福島県の中央に位置する郡山市は、仙台に次ぐ経済規模を誇る東北の拠点都市。都会的な要素と共に、民藝、地酒、温泉、そして自然か奏でる景色を楽しめる観光地です。東京から新幹線で約1時間20分でアクセスできるところも魅力的ですね。
トラベルjpナビゲーターが現地取材した情報を基に、元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが郡山のおすすめ観光スポットをご紹介します。
「高柳電設工業スペースパーク(郡山市ふれあい科学館)」は、2002年にギネス認定された、最も地上から高いところにあるプラネタリウム(地上高104.25m)を持つ科学博物館。プラネタリウムは無料公開で気軽に楽しむことができます。
有料展示ゾーンでは宇宙飛行士の訓練装置“トリプルスピン”を実際に体験することが可能!他にも宇宙服のレプリカや“宇宙メダカ”など興味深い展示が目白押しですよ。
<基本情報>
住所:福島県郡山市駅前2-11番1号(ビッグアイ20〜24階)
電話番号:024-936-0201
アクセス:JR郡山駅西口から徒歩約1分
公式サイト(外部リンク)
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江戸時代から全国で親しまれた張子(はりこ)人形や張子面、三春駒などを作り続けている「高柴デコ屋敷」。“デコ”とは人形の意味で、現在4軒のデコ屋敷が1つの集落で伝統を守り続けています。
そのうちの1軒、“高柴デコ屋敷 本家恵比寿屋”は、民芸品職人の恵比寿屋17代目がその技を守っているお宅。昔ながらの囲炉裏がある築約200年のお屋敷、その中で長い年月をかけて繋げられてきた伝統の職人技を目の当たりにすることができます。
<基本情報>
住所:福島県郡山市西田町 高柴字舘野161
電話番号:024-972-2204(本家恵比寿屋)
アクセス:JR郡山駅から車で約30分
公式サイト(外部リンク)
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「磐梯熱海温泉」は、五百川に沿って旅館が建ち並ぶ風情ある温泉地。開湯から約800年もの歴史を持つ、郡山の奥座敷です。日帰り湯歓迎の温泉旅館やホテルが多く、気軽に楽しめる公衆浴場も豊富。
磐梯熱海温泉は、古くから"美人をつくる名湯"と言われているので、ぜひ身をもって確認してみましょう!
<基本情報>
住所:福島県郡山市熱海町
アクセス:JR郡山駅から磐梯西線で磐梯熱海駅まで約13分。車の場合、磐越自動車道・磐梯熱海ICから約5分
公式サイト(外部リンク)
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「布引高原」は、風力発電所があることから“風の高原”の愛称でも親しまれている場所。風車と花のコラボを見ることができ、特に一面に黄色の大輪が広がる夏のひまわりの景色は爽快です。
布引高原は猪苗代湖南岸の山頂にあり、広大な湖を一望することもできるビュースポット。標高が高い分、平地よりも気温が低めなので、暑い夏の避暑地として訪れるのもいいですよ。
<基本情報>
住所:福島県郡山市湖南町赤津字馬頭原
電話:024-954-8922(郡山市観光協会)
アクセス:東北道・郡山南ICから車で約40分
公式サイト(外部リンク)
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上品さ漂う洋館「郡山公会堂」は、大正13年に郡山市制施行を記念して建設されたもの。現在もコンサートなどで利用されています。
公会堂の桜並木は、郡山市内で一番開花が早いといわれており、いち早く春の訪れを伝えてくれる場所。主にソメイヨシノが植えられており、4月上旬から中旬にかけてが見頃です。
<基本情報>
住所:福島県郡山市麓山一丁目8-4
アクセス:JR郡山駅から徒歩約20分。バス利用であれば、「郡山中央図書館」「麓山一丁目」にて下車
公式サイト(外部リンク)
明治初期に造られた灌漑用の池・五十鈴湖を中心に、都市公園として整備された「開成山公園」。市民の憩いの場として親しまれている公園で、2024年にはカフェやガーデニングショップなどもオープンしました。公園内にはバラ園や、日本最古級のソメイヨシノがあり、見頃になると華やかな姿を見せてくれます。桜のトンネルは、映画“時をかける少女”のロケ地としても有名なスポット。
趣向を凝らしたイベントが随時行われているので、催し物を狙って訪れると、さらに充実した時間を過ごせるでしょう。
<基本情報>
住所:福島県郡山市開成1丁目5
電話:024-934-8733(指定管理者 開成山フロンティアパートナーズ パークセンター)
アクセス:JR郡山駅から車で約10分。バス停「郡山市役所」下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
