ベトナムの首都で、政治と文化の中心でもある人気観光地、ハノイ。ベトナムの旅行先としてホーチミンとどっちが良いか迷われるハノイですが、ベトナムの歴史にどっぷりと浸かりたい、古き都独特の風情を感じたい、どこか懐かしい雑貨を探したり、街の人々と触れ合いたい方にはおすすめ。日本では見かけない“絶品珍味”も!LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材したおすすめ観光スポットをご紹介します。
日本からベトナムの首都ハノイへは、成田空港・羽田空港・関西国際空港などから毎日就航しています。東京からの所要時間は約5時間で、空港からは市バスも運行。
ハノイの中心部の見どころはベトナム王朝の王城跡「タンロン遺跡」や巨大な市場「チョ・ドンスアン市場」など歩いて行ける範囲内にあります。のんびりとした雰囲気の「ホアンキエム湖」も中心部からもアクセスが抜群。ただハノイ観光のハイライトとも言える「ハロン湾クルーズ」は自力では行きづらいので日帰りツアーや1泊2日クルーズなど、旅行会社のツアーを利用して訪れます。
手軽にハノイを楽しむなら3泊4日ツアーもおすすめ!
この写真の記事を見る ≫
ハノイ観光のハイライトとも言える「ハロン湾クルーズ」は、日中の日帰りツアーが主流。
美しいハロン湾の景色は朝夕にあります。そこでおすすめなのが1泊2日の旅。朝靄に包まれて青みがかった日の出前。1日の終わりは黄金色。静かな湾に佇む無数の奇岩に囲まれ、時間の移り変わりとともに変わってゆく神秘的な景色に包まれます。
この写真の記事を見る ≫
ハノイの中心部に位置する、ベトナム王朝の王城跡「タンロン遺跡」。かつての王城中枢部にあたる「タンロン遺跡」の特徴は、各時代の遺構が層となって地中に現存するという点です。
出土品からは北方の中国文化や南方の古代チャンパ王国の影響も見られ、複数の文化が融合したハノイ特有の様式が残ることから、2010年にハノイ‐タンロン王城遺跡中心地区として、世界遺産に登録されました。
この写真の記事を見る ≫
あぁ、哀愁のハノイ駅!列車旅の前に絶品フォーを楽しもう!by 沢木 慎太郎
地図を見る「ハノイ駅」は、鉄道ファンにとってはたまらない聖地。日本ではかなり珍しくなったディーゼル機関車が整然と並び、旅情と哀愁をくすぐられます。
線路へは立ち入ることができ、自由に写真撮影が可能。ホームや線路内には物売りのおばちゃんが自転車でのんびり線路を横切る風景も。東京駅ではまず考えられないような、楽しすぎるローカルな風景!これが、ハノイ駅のたまらない魅力です。
この写真の記事を見る ≫
ベトナムのパリ!ハノイ初心者にもおすすめ観光モデルコースby 沢木 慎太郎
地図を見るホアンキエム湖の北に広がる「ハノイ旧市街」。青々と茂る街路樹の間に、フランス・パリ風のモダンな街並みが垣間見られます。別名“ハノイ36通り”と呼ばれ、これは36種類の異なる品物を商う職人の街という意味。
大教会や西洋風のモダンな街並みが連なり、昔ながらのベトナムのよさも感じられるのが魅力的。のんびり街を歩き、眺めの良いテラス席(写真はカフェ“ラ・プレイス”)でまったりするのが旧市街を楽しむコツ。
この写真の記事を見る ≫
ハノイ旧市街のシンボル「ハノイ大教会」。周辺は、お洒落なカフェや雑貨店が密集している、大変人気のエリアです。
カラフルな建物が連なっている中で、ぽつんと現れるこの教会。ここは年末年始問わず毎日開放されていて、入場料も無料。ミサは土曜日と日曜日に行われているので、参加してみるのも面白いかもしれません。
この写真の記事を見る ≫
情緒漂う街並み!ベトナムの歴史を感じさせる首都・ハノイby 古川 悠紀
地図を見るハノイの街の中心に広がる「ホアンキエム湖」。湖にまつわるレロイ王と亀の伝説は、現在でも水上人形劇で語り継がれています。
ホアンキエム湖の周辺では遊歩道で散歩したり、ベンチで日向ぼっこをするベトナム人を見ることができ、また、古き情緒がある建物が並び、そこから見下ろすハノイの街並みは美観。何をすることもなく、ただただゆっくりとした時間を満喫するのもいいでしょう。
この写真の記事を見る ≫
ホアンキエム湖の浮島に立つ「玉山祠(ぎょくさんじ)」は、大亀がもたらした神剣で15世紀に中国明軍を打ち破った伝説で、多くの観光客やハノイ市民を惹きつけています。ホアンキエム湖に巨大亀が出現すると“瑞兆”と言われ、ベトナムばかりか遠く日本までもニュースが伝わります。
玉山祠がある玉山島(ぎょくさん島)へは、歩行者天国で賑わう大通りから、朱塗りが美しいフク橋を渡ります。
この写真の記事を見る ≫
ベトナム土産が安い!ハノイのドンスアン市場でプチプラ観光旅行by 沢木 慎太郎
地図を見る「チョ・ドンスアン市場」は、ハノイの旧市街にある巨大な市場。3階建ての建物で、1階は雑貨や靴、かばん、アクセサリー、電化製品といった日用雑貨、2〜3階は主に衣料品が、とっても安い値段で販売されています。
数ある商品の中でもイチオシの商品は、ベトナムの民族衣装のアオザイ。丹念に刺繍で織られたアオザイが1万円以内で、普通であれば2000円ほどで手に入れることが可能。やっぱり安い!
