ポルトガルのおすすめ観光スポット14選 日本にゆかりの場所も!

ポルトガルのおすすめ観光スポット14選 日本にゆかりの場所も!

更新日:2025/01/09 13:41

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

ヨーロッパ最西端に位置し、エリアごとに異なる気候や風土を持つ人気観光地・ポルトガル。首都リスボンとポルトを中心に、オレンジ色の屋根が連なる美しい街並み、色鮮やかな城や教会、そして中世の冒険家たちが未知なる世界へと出航した大海原を見渡すこともできます。

今回はポルトガルを周遊したことのある元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター木内つばめが、おすすめ観光スポットをご紹介します。

1.サン・ジョルジ城(リスボン)

1.サン・ジョルジ城(リスボン)
かもた のぞみ

オレンジ屋根の絶景が目の前に!リスボンで訪れるべき絶景ポイント5選!by かもた のぞみ

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首都リスボンは、ヨーロッパ随一の景色を誇る街としても知られています。リスボンの観光名所の中でも特に人気の高い「サン ジョルジ城」。城内の見学も非常に興味深いですが、高台から見下ろす景色は、息をのむほどの絶景!

リスボン市内が思う存分見渡せ、眼下にはオレンジ色の屋根が広がります。陽が落ちる際にはさらに心奪われる光景を目にすることができます。

<基本情報>
住所:Rua de Santa Cruz do Castelo, Lisboa
アクセス:地下鉄ロシオ(Rossio)駅から徒歩15分 この写真の記事を見る ≫

2.ベレン地区(リスボン)

2.ベレン地区(リスボン)
かもた のぞみ

リスボン西部「ベレン地区」で大航海時代にタイムスリップ!by かもた のぞみ

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リスボンの中心部から約6kmほど西にある、新旧が共存する「ベレン地区」。ポルトガルの輝かしい大航海時代を辿るには欠かせないエリアです。

天正遣欧少年使節も訪れたという世界遺産の“ジェロニモス修道院”、壮大な航海から戻る船乗りたちの目印となった“ベレンの塔”のほか、“国立馬車博物館”、“海洋博物館”という珍しい博物館、最新の文化発信基地“CCB”、そして旧発電所の建物を再利用した美術館“MAAT”もあります。最低1日かけてじっくり見ておきたい観光地です。

<基本情報>
住所:belem, lisbon, Portugal この写真の記事を見る ≫

3.泥棒市(リスボン)

3.泥棒市(リスボン)
Lady Masala

リスボン「泥棒市」心ときめく蚤の市で宝探し!by Lady Masala

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リスボンのサンタ・クララ広場周辺で、毎週火曜日と土曜日に開催される「泥棒市」。ガラクタからヴィンテージ、アンティークに至るまで、ありとあらゆる物が揃う蚤の市です。

珍しい物は目を楽しませてくれ、掘り出し物との出会いは充実感を与えてくれるでしょう。宝探しのような期待に胸が弾む泥棒市で、ひと味違うお土産を見つけるのもいいですよ!

<基本情報>
住所:Campo Santa Clara, Lisboa
アクセス:地下鉄サンタ・アポロニア(Santa Apolonia)駅から徒歩10分 この写真の記事を見る ≫

4.シントラ

4.シントラ

ポルトガル・世界遺産「シントラ観光」みどころ3選

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温暖で緑豊かな丘陵地、世界遺産「シントラ」。ポルトガル王侯貴族やヨーロッパ各地の富裕層の住まいとして愛されてきたこの町は、魅力的で個性的な城や宮殿が近接しており、街全体が広大な歴史テーマパークのよう!

壮麗な“シントラ宮殿”、現在も謎に満ちたままの“ムーアの城壁”、ユニークだけどどこか可愛らしさのある“ペーナ宮殿”など、見所がぎゅっと詰まった観光地です。

<基本情報>
住所:Sintra
アクセス:リスボンのロッシオ駅から鉄道で約45分 この写真の記事を見る ≫

5.ポルト

5.ポルト
かもた のぞみ

はじめてのポルトはここ!王道観光1日モデルコースby かもた のぞみ

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北部に位置する古都「ポルト」は、ポルトガル第2の都市。大西洋に流入するドウロ川沿いの丘陵地帯に建物が並ぶ景観は、リスボンとはまた違うロマンチックな街並みです。川に架かるいくつもの橋もたいへん美しく、ここの景観に入り込むだけでも満足できるような場所。

ポルトの名物といえば、甘味の強いポートワインと薄切りの豚肉を柔らかいパンでサンドしたビファナ。ぜひご当地グルメも堪能しましょう!

