神奈川県の葉山・逗子というと、美しい海と穏やかな気候、落ち着いた雰囲気が魅力の人気観光地。都心からも気軽に行けるリゾートで、葉山マリーナ、一色海岸などの定番観光地やおしゃれなカフェも多く、特にカップルや女子旅に人気です。海水浴はもちろんマリンスポーツも楽しめる逗子海岸もあり、多彩な過ごし方ができるのも魅力です。
今回は葉山・逗子のおすすめ観光スポットを元旅行会社スタッフのYoko Anders
がご紹介します。
日本のヨット発祥の地、葉山。ここに1963年に建てられたのが「葉山マリーナ」です。ヨットの停泊所として知られていますが、ハーバー内にはショップやレストランがあり、観光地としても人気のスポット。
約45分間、森戸海岸の名島〜江ノ島まで、気軽に湘南の海を満喫できるショートクルージングもできます。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2
電話番号:046-875-0002
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅からバス「葉山マリーナ」下車
公式サイト(外部リンク)
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「一色海岸」は、日本の海水浴場88選に選ばれる葉山を代表する海水浴場。ビーチの上面には芝生が広がっていて、レジャーシートやテントを張ってのんびりピクニックなんていう楽しみ方もできます。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色海岸
アクセス:JR逗子駅からバス「一色海岸」下車
公式サイト(外部リンク)
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神奈川県にある港町葉山。自然豊かでオシャレなカフェやレストランが多いこの町で、地元の名店や特産品が集まる「ハヤマ・マーケット日曜朝市」が行われています。
朝市でしか買えないお得な限定品も多く、地元の人はもちろん観光客も混ざって毎週大賑わい。人気洋菓子店 LA MAREE DE CHAYAのケーキの切り落としは、おすすめスイーツのひとつです。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内50-20 葉山漁協前
電話番号:090-4745-2238
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅からバス「鐙摺(あぶすり)」下車徒歩1分
公式サイト(外部リンク)
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リゾート感溢れる海辺の町として知られる葉山町。一色地区の海岸に近い辺りの住宅地の中には「小径(こみち)」が点在していて、素敵な町散歩が楽しめます。
神奈川県立近代美術館葉山館と葉山しおさい公園との間にあるのが「しおさいこみち」。県道207号から西へ抜けてゆくとやがて小径の先に海が見えてきます。その光景が何ともフォトジェニック!長雲閣こみち、佐島石こみちなどもあわせて巡ってみてくださいね。
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カメラ女子にもお勧め!江の島も見える葉山「あじさい公園」by 沢原 馨
真名瀬海岸から森戸大明神(森戸神社)を抜けた先にある「森戸海岸」。葉山で最も広い砂浜からは鳥居や灯台、さらに富士山や江の島が見え、夏には多くの海水浴客で賑わいます。遠浅のビーチは波も穏やかで、子連れファミリーも安心。ビーチの奥にマリンレジャーを楽しむ人たちの姿が見える景色は、リゾート感たっぷりです。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内
アクセス:JR横須賀線「逗子駅」からバス「森戸海岸」下車徒歩1分
公式サイト(外部リンク)
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神奈川県葉山町の「あじさい公園」は小さな公園ですが、3000株ほどの紫陽花が植えられていて、“かながわの花の名所100選”にも選ばれています。園内を埋め尽くすように咲き誇る紫陽花は圧巻!園内からは森戸海岸や遠く江の島の島影を望み、その眺望も魅力です。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1537
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅からバス「向原」下車
公式サイト(外部リンク)
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神奈川県立近代美術館の3番目の建物して、2003年10月に開館した「葉山館」。常設の展示はなく、企画展とコレクション展を開催しています。
日々の生活の中で気軽にアートを楽しめるようにという考えから、彫刻のある庭園や美術図書室、レストランやカフェは観覧料なしで利用できるのが魅力。特に海に面したレストランでは、美しい景色を見ながらゆったりとしたランチタイムを過ごせます。
※改修工事に伴い、2025年3月31日(予定)まで展示室での展覧会は休止中
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅からバス「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車
電話番号:046-875-2800
営業時間:9:30〜17:00
公式サイト(外部リンク)
葉山御用邸の付属邸跡地開設された「葉山しおさい公園」。大正天皇崩御、そして昭和天皇皇位継承の地として、葉山町の史跡に登録されています。三ヶ岡山を借景とした美しい日本庭園は必見。富士山や伊豆半島を見渡せる眺望の良さも人気です。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2123-1