「浄土松公園 きのこ岩」は、トルコにある世界遺産カッパドキアの巨石群に似た風景が見られるスポット。何万年もの風雨によって、まるでエリンギのような形に侵食された不思議な岩がそこにあります。
市街地に近い自然公園ですが、登山ルートは幾分険しくトレッキング気分もあじわえる場所。ぜひ、動きやすい服装で訪れてみてくださいね。
<基本情報>
住所:福島県郡山市逢瀬町多田野字浄土松1-1
電話番号:024-957-3700
アクセス:JR郡山駅前から「休石・山田原・御霊櫃」行きのバスに乗車して約30分、「多田野小学校」下車。そこから徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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「緑水苑」は福島県のほぼ中央に位置する約3万坪の庭園。安達太良山を背景にした自然型の池泉回遊式の庭で、四季折々の花々を楽しむことができます。
緑水苑の広場ではBBQ、そして秋には芋煮を楽しむことができます。材料込みのセットを予約でき、手ぶらで行えるので旅行者でも気軽にお外ごはんが楽しめるのは嬉しいですね!お花見、紅葉狩りのシーズンには最高の食事となるでしょう。
<基本情報>
住所:福島県郡山市喜久田町堀之内赤津前71〜本宮市岩根字河原208-1
電話番号:024-959-6764
アクセス:磐越西線・喜久田駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
「天神夫婦桜」は、菅原道真の祠近くにある夫婦のような二本の桜ということで、この名が付けられました。一見同じ桜に見えますが、品種的にはヤマザクラとシダレザクラ。春になると、手前の丘の斜面に菜の花が咲き、そこに降り注ぐように桜が加わり、猛烈な美しさを放ちます。見頃の時期に行われる夜桜ライトアップも、この土地の雰囲気に相応しい素朴さ。
デコ屋敷から至近距離にあるので、民芸品の見学とあわせて立ち寄ってみましょう。
<基本情報>
住所:福島県郡山市西田町高柴字福内
電話番号:024-954-8922(郡山市観光協会)
アクセス:郡山東ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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室町時代の画僧・雪村(周継)が晩年を過ごした「雪村庵」。ここには雪村桜という一本桜があります。雪村桜と周辺の竹林、青空、庵の屋根、梅が織りなす景色は、まさに一服の絵画のよう。風の音しか聞こえないような静寂に包まれた環境が、さらにこの絵画の美しさを引き立てます。
<基本情報>
住所:福島県郡山市西田町大田字雪村
電話番号:024-954-8922(郡山市観光協会)
アクセス:JR磐越東線・三春駅から徒歩約15分。車の場合は、郡山東ICから約10分
公式サイト(外部リンク)
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「大安場史跡公園」は、大安場古墳とそれにまつわる施設がある公園。園内には1基の前方後方墳、そして4基の円墳からなる古墳群があり、いずれも1500〜1600年前に造られたもの。特に1号墳は、その規模と眺望から、葬られた豪族の権力の強さが感じることができるでしょう。発見されたのが平成3年と比較的最近のものなので、新鮮さもあるスポットです。
公園内のガイダンス施設では、出土した資料や古代の人々の生活を知ることもできます。
<基本情報>
住所:福島県郡山市田村町大善寺字大安場160番地
電話番号:024-965-1088
アクセス:JR郡山駅からバス「東山霊園」「蓬田」「馬場」行に乗車し、「金屋」にて下車。車の場合は、郡山ICから約40分
公式サイト(外部リンク)
「磐越西線(ばんえつさいせん)」は郡山駅から新潟県の新津駅までを結ぶ全長175.6kmの路線。磐梯山の懐に抱かれながら、安達太良山や安積原野とも呼ばれた郡山盆地など、のどかな風景を車窓から満喫することができます。ドライブでも新幹線でもなく、ローカル線というところに旅情が溢れるでしょう。
<基本情報>
住所:福島県郡山市燧田(郡山駅)
アクセス:JR東京駅から郡山駅まで東北新幹線で約1時間20分。
公式サイト(外部リンク)
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お酒を巡る旅を楽しむなら「笹の川酒造・安積蒸溜所」の酒蔵見学はいかがでしょう?歴史ある日本酒や焼酎、そして東北で唯一の地ウイスキーを誇る、福島きっての酒蔵です。
見学ツアーは2種類あり、蒸溜所見学とショッピングができる無料コース、そして自分だけのオリジナルブレンドのウイスキーを作る体験などが含まれたプレミアムコース(有料)があります。お酒好きなら、やはり後者のコースに参加したいところですね!
