日本の約5倍の面積があり、北はアメリカに接し、東と西は太平洋・メキシコ湾・カリブ海に面する人気観光地・メキシコ。地形や気候も起伏に富み、テオティワカンをはじめとする遺跡や色鮮やかな街並みが美しい古都、カンクンといったビーチリゾートなど、見どころ&アクテビティはたくさん!
今回は元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 佐藤が、メキシコのおすすめ観光スポットをご紹介します。
メキシコの首都である「メキシコシティ」。この大都市に点在する建築は、どれも目を見張るようなものばかり。まずはアステカの都・テノチティトランの時代から、メキシコシティの中心であり続ける“ソカロ(中央広場)”へ足を運んでみましょう。大きな広場の四方は、美しいアズレージョ(タイル)が飾られた回廊の連邦区庁舎、植民地時代にスペイン副王の居城だった国立宮殿、そしてメトロポリタン大聖堂など世界遺産らしい風格の建物に囲まれています。
アートな雰囲気漂う市場“メルカド・ロマ”で最先端のメキシコ料理を味わったり、画家フリーダ・カーロが住んでいたコヨアカンでコロニアルな街並みを散策したりと、他にも楽しみがいっぱい!
<基本情報>
住所:Mexico City,
アクセス:東京から飛行機で約11時間
公式サイト(外部リンク)
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“世界一美しい”郵便局!?「メキシコ中央郵便局」が豪華すぎる!by かもた のぞみ
メキシコシティの中心部にある「メキシコ中央郵便局(パラシオ・ポスタル)」は、世界で一番美しい郵便局と言われています。外から見るとさほど特徴のない建物ですが、中に入るとそこにはまるで中世の宮殿のような豪華な内装が!ヨーロッパを思わせる内装は、イタリアの建築家アダモ・ボアリ氏によって設計されました。
建物の中には、現役で使用されているというクラシカルなエレベーターや、重厚感あふれるカウンターも。カウンタ―の近くには、切手を購入できる自動販売機があり、観光客でも手紙を出すことができるので、自宅宛てに手紙を書いて、帰国してから思い出に浸るというのもいいですね。
<基本情報>
住所:Vicente Garcia Torres No. 235 El Rosedal 04330 Ciudad
電話番号:+52-555-130-4100
アクセス:メキシコシティ国際空港からメトロで約50分
公式サイト(外部リンク)
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青く美しい海に沿って素晴らしいホテルが集まり、観光客に人気のリゾート「カンクン」。オールインクルーシブのホテルが多く、快適なカンクンライフには、旅のスタイルに合わせたホテル選びが最大のポイント。静かに過ごせる大人専用のホテルから、子ども向けプログラムが充実したホテルまで。選択肢も豊富です。
世界遺産に登録されたマヤ文明の遺跡など見どころがたくさんあるカンクンを訪れるなら、日帰りで行ける離島にも足を運んでみるのがベター。ダイビングのメッカで、水中に沈む5mのキリスト像がシンボルとなっている“コスメル島”や、水中美術館で有名な“イスラ・ムヘーレス島”にも、フェリーを使えば20〜30分でアクセスできます。
<基本情報>
住所:Cancun,
アクセス:メキシコシティから飛行機で約2時間半
公式サイト(外部リンク)
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マヤ遺跡の代表的なピラミッドがある世界遺産「チチェン・イッツァ」。敷地内では、当時の“球戯場”や透明度が高い水が美しい“セノーテ”などを見ることができます。
遺跡の入口を通過し、しばらく歩くと見えてくるのが「チチェン・イッツァ」で最も有名な建造物“エル・カスティージョ”です。この神殿、実はピラミッドが巨大なカレンダーになっています。四方にある階段の数、中央の階段で二分された基壇、各基壇の凹み、そのすべてでマヤの2つの暦を表しているのです。年に2回、春分の日と秋分の日にはピラミッド上に農耕の神“ククルカン”の姿がくっきりと浮かび上がります。
<基本情報>
住所:97751 Chichen-Itza, Yucatan,
電話番号:+52-985-851-0137
営業時間:8:00〜16:00
アクセス:カンクンから車で約3時間
公式サイト(外部リンク)
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メキシコを訪れたら、ここでしか体験できない「セノーテ」でのダイビングを楽しんでみましょう。ユカタン半島には川がなく、雨水が地下水となって海まで流れます。何百万年もの時間をかけて、地下水が石灰質の地層を侵食し、形成された巨大な洞窟。その地下水脈の天井が陥没してできた泉のことを「セノーテ」と呼びます。
セノーテ最大の特徴は、透明度の高さ。ダイビング用に開放されている20カ所以上の中でも、ダイバーに人気なのが広範囲に光が差し込む“チャックモール”。水が存在しないかのように広がるクリアな世界と、目の前に広がる光のカーテンが神秘的です。
<チャックモール・基本情報>
住所:Cenote Chac Mool Playa del Carmen
アクセス:カンクンのホテルゾーンから車で約1時間
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「テオティワカン」の古代都市は、年間約200万人の観光客が訪れるメキシコ最大の観光スポット。紀元前200年ごろ突如として現れ、メキシコの中央高原に文明を築いたテオティワカン人は、現在に至るまで多くの謎が残る存在です。そんなテオティワカン人が暮らし、巡礼地、さらには貿易の中心地としても栄えた「テオティワカン」の古代都市は、世界遺産にも登録されている、一度は見たい絶景です。
最も重要な建造物は、“太陽のピラミッド”と“月のピラミッド”。それぞれ太陽の神と月の神に捧げられたとされています。“太陽のピラミッド”は幅にして225mあり、世界で3番目に大きいピラミッドとして知られています。
<基本情報>
住所:Teotihuacan de Arista,Mexico
アクセス:メキシコ・シティからバスで約1時間
公式サイト(外部リンク)
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ユカタン半島の端っこにひっそりと存在する小さな漁村「ラス・コロラダス」。カンクンから車で約3時間、自然保護区域でもあるリオ・ラガルトスの湿地帯に位置し、そこにはまるで手付かずの自然が広がります。
「ピンク ラグーン」は、プランクトンとエビの影響で一面がピンク色に染まった美しい塩湖。その目を疑うほどの美しさに、自然の偉大さと尊さを感じずにはいられません。曇りの日や水が濁る雨季には、ピンクの色が綺麗に見えないこともあるので、なるべく晴れた日を狙って訪れてみましょう。
<基本情報>
住所:Las Coloradas,
アクセス:カンクンから車で約3時間
公式サイト(外部リンク)
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メキシコ中央高原にある珠玉の街「サンミゲル デ アジェンデ」。ピンク、オレンジ、イエローといった暖色系の街並みは、統一感があり大変美しいと評判です。まず訪れたいのは、眼下に「サンミゲル デ アジェンデ」の街がミニチュアのように広がる“El Mirador”という展望台。天を突くように延びる尖塔が一際目を引く、街のシンボル“パロキア教会”が見えます。
“パロキア教会”前の広場に沿って伸びるのは、メインストリートのサンフランシスコ通り。お土産屋さんやおしゃれなカフェなどが立ち並び、常に多くの観光客で賑わっています。かわいらしいメキシコ雑貨もたくさん見つかりますよ!
