日本三名泉・日本最古泉の一つとして知られる有馬温泉は、神戸市街地からアクセスしやすい人気の温泉地。日帰り入浴できる公衆浴場といえば金の湯と銀の湯がおなじみです。ほかにも温泉テーマパークや、立ち寄り湯を受け付けているホテル・旅館もありますよ。そこで今回は、有馬温泉で日帰り入浴ができる施設・ホテル・旅館をご紹介します!
入ると沈めた腕も足もまったく見えない金泉を堪能するなら「金の湯」。44度のあつ湯浴槽と42度のぬる湯浴槽が楽しめます。
入館料を払わなくても利用できる太閤の飲泉場と足湯も揃っているので気軽に立ち寄ってみるのに最適です。“有馬温泉に来たなら絶対にこの金の湯に入るべき”と地元の方も太鼓判を押す素晴らしい公衆浴場です。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町833
電話番号:078-904-0680
アクセス:神戸電鉄有馬温泉駅下車徒歩約5分
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無色透明のお湯で湯上りの爽快感を堪能するなら「銀の湯」。炭酸泉とラジウム泉の混合でよく温まり、さっぱりとしたお湯が楽しめます。公衆浴場ですがジャグジーもありますよ!
温泉街からは少し外れた坂の途中にあるので、有馬山温泉寺、極楽寺、念仏寺を参拝しながら坂を登っていくのもおすすめです。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町1039-1
電話番号:078-904-0256
アクセス:神戸電鉄有馬温泉駅下車徒歩約10分
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自家泉源から湧き出た金泉をかけ流しで堪能するなら「かんぽの宿有馬」。有馬温泉でも自家泉源を持つ施設は実は数えるほどで、敷地内で湧き出たばかりの金泉が、すぐそばの大浴場へと運ばれています。窓が大きく明るい雰囲気のお風呂は、洗い場や脱衣場のスペースも十分なのでゆっくりと寛ぐことが出来ます。
※当面の間は前日までの事前予約制(食事と入浴のセットのみ)
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濃い金泉を楽しむ「上大坊」。昨今少なくなった湧いた温泉をそのまま提供する消毒無しの源泉かけ流しを堪能できます。源泉である天神泉源から上大坊までは50m程度の距離にも関わらず、鉄錆びが急速に行われたお湯はまるで“チョコレートフォンデュ”のよう。透明度はほぼゼロの特濃温泉は、桶に汲んだ温泉にタオルを浸けると茶色く染まるので入浴記念にチャレンジしてみてはいかが。 この写真の記事を見る ≫
有馬最大の温泉テーマパーク「有馬温泉太閤の湯」。“手ぶらで温泉が楽しめるように”と施設内は着替えや、タオルが完備されています。金泉・銀泉・炭酸泉など複数の温泉が楽しめるだけでなく、正面玄関前の紅葉の棚田は約80本の紅葉が立ち並び、木々の間を抜けて紅葉も楽しめます。
最終の入館が21時と遅いので、温泉街を散策してから訪れるのにも最適ですよ。
<基本情報>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2
電話番号:078-904-2291
アクセス:神戸電鉄有馬温泉駅下車徒歩約10分
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花をテーマに湯と食が堪能できる「有馬温泉 御幸荘 花結び」。展望大浴場は和風岩風呂仕立てと洋風大理石仕立ての2つ、金泉・銀泉の二種類を楽しむことが出来ます。他にも貸切金泉露天風呂付の日帰りプランもあるので、温泉宿で気持を和ませる花のような心配りを味わいましょう。 この写真の記事を見る ≫
隣接する姉妹店“游月山荘”の浴場と合わせて、2つの宿にある9つの浴場で温泉巡りを楽める「旅館月光園 鴻朧館」。露天風呂付き大浴場のほか、洞窟・檜・ワインの3種の貸切風呂(有料)に加えて、游月山荘の滝川の清流を感じられる川沿い露天風呂・大浴場もあります。館内で源泉100%の湯めぐりを余すところなく堪能しましょう。
有馬随一の湯量と良泉質を誇る自家泉源を有する「古泉閣」。お風呂は2か所あり、視界いっぱいに広がる木々をガラス越しに見ながら入れる“八角堂”と重厚な岩造りの湯船の“岩風呂”です。創業以来、加水・加温しない金泉を直接パイプで引湯しているので、源泉かけ流しで注がれる新鮮な金泉を堪能することができます。 この写真の記事を見る ≫
日帰り入浴をする場合はタオルやアメニティなどが用意されているか確認の上、準備していきましょう。お宿では日帰り入浴できる時間が決まっているので、こちらも必ず確認を。掃除の関係で利用できない時間帯のあるお風呂や、宿泊者専用のお風呂などもあるので注意が必要です。長時間入浴したり、何度も入浴を繰り返したりすることで湯疲れする可能性もあるので、体調と相談しながら無理のない入浴を心がけてくださいね。
※日帰り入浴の営業日や利用時間が変更となる場合もあります。詳しくは施設に直接お問い合わせください。
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
潮 佳澄
図書館の人ってインドアだと思っていませんか?本を片手に旅する司書(図書館員)です。たくさんの本を知ると物語の先にある土地、文化、歴史、ありとあらゆるものに触れたくなります。そして、旅先で得たものを活か…
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