香港の夏は華やかで色彩豊か。ビーチやルーフトップバーで過ごしたり、アウトドアも楽しい季節です。コーズウェイベイやシャムスイポーのレストラン、香港サウスサイドのユニークな景観、香港最大のショッピングエリアのチムサーチョイなど、見どころや楽しみ方がたくさん!ここでは香港政府観光局おすすめの、SNS映えする“香港体験”をご紹介。日本のメディア初登場のThe Pulseの“Cabana”も必見!
歴史を物語る英国統治時代の建物から、無国籍なライフスタイルコンセプトショップ、クールなバーや国際色溢れるレストランまで、中環(セントラル)は東西文化の伝統と進化の魅惑的なメドレーであり、この街そのものと言えます。
「オールド・タウン・セントラル」にある、かつて学校だった建物一帯の壁に新しく描かれた壁画にも、そのコントラストがはっきりと表れています。Hollywood Roadには、アメリカのクルーナー、フランク・シナトラの肖像など往年のスターを描いた大きなグラフィティ・ウォールも。
スターフェリー乗り場のビュースポットから眺める世界的に有名な湾の景色、広大なショッピングモールなど、尖沙咀(チムサーチョイ)には地元の人や観光客などが楽しめる刺激的なアトラクションが多彩です。
香港の日没はドラマチックなほど壮大!それを一目見るのに最高の場所が、ビクトリア・ハーバーのすぐ近く、尖沙咀の「ハーバーシティ」です。ここには夕闇が迫る景色を眺めるのに絶好のポイントがいくつもあります。
流線的でソフトな曲線が優雅な、ホンハムにある香港理工大学の「イノベーション・タワー」。このタワーは英国の建築家ザハ・ハディッドによる設計で、大学の施設として多目的に使用されています。
早朝の果物市場の喧騒、日中のランガムプレイスなどの賑わい、夜のパブの終わらないひしめき合い、旺角(モンコック)周辺は24時間眠ることがありません。でも少し目線を変えると、落ち着いた路地や心地よいカフェがあるのもこのエリアの魅力です。
油麻地街坊会学校近くにある、「花の階段」をご存知でしょうか?歩行者用のコンクリートの階段が、赤いバラ、ひまわり、チューリップ、そしてラベンダーといった美しい花のモチーフでペイントされ、カラフルな華やぎが見られます。
シャムスイポーにあるユースホステル、Mei Ho Houseの広々としたカフェ「House41」の、濃い緑色の廊下と壁にかけられたビンテージの看板は、古い時代の名残です。端正な黒いソファや、パターン柄のタイル床とマッチして、奇抜さと魅力がカフェに醸されています。またウォン・カーウァイ風の写真を撮るのに最高のセッティングでもあります。
ここでぜひ味わってほしいドリンクは、アイス小豆ミルクとアイスグラスジェリー・ミルク。どちらも地元Vitasoyブランドの豆乳を使用しています。
延々と何ブロックも同一の形の建物が連続する香港スタイルのビルには、どことなく魅力的なものがあります。Nam Shan Estate(南山邨)はそうしたビルの中でも特に圧巻!
この公共住宅は、夜には怪しげな黄緑色に発光し、格子状のユニットがこの建物を高度な幾何学構造に見せています。ここには、“P7”と呼ばれる毎晩行列ができる人気エッグワッフルの店など、地元の人たちに人気のレストランや屋台もあります。
シャムスイポーの黄竹街から外れた狭い路地に、広東ポップスター、レスリー・チャンのポートレイトが1枚だけ糊付けされています。
レスリー・チャンは俳優であり歌手でもありました。彼の映画や歌は、香港だけでなく非常に幅広く世界中を魅了しました。亡くなったのは2003年ですが、世界中の熱心なファンは今でも彼の死を悼んでいます。
美しい自然に恵まれた元朗(ユンロン)と大旗嶺村(タイケイレン)を結ぶ「歩行者用地下通路」は、視覚的な面白さがあり、撮影スポットとしておすすめ。鮮やかな緑にペイントされた地下通路は暖色系の黄色い照明で照らされ、SF映画の非現実的な場面のよう。長く狭いこのトンネルは、動画や自撮りに最適です。
夏に元朗を訪問するなら、「下白泥(ハーパクナイ)ビーチ」での美しい夕日の景色は見逃せません。マングローブ、養殖池、近くの水面に反射する、1日の終わりのロマンチックな輝きを目に焼き付けましょう。運が良ければ、ハーパクナイを生息地とするトビハゼ、ハクセンシオマネキも見られますよ。
香港島の西側に位置する西環(サイワン)は、最も古い歴史を持つ地域の一つ。Little Creatureのような新しいクラフトビールバーや、Mama Maloufなどのシックなレストランだけでなく、古風で伝統的な香港の名残も数多く残されています。
なかでも、フォーブスストリートの石造りの壁を覆う美しい「ガジュマルの木の根」は必見!石造りの壁は19世紀から20世紀中頃に、土砂崩れを防ぐために英国政府により建造されたものです。
