日本三古湯の一つ、道後温泉でのお楽しみは湯めぐり。道後温泉本館をはじめとする“外湯”にはぜひ入浴したいところ。さらに各宿泊施設でも立ち寄り入浴を受け付けているので、日帰り旅行でも気軽に道後の湯を楽しむことができます。そこで今回は、道後温泉で日帰り入浴ができる施設・ホテル・旅館をご紹介します。
3千年の歴史を誇る日本最古の道後温泉は、聖徳太子も入ったと言われる名湯。そのシンボル「道後温泉本館」は重要文化財に指定されミシュラン三つ星も獲得しています。“神の湯”の男性浴室は東西2か所あり、湯釜には山部赤人の歌が彫られています。女性用の“神の湯”は、広い作りでエキゾチックな内装。泉質は美容効果があると言われるアルカリ性単純泉で、無加温・無加水の源泉かけ流しです。
写真提供:松山市
<基本情報>
住所:松山市道後湯之町5-6
電話番号:089-921-5141(道後温泉事務所)
アクセス:道後温泉駅より徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
2017年9月に道後温泉別館としてオープンした「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。男湯、女湯それぞれの大浴場からは、万葉集に収められている和歌をイメージした砥部焼の巨大壁画を眺めることができます。しかも1時間ごとに陶板をスクリーンに和歌の場面を再現するプロジェクションマッピングが上映されます!温泉に入りながら映像まで楽しめちゃいますよ。
写真提供:道後温泉事務所
<基本情報>
住所:松山市道後湯之町19-22
電話番号:089-921-5141(道後温泉事務所)
アクセス:道後温泉駅から徒歩3分
この写真の記事を見る ≫
道後温泉本館の近隣には姉妹湯の「椿の湯」があります。L字型の道後ハイカラ商店街のL字の角、本館から歩いて2〜3分の距離。こちらは休憩室はなくお風呂のみ。椿の湯の名前は、聖徳太子が行啓された時に、椿が生い茂る当時の温泉郷を見て、まるで天寿国にいるようだと褒め称えたことに由来します。蔵屋敷を思わせる可愛らしい建物は、道後温泉本館や飛鳥乃湯泉とはまた違った魅力がありますよ。
写真提供:道後温泉事務所
<基本情報>
住所:道後湯之町19番22号
電話番号:089-921-5141(道後温泉事務所)
アクセス:道後温泉駅より徒歩3分
この写真の記事を見る ≫
「ふなや」は、江戸時代寛永年間(1627年頃)に開業したことで老舗旅館。夏目漱石や正岡子規、伊東博文など文学者や政治家にも深く愛されてきた由緒あるお宿です。ふなやには、古代檜を使った“檜湯”と御影石を使った“御影湯”の2つの大浴場があります。それぞれ露天風呂とサウナが備えてあり、庭のかたすみでは足湯も楽しめます。アルカリ性単純泉の湯は優しくなめらかで、神経痛や皮膚病などに効能があると言われています。 この写真の記事を見る ≫
「道後プリンスホテル」は、道後温泉地域で最大級の規模を誇る宿泊施設。リニューアルオープンした大浴場は、道後温泉の歴史と和文化をテーマとし、バイブラバス、シルクバス、ロウリュサウナが加わりました。さらに8つの露天風呂に加え、ジャグジー、足湯、岩風呂、檜風呂、寝湯、壺湯など数々のお風呂があり、たっぷり湯めぐりを楽しめます。ぜひ全種類のお風呂制覇を狙ってみましょう。
写真提供:道後プリンスホテル
この写真の記事を見る ≫
「ホテル葛城 Spa Resort」 は趣向を凝らした多彩なお風呂が自慢のホテル。白鷺の湯には江戸風の浮世絵檜風呂や岩風呂、大師の湯には露天風陶器風呂などがあり、趣あふれるしつらえになっています。広々として開放的な空間もゆっくりできるポイント。入口すぐのところには足湯があり、到着後ここでゆっくり足の疲れをいやすこともできますよ。 この写真の記事を見る ≫
「オールドイングランド道後山の手ホテル」は、ヨーロピアン風のホテル。英国の香りと道後の温泉を同時に楽しめる唯一無二のホテルで、若い女性から大人まで人気を集めています。お風呂は道後温泉の源泉100%のお湯を引湯。湯上がり後の肌のしっとり感が嬉しい“美人の湯”を存分に楽しめちゃいます。泉質は弱アルカリ単純泉で、関節痛、筋肉痛、神経痛などに効能がありますよ。 この写真の記事を見る ≫
日本最古の歴史を誇る愛媛県松山市の道後温泉。美人の湯として親しまれている温泉を、外湯や日帰り入浴を実施している宿泊施設で気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
日帰り入浴をする場合は、タオルやアメニティなどが用意されているか確認の上、準備していきましょう。お宿では日帰り入浴できる時間が決まっているので、こちらも必ず確認を。掃除の関係で利用できない時間帯のあるお風呂や、宿泊者専用のお風呂などもあるので注意が必要です。長時間入浴したり、何度も入浴を繰り返したりすることで湯疲れする可能性もあるので、体調と相談しながら無理のない入浴を心がけてくださいね。
2020年12月現在の情報です。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
※日帰り入浴の営業日や利用時間が変更となる場合もあります。詳しくは施設に直接お問い合わせください。
この記事を書いたナビゲーター
桜木 小春
海外、国内旅行が大好きで旅行会社で勤務しておりました。現在は、転勤族で、引っ越し先の観光地を勝手に応援しています。小さな娘二人と旅をするのが大好き。子連れ旅行には、いくつもの壁を乗り越えないといけない…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索