“神々と信仰の国”として、世界中から訪れる人が絶えない人気観光地・インド。5000年の歴史、さまざまな宗教・文化・民族が混在し、カルチャーショックを受ける方もいるほど。また、古代の姿をとどめる貴重な遺跡群も多く、タージ・マハルをはじめ、壮大な規模の寺院や美しい彫刻などを直に見ることができます。
今回は、元旅行会社スタッフでインドを周遊したことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが、インドのおすすめ観光スポットをご紹介します。
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https://pixabay.com/ja/2025年現在、東京から首都デリーまで直行便が就航しています。広大な国土を持つインドでは、都市間の移動は飛行機や長距離列車が基本。デリー市内には地下鉄も運行しています。
観光スポットは市内から離れていることも多いため、海外旅行に不慣れな方や1日に複数の観光スポットを回りたい方は、添乗員同行ツアーや現地観光付きツアーを利用するのがおすすめ。フリープランの場合でも適宜オプショナルツアーを利用すると、効率よく安心して観光できます。
首都デリーの旧市街、オールドデリー。ムガル帝国時代の香りを残すこの街の中心部にあるのが「ジャーマー・マスジド」。第5代皇帝シャー・ジャハーンによって建設が始まり、1656年に竣工。インド最大級のモスクです。
巨大なモスクは、赤砂岩と大理石を組み合わせたもので、赤と白の美しいコントラストがインドの空に映えます。
<基本情報>
住所:Jama Masjid, New Delhi
アクセス:ジャーマー・マスジッド駅から徒歩6分
公式サイト(外部リンク)
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オールドデリーにある「レッド・フォート」、別名「ラールキラー(赤い城)」は、タージ・マハル建築で有名なムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンによって築かれたのが始まりです。当時の首都アーグラからの遷都を行い、自らの居城として建築。当時は豪華な宮殿が並び、“地上の天国”と言われるほどでした。
しかしその後のインド大反乱時にイギリス軍の駐在地として接収されるなどして、かつての栄光を感じられるのは門や城壁など一部のみとなっています。
<基本情報>
住所:Shahjahanabad, New Delhi
アクセス:チャンドニー・チョーク駅から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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デリーのおすすめ歴史スポット「クトゥブ・ミナール」はインド最古のイスラーム遺跡群。天高くそびえる約72.5mの塔は現存する世界一高いミナレット(モスクに付属する高い塔)であり、1993年世界遺産に登録されています。
世界一という高さもさることながら、ミナレット周囲に施された装飾も見事。幾何学模様や唐草模様等イスラム教特有の彫刻たちは、イスラム王朝のヒンドゥー教への勝利を高らかに謳い上げているかのようです。
<基本情報>
住所:Seth Sarai, Mehrauli, New Delhi, Delhi
アクセス:サケット駅もしくはクトゥブ・ミナール駅から車で約5分
公式サイト(外部リンク)
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世界遺産「フマユーン廟」はムガル帝国第2代皇帝フマユーンの墓廟で、彼の死を嘆き悲しんだ王妃によって建てられました。ペルシア建築とインド美術を融合させたこの墓廟は、その後の廟建築のモデルとなり、あのタージ・マハル建築にも強い影響を与えたと言われています。
霊廟周辺にある庭園もペルシア建築を取り入れ、四分庭園と呼ばれるこれまでにない形式が特徴です。ぜひじっくり見学しましょう。
<基本情報>
住所:Mathura Rd., New Delh
アクセス:JLNスタジアム駅から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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インドで最も有名な世界文化遺産「タージ・マハル」。強大な力を持った第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛する妃ムムターズ・マハルのために途方もないお金と人力を注ぎ込んで造らせたという霊廟。“権力者の無駄遣い”とも感じられるような逸話ではありますが、実際にその地を訪れ、歴史を紐解けば一瞬でそのような印象は一掃されます。
特に庭園の水路に映りこむ“逆さタージ”は、写真に収めたい絶景!観光客が少ない早朝の訪問がおすすめです。
<基本情報>
住所:SH62, Tajganj, Agra, Uttar Pradesh