この写真の記事を見る ≫
乙女心くすぐる!ハノイ旧市街の「おもちゃ&アオザイ通り」by 沢木 慎太郎
地図を見る小さな女の子が喜びそうな可愛いおもちゃの数々。おもちゃ屋だと思っていたら、なぜかベトナム民族衣装のアオザイも売られている不思議な通り。ハノイの旧市街にある「ルオンヴァンカン通り(おもちゃ&アオザイ通り)」は、女子に人気の可愛くて美しい品がいっぱい!
日本人にはどこか懐かしいノスタルジックなおもちゃ、そして色鮮やかなアオザイ。見て歩くだけでも楽しむことができます。
この写真の記事を見る ≫
ハノイに行ったら絶対に訪れてほしいのが、ベトナム随一の規模を誇る、旧市街の「ナイトマーケット」。入口はホアンキエム湖の北側から徒歩1分の距離にあり、ライトアップされたピンク色の電飾が目印になります。
ハンダオ通りからドンスアン通りまでの直線約300mの通りが、ナイトマーケットの開催場所。金曜日から日曜日までの週末のみ、19時から24時頃まで開かれています。
この写真の記事を見る ≫
ベトナムのパリ!ハノイ初心者にもおすすめ観光モデルコースby 沢木 慎太郎
地図を見るかつてベトナム王朝の中枢であったタンロン王城跡の南側に位置する「文廟(ぶんびょう」。中国の思想家、孔子を祀る廟で、立派な門構えや庭園が美しく整備され、散策コースに最適な観光スポット。ベトナムで最も古い大学が置かれていた場所で、王族や貴族の子弟や官僚が学んでいました。
学問にご利益のある場所として、ハノイの学生たちに出会うこともあり、ベトナム人との触れ合いを楽しむこともできます。
この写真の記事を見る ≫
ハノイ観光おすすめ!「タンロン水上人形劇場」の楽しみ方by 沢木 慎太郎
地図を見る池のステージを舞台に色鮮やかな龍が舞い、愛くるしい顔の人形たちが繰り広げるショーが鑑賞できる「タンロン水上人形劇場」。ここでは、約4000本以上もある人形芝居の中から、太鼓演奏・農村の生活風景・鳳凰の踊りといった14の選りすぐりのお芝居を見ることができます。
お祭りの太鼓、龍の舞、仙女の踊りなど見ているだけでも楽しめますが、日本語のパンフレットもあるのでチェックしてみましょう。
この写真の記事を見る ≫
ベトナムで買いたい!「バッチャン焼き」素朴なデザインの魅力by 結月 ここあ
地図を見る「バッチャン村」はハノイの南東にあり、車で30分程で行くことができます。村全体が陶器専門店で、約100軒の工房が軒を連ね、村人の90%近くが陶器作りに従事していることから、焼き物の村と呼ばれています。
この村で焼かれたものだけが“バッチャン焼き”と言われます。安く売られているものは、偽物のこともあるので、裏側の刻印(BAT TRANG)を確認してくださいね!
この写真の記事を見る ≫
ベトナムではビールの人気が非常に高く、大手メーカー以外にも30〜40のマイクロブルワリーがあり、その多くはハノイとホーチミンに集中しています。
ハノイでは朝8時にになると、ビールの店が開店します。口当たりは軽く、お財布にもとっても優しいベトナム生ビール。モッ、ハイ、バー、ヨー(1, 2, 3, Dzo)!の乾杯の掛け声とともに「ベトナムビール巡り」はいかがですか?
この写真の記事を見る ≫
ベトナム珍観光!ハノイ駅〜ロンビエン駅へ小さなディープ旅by 沢木 慎太郎
地図を見る「ロンビエン橋」は、ベトナム北部を流れる紅河に架かる全長約1700mの鉄橋。完成は、フランス植民地時代の1902年。約120年前に造られた鉄橋が、今も現役の鉄道橋として使われています。
実は、この橋を設計したのは、パリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルという説も。真相は定かではありませんが、重厚な美しい姿は、エッフェル塔をイメージさせるものがあります。
この写真の記事を見る ≫
グロテスク?ベトナム旅で「孵化直前ウズラ卵」にチャレンジby 沢木 慎太郎
地図を見る日本人が初めてベトナムに観光旅行に行ったら、一番驚かされるのが食文化。庶民の市場に行けば、カメやタニシ、ナマズ、昆虫が生きたまま売られています。
なかでも、おすすめは「チュンクッロン」。孵化する直前にゆでたウズラの卵のことですが、細い小枝を食べているようなコリコリとした食感。見た目は少しグロテスク。ですが、味わい深い名物料理です!
この写真の記事を見る ≫
ハノイではそれぞれの観光スポットで距離が離れているので、タクシーでの移動が便利。日中に玉山祠やタンロン遺跡、ホーチミン廟などを一巡り。夜はタンロン水上人形劇場を鑑賞して、曜日が合えばナイトマーケットへ。
バッチャン村へは車で30分程なのでタクシーで向かうこともできますが、心配な方はツアーに参加するのもおすすめ。安く済ませるならちょっとハードルが高いですが、バスで向かうこともできますよ!
街を散策したり雑貨を買い集めるのも楽しいですが、1日はハロン湾の美しさを満喫できるクルーズに参加するのがおすすめです。
事前に準備して、効率よくハノイ観光を楽しみましょう!
この記事の関連MEMO
- 広告 -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -