世界遺産も海も!フィリピンのおすすめ観光スポット16選

世界遺産も海も!フィリピンのおすすめ観光スポット16選

更新日:2024/08/14 16:13

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

太平洋に浮かぶ、大小7000を超える個性的な島々からなるフィリピン。近代的なビル群とアジアの熱気あふれるマニラをはじめ、自然豊かなビーチリゾートのセブ島、ボラカイ島、ミンダナオ島、そして各地に点在するスペイン統治時代の面影宿る世界遺産など、さまざまな楽しみ方を提供してくれる国です。

今回は元旅行会社スタッフでフィリピンに訪れたことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが、おすすめ観光スポットをご紹介します。

1.イントラムロス(マニラ)

1.イントラムロス(マニラ)

マニラ激動の歴史を探して 城塞都市「イントラムロス」を散策

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スペイン語で“壁の内側”を意味する「イントラムロス」は、その名の通り、四方を城壁に囲まれた城塞都市。第二次世界大戦で大部分が破壊されましたが、1980年代に復旧され、当時の歴史を感じることのできる貴重なエリアとなっています。

イントラムロスを訪れたら、ぜひマニラ大聖堂へ。アジア最大級のパイプオルガンと、フィリピンの芸術家による美しいステンドグラスを持つ美しくも神聖な場所です。

<基本情報>
住所:General Luna St, Manila, 1002 Metro Manila
アクセス:LRTセントラル・ターミナル駅から車で約15分 この写真の記事を見る ≫

2.ヴィラ・エクスデロ・プランテーション&リゾート

2.ヴィラ・エクスデロ・プランテーション&リゾート
竹内 あや

足元を水に浸し、滝壺でランチ!フィリピンのココナッツ農園で涼む休日by 竹内 あや

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見渡す限り緑で覆われたココナッツ農園内ある「ヴィラ・エクスデロ・プランテーション&リゾート」。1981年に広大な農園の一部を一般に開放して以来、マニラからの日帰りスポットとして人気を集めています。

なかでも注目を集めているのが、滝が流れ落ちる清流でいただくランチ。滝壺に設けられたテーブルで、足元を水に浸しながらフィリピンの伝統料理が楽しめます。

<基本情報>
住所:Villa Escudero, Km 91, Tiaong, Quezon
アクセス:マニラから車で約1時間30分 この写真の記事を見る ≫

3.タガイタイ

3.タガイタイ

マニラから行く、タガイタイの絶景を楽しむお手軽半日トリップ

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マニラからの半日観光として訪れることのできる避暑地「タガイタイ」。マニラ滞在中に別のエリアへ行ってみたい!という際にぴったりな半日観光スポットです。

有料の公園“タガイタイピクニックグローブ”に行けば、このエリアのハイライトを効率よく満喫することができます。カルデラ湖にちょこんと浮かぶ、世界一小さい活火山“タール火山”もここから見ることができますよ!

<基本情報>
アクセス:マニラからバスで約2時間弱 この写真の記事を見る ≫

4.コレヒドール島

4.コレヒドール島

日本人なら訪れたい フィリピンの軍用島「コレヒドール」の歴史探訪ツアー

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マニラ湾に浮かぶ小さな島「コレヒドール島」。戦略上の要衝であったことから、スペイン統治下時代から重宝された場所です。巨大な砲台が残されており、日本軍の爆撃が直撃して銃口内がへこんだままのものも。島のあちこちに太平洋戦争の名残が刻まれています。

マニラから専用フェリーによるワンデイツアーが組まれており、参加すれば島内の観光スポットも容易に巡ることができます。

<基本情報>
アクセス:マニラからフェリーで約2時間 この写真の記事を見る ≫

5.サン・アグスティン大聖堂(パオアイ)

5.サン・アグスティン大聖堂(パオアイ)

フィリピン・バロックの傑作!パオアイ「サン・アグスティン大聖堂」

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ルソン島北部のパオアイにある世界遺産「サン・アグスティン大聖堂」。フィリピン人によってデザインされた数少ないスペイン様式の教会です。珊瑚とレンガで造られたバロック様式の大聖堂とベルタワーが青空に下に佇む景色は、訪れる人々に当時の様子を想像させることでしょう。

パオアイはスペイン統治時代の古い教会や建物が残る美しく魅力的な街。小さな田舎街の長閑な雰囲気と優美な歴史的建造物との対比で、マニラとはまた違う味わいがある場所です。

<基本情報>
住所:Marcos Ave, Paoay, Ilocos Norte
アクセス:マニラから飛行機で約1時間30分でラオアグ(ラワグ)へ。ジープニーに乗って30〜40分でパオアイに到着 この写真の記事を見る ≫