アクセス:京浜急行逗子・葉山駅、JR逗子駅からバス、「一色海岸」または「葉山」バス停すぐ
電話番号:046-876-1140
営業時間:8:30〜17:00
公式サイト(外部リンク)
神奈川県逗子市の海岸沿いに位置する「リビエラ逗子マリーナ」はその名の通り、数多くのヨットが停泊するマリーナ。すぐ隣が葉山という立地から、普段でもお洒落で南国の雰囲気が漂う港です。
ここの醍醐味は南国の雰囲気が漂う背の高いヤシの木群。ヤシの木の間から江ノ島や富士山を望むことができるのも魅力です。
<基本情報>
住所:神奈川県逗子市小坪5-23-16
電話番号:0467-23-2111
アクセス:JR逗子駅からバス「リビエラ逗子マリーナ前」下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
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青い海に青い空。湘南の潮風を感じながら海沿いをドライブしたい!という方も多いのはず。
「逗子海岸ロードオアシス」は、鎌倉方面から逗子に向かう国道134号線沿いにある有料駐車場で、新鮮な野菜や果物も販売するカフェや新鮮な魚介を味わえる食堂を備えています。相模湾や富士山を一望できる披露山公園や逗子市唯一の漁港小坪漁港まで片道30分圏内で、ハイキングの拠点にもおすすめ。
<基本情報>
住所:神奈川県逗子市新宿5-1880-6外
電話番号:0120-036-548/046-872-4337(土日祝)
アクセス:JR逗子駅から徒歩17分、横浜横須賀道逗子ICから約3km
公式サイト(外部リンク)
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あじさい公園から住宅地を抜けて西へ辿ると、すぐに真名瀬海岸です。沖には石原裕次郎氏の三回忌を偲び、兄の慎太郎氏が基金を募って建設した「葉山灯台(裕次郎灯台)」があります。
白い姿が海原に映えて、素敵な景観を見せています。灯台すぐ近くにある小さな岩礁に建つ赤い鳥居とセットで葉山を象徴するスポットです。夕日の時間帯の美しさは格別。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1025 森戸大明神境内
アクセス:JR逗子駅からバス「森戸神社」下車
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葉山御用邸に隣接する「葉山公園」は、昭和初期まで御用邸付属の馬場でした。現在は相模湾が広がる圧倒的なパノラマに富士山と江の島を眺望できる、絶好のスポットとして人気観光スポットです。
クロマツ林に囲まれた園内には芝生が広がり、遊具広場もあるので子どもと一緒の旅行にもおすすめ。海岸に自生する花々や磯に生息する生き物にも触れることができますよ。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町下山口
電話番号:046-876-4601
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅からバス「葉山公園」下車徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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葉山で里山散歩!「にほんの里100選」の棚田を訪ねようby 沢原 馨
リゾート感漂う海辺の町という印象が強い葉山ですが、実は町域のほとんどは丘陵地。三浦丘陵には昔ながらの面影を残す葉山の里山風景が広がっています。
見どころのひとつが「上山口の棚田」。丘陵の斜面に大小さまざまな田圃が不規則に並ぶ景観の美しさから“にほんの里100選”にも選出されています。なお営農地である棚田は立入禁止。マナーを守って公道から見学しましょう。
<基本情報>
住所:神奈川県葉山町上山口字正吟
アクセス:JR逗子駅からバス「上山口小学校」バス停下車
公式サイト(外部リンク)
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葉山しおさい公園内にある「葉山しおさい博物館」は、葉山周辺に生息する生き物、さらに相模湾の漁で実際に使われていた道具などを展示している博物館。特に葉山周辺で海洋生物の調査研究を行っていた昭和天皇のコレクションや皇室ゆかりの品、深海生物の展示などは必見です。
住所:神奈川県三浦郡葉山町一色2123-1
アクセス:京浜急行逗子・葉山駅、JR逗子駅からバス「一色海岸」または「葉山」バス停すぐ
電話番号:046-876-1155
営業時間:8:30〜17:00
公式サイト(外部リンク)
三浦半島の湾岸を走る国道134号沿い、葉山町と横須賀市の間にある「長者ヶ崎海岸」。箱根・富士山・江の島をすべてを見渡せる絶景スポットで、かながわの景勝50選にも選ばれています。特に夕暮れの美しさは格別。夏になると「長者ヶ崎・大浜海岸海水浴場」がオープンし、海水浴やマリンスポーツを楽しむために多くの人が訪れます。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町下山口長者ヶ崎
アクセス:JR逗子駅からバス「長者ヶ崎」バス停すぐ
公式サイト(外部リンク)
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抜け出た先は海!葉山町一色の「こみち」散歩が楽しい!by 沢原 馨