アクセス:アグラ・カント駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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「アグラ城」は、1565年から8年間かけて建てられたお城。第3代皇帝から第4代皇帝ジャハーンギール、第5代皇帝シャー・ジャハーンと3世代が住み続けました。そのため、敷地内には各皇帝ごとに建てられた宮殿や居室があり、とにかく広大。
城の南側に位置するアマル・シン・ゲート、赤土、岩や砂でできた入口の迫力たるや、勇敢な戦士がいたに違いないとさえ思えるほどのいでたちです。
<基本情報>
住所:3/2Rajpurchungi, Uttar Pradesh
アクセス:アグラ・フォート駅から徒歩8分
公式サイト(外部リンク)
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ヒンドゥーとイスラムの建築様式が文化的融合した「ファテープル・シークリー」。ムガル朝の3代目アクバル大帝が柔軟な対応ができる人物であり、周辺の他勢力と融和を目指してこのような建物ができたとのこと。建物内にはハーレムの女性たちを駒に見立ててチェスをするための施設など、規格外の遊び場もあります。
水不足が原因でわずか14年で放棄されてしまった場所なので、保存状態が良いまま残されています。
<基本情報>
住所:Buland Gate, Dadupura, Fatehpur Sikri, Uttar Pradesh
アクセス:タージ・マハルから車で約50分
公式サイト(外部リンク)
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“ピンクシティ”という愛称を持つジャイプール。この街を代表する建物が「風の宮殿(ハワー・マハル)」です。ピンク色の壁に可愛らしい小窓がたくさんあしらわれており、女性らしさが感じられるような建物。それもそのはず、この宮殿のモデルとなったのは、何とヒンドゥー教の女神“クリシュナの王冠”とのこと。
小さな窓は風を入れるため、そしてここから宮殿の女性たちが人目に触れず街を眺めるために使われていたそうです。
<基本情報>
住所:Kanwar Nagar, Ramchandra Chaukari Jaipur, Rajasthan
アクセス:ジャイプール駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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ジャイプールで風の宮殿と並ぶ人気の観光名所が「アンベール城」。強大なムガル帝国にも屈しなかったラージプート族のマハラジャによって、1592年から築城されました。堅固な城壁に囲まれた中は、一転してモザイクが施された優美な空間。そのコントラストも魅力のひとつでしょう。
急勾配の坂の上に建っているのですが、ここではなんと“象タクシー”に乗って登城することができます。
<基本情報>
住所:Amber Palace, Maila Bagh
アクセス:風の宮殿(Hawa Mahal)から車で約20分
公式サイト(外部リンク)
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ジャイプール郊外の「サモード村」は、インドの大都市では決して見ることのできない光景が広がる穴場スポット。石畳の道、古い細密画が描かれた建物、村を徘徊する牛や山羊や野豚といった動物たちなど、散策するだけで楽しめます。
また、サモード村を訪れたらぜひ泊まりたいのが、「サモード・パレス(Samode Palace)」。16世紀にラージープート族の要塞として築かれ、その後19世紀初頭にこの地の貴族によって豪華絢爛な宮殿に立て替えられたという由緒ある建物を活かした宮殿ホテルです。
<基本情報>
住所:Tehsil, Village Samode, Chomu, Rajasthan
アクセス:ジャイプル駅から車で約1時間
サモードパレス公式サイト(外部リンク)
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“井戸”というと、つるべやポンプで汲み上げるものを連想しますが、インドには“階段井戸”というものが存在します。大きく地面を抉り取り、設置した階段を降りて行って1番下階で水を汲むという独特なもの。インドに数カ所ある階段井戸の中でも最大級といわれるのが、「チャンドバオリの階段井戸」です。縦・横・深さがそれぞれ約35mほどあり、たくさん施された階段はまるで幾何学模様のよう。
1200年も前にこのように美しくも巨大なインフラが存在していたということに驚かされますね。
<基本情報>
住所:Cnand Baori,Abhaneri,Rajasthan
アクセス:ジャイプールからバスで約2時間でシカンドラへ。シカンドラからチャンドバオリまではリキシャで約20分
公式サイト(外部リンク)