6.ビガン

6.ビガン

世界遺産の街から中世へダイブ!フィリピン・ビガン歴史地区で麗しの夜を

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ルソン島北部の「ビガン」は、南シナ海に面する小さな街。スペインの都市計画に基づいて碁盤目状に整備されており、その石畳の通り沿いには、16世紀の和洋中が織り交ざった建物が立ち並びます。

1999年に世界遺産に登録され、2012年には世界遺産管理における最高モデル、ベスト・プラクティス賞を受賞しています。

<基本情報>
アクセス:マニラからビガンまでバスで10〜12時間。ルソン島北西端にあるラオアグ(ラワグ)からビガンまではバスで約2時間 この写真の記事を見る ≫

7.コルディリェーラの棚田群

7.コルディリェーラの棚田群
Mayumi Kawai

天国への階段!世界遺産フィリピン・コルディリェーラの棚田で絶景ハイキングby Mayumi Kawai

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“天国へ昇る階段”と比喩される世界遺産「コルディリェーラの棚田群」。山岳地方のバナウェという場所にあり、そこに住む少数民族のイフガオ族によって2000年にもわたり受け継がれてきたものです。機械を使わずに、ほとんど手作業だけで保ってきたというから驚き。地形と人々の営みが生み出した、圧巻の大パノラマです。

<基本情報>
住所:Poblacion, Banaue, Ifugao
アクセス:マニラから車で5〜7時間でバギオへ。バギオからさらにバスで6〜9時間でバナウェに到着 この写真の記事を見る ≫

8.セブ島

8.セブ島
竹内 あや

この冬はセブに決まり! 近くて、リーズナブルな南国リゾートへby 竹内 あや

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アジアを代表するビーチリゾートの一つ「セブ島」。日本から直行便でわずか4時間というアクセスのよさに加え、航空券や滞在費が南国リゾートの中でも比較的リーズナブルというところが人気の理由。

大型リゾートホテルでは設備の整った宿泊施設が多く、目の前の海の透明度がかなり高いところも。子供と一緒でもゆっくり過ごせるような工夫がなされているところも多く、家族旅行にも穴場のリゾートです。

<基本情報>
アクセス:日本から直行便で約4時間 この写真の記事を見る ≫

9.ボラカイ島

9.ボラカイ島
Nami Kita

世界のベストビーチに選ばれた!フィリピン・ボラカイ島by Nami Kita

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美しい自然がたっぷり堪能できる魅惑のリゾートアイランド「ボラカイ島」。海の透明度が抜群で、ダイビングのスポットとしても有名な島。欧米各国や周辺アジア諸国での人気が非常に高く、代表的なビーチであるホワイトビーチは、数々の旅行サイトでベストビーチにランクインしています。

<基本情報>
アクセス:マニラあるいはセブ島で乗り換えをして、カリボ空港もしくはカティクラン空港へ。空港から陸路で港へと移動し、ボートで約15分 この写真の記事を見る ≫

10.エルニド

10.エルニド
いまづる めぐ

透明度の高さが抜群!フィリピン・エルニドの綺麗な海3選by いまづる めぐ

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神々が創造したフィリピンの最後の秘境とも言われている「エルニド」。切り立つ岩山の間を繋げるように広がる美しいラグーンが特徴的な、北パラワン諸島の島々です。海の透明度が高いところは、まるでボートが空中に浮いているように見えるほど。

エルニドのハイライトといえば、“ミニロックアイランド”。黒大理石の断崖で囲まれたラグーンの美しさがダントツです。

<基本情報>
アクセス:小型機でエルニドへ。マニラから約60分、セブ島からは約1時間40分 この写真の記事を見る ≫

11.コロン島

11.コロン島
Mayumi Kawai

神々の楽園!フィリピンの秘境コロン島でアイランドホッピングby Mayumi Kawai

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エルニドと並んでフィリピンの秘境と言われている「コロン島」。ダイバーたちにも人気のエリアです。美しい景色に入り込みながら、アイランドホッピングツアーに参加したり、コロンの歴史や文化に触れるといった旅ができます。また絶滅危惧種に指定されているジュゴンが生息しているので、ジュゴンウォッチングをすることも。

<基本情報>
アクセス:マニラからブスアンガ島まで国内線で約1時間。そこからコロンまでは車で約1時間 この写真の記事を見る ≫

12.プエルトガレラ(ミンドロ島)

12.プエルトガレラ(ミンドロ島)
Mayumi Kawai

絶景ビーチ!フィリピン「プエルトガレラ」は“第二のボラカイ島”by Mayumi Kawai

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ルソン島南部に浮かぶミンドロ島の「プエルトガレラ」は、世界中のダイバーを魅了してやまないダイビングの聖地。日本人には未だなじみの薄い旅先ですが、“第二のボラカイ島”との呼び声も高い絶景ビーチが自慢の港町です。

