例えば、山々に囲まれ、どこまでも真っ青な水を静かに湛えた“ボウ湖”“ヨ―ホー国立公園”内に位置し、5.2kmにおよぶ湖畔のトレイルコースを歩きながら翡翠色の湖面を眺められる“エメラルド湖”。カナダの旧20ドル札に描かれていた“モレイン湖”の美しさもお墨付きで、心を奪われてしまいます。
<基本情報>
住所:Canadian Rocky Mountain Parks
アクセス:カルガリーから車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
アイスフィールド・パークウェイで行く!カナディアンロッキー絶景ドライブby Mayumi Kawai
カナダが誇る世界遺産“カナディアンロッキー山脈自然公園群”の代表格ともいえる、“バンフ国立公園”と“ジャスパー国立公園”を縦断する国道93号線。そのうち、レイク・ルイーズ・ジャンクションからジャスパーまでのおよそ280kmに及ぶ区間は通称“アイスフィールド・パークウェイ”と呼ばれています。カナディアンロッキーに並行しているので、美しき峰々をまるごと味わえる、なんとも贅沢で他にはない絶景ドライブルートなのです。
最大の目玉は何といっても「コロンビア大氷原」。ジャスパー国立公園とバンフ国立公園にまたがり、面積約325平方km、氷の厚さ約350mにもおよぶ、北極圏外では北半球で最大の氷原です。毎年夏季には、巨大な雪上車で氷河を観光することができます。サンワプタ渓谷の断崖絶壁から、上空280mにせり出したガラスの遊歩道“グレイシャー・スカイウォーク”もぜひ体験してみてください。
<基本情報>
住所:Banff National Park and Jasper National Park, Alberta,
電話番号:+1-403-762-8421 (Banff Visitor Center)
アクセス:バンフ国道1号線および国道93号線を経て車で約3時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダ東部にある「プリンスエドワード島」は『赤毛のアン』の島として有名です。作者モンゴメリはこの地で生まれ、島の魅力を小説の中で伝えています。物語の中でアンが住んでいた“グリーンゲイブルズ”は、緑の切妻屋根の家。中にはアンの部屋や客用寝室、居間やキッチンなどがあり、物語が出版された1908年当時の暮らしや調度品などが分かります。
“キャベンディッシュ郵便局”からハガキを投函すると、“Anne of Green Gables”の文字の入った消印が押されるので記念になりますよ。物語に出てくる“恋人の径”や“お化けの森”“グリーンゲイブルズ博物館”など赤毛のアンゆかりの場所を周るには、車があると便利です。
<基本情報>
住所:Prince Edward Island,
アクセス:トロント/モントリオールから飛行機で約2時間、ニュー・ブランズウィック州からコンフェデレーション・ブリッジを渡って車で約10分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダの首都をぐるり一望!オタワの人気観光地「国会議事堂」の無料ツアーby ザーカー 久美子
地図を見るカナダの首都「オタワ」には街のシンボル“カナダ国会議事堂”のほかにも、外せない観光スポットが多数。例えば、カナダで流通している貨幣を鋳造する“ロイヤル・カナディアン・ミント”でコインについて学んでみたり、露店やカフェが十数ブロックに渡って軒を連ねる“バイワード・マーケット”でローカル気分を味わったり。世界遺産に登録されている“リドー運河”も必見です。オタワ市とキングストン市を結ぶ重要な水路で、冬に水面が凍ると、スケートリンクへと様変わりします。
“ウィンタールード”と呼ばれる冬のイベントは市内数か所の会場で、スケートリンク以外に氷の彫刻の国際大会や、フードとドリンクの屋台出店が行われます。街中がお祭りムードになる冬の「オタワ」も楽しみがいっぱいです。
<基本情報>
アクセス:
トロントから車で約4時間
モントリオールから車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダの首都をぐるり一望!オタワの人気観光地「国会議事堂」の無料ツアーby ザーカー 久美子
カナダの首都・オタワを代表する観光スポット「カナダ国会議事堂」は、ユネスコの世界遺産で、リドー運河のほとりに建つ街のシンボルです。1859年から7年もの歳月をかけて建てられ、中央棟と東棟、西棟の3つの建築物から成り立っています。威厳をたたえるネオゴシック様式の美しい建物内にはなんと490の部屋があり、中央棟の正面右手には上院、左手には下院の本会議場を有します。
上下院の本会議場など内部見学ができるのはもちろん、中央にそびえ立つ平和の塔から美しい水辺の街を一望できることも魅力。夜には建物をスクリーンに、光と音のショーが開催されることも。荘厳ながら、人々を温かく迎え入れる翼のような国会議事堂を訪ねてみませんか?