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マディヤ・プラデーシュ州に位置する小さな村、カジュラーホ(カジュラーホー)の
世界遺産「カジュラーホの建造物群」は、10世紀初頭から12世紀末頃までに建設されました。当時は85か所の寺院が建てられたと考えられていますが、現存するのは25か所のみです。
遺跡群は3つのグループに分けられ、一番保存状態の良いのが西の寺院群です。どの寺院にも共通して見られるのが、「ミトゥナ像」と呼ばれる、性交をモチーフにしたエロティックな彫刻。この彫刻については、豊穣祈願や性的結合そのものを神聖化していたなど、様々な解釈があります。
<基本情報>
アクセス:カジュラーホー空港から車で約10分(カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院まで)
公式サイト(外部リンク)
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アラビア海側にあるインド最大の都市であるムンバイ。イギリス植民地時代の名残とインド文化が混ざった、独特な雰囲気を体感できるような都市です。
市内のシンボルといえば、フォート地区にある「インド門」。イギリス植民地時代、1911年にイギリス国王ジョージ5世夫妻の来印を記念して建てられた門です。ムンバイの人気観光名所だけあり、国内外から数多くの観光客が訪れています。
<基本情報>
住所:Gateway of India, Mumbai
アクセス:チャーチゲート駅から車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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ムンバイを代表する世界遺産がこちら、世界の美しい駅にも選ばれたことのある「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名:ヴィクトリアターミナス駅)」です。
ゴシック建築の壮麗な外観は宮殿のような存在感があり、歴史的価値ある建物。大英国時代に英国人スティーヴンスによって設計され、10年の年月をかけて1887年に完成しました。ムンバイのゴシック建築の中でも、その荘厳さは秀逸。しかも、未だ現役で活躍していることにも驚かされるでしょう。
<基本情報>
住所:Chhatrapati Shivaji Terminus, Mumbai
アクセス:チャーチゲート駅から車で約5分
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ヒンドゥー教の一大聖地として知られる街「バラナシ」。ガンジス川を中心に広がる街で、国内外の信者、そして観光客で溢れています。
日の出とともに沐浴をするために、夜明け前から動き出すバラナシ。これまでの罪を洗い流すための沐浴をする人々がいる一方、川岸には火葬場もあり、亡くなった方々が運ばれてきます。生と死が混在する世界的にも稀な場所は、絶えず不思議な空気に包まれています。
<基本情報>
アクセス:ニューデリー駅から列車で12〜17時間(遅延多々あり)
公式サイト(外部リンク)
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ムンバイの北東350kmに位置するアウランガーバード。その街を起点に訪れることができるのが「エローラ石窟群」です。
列柱の並ぶ重厚な寺院群には、多数の宗教が競い合うように芸術的な彫刻が施されております。特に第16窟のカイラーサナータ寺院は、100年以上かけて造られたというもの。その壮大さで訪れる人を魅了します。
<基本情報>
住所:Ellora cave Rd Maharashtra
アクセス:アウランガバードから車で約45分
公式サイト(外部リンク)
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エローラ遺跡群と並ぶ、二大石窟群の一つ「アジャンター石窟群」。なんと紀元前2世紀頃から開掘された古代遺跡であり、世界文化遺産に登録されています。
多数ある石窟の中には、採光を考えられて造られた聖堂も。内部に入るとその空間の広さ、そしてほぼ完璧に保存された精緻な彫刻に圧倒されます。古いから貴重というだけでなく、美術的価値においても評価の高い遺跡です。
<基本情報>
住所:Ajantha Chaufuli, Aurangabad - Ajanta - Jalgaon Rd, Maharashtra
アクセス:ジャルガオン駅から車で約2時間
公式サイト(外部リンク)
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ヨガ発祥の地「リシケシュ」。ヒマラヤ山脈の入口、そしてエメラルドグリーンに輝くガンジス川の上流という、魂を洗うには相応しい環境にあります。“アシュラム”と呼ばれるヨガ道場がいくつもあるため、初心者から上級者までレベルに合わせて体験先を見つけることができます。なんと、あのビートルズもこの地でヨガ道場に入門したとのこと!