ドラマチックな夕焼けを見たい!それなら「西環泳棚(サイワンスイミングシェッド)」へ。ケネディタウンにあるこの静かな場所は、岩山側にある足場から水中に突き出た大胆な桟橋が特徴です。泳棚(スイミングシェッド)は、人々が泳いだり潜ったりする前に持ち物を置く場所として60年代と70年代に造られました。
夕方、マジックアワーの直前になると、写真を撮ろうとする人々で行列ができるので、早めに現地に到着することをおすすめします。
新旧が共に息づくエリア、湾仔(ワンチャイ)。伝統と現代の融合は、古い街並みに新しい魅力を吹き込んでいます。
湾仔はマルチカラーの文化的ランドマークが数多く見られる地区です。その中でも特に有名なのが、Stone Nullah Laneにある「ブルーハウス」です。4階建てのアパートは、鮮やかな夏の空色。このビルは現在、香港故事館となっていて観光することができます。
Johnston RoadとWan Chai Roadの交差点にある「Chung Wui Mansion」は、虹色のパステルにペイントされています。16階建ての集合住宅は1964年に建築されたもの。この明るく派手な佇まいのビルは、現在では注目を集めるインスタスポットとなっています!
賑やかな銅鑼湾(コーズウェイベイ)は、ショッピング三昧にうってつけのエリア。肩の力を抜いてリラックスできるさまざまなレストランやバー、娯楽施設があります。
なかでも、ザ・パークレーン香港(アプルマンホテル)のレストラン・ラウンジ「SKYE」は、おすすめの一つ。バーの席か、屋外テラスのゆったりくつろげるカウチを選びましょう。どちらの席を選んでも、有名なスカイライン、そして高層ビルとビクトリア・ハーバーを一望することができます。
石澳(Shek O)の南に位置する「ダギラル岬」は、ちょっと足を延ばしても、それだけの価値があるフォトジェニックな場所です。ここでは、すっきりと晴れた日の、手付かずの青空をのこぎり状の岩のフレームが囲む、素晴らしい写真を撮ることができます。
香港は四方を素晴らしいビーチに恵まれていますが、広々とした「レパルスベイ」はその中で最も有名です。夏には、観光客や地元の人などが街を抜け出し、遠くに見える絵画のような山並みを楽しみながら、エメラルドブルーの海で海水浴を満喫できます。
眼下の砂浜と太平洋を眺めながら温泉でのんびりする、そんな贅沢がかなうのが、商業施設The Pulseのルーフトップバー「Cabana」。1万平方フィートの屋外テラスを持つ、このビーチバーには、シックな白のラウンジチェア、豪華な一人用のカバナ、そして6人のグループでゆったり入れる木製の温泉風呂が数多く用意されています。
日本ではまだ知る人ぞ知る存在のルーフトップバーで、贅沢な乾杯はいかがですか?
提供元:香港政府観光局
http://www.discoverhongkong.com/地元の人なら誰もが知っていて、誰もが好きな菠蘿包(ボーローバオ)。広東語でパイナップルパンという意味の甘い菓子パンで、表面はパイナップルの模様が入ったシュガークラフトで覆われています。
フードトラックの「Pineapple Canteen」では、創業者が新しい発想でこの国民的な菓子パンに実際にパイナップルを加えて、新しい商品に仕上げています。ぜひ食べてほしいのは、生のパイナップルとパイナップルクリームを菠蘿包に挟んだ看板商品です。
提供元:香港政府観光局
http://www.discoverhongkong.com/香港政府から営業許可証を交付された最初のフードトラックの一つ「Princess Kitchen」のイチオシ商品は、ドラゴンフルーツボールです。鮮やかな色のフルーツをシャーベットにし、バナナやイチゴ、ブルーベリーなどのフレッシュフルーツのスライス、グラノーラをその上にトッピングしています。
うだるように熱い香港の夏を爽やかにするスイーツ、そしてフォトジェニックな逸品!
香港というと、百万ドルの夜景をはじめ、香港グルメや賑やかな街並み、英国統治時代の名残を感じられるアフタヌーンティーetc.いろんな楽しみ方が紹介されています。
でも、香港にはまだまだ日本では知られていない“美しすぎるスポット”がたくさんあるんです。ここで紹介した場所を訪ねて写真を撮り、友達や家族に自慢するのもいいですよね?
観光のプロが発信する新旧おすすめ“フォトジェニックスポット”を訪ねて、夏の香港へ出かけてみませんか!
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(2025/1/16更新)
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