葉山の総鎮守として多くの参拝者が訪れる「森戸大明神(森戸神社)」。鎌倉時代に源頼朝が創建した神社で、開運厄除をはじめ良縁や安産、商売繁昌などさまざまな御神徳があると言われています。海に面しているので、境内からの眺望も抜群。海辺で神前結婚式ができる神社として、カップルからも注目されています。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1025
アクセス:京浜急行逗子・葉山駅、JR逗子駅からバス「森戸神社」下車
電話番号:046-875-2681
公式サイト(外部リンク)
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三ヶ岡山(大峰山)一帯の樹林地帯の保護を目的に設定された「県立はやま三ヶ岡山緑地」。3つのハイキングコースが整備されていて、多くの愛好家が訪れる人気のスポットです。関東の富士見百景にも選ばれていて、展望台や山頂広場からだけでなく尾根道の隙間からも富士山や海が顔を覗かせます。一部急勾配の階段を含むコースもあるのでご注意を。
<基本情報>
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内
アクセス(つつじコース登り口):JR逗子駅からバス「旧役場前」バス停すぐ
公式サイト(外部リンク)
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緩やかな弧を描くように広がる「逗子海岸」。自然豊かでのどかな雰囲気の海岸線は、季節問わず散策するのにおすすめな場所です。
ここは、元東京都知事の石原慎太郎氏の小説『太陽の季節』の舞台になっていることでも知られています。その生誕50周年を記念して作られた文学記念碑はシンボルにもなっている太陽のモチーフがとても印象的で、今でも記念碑を見に来る人は後を絶ちません。
<基本情報>
住所:神奈川県逗子市新宿1丁目2210-6番地他
電話番号:0467-23-2111
アクセス:京急線逗子・葉山駅またはJR逗子駅から徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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「神武寺」は724年に創建された天台宗の寺院です。薬師堂は神奈川県重要文化財に指定。33年に一度ご開帳される秘仏・薬師三尊像(逗子市重要文化財)が安置されています。広大な境内林は山岳寺院の面影を残し“神奈川の景勝50選”や“神奈川の美林50選”にも選ばれています。
<基本情報>
住所:神奈川県逗子市沼間2-1402
電話番号:046-871-4565
アクセス:JR東逗子駅から徒歩で20分、京急神武寺駅から徒歩で30分
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自然豊かな逗子は、海だけではなく四季折々の草木を楽しめる公園や施設があります。おすすめは海岸から徒歩5分のところにある「蘆花記念公園」。明治の文豪、徳富蘆花(とくとみろか)が住んでいたことを記念して作られた公園内には、逗子にゆかりのある文学、歴史などの資料が多数展示された郷土資料館もあります。
公園からは相模湾を望むことができ、天気の良い日は富士山も見られる景色のいいスポットです。
<基本情報>
住所:神奈川県逗子市桜山8-2275
電話番号:046-873-1111
アクセス:JR逗子駅からバス「富士見橋」下車徒歩2分
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見どころ満載の葉山・逗子エリア。スポットを絞れば日帰りでも観光できますが、せっかくならリゾートホテルや旅館に泊まって、のんびりとした時間を過ごしてみませんか。ここでは葉山観光を中心とした、1泊2日のモデルコースをご紹介します。
<1日目>
葉山駅に到着したら、まずはバスに乗って葉山しおさい公園方面へ。趣のある葉山のこみちを散策しながら、葉山しおさい公園や神奈川県立近代美術館 葉山館などを観光します。ランチのあとは真名瀬海岸や森戸神社、森戸海岸など海沿いを散策。夕方にはホテルに向かいます。時間が合えば長者ヶ崎へ夕陽を見に行きましょう。
<2日目>
朝食のあとは葉山マリーナへ向かい、約45分のショートクルージング。葉山マリーナ内にはビーカー型のプリンで有名マーロウのお店もあります。その後はリビエア逗子マリーナに移動してランチタイム。午後はマリーナ内でのんびりリゾート時間を過ごしましょう。夕方は電車の時間に合わせて駅に向かいます。
葉山・逗子エリアには素敵なカフェやレストランも多いので、雨の日はのんびりグルメやカフェタイムを満喫するのもおすすめ。
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葉山・逗子観光の人気スポット、穴場スポットをご紹介しました。葉山・逗子観光の拠点は、JR横須賀線「逗子駅」または京浜急行線「新逗子駅」。そこから京浜急行バスに乗り換えて各観光スポットに向かいます。日帰り旅行なら「葉山女子旅きっぷ」がお得で便利。電車&バス乗車券、ごはん券、さらにごほうび券が付いたお得な切符です。
また東京近郊にお住まいの方や土地勘のある方なら個人でも観光できますが、遠方から訪れるなら往復の交通と宿泊するホテルがセットになった、旅行会社、旅行代理店が販売するパック旅行やバスツアーを活用するのがおすすめ。それぞれ個別に手配するよりもお値打ちなので、予算や日数など自分にあったプランを探してみましょう。事前購入やセット購入すると割引になるチケットもあり、旅行費用を節約できますよ。
春夏秋冬、どの時期に訪れても見どころ満載の葉山・逗子エリア。ぜひ次の旅行計画の参考にしてくださいね。
2024年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
(文:Yoko Anders)
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