<基本情報>
住所:福島県郡山市笹川1 丁目178
電話番号:024-945-0261(笹の川酒造)
アクセス:JR東北本線・安積永盛駅から徒歩約15分。あるいは、バス停「山桜工場前」下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
地元農家の復興支援を目的に誕生した「ふくしま逢瀬ワイナリー」。2015年にワイン用のブドウを栽培するところからスタートし、2018年に初収穫、そして2019年にようやく発売され始めたという、新しくもストーリーがぎっしり詰まったワインです。
ワイナリースタッフによる醸造所の見学ツアー(有料)が開催されており、嬉しいテイスティングも体験できます。併設されたショップでは、ワインのほか県内産の果実を使ったジュースなども販売されています。
<基本情報>
住所:福島県郡山市逢瀬町多田野字郷士郷士2番地
電話番号:0120-320307
アクセス:東北自動車道・郡山中央スマートICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
子連れ旅におすすめなのが「ペップキッズこおりやま」。小学生以下の子どもとその保護者が利用できる全天候型の屋内施設です。館内には70平方メートルの砂場やクライミングボード、三輪車のサーキットなど子どもの目が輝くような遊具がたくさん!酷暑の炎天下や雪が降る真冬でも、のびのびと遊ぶことができますよ。
※入場は無料、60分の完全入れ替え制。
<基本情報>
住所:福島県郡山市横塚1-1-3
電話番号:024-942-6777
アクセス:JR郡山駅前から「まちなか循環(イオン回り) 」バスで約5分、「ペップキッズ前」下車
公式サイト(外部リンク)
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福島県・郡山市は、訪れる時期によって楽しみ方が変化する観光地。特に春は各所で桜が咲き誇り、個性あふれる花見を満喫することができます。今回は、ドライブしながら見どころを巡る郡山1泊2日のモデルコースをご案内いたします。
【郡山・モデルコース一例】
<1日目>
まずは「郡山公会堂」へ行き、郡山で最初に咲くと言われている桜の木へごあいさつ。公会堂の洋館も映り込み、旅の序盤からいい写真が撮れて感激!続いて「開成山公園」へ。季節によって桜やバラを堪能し、広々とした公園を散策していたら、お腹が空いてきたので近くのお店でラーメンの昼食。
パワーチャージしたところでドライブしながら「高柴デコ屋敷」に向かい、民芸品づくりにチャレンジしましょう。たっぷり楽しんだら磐梯熱海温泉へ。チェックインし、宿泊先で地酒やディナーに舌鼓。
<2日目>
2日目、まずは「緑水苑」で雄大な安達太良山を背景に庭園を散策。「浄土松公園 きのこ岩」へも足を運び、奇怪な岩を間近で観賞。ランチ休憩を挟んで、「ふくしま逢瀬ワイナリー」へ行き、お土産を購入して帰途につきましょう。
このほか、お酒好きの友達と地酒を巡る旅、ファミリーであれば科学館や古墳でフィールドワークするような旅など、幾通りものプランが考えられます。ぜひ訪れる季節、同行者と共通する趣味などに合わせて、オリジナルの旅を満喫してくださいね!
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郡山は新幹線利用のイメージがありますが、飛行機で訪れることもできます。福島空港まで、直行便が就航している大阪(伊丹空港)からは約1時間、札幌(新千歳空港)からは約1時間半でアクセスすることが可能。空港から郡山市街まで車で約40分です。
旅行日数に余裕があるのなら、郡山からも近い猪苗代湖や会津若松と一緒に周遊するのもいいでしょう。ぜひ、今回ご紹介したスポットを参考に、素敵な旅行計画を立ててくださいね!
2024年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:トラベルjp ナビゲーター 木内つばめ)
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