<基本情報>
住所:111 Wellington Street, Ottawa, ON
電話番号:+1-866-599-4999
アクセス:観光案内所から徒歩すぐ。バイワードマーケットから徒歩20分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
北米最大のスノーパラダイス!1年中楽しめるカナダ・ウィスラーの魅力by Nami Kita
2010年冬季オリンピックの会場に選ばれ、スノーリゾートとして広く知られることとなった「ウィスラー」。その規模は北米最大と言われています。年によっては5月に入ってもスキーを楽しむことができるとして多くのウィンタースポーツファンを魅了する一方、ゴルフコースやトレッキングコースなども充実しています。夏季にはカヌーやラフティングなどを楽しむこともできアウトドア好きにはたまらないリゾート地です。
また、ウィスラー名物といえば世界一のゴンドラ“ピークトゥピーク”。ウィスラー山とブラッコム山の頂上、およそ4.4kmもの距離をひとつのゴンドラが繋いでいるのです。スキー場内での山から山への移動を11分で移動可能にしたとして大きな注目を集めています。高さと長さが前代未聞のゴンドラは、スキーヤーでなくとも一見の価値あり。雄大な自然が一望できると、世界中から観光客が訪れています。
<基本情報>
アクセス:バンクーバーから車かバスで約2時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダの東海岸に位置する「ニューファンドランド島」は、手つかずの自然が残る秘境の地。島の西部には1987年に世界遺産に登録された“グロス・モーン国立公園”があり、氷河の浸食によってできたフィヨルドや、プレートの衝突でできたテーブルランドと呼ばれる台地など、長い時間をかけて形成された荒々しく雄大な地形を見ることができます。
かつて英国領だった港町の“セント・ジョンズ”は、海に向かって向かってカラフルな建物が並ぶ、洗練された町並みが魅力。島ではおおらかなニューファンドランド犬をはじめ、海鳥(パフィン)やザトウクジラなどの動物たちにもお目にかかることができますよ。
<基本情報>
アクセス:トロントから飛行機で約4時間半、セント・ジョンズ国際空港から市内まで約15分
公式サイト(外部リンク)
歩いて楽しい、ビクトリア!カナダで最も温暖で風光明媚な街by いしい ひい
地図を見る歴史ある建物からアフタヌーンティーまで、英国情緒たっぷりの「ビクトリア」。美しい花で彩られた明るい街並み、魅力的なショッピングエリア、そしてカナダで最も温暖で過ごしやすい気候と、観光客を惹きつけてやまない都市です。ビクトリアを代表する観光スポットと言えば、一年を通してさまざまな景色を見せてくれる22haの広大な庭園“ブッチャート・ガーデン”。
人口当たりのレストラン数がカナダで一番多い“グルメな街”としても有名です。早朝から営業しているパン屋や、フィッシュ&チップスが味わえる水上レストランなどが軒を連ねます。美味しい地元料理を、心のこもったサービスとともに堪能してみてください。
<基本情報>
アクセス:バンクーバーから飛行機で約30分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
3年間だけカナダの首都だった英国風の古都「キングストン」by 江戸川 キヨエ
セントローレンス川とリドー運河の起点に位置するオンタリオ州の「キングストン」は、1841年から1844年までの3年間だけカナダの首都だった、人口12万人程度の小さな町。英国統治下のカナダで首都だったときの名残を残す市庁舎などの建物が見どころです。
米英戦争前後に拠点となった19世紀の要塞“フォートヘンリー”や、1835年に開所した“キングストン刑務所博物館”など英国統治時代の建物群を巡るなら、乗り降り自由のレトロなトロリーバスを利用するのがおすすめ。主要な観光スポットからダウンタウンまで全9カ所を網羅し、町歩きの強い味方です。
<基本情報>
アクセス:トロントからバス・電車で約3時間、飛行機で約1時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
ケベック州の三大巡礼地!「サンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂」by ミセス 和子
“ケベック・シティー”から約30km、セントローレンス川のほとりにある小さな町“サンタンヌ・ド・ボープレ”。ケベック州の三大巡礼地のひとつである「サンタンヌ ド ボープレ大聖堂」を中心に、宿泊施設やミュージアム、ショップなどが建ち並びます。秋はカナダの国旗にも描かれた楓が綺麗に色づく紅葉の名所としても有名です。
ネオ・ロマネスク様式のサンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂は、カトリックの聖堂(アンナ教会)です。聖マリアの母である聖アンナは、キリストの祖母に当たる人物。病気や怪我が奇跡的に回復した逸話が多くあり、その奇跡を信じて毎年大勢の巡礼者が訪れます。
<基本情報>
住所:10 018 avenue Royale Sainte-Anne-de-Beaupre, QC
電話番号:+1-418-827-3781
アクセス:ケベック・シティーから車・バスで約30分
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
おとぎ話みたい!トロント近郊のスノーリゾート「ブルーマウンテン」by 古屋 江美子
冬のカナダらしい美しい自然を堪能するなら、「ブルーマウンテン」がおすすめ。ユネスコ世界生物圏保護区の“ナイアガラエスカープメント”という丘陵地帯を利用したマウンテンリゾートです。夏はハイキングやマウンテンバイクなどのフィールドアクティビティ、冬はスノースポーツと、一年中自然の中で遊べますが、観光客はそれほど多くないため、カナダらしい素朴で温かな雰囲気が楽しめます。
冬のお楽しみの筆頭といえば、やはりスキーやスノーボード!ブルーマウンテンはオンタリオ州最大のスキー場で、平均積雪量が350cmと豊富なうえ、シーズン平均は123日間とかなり長く滑れるのも魅力です。ウェアもギアもレンタルでき、小物も買えるので手ぶらでもOKなのが嬉しいですね。
<基本情報>
住所:Blue Mountain Resort 190 Gord Canning Drive Blue Mountains, Ontario,
電話番号:1-705-419-2409
アクセス:トロントから車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
この写真の記事を見る ≫
カナダ観光の人気スポットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!
(文:トラベルjp 編集部 佐藤)
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索