タイ南部の“アンダマン海の真珠”と呼ばれる人気観光地・プーケット島。タイ最大の島で、エメラルドグリーンの海と白砂のビーチを携えながらも、アジアらしい賑やかさも味わえるリゾート。ホテルも多く、ほどよい刺激とリラックスを同時に叶えることができる観光地です。
今回は元旅行会社スタッフでプーケット島に訪れたことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが、プーケットのおすすめスポットご紹介します。
プーケット旅行で絶対外せない!昼も夜も遊べるパトンビーチby 沢木 慎太郎
地図を見る5km以上にわたる白砂の「パトンビーチ」は、プーケットの代表的なエリア。世界中から多くの観光客が集まるメインビーチで、海で泳ぐことはもちろん、パラセイリングやジェットスキー、バナナボートなど、マリンスポーツも満喫できる場所です。美しいサンセットも見られるので、ロマンチックに過ごすこともできるでしょう。
パトンビーチ周辺には旅行代理店が多く、ピピ島などへの離島ツアーを申し込むこともできます。
<基本情報>
住所:Patong Beach - Katu Patong Beach
アクセス:プーケット国際空港から車で約45分
この写真の記事を見る ≫
世界中の夜遊び好きが集結!プーケット島「バングラ通り」by まつり はるこ
地図を見るパトンビーチから垂直に延びる全長500mほど「バングラ通り」は、島随一の繁華街。昼間から夜遅くまで多くの観光客で賑わっており、無数の“バービア(Bar Beer)”と呼ばれるオープンバーが軒を連ねています。
日付が変わる頃に皆が注文し出すのが、名物の“バケツ酒”。タイ産の安酒とソーダ、栄養ドリンクなどをドボドボ注いだだけという豪快なメニュー。記念に頼んでみてはいかがでしょう?
<基本情報>
住所:Bangla Rd.
アクセス:プーケット国際空港から車で約45分
この写真の記事を見る ≫
「オートップ・マーケット(OTOP MARKET)」は、観光客に人気の屋台村。30軒ほどの屋台が立ち並び、美味しいトムヤムクンなどのタイ料理やスイーツ、ジュースが味わえるナイトマーケットです。綺麗に整理された空間で食事ができるので、タイ初心者にもおすすめですよ!
<基本情報>
住所:237/15-20 Rat U Thit Road, Patong Beach
アクセス:パトンビーチより徒歩5〜15分
この写真の記事を見る ≫
パトンビーチの南にあるのが「カロンビーチ」。高級リゾートホテルもあるエリアで、落ち着いて海で過ごしたい方には穴場。また“鳴き砂”でもあり、ビーチを歩いているとキュッ、キュッと音が鳴ります。
賑やかなパトン・ビーチへは車で15分程度で行けるので、昼間は静かなビーチ、夜は食事を兼ねてパトンビーチの歓楽街へ…とメリハリをつけて過ごすこともできます。
<基本情報>
住所:Wiset, Karon, Amphur Muang
アクセス:プーケット国際空港から車で約50分
この写真の記事を見る ≫
3つのビーチを一度に見渡すことができる眺望豊かな「カロンビューポイント」。真っ青な海、白く弧を描いた砂浜、緑の広まりのコントラストが美しく、複雑に入り組んだ海岸線を楽しむことができます。
丘の上に設けられた展望台から見えるのは、手前からカタノーイビーチ、カタヤイビーチ、カロンビーチ。爽快さがたまりませんね。
<基本情報>
住所:4233 Karon, Mueang
アクセス:カタ・ビーチから車で約10分
この写真の記事を見る ≫
16世紀から18世紀にかけて、錫(すず)の採掘と国際貿易で栄えたプーケット。今やリゾート地としてのイメージが大きいですが、かつてはポルトガルやオランダからの商人たちで賑わっていました。当時の名残を垣間見れる場所が「オールドタウン」と呼ばれる旧市街で、グルメ通のタイ人にも人気の名店が軒を連ねています。
<基本情報>
住所: Mueang Phuket, District
アクセス:プーケット国際空港から車で約45分、パトン・ビーチからは車で約30分
この写真の記事を見る ≫
世界の旅行者に一番人気!タイ・プーケット「ナイハン・ビーチ」by 沢木 慎太郎
地図を見るプーケット最南端に位置する絶景ビーチ「ナイハンビーチ」。あまり馴染みがないかもしれませんが、実はトリップアドバイザーが発表した“タイのベストビーチ”で第1位、“アジアのベストビーチ”でも第5位という人気を誇る、隠れた名所なのです。
ナイハンビーチの魅力は、約2kmにわたる白砂と澄み切った海。心に残るようなパノラマが待っています。
<基本情報>
住所:Rawai, Amphur Muang
アクセス:オールドタウンから車で約30〜40分
この写真の記事を見る ≫
島の最南端に位置する「プロムテープ岬」。海に向かって細長く突き出した崖の上から、アンダマン海に浮かぶケウヤイ島やケウノイ島などを望むことができます。
陽が傾き、海が黄金色に輝き始めると、プロムテープ岬が色鮮やかに燃え上がります。ぜひこの瞬間を狙って訪れてみてはいかがでしょう?ドラマチックな写真撮影が楽しめますよ。
<基本情報>
住所:Rawai, Mueang
アクセス:パトンビーチから車で約30分
この写真の記事を見る ≫
プーケットの北側にあり、ウミガメの産卵地として有名な「マイカオビーチ」。天候や海の状態によりますが、ウミガメの産卵を見るなら11月〜2月頃、日没から深夜にかけてが狙い目です。
ビーチ沿いには高級リゾートホテルもあるので、繁華街の喧騒から離れてのんびり過ごすのに最高の場所です。
<基本情報>
住所:Mai Khao, Amphur Thalang, 888
アクセス:プーケット国際空港から車で約15分
この写真の記事を見る ≫
幻のビーチにも上陸!プーケットから『ピピ島』への1日旅by まつり はるこ
地図を見るプーケットからの日帰り観光で絶大な人気を誇る「ピピ島」。レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』の舞台となったことでも知られており、岩山に囲まれたエメラルドグリーンの海でシュノーケルなどを満喫できます。
TVや雑誌などの“死ぬまでに一度は見ておきたい絶景”系の企画では、必ずランクインするピピ島。特に有名な“マヤビーチ”だけをピンポイントで訪れたいという方は、定期就航のフェリーチケットのみをツアーカウンターで手配するのがおすすめです。
<基本情報>
アクセス:プーケット島からフェリーで約1時間程
この写真の記事を見る ≫
お子様連れの旅行では、ぜひプランに盛り込んでいただきたい「プーケット ファンタシー」。ラスベガス式の豪華絢爛な劇場ショーが見られる夜型テーマパークです。象の曲芸や、ハラハラするようなアクションをたっぷり堪能できる場所。夕食付きならバイキング形式でお腹も満たされますよ!