<基本情報>
アクセス:リスボンのサンタ・アポローニャ(Santa Apolonia)駅から高速鉄道で約3時間でポルトのカンパニャン(Campanha)駅へ この写真の記事を見る ≫

6.ブラガ

6.ブラガ
Lady Masala

ポルトガルの古都「ブラガ」聖地と宮殿をめぐる1日観光モデルコースby Lady Masala

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ポルトガル第3の都市「ブラガ」。ポルトからの日帰り観光としても人気の場所で、ポルトガル最古の大聖堂などがある宗教色豊かな街です。

ブラガ郊外のテニョエスという地域には、巡礼地になっている山があります。独特なデザインの階段を上ると、ブラガの街全体を展望できる山の上にある“ボン・ヘスース教会”に到着。教会内の装飾品も独特なので、ブラガ観光の際は訪れてみましょう。

<基本情報>
アクセス:ポルトから電車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

7.オビドス

7.オビドス
Lady Masala

「オビドス」青と黄色に彩られるポルトガルで最も美しい村by Lady Masala

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リスボンの北にある「オビドス」。小高い丘に立つ城壁に囲まれた人口800人程度の小さな村です。時の国王デニスがこの地に魅了され、イザベル王妃に村全体をプレゼントし、それ以来“VILA DAS RAINHAS(王妃村)”として受け継がれてきました。

石畳の小道、カラフルなお店や民家、窓辺に添えられた花々…どこを切り取っても絵になる村。村に入る城門PORTA DA VILA裏にある18世紀のアズレージョ(青いタイル)は、まさにポルトガルの伝統美が光る見事なもの。

<基本情報>
住所:2510-001 Obidos Portugal
アクセス:リスボンからバスで約70分 この写真の記事を見る ≫

8.エヴォラ

8.エヴォラ
一番ヶ瀬 絵梨子

約5000体の人骨!ポルトガル・エヴォラ骸骨礼拝堂は世界遺産の珍名所!by 一番ヶ瀬 絵梨子

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スペインとの国境近くにあり、スペインツアーにも組み込まれることの多い街「エヴォラ」。エヴォラ歴史地区として世界文化遺産にも登録されています。

その中心であるエヴォラ大聖堂は、歴史的価値はもちろんですが、併設されている納骨堂がたいへん個性的。なんと内装がすべて骸骨でできているのです。元々は修道士たちの祈りと瞑想のための場所で、そのテーマは“メメント・モリ”。この言葉は“自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな”というラテン語の警句です。

<基本情報>
アクセス:リスボンのオリエンテ駅からカサ・ブランカ経由でエヴォラまで約1時間30分 この写真の記事を見る ≫

9.モンサラーシュ

9.モンサラーシュ
一番ヶ瀬 絵梨子

CMでも話題!沈黙の音が聞こえる、美しすぎるモンサラーシュ村(ポルトガル)by 一番ヶ瀬 絵梨子

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ポルトガルで最も美しい村の一つと言われている「モンサラーシュ」。城壁内に並ぶ真っ白の家々、そこに彩りを添えるのは庭先に咲く季節の花々。強調しすぎない素朴な美しさがモンサラーシュの魅力です。

また昼間でも静寂に包まれており、その静けさは、“沈黙の音が聞こえる”“風の音が聞こえる”と例えられるほど。こんな村が世界にあったんだということが驚きでもあり、なんだか嬉しくも感じることでしょう。

<基本情報>
住所:Monsaraz Portugal
アクセス:エヴォラからバスで約40分、レゲンゴス・デ・モンサラーシュ(Reguengos de Monsaraz)へ。そこからバスかタクシーで約20分 この写真の記事を見る ≫

10.ロカ岬

10.ロカ岬
長坂 ヒロ

ユーラシア大陸の最西端!ポルトガル・ロカ岬で大航海ロマンに思いを馳せるby 長坂 ヒロ

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アジアからヨーロッパまで連なる、地球上最大の大陸・ユーラシア大陸。その最西端に位置するポルトガルの「ロカ岬」には、かつて新大陸を求めて数多くの冒険家が飛び出した大海原の風景が今も残ります。