<基本情報>
住所:San Miguel de Allende,
アクセス:メキシコシティからバスで約4時間
公式サイト(外部リンク)
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1987年に世界自然遺産に登録された「シアン カアン」は、マヤ語で“空のはじまるところ”という意味を持つ場所です。カリブ海とラグーン(内海)が交わり、サンゴ礁やマングローブ林に1200種を超える植物と300種以上の鳥や動物たちが生息する、豊かな自然が保存されています。
川下りやボートツアーを楽しむなら、ツアーに申し込むのがおすすめ。“カンクン”などリゾート地とはまた少し違った、ありのままのカリブ海を楽しむことができますよ。古代マヤ人が暮らしたこの場所で、今も優雅に泳ぐ海の動物たちを見ながら天然のプールでとびきり癒されてみてください。
<基本情報>
住所:Sian Ka’an, Mexico
アクセス:カンクンから車で約3時間
公式サイト(外部リンク)
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「プエブラ」はメキシコ有数のコロニアル都市です。旧市街地は世界遺産にも登録されており、タイル装飾が特徴の建築物が美しい街並み。メキシコ郷土料理の発祥の地としても名を馳せ、さらに工芸品の生産も盛んな文化豊かな街として親しまれています。
「プエブラ」観光で何と言っても見逃せないのが、旧市街地の中心に位置する“サント・ドミンゴ教会”のロサリオ礼拝堂。礼拝堂全体が金箔で覆われ黄金に輝いていて、誰しもが足を踏み入れた瞬間息を飲むことでしょう。
<基本情報>
住所:Puebla,
アクセス:メキシコシティから車で2時間
公式サイト(外部リンク)
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メキシコの文化が息づく「チョルラ」は、メキシコ観光局から“プエブロ・マヒコ(魔法の村)”に指定されている町。長い歴史を持ち、美しい風景や豊かな文化遺産が特徴です。かつてアステカ時代の大都市として栄えた「チョルラ」のシンボル“トラチウアルテペトル神殿”は、世界一大きいピラミッドとして有名。車で約30分の“プエブラ”と同様、世界遺産にも登録されています。高さにして64mのピラミッドは登ったり地下道を見学したりと、考古学者のような気分で探索ができますよ。
近郊の村“サンフランシスコ・アカテペック”には、色とりどりのタイルで埋め尽くされた美しい教会も。小さな町にもかかわらず多くの観光客が訪れる人気スポットなので、“プエブラ”観光の際にはぜひ足を延ばして訪れてみてください。
<基本情報>
住所:Cholula,
アクセス:プエブラから車・バスで約30分
公式サイト(外部リンク)
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赤、青、緑、黄色、オレンジ、ピンクなど、さまざまな色が混沌と混ざり合い、ひしめき合う世界遺産の街「グアナファト」。まるで積み木でできたようなカラフルで可愛らしい街並みは、スペイン植民地時代の16世紀から18世紀にかけて、銀の発掘による莫大な富をもとに形成されました。
街の地下には、古くからある水路や銀の坑道を利用したトンネルが張り巡らされていています。このトンネルをくぐり抜けると「グアナファト」の旧市街はすぐ目の前。黄色壁と赤い屋根が目を引く“バシリカ教会”や、薄ピンク色が美しい“ラコンパニーア聖堂”など、グアナファトの街並みを高台から一望できる“ピピラの丘”に登るなら、夕暮れ時が最もベストタイミング。
<基本情報>
住所:Guanajuato,
アクセス:メキシコシティからバスで約5時間
公式サイト(外部リンク)
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首都メキシコシティに次ぐ、メキシコ第2の都市「グアダラハラ」。コロニアルな街並みが美しく、アメリカ経由の飛行機の発着便も多いため、日本からメキシコ入りする最初の街としてもおすすめです。
「グアダラハラ」といえば、“アルマス広場”。背後に“グアダラハラ大聖堂”を臨み、レースのように繊細で美しい鋳鉄のキオスコが広場の中心を飾っています。ガイドブックや観光サイトでもよく目にする、グアダラハラの代表的な風景のひとつです。広場に面した“ハリスコ州庁舎”には、メキシコ美術の巨匠ホセ・クレメンテ・オロスコ氏の「戦うイダルゴ神父」と名付けられた有名な壁画が大迫力で描かれています。
