トイレは生活に欠かせないもの。日本の公衆トイレはその清潔さや機能面から、“世界一”と称されることもしばしばです。
そんな日本のトイレに慣れていると、海外旅行先のトイレの形状や使い方に戸惑うもの。結果として、トイレは旅の思い出の1ページに強烈なインパクトを残します。
そこで今回は、国内外のユニークなトイレをまとめてみました。もはや観光スポットとして立ち寄りたい、気になるトイレが勢ぞろいです。
リスボンの観光名所、コメルシオ広場にあるのが「THE SEXIEST WC ON EARTH(地球で一番セクシーなトイレ)」。利用料を支払ったら好きな色のトイレットペーパーを選び、それぞれの個室に持っていくことができるというユニークなスタイルです。
実はこのトイレ、黒いトイレットペーパーを発売し話題となったレノヴァ社のショールーム。もちろんこのショールームではカラフルなトイレットペーパーも販売されているので、お土産に購入することもできます。
ちなみに男女兼用なので驚かないでくださいね。
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メキシコのアーティスト、Anado氏のアート作品が点在する「チャペルオブジミーレイ」の敷地は2.5エーカー!約3,074,000坪という広大な敷地内で摩訶不思議な芸術の数々を鑑賞することができます。
その中でひときわ目立つ建物、何とこちらはトイレ!実際に使用することも可能です。アート作品の中で用を足すという不思議体験をどうぞ。
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まるで絵本の家?!ウィーンのガウディ「フンデルトヴァッサー」建築by きんぎょ 美歩
オーストリアの画家・建築家であるフンデルトヴァッサーは、別名“ウィーンのガウディ”とも呼ばれ、独特の発想をもとにしたユニークな建築物をデザイン。建築美術家としても世界的に知られています。
ウイーンでぜひ訪ねてほしいのが、フンデルトヴァッサーの私設美術館「クンストハウス・ウィーン」。まるで絵本から飛び出してきたようなかわいい外観が特徴です。写真のトイレも必見!まさに現代アートですね。
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台中市にある「中友百貨公司(中友デパート)」は若者たちの集う一中街の近くに位置するおしゃれデパート。このデパートが有名な理由のひとつがトイレなのです!
「テーマトイレ」と呼ばれる面白いデザインのトイレは、国内外の様々なトイレやデザインに関する賞を受賞し、あの有名な『TIME』誌にも掲載されました。コカ・コーラやチョコレート、パブなどそれぞれのテーマごとに異なる内装は見ているだけでも楽しめます。
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空港をテーマにして造られた、バンコクのショッピングモール「ターミナル21Asok」。モール内の各フロアは世界の都市をコンセプトにデザインされており、さながらアミューズメントスポットのようです。さらに、トイレもその街ごとのイメージが活かされているため、用もないけど用を足したくなる?魅力的な空間になっています。 この写真の記事を見る ≫
観光はもちろん、ソウルっ子のデートスポットとしても大人気の「Nソウルタワー」の高さは236.7メートル。展望台からの眺めは絶景です。
展望台でもう一つ注目したいのが「空のトイレ」。女性のお手洗いは洗面台からソウルを一望できるようになっていますが、驚きなのが写真の男性用トイレ。絶景を眺めながらのトイレタイム、一体どんな心境なのでしょうか?恥ずかしさとはまた別の気分を味わえそうですね!
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ここからは日本国内のユニークなトイレをご紹介しましょう。
多摩市にある「サンリオピューロランド」には何度も入りたくなるかわいいトイレがあります。女性の個室ひとつひとつは、まるでハローキティやシナモロールたちのコンセプトルーム!装飾が可愛いだけではなく映像の仕掛けもあり、まるでアトラクションのようなトイレなのです。
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首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「厚木PA【外回り】」には和モダンでおしゃれなトイレがあります。女性用トイレは入り口すぐの休憩コーナー裏手側通路に個室トイレが並んでいるのですが、まるで旅館の廊下でも歩いているような雰囲気。入り口のライトの色は入室中に赤色へ変化するという、見た目だけでなく機能性も考えたデザインになっています。 この写真の記事を見る ≫
千葉県のローカル線・小湊鐵道の飯給駅(いたぶえき)で話題を集めるのが女子トイレ。
2012年に完成した女子トイレは、広さがなんと200平米もあるんです。黒い板塀にぐるりと囲まれた女子トイレは1人用と、なんとも贅沢なスペース!便座に座ると、周囲の家々から見えているかも?誰かに見られているかも?という思いが頭をよぎります。気にならない方は気にせず、気になる方はカーテンをしっかりしめて用を足しましょう。
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岐阜県海津市にある、商売繁盛の神様「お千代保稲荷(おちょぼいなり)」は、地元では通称おちょぼさんといわれ、毎日多くの人で賑わう神社です。
参道には複数の串カツ店があり、中でもおすすめしたいのは「玉屋」というお店。室内からテーブル、洗面所に至るまで、店内は一面黄金の世界!特にトイレは金一色。せっかく商売の神様であるお千代保稲荷に来たからには、このトイレに入って少しでもあやかりたいものです。
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神戸・中華街の珍名所!南京町の豪華すぎるトイレ「臥龍殿」by 万葉 りえ
神戸観光の人気スポットの一つ、南京町の中華街には商店と見間違う豪華な市民トイレ「臥龍殿」があります。
建物正面の金色に輝く「臥龍殿」という文字は作家の陳舜臣氏が揮ごうしたもの。これだけの華やかさと立派さなので、間違えて通り過ぎてしまう人も多いというのも納得ですよね。入り口にはめでたい龍の彫刻を施し、わざわざ台湾まで出向いて手に入れてきたという調度品を揃えるなど、こだわりいっぱいのトイレです。
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観光のついでに寄るだけではもったいない、世界のユニークなトイレ。知っているトイレ、使ったことがあるトイレはありましたか?
このほかにも海外のトイレ事情をまとめた記事があります。あわせて読んでみてくださいね!
※2021年7月現在の情報です。休業中の施設もあるため、最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
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