海の向こうには大きな崖があると恐れられていた、大航海時代。未知なことが今よりも多かった中で、勇敢な冒険家たちはどんな思いを胸にここから海を見ていたのでしょう。“地の果て、海の始まり”という言葉通り、ロマン溢れるスポットですね。

<基本情報>
住所:Estrada do Cabo da Roca s/n, 2705-001 Colares,
アクセス:シントラ駅より403番のバスで約40分 この写真の記事を見る ≫

11.ナザレ

11.ナザレ
Yamaneco M

伝統衣装が彩る美しき漁師町!ポルトガル・ナザレで過ごす海辺のスローライフby Yamaneco M

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「ナザレ」は美しい海岸線が走る漁師街。赤茶色の民家の屋根、ベージュの砂浜、そして青い海で奏でるコントラストが、アジアとはまた違う海辺の街を見せてくれます。

ナザレでは伝統的衣装を日常的に纏った女性も多く、膝上のふんわりスカートを何枚も重ねて着用したおばあちゃんの可愛らしい姿を見ることも。また、ここの名物料理といえば、イワシの塩焼き。レモンをさっと絞って食べるシンプルな魚料理は海外で食べると格段に美味しく感じますよ!

<基本情報>
アクセス:リスボンからバスで約1時間半 この写真の記事を見る ≫

12.マデイラ島

12.マデイラ島
Lady Masala

ポルトガル領マデイラ島「フンシャル」で過ごすカラフルな休日by Lady Masala

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モロッコとの間に浮かぶ大西洋の島「マデイラ島」。年間を通して温暖であり、リゾート地として愛されている場所です。

マデイラ島は、原生林のトレッキングしたり、リゾートホテルで寛いだり、豊潤なフルーツをいただいたりと、少しペースダウンしたステイができる場所。長めのポルトガル旅行であれば、マデイラ島滞在をプラスして、少し休息するというのもいいですね。

<基本情報>
住所:Laurisilva of Madeira
アクセス:リスボン空港から約2時間のフライトでマデイラ空港へ この写真の記事を見る ≫

13.コインブラ

13.コインブラ

提供元:Unsplash

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リスボンに遷都される前に首都が置かれていた「コインブラ」。ポルトガル最古の大学、コインブラ大学があることで有名な場所です。かつては宮殿だった建物を現在は大学として使用しており、贅沢なほど豪華絢爛。ポルトガル王のジョアン5世が11年の歳月をかけて完成させたという図書館には金泥細工が施されたゴージャスな書架がある一方、本をかじるネズミ対策として猫の穴が設けられるなど、くすっと笑えるような一面も垣間見れます。

趣ある建物に溢れる若き学生たちのパワー…その眩しさがこの街の源泉とも言えるでしょう。

<基本情報>
アクセス:リスボンから鉄道で約2時間

14.コスタノヴァ

14.コスタノヴァ

ポルトガル ストライプの可愛い街「コスタノヴァ」でインスタ旅を!

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ポルトガルの景観を形成するものといえば“アズレージョ”というタイル張りの建物ですが、近年注目されているのが「コスタノヴァ」という街で見られるストライプの家。

シマシマ模様には理由があり、家をストライプで塗ることで、濃霧でも漁師が自宅を見分けられるとのこと。かつては漁業が盛んな街でしたが、今ではストライプの家のほとんどが別荘なんだそうです。“パジャマシティ”とも呼ばれていますが、その愛称もぴったりですね!

<基本情報>
住所:Costa Nova Portugal
アクセス:アヴェイロ駅からタクシーで約20分 この写真の記事を見る ≫

ポルトガル観光はこれでキマリ!

多彩な観光都市を有するポルトガルは、ヨーロッパの中でも周遊旅行の穴場。スペイン、フランス、イタリアに比べるとコンパクトなため、少ない移動距離の中で次々と魅力溢れるスポットを網羅することができます。

また金平糖の原型である“コンフェイト”など日本に馴染みにのあるものとの出会いもポルトガル旅行の醍醐味。可愛い雑貨や美しいアズレージョなどがお土産店に並び、心を弾むショッピングもできます。

(文:木内つばめ

2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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