<基本情報>
住所:Guadalajara,
アクセス:メキシコシティからバスで約4時間
公式サイト(外部リンク)
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メキシコ南部に位置する「オアハカ」は、毎日のようにパレードが町を練り歩いたり、広場や路地に屋台が並んだりと、お祭り気分が味わえる陽気な町。7月のゲラゲッツァ祭や11月の死者の日には、ひと際壮大なお祭りが繰り広げられます。コロニアル調の街並みが美しい美食と芸術の町として知られ、郊外には先住民族の古代遺跡も。
町の中心部の歴史地区はユネスコの世界遺産にも登録されており、スペイン統治時代に建てられた美しい建造物が数多く残っています。町の中央広場(ソカロ)から北に向かうメインストリート“アルカラ通り”は、歩行者専用で昼夜を問わずパレードが行進し、いつも多くの人で賑やか。アルカラ通り沿いのホテルに宿泊すると、その活気を堪能できますよ。
<基本情報>
住所:Oaxaca,
アクセス:メキシコシティからバスで約7時間、飛行機で約1時間
公式サイト(外部リンク)
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“オアハカ”から約90km。人里を離れ、古き良きメキシコの雰囲気を残す道を進むと現れる「イエルベ エル アグア」。スペイン語で“沸騰する水”という名を持つこの地は、大自然が造り出した圧巻の景色を堪能できる穴場スポットです。
最大の見どころは、まるで滝のように見える奇岩。高いミネラルを含んだ水が岩を溶かし、山の中腹で固まった“石の滝”は迫力満点です。天然プールが点在していて、水温は低くも高くもなく温泉とプールの中間。浅いところや深いところ、大小さまざまな天然のくぼみに湧き出ているので、のんびりと浸かることができますよ。ぜひ水着も持参で行ってみてください。
<基本情報>
住所:Hierve El Agua, Oaxaca,
電話番号:+52-951-502-1200
アクセス:オアハカから車で約2時間
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メキシコの“ピンク・シティ”と呼ばれる「サカテカス」。16世紀に銀鉱山の街として大繁栄したため、立派なコロニアル建築が多く、かつ主要な建物は、地元で産出するピンク色の砂岩で建てられているため、街全体が美しいピンク色を放っています。暖かな光がピンクの街並みを照らす、夕暮れ時も見どころです。
ピンク・シティの中心にあるのが、カテドラル。ヨーロッパで開花したバロック様式に、メキシコらしい装飾が加わり、すき間がないほど装飾の限りを尽くした“ウルトラバロック”が流行しました。メキシコには“ウルトラバロック”が有名な教会が多数ありますが、「サカテカス」のカテドラルはその中でも圧巻。
<基本情報>
住所:Zacatecas, Mexico
アクセス:サカテカス国際空港から市内までバスで約2時間30分
公式サイト(外部リンク)
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メキシコ南部の山間にある「サン クリストバル デ ラス カサス」は、メキシコらしい美しい色彩にあふれた町です。町のシンボルであるパステルイエローのカテドラルが建つソカロ(広場)は、人々の憩いの場となっています。町には他にも白と水色の色使いがかわいらしい“サンタ・ルシア教会”や、眺めの良い高台にある“サン・クリストバル教会”など個性的な教会が多数あります。
また、サン・クリストバル・デ・ラス・カサス周辺には、先住民族が暮らす村が点在。村々には今でも土着の宗教とキリスト教が混ざり合った独特の宗教観が深く根付いており、民族衣装も色とりどり。観光地とは雰囲気が異なる、素朴なメキシコの風景と出会えます。
<基本情報>
住所:San Cristobal de las Casas, Mexico
アクセス:アンヘル・アルビノ・コルソ国際空港から車で約1時間
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アメリカ・サンディエゴのダウンタウンから1時間、国境を越えればそこはメキシコの「ティファナ」という町です。メキシコ入国後、道なりに15分程歩いていくと、「ティファナ」のダウンタウン、目抜き通りの“レボルシオン大通り”に到着します。ランドマークであるウェルカムアーチを写真に収めたら、メキシカン雑貨や服、アクセサリーなどショッピングを楽しみましょう!