<基本情報>
アクセス:デリーから車で約6時間
公式サイト(外部リンク)
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漫画『ONE PIECE』のアラバスタ編のモデルとなり、脚光を浴びた「ジョードプル(ジョドプール)」。“青い街”と呼ばれていますが、街全体が青いわけではなく、青いエリアを探すように散歩するのがこの街の楽しみ方です。
旧市街散策のスタート地点は、クロックタワーとサダルマーケット。サダルマーケットは、ジョードプル近郊の村から買い出しに来る人で溢れ、活気をみせてくれます。
<基本情報>
アクセス:ニュー・デリーのインディラ・ガンディー空港からジョドプール空港まで約1時間半
公式サイト(外部リンク)
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標高2134mにある「ダージリン」。香り良い美味しい紅茶で有名な場所ですが、実はほかにもたくさんの魅力を持った街です。美しいヒマラヤの山々の展望や、入り組んだ路地。インドやチベットの料理が楽しめ、そして“乗れる世界遺産”として人気の山岳鉄道「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」では小型の蒸気機関車が走っています。
インドでありながら避暑地として発展したダージリンは、他の街とは違う雰囲気を味わえます。
<基本情報>
アクセス:ニュー・デリーのインディラ・ガンディー空港からバッグドグラ空港まで約1時間半。バッグドグラ空港からダージリンまで車で約4時間
ダージリン・ヒマラヤ鉄道公式サイト(外部リンク)
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インド南部カルナータカ州のマイソール(マイスール)は、かつてマイソール王国の首都として発展をした古都。小さな街ではあるものの、インド最大級の規模と豪華さを誇る宮殿「マイソールパレス」があることから、多くの観光客が訪れます。
豪華絢爛な建物の内装は、圧巻の一言!日本語音声ガイドの貸し出しもあるので、ぜひレンタルしましょう。夜はライトアップが行われ、荘厳な雰囲気に包まれます。
<基本情報>
住所:Sayyaji Rao Road, Mysuru, Karnataka
アクセス:バンガロールから鉄道で約3時間
公式サイト(外部リンク)
ヒンドゥー教国であるヴィジャヤナガル王国の首都であった「ハンピ」。16世紀にイスラム勢力に制圧され、長い間人々から忘れ去られますが、イギリス統治時代に再発見。1986年に「ハンピの建造物群」の名称で、ユネスコ世界遺産の文化遺産に登録されました。5km四方の土地に、たくさんのヒンドゥー寺院が並びます。
ハンピは遺跡だけでなく、ヤシ・バナナの木や巨岩群が作り出す景観が素晴らしい観光地。大都市とは違う落ち着きがある町なので、のんびりと過ごすことができます。
<基本情報>
アクセス:バンガロールから車で約7時間
公式サイト(外部リンク)
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インドを代表するビーチリゾート「ゴア」。かつては“黄金のゴア”として西欧諸国に知られていました。ゴアには漁港がいくつもあり、ここで獲れる海の幸も滞在の楽しみ。
ゴアには20ほどのビーチがありますが、最も美しいといわれているのは南ゴアの“パロレムビーチ”。お手頃価格のホテルから高級ホテルまで揃い、リゾート気分を満喫するにはうってつけです。
<基本情報>
アクセス:ムンバイのチャトラパティ・シバジ・マハラジ空港から、ゴアのダボリム空港まで約1時間10分
公式サイト(外部リンク)
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ラージャスターン州のジャイサルメールはインド西の果て、パキスタンの国境近くにある街。砂漠の入口とも言えるジャイサルメールで、最も人気が高いアクティビティが「キャメルサファリ」です。
ラクダに乗って砂漠を訪れ、誰もいない大自然の中、テントで1泊!砂漠の民に導かれるように旅をする、インドならではの体験ができます。
<基本情報>
アクセス:デリーからジャイサルメールまで列車で約17〜20時間(遅延多々あり)
