スペインの首都マドリード。バルセロナと並び、スペイン観光の人気二大都市の一つです。マドリードと言えば、誰しも耳にしたことはあるであろう、サッカーの「レアル・マドリード」の本拠地。サッカー観戦を目的に訪れる人も多いでしょう。またスペインといえば、ハムやバルで食べられるタパスなど、食いしん坊垂涎のグルメもたくさん! トラベルjp ナビゲーターおすすめの観光スポットをご紹介します。
1819年にオープンし、毎年250万人以上が訪れる「プラド美術館(Museo Del Prado)」。16-17世紀を中心に時のスペイン王家が集めたコレクションが展示されています。スペインで活躍したエル・グレコの作品が多く展示されているのが特徴で、他にもフランシスコ・デ・ゴヤの作品「裸のマハ」や「着衣のマハ」など、皆さんも一度はどこかで目にしたことのある作品も多く見つかるはずです。 この写真の記事を見る ≫
マドリード中央駅・アトーチャ駅のすぐ近くにある「ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia)」。近現代美術の展示が中心で、旧病院から改装された建物自体も、既にスタイリッシュ。建物周辺にも彫刻作品が点在していますので、ぜひ訪れた際は巡ってみてくださいね。一番有名な作品はパブロ・ピカソの「ゲルニカ」。予想以上に大きい実物と、モノトーンが出す迫力がすさまじい作品です。 この写真の記事を見る ≫
マドリードの中心、「プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol)」。アトーチャ駅からも地下鉄で一駅、10分あれば到着するところにあるため、迷わずたどり着けることでしょう。プエルタ・デル・ソルとは『太陽の門』という意味で、15世紀、マドリードの城壁の門の一つだったことに由来しています。
この場所は広場になっており、中央にはカルロス三世の銅像、東側にはマドリードの紋章になっているクマとヤマモモの像が立っています。ユニークで愛くるしいこの像は、観光客に人気の撮影スポットでもあります。
「マドリード王宮(Palacio Real de Madrid)」へはプエルタ・デル・ソルより徒歩約15分。1764年に完成したイタリア・フランス風の宮殿です。内部は、ヴェルサイユ宮殿を彷彿させるような豪華絢爛な内装で、部屋はなんと2700もあるそう。
現在、こちらには国王は住まわれておらず、時々国の公式行事に使用されますが、通常は一般公開されています。ただ、入場し見学するとなるとかなりの時間が必要です。観光時間の短い方は、外からの見学をお勧めします。
マドリード王宮を目の前に臨むことができるホテルが、この「ホステル・セントラル・パレス・マドリード」。
お部屋は女性受けが良さそうなシックでリッチな内装で、どのお部屋も18平米以上の広さがありゆったりくつろげます。またオリエンテ広場は車両通行禁止なので、マドリードの中心部でも夜はとても静かで、騒音が気になる方にもおススメ。
窓を開ければ、マドリード王宮とその庭園が一望できます。夜は王宮と庭園が街頭で優しくライトアップされとても幻想的。オリエンテ広場唯一の宿泊施設で、贅沢な景観をお楽しみ下さい。
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「マヨール広場(Plaza Mayor)」は、旧市街の中心、王宮から徒歩約10分、プエルタ・デル・ソルからも約5分の場所にあります。四方を4階建て赤い壁の建物に囲まれた広場で、建物の1階部分は比較的カジュアルなレストランやカフェになっており、市民や観光客で賑わっています。
この広場では、現在も様々なイベントが行われますが、往時には王室儀式、祭、闘牛、市場だけではなく、異端審問や公開処刑までも行われてきました。群衆はこれらに少なからず興奮したはず。現在とは趣を異にし、快楽と恐怖で民衆を操る政治の大舞台でもあったようです。
首都マドリードには「Museo del Jamon(ムセオ・デル・ハモン)」というお店があり、おいしいスペイン料理と生ハムを楽しむことができます。日本語にすると、その名も「ハムの博物館」!
Museo del Jamonはマドリード市内に数店舗ありますが、観光ついでに行くならプエルタ・デル・ソル近くやプラド美術館近くの店舗が便利でしょう。
1階は、生ハムやサンドイッチを売っているデリカテッセン。2階はレストランになっていて、座ってゆっくり食事を楽しめます。またバルも併設されていたりと、スペイン旅行で外せないポイントをギュッと凝縮して味わうことができちゃいます!
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スペイン・マドリードの「サン・ミゲル市場」は、見所が多い旧市街、王宮やマヨール広場のすぐ近く。スペインの美食が揃うスタイリッシュな市場です。各店で買ったものは、店内のイートインコーナーで頂けます。観光の休憩も兼ねて、ワイン片手に美味しいタパスやシーフードをつまんでみませんか? 深夜まで営業していて、テイクアウト可能な店も多いので、忙しい旅行者にはとても便利な市場です。美術館巡りと併せて、旧市街散策も是非どうぞ! この写真の記事を見る ≫
110年の歳月をかけて建築された「アルムデナ大聖堂(LA CATEDRAL DE SANTA MARIA LA REAL DE LA ALMUDENA)」。現在では、マドリード州のカトリック教会の総本部として、重要な役割を担っています。こちらの大聖堂の見どころは、何と言っても「モダンでポップな内装」にあります。外観は上品で美しい「ネオ・クラシカル様式」ですが、内装は「ゴシック・リヴァイヴァル様式」で、ユニークな現代風。現代芸術家による礼拝堂と像は、歴史的復古作品からポップアート装飾まで多岐にわたる様式が採用されています。
レアル・マドリードのホームスタジアム「サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアム」にはチームの歴史が展示されている他、最新ITテクニックをふんだんに活用して展示物を映像化。サッカー知識が無い訪問者でも充分楽しめるように作られています。
マドリードに短期間の滞在であっても、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムの訪問は是非お勧め。サッカーに興味が無い方でも一度は聞いた事のあるレアルマドリードが、マドリード市民にとっていかに誇りであるか、そしてスペインでのサッカーの歴史がいかに長いもので、国民に愛されているものであるかということが分かるでしょう。
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マドリードには有名な食品市場が幾つかありますが、その中でも新らしく生まれ変わったばかりの「サン・アントン市場(Mercado San Anton)」は超・穴場スポット!
サン・アントン市場はマドリードのチュエカ地区のアウグスト・フィゲロア通りにあります。全4階からなる市場は、地下階はスーパー、地上階は新鮮な青果、肉、ハム、魚介類、チーズ、ナッツ等の販売、2階はフードコート、3階はレストランです。ズコーンと天井まで吹き抜けになった市場内部は太陽光も差し、明るくとても印象的です。3階にはテラス席もあり、気候の良い時期は外に座るととても気持ちが良いのでオススメです!
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ヨーロッパ観光の定番とも言える、大聖堂や美術館。美味しいものが豊富な市場やサッカーのスタジアムなど、見どころ満載&バリエーション豊かなマドリード。それぞれの好みにあった観光テーマを決めてから、訪れるべきスポットを探してみるのが良さそう!
またマドリードから少し足を延ばせば、世界遺産のある古都トレドや、ローマ遺跡の水道橋が有名なセゴビアなど、周辺観光も充実! マドリードを拠点にして、スペイン観光のハイライトを楽しんでみてください。
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