サラダの定番“シーザーサラダ”は、実は、「ティファナ」にあるレストラン“シーザーズ・レストランバー”から生まれたもの。客席の横にワゴンが運ばれ、目の前で手さばき鮮やかに作られたサラダを美味しくいただくのが元祖シーザーサラダの醍醐味です。
<基本情報>
住所:Tijuana,
アクセス:サンディエゴからトラムで約1時間
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遺跡もコロニアルも一緒に楽しめる可愛い村!メキシコ「マリナルコ」by スズキ ミズエ
「マリナルコ」はメキシコシティから南西に約100kmの場所にある、山に囲まれた小さな村。“プエブロ・マヒコ(魔法の村)”にも選ばれるほど可愛い村で、石畳みの細い路地にはカラフルな家が建ち並び、まるでおとぎ話のような景色を織り成しています。
この村の見どころは、山を削って作り出したアステカ時代の遺跡“クアウティンチャン遺跡”。テクスカルテペック山の中腹を石器で掘削して作られ、地上の入口からは約400段の階段とスロープを上がった場所にあります。戦士の学位授与や戦士を讃える儀式に使われた聖地を見ることができます。
<基本情報>
住所:Malinalco,
アクセス:メキシコシティから車で約2時間半
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UFOと遭遇する?聖なる岩山メキシコ「ペニャ・デ・ベルナル」by スズキ ミズエ
世界で3番目の高さを誇る一枚岩の山「ペニャ デ ベルナル」。先住民オトミ族の聖地として岩の壁画や洞窟が残されており、パワースポットとしても有名です。実はUFOが数多く目撃されていることでも知られています。
岩山へ登頂できるのは、完全な装備を付けたロッククライマーのみ。高さは半分くらいですが、隣の岩までは登ることが可能で、岩山登山を十分に楽しむことができます。麓のベルナル村は“プエブロ・マヒコ(魔法の村)”の認定を受けた村のひとつ。カラフルに彩られた可愛い村は、のんびり歩いているだけでも登山の疲れが癒されます。
<基本情報>
住所:Bernal, Queretaro de Arteaga,
アクセス:ケレタロバスターミナルからベルナル村まで約1時間、入口から頂上まで約30分
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ターコイズブルーの川に白く輝く!メキシコ「チフロン滝群」by スズキ ミズエ
メキシコ南部のチアパス州、グアテマラとの国境にほど近い場所に、ターコイズブルーに染まる川があるのをご存知ですか?穏やかに流れるその川には5つの大きな滝があり、それらを総称して「チフロン滝群」と呼びます。“チフロン”とはメキシコ・スペイン語で“蛇口”という意味。幻想的なブルーの川に白く激しく飛び散る滝とのコントラストはまさに静と動!
チフロンで一番大きな滝“カスカーダ・ヴェロ・デ・ノヴィア”はまるで後ろ姿の花嫁のウエディング・ベールのように長く、落差は120mにもおよびます。3段階の展望台があり、最上階では滝を間近に見ることができます。水しぶきを浴びながら、勢いよく流れる水が滝つぼに砕け散る大迫力の眺めを堪能しましょう。
<基本情報>
住所:Ejido, San Cristobalito, 30100 Tzimol, Chis.