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インドの首都デリーから約500km北にある湖「パンゴンツォ」。日本でも知られているインド映画『きっと、うまくいく』のロケ地となった場所です。乾いた山と空と湖のコントラストが美しく、全長約150kmもある湖は、場所によって青さが増すところもあります。
インドでありながらチベット仏教信仰が息づくラダックという地域にあり、ここは星空もインドNo.1といわれるほどの美しさ。標高が高く、周辺の明かりが少ないため、別世界のような夜空を仰ぐことができます。
<基本情報>
アクセス:デリーからレーという町へ飛行機で約1時間半。そこから車で約5〜6時間でパンゴンツォへ
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今から約2500年前、ブッダ・ガヤの「マハーボディ寺院」で仏教が生まれました。釈迦の座った場所に建てたというこちらの寺院は、幾度も改修を繰り返し現在の姿に。本殿のすぐ裏には、大きく枝を広げた1本の菩提樹がありますが、もうおわかりですね?この木の下で釈迦が49日間の瞑想に入り、悟りを開いたといわれています。
世界中から巡礼者が訪れる、全世界仏教徒にとって最も重要な聖地。教科書に書かれていたことを、立体的に確認できるような体験ができます。
<基本情報>
住所:Buddha Gaya, Bodhgaya, Bihar
アクセス:デリーから列車でブッダガヤのガヤージャンクション駅まで約14〜17時間。駅から車で約30分
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インド北部にある標高約2,000mの街「シムラー」。ヒマラヤの麓にあるため夏でも涼しく、インド有数の避暑地として知られています。山の中を走る世界遺産のカルカ・シムラー鉄道に揺られたあとは、幻想的な雲の上に広がる美しい街並みや山岳ならではの爽快な景観を楽しむことができます。
<基本情報>
住所:Shimla, Himachal Pradesh
アクセス:ニューデリーから国内線でチャンディガール空港まで約1時間。空港からカルカ駅までバスで約30分。カルカ駅から列車で約5時間でシムラー駅に到着
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野生動物を見るサファリといえばアフリカのイメージがありますが、“トラ”はアジアにしかいません。「ランタンボール国立公園」は、なんとトラの生息密度が世界一!野生のトラと出会える確率がたいへん高いと言われています。動物園とは違う、野生のトラの生活を垣間見ることができるタイガーサファリ、猛獣好きなら必見ですね!
<基本情報>
住所:Sawai Madhopur, Rajasthan
アクセス:デリーから列車で約5時間でサワイマドプール駅へ。駅から車で約15分
公式サイト(外部リンク)
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パキスタンとの国境に近い「アムリトサル」は、シク教徒の聖地。一番の見どころはシク教の総本山、“黄金寺院”こと「ハリマンディル・サーヒブ」です。アムリタ・サラス(不死の池)と呼ばれる池に浮かぶように建ち、多くのシク教徒が巡礼に訪れます。
黄金寺院は夜も必見!ライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれます。
また、併設のグル・カ・ランガルと呼ばれる共同食堂では、無償で食事が提供されています。
<基本情報>
住所:Atta Mandi, Katra Ahluwalia, Amritsar
アクセス:ニューデリーから鉄道またはバスで6〜8時間
公式サイト(外部リンク)
さまざまな宗教が絡み合い、世界遺産もたっぷりあるインドは、各地に見どころがたくさん散りばめられています。都市間の移動距離が結構あるので、計画を立てる際には訪れるエリアを絞るのがおすすめ。見切れない分は次のインド旅行に繰り越すくらいがちょうど良いでしょう。
体当たりな個人旅行も達成感がありますが、歴史の話をその場で聞きながら観光できる日本語ガイド付きのツアーもおもしろいですよ。ぜひ、自分にあったスタイルで、無理なくインド観光を楽しんでくださいね!
(文:木内つばめ)
2025年6月現在の情報です。外務省から、インド・パキスタン間の緊張の高まりに伴うパキスタン国境地域に関する注意喚起が発出されています。渡航前に最新の情報を必ずご確認ください。
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