画像提供:Phuket FantaSea Public Company Limited
<基本情報>
住所:99 Moo3 Kamala Beach, Kathu
アクセス:パトンビーチから車で約15分
この写真の記事を見る ≫
タイ・プーケットのパワースポット「ワット・シャロン寺院」by 沢木 慎太郎
地図を見るプーケット島にも多くのタイ人から信仰を集める仏教寺院があります。「ワット シャロン寺院(Wat Chalong)」はプーケット最大で、最強のパワースポットとして知られる場所。金色の装飾を纏ったおしゃれな仏舎利塔は観光客にも人気のフォトスポット。その1階〜2階にはブッダの生誕から入滅までのストーリーが色彩豊かに描かれ、3階にはブッダの遺骨(仏舎利)が納められています。
<基本情報>
住所:70 Moo 6 Chaofa Road (West) Chalong
アクセス:パトンビーチから車で約30分
この写真の記事を見る ≫
プーケットの寺院をもうひとつご紹介。観光地プーケットであることを忘れてしまうような、緑に囲まれた「ワット シンスパーラーム」。落ち着いた趣と開放感で、心がほっと一息つけるお寺です。
ここでは、毎朝行われているタンブンの儀式に参加することができます。タンブンとは「徳を積む」という意味。僧侶にお渡しする日用品や食事などを持参して、タイ仏教の世界に触れてみては?
<基本情報>
住所:住所:Chalong, Mueang Phuket District
アクセス:ワット・シャロン寺院から車で約5分
この写真の記事を見る ≫
タイのお酒といえば、シンハーやチャンなどのビールが思い浮かぶでしょうが、プーケット島発のお酒でジワジワと人気を集めているのがラム酒です。オーガニックなサトウキビでラム酒を作る「チャロンベイ蒸溜所」では、工場見学を実施。
ラム酒作りの工程を知ることができ、お楽しみの試飲タイムも。カクテル作りのワークショップなどもあります。
<基本情報>
住所:14/2 Moo 2, Palai, Soi 2, Chalong, Amphur Muang
アクセス:プーケットタウンから車で約15分
この写真の記事を見る ≫
「タイガーキングダム」は直にトラに触ったり、一緒に写真撮影ができる稀有なスポット。迫力ある大きなものから可愛らしい赤ちゃんタイガーまで、お好みのサイズを選んで触れ合うことができます。かなりの緊張感がありそうですが、こういった施設はなかなか日本にはないのでご興味のある方はぜひ!
<基本情報>
住所:118/88 Moo 7, Kathu
アクセス:パトンビーチから車で約15分
プーケット島のすぐ北に位置するパンガー湾。大小約160の島々が散らばる風光明媚な多島が海に散らばる印象深い場所です。その中のひとつ「パンイー島」では、“海の民”と呼ばれるモーケン族が海上で生活を送る姿を見ることができます。
パンガー湾には、映画『007/黄金銃を持つ男』のロケ地になった場所も。ジェームズ・ボンド島という島があるので、パンイー島と併せて巡ってみては?
<基本情報>
住所:Koh Panyi Phang-Nga
アクセス:プーケット国際空港から車で約50分(プーケット発の観光船も便利です)
この写真の記事を見る ≫
タイらしい観光やグルメを味わいながらも、ビーチやプールを持つリゾートホテルでのんびり過ごすことができるプーケット島。賑やかにも穏やかにも過ごせるバランスのよさは魅力的ですね。
5月から10月は季節風の影響で、パトンビーチなどがある東側の海の波が高くなります。しかしこの時期は宿泊費が安くなる傾向も。陸の観光やホテルライフを中心にプーケット旅行を楽しんでみてくださいね!
(文:木内つばめ)
2024年8月の情報となります。営業状況など最新情報は、公式サイトなどでご確認ください。
- 広告 -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/6更新)
- 広告 -