台湾では朝食は外で食べるという文化があり、街には朝食店が数多くあります。定番のメニューは、豆乳に油條(揚げパン)を浸して食べる豆漿、お粥、蛋餅など。早朝から長蛇の列ができる「阜杭豆漿」といった超人気店もあり、ホテルの朝食はスルーして朝食店に駆けつける観光客も急増中。定番メニューの有名店から絶品サンドイッチ店まで、LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材した台湾の人気朝食店のおすすめをご紹介します。
台湾人は朝ごはんが大事!台北でおすすめの朝食7店by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る永和豆漿大王という名前のお店がいたるところにありますが、どのお店もそれぞれ独自のメニューや値段設定があり同じチェーン店ではありません。おすすめは、MRT大安駅から徒歩5分ほどのところにある「永和豆漿大王」。
人気朝食メニューは、ふわふわのおぼろ豆腐のような塩味の豆乳スープ“鹹豆漿”ですが、肉髭(ロウソン)と呼ばれる豚肉を繊維状にしたものをトッピングに使っているのが特徴で、味がしっかりしています。肉髭をたっぷり入れた飯トンと呼ばれるおにぎりもおすすめ。
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「世紀豆漿大王」は、台湾で地元の人や観光客に愛されている朝ごはんの店。豆漿(豆乳)や油條(揚げパン)、蛋餅(玉子焼き)など、台湾ならではの朝食が気軽に食べられます。
“鹹豆漿”が一番人気ですが、卵焼きを小麦粉の皮でクレープみたいに巻いた、皮はもちもち、卵はふわふわの“蛋餅”も美味しい!備え付けのソースをかけると、味が変わって楽しいですよ。ほんのり甘い豆漿のドリンクもおすすめ。MRT雙連駅2番出口を出てすぐ。
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台湾の三大観光名所の一つとされる中正紀念堂がある、MRT淡水線・小南門線の中正紀念堂駅から徒歩3分ほどで行けるのが、朝から行列ができる「鼎元豆漿」。
こちらのおすすめは“鹹豆漿加蛋”。塩味の豆乳にネギやザーサイ、干しエビ、油條などがトッピング。加えて、生卵を一個といたものも入っています。“加蛋”が卵を加えるという意味。小籠包も人気メニューで、大きめの小籠包が8つ入りでなんと100元(日本円で400円弱)!
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MRT台北小巨蛋駅から徒歩10分ほどのところにある「秦小姐豆漿」は、鹹豆漿も美味しいのですが、1時間ほどで売り切れてしまうという絶品豆乳パンが大人気。オレンジピールが練りこまれていて口に入れた瞬間ふわっと爽やかな香りが!鹹豆漿と合わせると最高の朝食セットになります。
薄焼き卵などをクレープ状の生地で包んだ蛋餅に大根餅、肉まん、ごまだれで食べる涼麺という和え麺などもボリューム満点でリーズナブル。
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煮込んだ牛肉と一緒に味わえる台湾名物“肉粥”は、牛肉の味わいもしっかり出ていながら、意外とあっさりと食べられてしまう台湾定番の朝食メニュー。そのメニューが味わえるのが、MRT龍山寺駅そばにある「周記肉粥店」。
朝から多くの地元民で繁盛する人気店で、牛肉のお粥以外にも海鮮や鶏肉など、様々なメニューが揃っています。紅焼肉(豚の唐揚げ)、青菜などのサイドメニューも充実していて美味しいのでおすすめ。
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台北おすすめ朝ごはん・迪化街「清粥小菜」でいただく優しいお粥by 東郷 カオル
地図を見る人気のエリア迪化街の永楽布市場前にある「清粥小菜」は、日本人の口にも合う優しい味のお粥のお店。お粥なので基本的にごはんにトッピングするだけなので、注文はとっても簡単。小皿を指差しでOK。
おすすめは、湯葉と肉そぼろ。肉そぼろは、そぼろはもちろんのこと、だし汁も良い味が出ていますので、お粥に混ぜながらいただくと格別。湯葉もお野菜も優しい味付け。遅い時間に行くと小皿の種類が減っていくので早起きして出かけましょう。MRT北門駅から徒歩約10分。
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台北でこんな朝食を食べたい!「迪化街」の地元民が集う名店by 木内 つばめ
地図を見るレトロな街並みが魅力の迪化街には美味しい朝食のお店が揃っています。「民楽旗魚米粉湯」もその中の一つ。その名の通り、米粉湯=ビーフンのお店で、席に着くなりドカッと運ばれるのはカジキを煮込んだスープに浸るビーフン。
スープは、最初に焦がしネギの香ばしさが口に広がり、それでいてあっさりしているので全部飲めてしまいます。短めのビーフンとスープの両方をレンゲに乗せてお口へ。まさに体に染み渡るような美味しさ! 「清粥小菜」のすぐそばにあります。
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台北でこんな朝食を食べたい!「迪化街」の地元民が集う名店by 木内 つばめ
地図を見る同じく迪化街にあるのが「佳興魚丸店」。ここの名物は魚丸と呼ばれる他の団子より一回り大きい白い団子。その正体はなんと鮫のすり身!ふわっふわに膨らんだ団子は、弾力がありながらもなぜか軽やかという他では口にしたことのない不思議な食感。
驚きはさらにあり、中にはもう1つ豚肉のお団子が入っているのです。鮫と豚の相性、想像つかないと思いますが鮫にクセがないのでじゅわっとした豚のジューシーさが活かされて絶品。迪化街の北のほうにありMRT大橋頭駅から徒歩で約10分。
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台北のおすすめ朝ごはん「阜杭豆漿」は並んでも食べるべし!by 東郷 カオル
地図を見る現地の人や台湾ツウに“台湾でおすすめの朝ごはんは?”と聞くと必ず名前があがってくるのが「阜杭豆漿」。MRT善導寺駅を出てすぐのビル、華山市場の2階にありますが、建物の外にまで行列が延びているので迷うことはありません。
ここで絶対に外せないのが“鹹豆漿”。はじめから揚げパンがいくらかトッピングされていますが、別に揚げパンを注文しておくと更に美味しく! 一口食べると行列の理由がわかるほどのお味。薄いクレープ生地のような“蛋餅”もおすすめ。
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台湾の朝食といえば豆漿や蛋餅が有名ですが、三明治(サンミンチー)と呼ばれるサンドイッチもポピュラーな朝食のひとつ。中でも行列の絶えない人気のお店が、MRT中正紀念堂駅より徒歩5分の「高三孝タンカオ吐司」。
おすすめは“豬排總匯三明治(ポークミックスサンド)”。豚ロース肉を調味料に漬け込んだ後こんがりと焼き上げ、ブランド卵で作ったオムレツ、野菜、卵入りのポテトサラダとともに挟んだボリューム満点のサンドイッチ。お店から提供されるビニール手袋を付けていただきましょう。
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台湾の人気朝食店はいかがでしたか?
今回ご紹介したのはどれもどれも台北っ子に人気の朝食店ばかり。行列ができるお店も多いですが、どこも回転は早いので、諦めることなく列に並んでみましょう。地元客になった気分で台湾の食文化を体験・・・きっとホテルの朝食では得られない貴重な思い出になることでしょう。
朝から台湾定番の朝食をしっかりとって、一日のスタートを切ると気分も最高!
今回ご紹介した台湾の朝食店、ぜひプランに組み込んでみてくださいね!
※掲載しているメニュー、価格は各記事作成時のものです。メニューや価格については変更となる場合があります。詳しくは店舗の公式サイトにてご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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