島のメインは2つのビーチ。遠浅の美しい海が広がる静かな“ホワイトビーチ”、そしてショップやバーなどがある賑やかな“サバンビーチ”です。両方訪れて、自分の好みを知るのもいいですね。

<基本情報>
住所:Puerto Galera, Oriental Mindoro province, Mindoro
アクセス:マニラのブエンディアにあるバスターミナルから約2時間でバタンガス港へ。そこからフェリーで約1時間半〜2時間 この写真の記事を見る ≫

13.ボホール島

13.ボホール島
竹内 あや

フィリピン・ボホール島で世界最小のメガネザル「ターシャ」に出会う旅!映画『グレム…by 竹内 あや

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世界最小のメガネザル、ターシャ。成長したオスでもたった120gほどという手のひらサイズの動物です。野生のターシャを見つけるのは専門家でもなかなか難しいのですが、「ボホール島」にはなんと100%の確率で出会える場所があるのです!

その一つが州都タグビラランから車で北東へ約30分のコレラ村にある“ターシャ・サンクチュアリ”。そしてもう一つは、タグビラランからチョコレート・ヒルズへ向かう途中にある、ロボック村の“ターシャ保護センター”。愛らしい姿を一目見に行ってみてはいかがでしょう?

<基本情報>
アクセス:セブ島からボホール島までフェリーで2時間弱 この写真の記事を見る ≫

14.イロイロ(パナイ島)

14.イロイロ(パナイ島)
手塚 大貴

世界遺産の教会も!フィリピン「イロイロ」は魅力もいろいろby 手塚 大貴

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パナイ島に位置する「イロイロ」。思わず口にしたくなる名前ですね。イロイロはフィリピンでも住みやすいと言われている大学都市で、英語留学先としても人気の場所。

20世紀前半のコロニアル建築が残る街で、足を延ばせば、世界遺産に登録されている“ミアガオ教会”を見ることもできます。ムスリムからの攻撃に対抗するための要塞の機能もあった教会ですが、珊瑚でできた外壁、そこに描かれたヤシの木のレリーフなどから南国らしさもしっかり感じられる教会です。

<基本情報>
アクセス:国内線でマニラから約1時間20分、セブからは約1時間 この写真の記事を見る ≫

15.サマール島

15.サマール島
Mayumi Kawai

フィリピン・ダバオの日帰りリゾート!サマール島で冒険気分by Mayumi Kawai

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発展が著しいダバオからの日帰りリゾートとして人気を集める「サマール島」。白砂のビーチ、エメラルドグリーンの滝があり、海でも滝でも泳ぐことができます。さらにギネス認定のコウモリ洞窟も!フルーツバットと呼ばれる果実などが主食のコウモリが180万羽もいるとのこと。冒険心くすぐるスポットが満載ですね!

<基本情報>
アクセス:ダバオシティからフェリーで約15分 この写真の記事を見る ≫

16.エンチャンテッド・リバー(ミンダナオ島)

16.エンチャンテッド・リバー(ミンダナオ島)
Mayumi Kawai

フィリピンの秘境!奇跡のような魔法の川「エンチャンテッド・リバー」by Mayumi Kawai

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フィリピンの秘境、ミンダナオ島にある「エンチャンテッド・リバー(魔法の川)」。季節によって若干前後しますが午前9〜10時頃、太陽の光が差し込み始めるその瞬間にまるで魔法にかかったようにクリアなブルーウォーターに変化します。

ミンダナオ島というと、かつては深刻な治安悪化が問題視された島で、西側はまだ危険地域でもあります。しかし、魔法の川は東側にあるスリガオ州沿岸部なので、どうぞご安心を。

<基本情報>
住所:Enchanted River, Barangay Talisay, Hinatuan, Surigao del Sur, Mindanao
アクセス:セブもしくはマニラから、飛行機かフェリーでミンダナオ島へ。ダバオ・シティ、スリガオ・シティ、ブゥトアンのいずれかからバスで4〜5時間でビズリグへ。バイクタクシー等に乗り換え、約30分でヒナトゥアンに行き、そこから再度バイクタクシー等で約30分 この写真の記事を見る ≫

フィリピン観光はこれでキマリ!

フィリピンでは島から島へと渡ることも多く、移動距離が長くなってしまうことも。飛行機やバスはもちろん、ジープニーやボートなど、乗り物や移動時間そのものを味わう気持ちで旅をしてみましょう。マニラなどでは、自転車のフレームに竹を使ったバンブーバイクや観光馬車カレッサで街を巡ることもでき、フィリピンならではの特別な体験ができます。

治安はだいぶよくなってきているとは言うものの街中でのスリ被害には十分注意し、秘境といわれる島々では危ない行動などは避け、「また行きたい!」と思うような旅にしてくださいね!

(文:木内つばめ

2024年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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