電話番号:+52-963-112-8716
アクセス:コミタンから乗り合いバスで約1時間
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マヤ文明の中でも有名な“パカル王”が眠る“碑文の神殿”があることで有名な「パレンケ遺跡」。世界文化遺産にも登録され、熱帯雨林に佇む巨大な遺跡は現在も発掘が進められています。
遺跡の中心にある宮殿は、廊下がマヤアーチとなっている代表的なマヤ文明の建築物。内部には“パカル王”のレリーフも見事に残されており、はっきりとその姿を確認することができます。また、天文に精通していることでも有名なマヤ文明ならではの天体観測所も。こちらの遺跡では、冬至の日に太陽が天体観測所から見て“碑文の神殿”の方角へ沈んでいく仕掛けが施されています。
<基本情報>
住所:Carretera a Palenque- Zona Archaeologica Km. 8, 29960 Palenque, Chis.,
アクセス:パレンケのバスターミナルから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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メキシコを代表するリゾート地カンクンから車で2時間の場所にある「エクバラム遺跡」は、高さ30mの遺跡の最上部まで登ることができる珍しい遺跡です。それだけでなく、王の墓に施された装飾が綺麗に残っており、間近で見ることもできます。
“アクロポリス”と呼ばれるピラミッドは“チチェン・イッツァ”よりも高く、そのうえ108段の階段で頂上まで登ることができます。階段の中腹、王の墓があった場所には、乳白色がまぶしい装飾が。一体ごとの像が細かく装飾され、全体的にくっきりと形が残っている様は、まさに美しいの一言です。階段を登りきった先では、気持ちよい風とジャングルの絶景が待っています。
<基本情報>
住所:97743 Ekbalam, Yuc.Mexico
アクセス:チチェン・イッツァから車で約1時間
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自然と先住民族の文化を堪能!メキシコ「チワワ太平洋鉄道」の旅by スズキ ミズエ
メキシコ北部にアメリカのグランドキャニオンを上回る規模の渓谷があるのをご存知でしょうか?その広大な渓谷“バランカ・デル・コブレ(銅渓谷)”の間を縫うように走るのが、メキシコで唯一現存する旅客列車「チワワ太平洋鉄道」です。メキシコ人も憧れるこの列車は、太平洋側の港町ロスモチスとチワワの内陸部を結び、その総距離は653km。
高低差が激しいのも特徴で、海抜100mから最も高い渓谷付近では2400mの所を走り、車窓からはバラエティに富んだ景色が望めます。先住民が暮らす村の観光や、乗馬トレッキング、バギーなどのアクティビティ、スリリングなジップラインなど、途中下車も楽しめるのが魅力です。
<基本情報>
住所:Ferrocarril Chihuahua al Pacifico,
電話番号:+52-800-122-4373
公式サイト(外部リンク)
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奇岩の渓谷!メキシコ「サンタ・マリア・レグラ玄武岩プリスムス」by スズキ ミズエ
メキシコは実は火山大国で、現在でもなお火山活動が続いている山もあります。何百万年も前に地下で噴出したマグマが急激に冷やされて柱状に固まり、渓谷をなしているのが「サンタ マリア レグラの玄武岩質柱群(サンタ マリア レグラ玄武岩プリスムス)」。均一に内側から外側へと固まったため、五角形から六角形の柱が連なる奇岩が形成されました。
角柱一つの直径は約50cm、高さは30m〜50mあり、その迫力に圧倒されます。整備された公園内では、渓谷に渡された縄と板だけのシンプルな吊り橋から岩を見下ろしたり、渓谷の下に降りて間近から岩を観察したり、さまざまな角度から観察できますよ。
<基本情報>
住所:34, Santa Maria, 43500 Regla, Hidalgo,
電話番号:+52-771-527-7570
営業時間:8:00〜20:00
アクセス:パチュカから車で約1時間
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見て触れて!好奇心が湧き上がるメキシコ バハカリフォルニア・スルby スズキ ミズエ
アメリカから国境沿いに位置するバハ・カリフォルニア半島。ビーチリゾートやサーフポイントとしても有名ですが、半島の南部を占める「バハ カリフォルニア スル」は、他ではなかなか味わえない場所が点在するエリアなんです。
クジラが越冬と子育てのために南下する11月から4月には、ホエールウォッチングでザトウクジラ、シロナガスクジラ、コククジラに出会うことができます。さまざまなサボテンが自生する渓谷には、所々に洞窟が。太古の昔、先住民によって描かれた岩絵が今でも色鮮やかに残っています。最南端の町“カボ・サン・ルカス”にある、ボートタクシーでしかアクセスできない秘境ビーチもおすすめです。
<基本情報>
住所:Baja California Sur,
アクセス:ロス・カボス国際空港からカボ・サン・ルカスまで車で約40分
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メキシコ観光の人気スポットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!
(文:トラベルjp 編集部 佐藤)
2024年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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